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第三章_星満
15.師匠
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最終日、朝食の後片付けを終わらせて下山する時間になった。
余力があれば北岳に登って広河原まで歩くことも考えたけれど、三週間の疲れもあるし、疲れている時にソロで行動するべきではない。
と判断して野呂川出合まで行き、広河原までは食料を運ぶ山荘の車に乗せてもらうことにした。
「皆さん、お世話になりました。来年も夏休みになったら来たいと思います」
スタッフに挨拶して、木村さんと一緒に沢沿いの道を下る。
「木村さんに会えて、去年は間ノ岳まで行けて、今年は仙丈と甲斐駒にも行けました。
凄い体験ができたと思ってます。来年も絶対に来ますね!」
「ミツル君、去年はまだまだ体力不足だったけど、今年は俺と同じペースで登れるようになったな。
トレーニング頑張ったんじゃないかい?」
「あっ、そう言えば、去年は全然付いて行けなくて、ちょくちょく待っててもらってたけど、今年は結構付いて行けてましたね。
今頃気付いたけど、嬉しいですっ!」
「この後、高校の山岳部で燕に登るんだっけ?
その時にはさ、一年生が辛そうにしてたら、しっかりサポートしなきゃダメだぞ。
高校の山岳部の中では、君はもう上級者の立場だからね」
「そっかぁ…… あんまり意識したこと無かったですけど、高校では僕が皆をリードして行く立場なんですね」
「山登りは頂上に辿り着くまでは辛いけど、登れた時の達成感が素晴らしいよね。
そこまで行けたから見れる景色とかさ、その時だけしか感じられない充実感がいいんだよな。
その気持ちを皆で共有できるように、君が皆を引っ張って行くんだよ」
「はい。分かりました、師匠っ!」
「な、何だよ、師匠って…… 照れちゃうから止めてくれよ」
「木村さんは山の師匠だけではなく、人生の師匠ですよっ!」
野呂川出合で食料と飲料水を運んで来た車と合流した。
木村さんは歩荷で山荘に戻る。
僕は空荷になった車に乗り込み広河原に戻る。
いつものことながら、不思議な充実感と山から離れる寂しさを味わいながら下山した。
横浜に戻ると、一週間で宿題を片付けた。
八月の最後の週に山岳部で北アルプスの燕岳に行くので、今年の夏休みは山三昧だ。
燕岳の登山口は、長野県安曇野市の中房温泉という山奥の温泉にある。
稜線にある燕山荘という山小屋のテント場を利用することになっているが、このルートは北アルプス三大急登と呼ばれている難コースだ。
テント場までの到着時間を逆算すると、当日の移動では無理なので、新宿を夜十一時に発車する夜行バスを利用することにした。大糸線の穂高駅に四時過ぎに到着すると、中房温泉行のバスは五時頃に始発がある。
これに乗れれば六時には中房温泉に到着するので、ゆっくり登っても昼にはテント場に到着できるだろう。
今年は最後尾を歩かせてもらうことにした。
前を歩く人のペースが速いと、何とか遅れないように無理をしてしまいがちだが、僕が一番後ろから「無理しないで自分のペースで歩こう」
と声を掛けることで、オーバーペースを防げると思ったからだ。
一年生と三年生では体力も経験も違う。
経験の浅い一年生に、辛い思いだけをさせてしまわないように、また次も登りたい。
と思ってくれるような登山にすることも、上級生の役目だと感じるようになった。
途中の合戦小屋で名物のスイカを食べて、元気を取り戻した。
ここまでが急だったが、この先は少し楽になる。
残りの距離も短い。
僕たちは最後の力を振り絞って燕山荘まで踏破した。
受付でテント場を借りる手続きをして、テントを設営すると十二時を過ぎた。
夕食は自炊する予定だが、昼食は山小屋の食堂を利用することにした。
夜は去年に続きカレーライスの予定なのでカツ丼を食べたが、山で食べるとどうしてこんなに美味く感じるのだろうか?
これだから山は止められない。
一休みして燕岳まで行くことにした。
往復で一時間程度の距離である。
この山も甲斐駒と同様に花崗岩が多く、山全体が白っぽく見えるのが特徴だ。
途中にある「イルカ岩」「めがね岩」は、その名の通りの形をしている。
稜線はなだらかで歩きやすい。
夜になったらイルカ岩を背景に天体写真を撮ってみようと思う。
山頂で記念写真を撮影した。
去年は北岳に登り、登山の素晴らしさに目覚めてしまったが、今年初めて参加した一年生にも、同じように感じて欲しいと思った。
皆で山頂に立つ充実感は、ここに居なければ味わえない気持ちだと思う。
テントに戻ってから、夕食の用意まで少し時間があった。
各自コーヒーを沸かしたり休息の時間にしていたが、僕は燕山荘の南側の表銀座縦走路を少しだけ歩いてみた。
この道の遥か先に槍ヶ岳が見える。
いつか槍ヶ岳まで踏破してみたいルートだ。
夕食の準備に取り掛かる。
両俣山荘でのアルバイトの経験が生きた。
食材の下ごしらえが格段に上達したのだ。
玉ねぎ・ジャガイモ・人参、何でも持ってこい!
ってな感じである。
両俣山荘は沢沿いの山小屋で水が豊富だったが、稜線上にある燕山荘は飲用水は不自由だ。
去年はトマトやキュウリを沢の水で冷やして丸かじりしたが、ここでは無理である。
雨水を利用した洗い場で洗った後で、カットするのが面倒なので、やっぱり丸かじりしたのだが、去年のほうが美味かったよなぁ……
ってのが本音だった。
カレーライスの味は、去年より上達したのではないだろうか?
今年は僕が中心となって調理したので、「美味いよな!」「美味いだろ?」と美味いを連発したので、こうなると「美味いね」「美味しいです」としか答えられないだろう。本当の評価は微妙ではあるが、まぁまぁ合格点と言える出来ではあった。
夜になり予定通りイルカ岩まで行って天体写真を撮影した。
イルカ岩に流れるように天の川が写る構図で撮れた。
この写真を木村さんに見てもらいたい。
来年まで待てないので手紙を送ろう!
翌朝、夜明け前に再び燕岳に登り、ご来光を拝んだ。
山岳部のメンバーとご来光を拝むのは初めてのことだ。
何と表現すれば良いのだろうか?
昇りくる太陽から、未知のエネルギーを注入されているような、そんな不思議な気分になる。
テント場に戻り撤収の準備だ。
十時前には中房温泉に下山できるだろう。
バスで穂高駅に行き、大糸線で松本駅まで移動できれば、あとは新宿まで特急あずさに乗り、明るいうちに横浜まで帰れるプランだ。
特急あずさが長野県から山梨県に入る頃、右側の車窓に甲斐駒を見ることができた。
二週間前はあの山頂にも立ったのだ。
もう随分前のような気がする。
今年の本格的な登山は今日で終わりだ。
この先は、行けたとしても日帰りで丹沢くらいが精一杯だろう。
今はまだ今年の夏休みだ。
次の本格的な登山は来年の夏休みになるだろう。
気が遠くなるほど先の話しだ。
それまでの期間、地道な体力作りの日々になるのだろう。
二学期になったら、蛮とのキャッチボールの日々も再開される。
次に速球を投げられるのは、いつになるのだろう?
次こそ原因究明のヒントになることを発見できるのだろうか?
列車に揺られながら、そんな事を考えているうちに、僕は眠りに落ちていたようだ。
気付いた時には、車窓はすっかり都会の風景になっていた。
夏休みはまだ数日残っている。
燕岳のイルカ岩で撮った天体写真を引き伸ばして、両俣山荘の木村さん宛てに郵送した。
今の時代、郵送という連絡手段しか無いことが驚きだが、両俣山荘には電話も無いし電波も届かないので携帯電話も通じない。
パソコンはあってもインターネットに通じてないので、完全なる陸の孤島と言えるのだ。
緊急連絡は北岳ヒュッテに電話をして、無線で両俣山荘に連絡してもらうしかない。
木村さんは一年の半分を、電波が届かない両俣山荘で過ごしているので、スマホを持っていない様子だ。
でも残りの半分は何処で何をしているのか、今まで聞いたことが無かった。
次に会う時は、もっと簡単に連絡できる方法を聞いてみようと思う。
余力があれば北岳に登って広河原まで歩くことも考えたけれど、三週間の疲れもあるし、疲れている時にソロで行動するべきではない。
と判断して野呂川出合まで行き、広河原までは食料を運ぶ山荘の車に乗せてもらうことにした。
「皆さん、お世話になりました。来年も夏休みになったら来たいと思います」
スタッフに挨拶して、木村さんと一緒に沢沿いの道を下る。
「木村さんに会えて、去年は間ノ岳まで行けて、今年は仙丈と甲斐駒にも行けました。
凄い体験ができたと思ってます。来年も絶対に来ますね!」
「ミツル君、去年はまだまだ体力不足だったけど、今年は俺と同じペースで登れるようになったな。
トレーニング頑張ったんじゃないかい?」
「あっ、そう言えば、去年は全然付いて行けなくて、ちょくちょく待っててもらってたけど、今年は結構付いて行けてましたね。
今頃気付いたけど、嬉しいですっ!」
「この後、高校の山岳部で燕に登るんだっけ?
その時にはさ、一年生が辛そうにしてたら、しっかりサポートしなきゃダメだぞ。
高校の山岳部の中では、君はもう上級者の立場だからね」
「そっかぁ…… あんまり意識したこと無かったですけど、高校では僕が皆をリードして行く立場なんですね」
「山登りは頂上に辿り着くまでは辛いけど、登れた時の達成感が素晴らしいよね。
そこまで行けたから見れる景色とかさ、その時だけしか感じられない充実感がいいんだよな。
その気持ちを皆で共有できるように、君が皆を引っ張って行くんだよ」
「はい。分かりました、師匠っ!」
「な、何だよ、師匠って…… 照れちゃうから止めてくれよ」
「木村さんは山の師匠だけではなく、人生の師匠ですよっ!」
野呂川出合で食料と飲料水を運んで来た車と合流した。
木村さんは歩荷で山荘に戻る。
僕は空荷になった車に乗り込み広河原に戻る。
いつものことながら、不思議な充実感と山から離れる寂しさを味わいながら下山した。
横浜に戻ると、一週間で宿題を片付けた。
八月の最後の週に山岳部で北アルプスの燕岳に行くので、今年の夏休みは山三昧だ。
燕岳の登山口は、長野県安曇野市の中房温泉という山奥の温泉にある。
稜線にある燕山荘という山小屋のテント場を利用することになっているが、このルートは北アルプス三大急登と呼ばれている難コースだ。
テント場までの到着時間を逆算すると、当日の移動では無理なので、新宿を夜十一時に発車する夜行バスを利用することにした。大糸線の穂高駅に四時過ぎに到着すると、中房温泉行のバスは五時頃に始発がある。
これに乗れれば六時には中房温泉に到着するので、ゆっくり登っても昼にはテント場に到着できるだろう。
今年は最後尾を歩かせてもらうことにした。
前を歩く人のペースが速いと、何とか遅れないように無理をしてしまいがちだが、僕が一番後ろから「無理しないで自分のペースで歩こう」
と声を掛けることで、オーバーペースを防げると思ったからだ。
一年生と三年生では体力も経験も違う。
経験の浅い一年生に、辛い思いだけをさせてしまわないように、また次も登りたい。
と思ってくれるような登山にすることも、上級生の役目だと感じるようになった。
途中の合戦小屋で名物のスイカを食べて、元気を取り戻した。
ここまでが急だったが、この先は少し楽になる。
残りの距離も短い。
僕たちは最後の力を振り絞って燕山荘まで踏破した。
受付でテント場を借りる手続きをして、テントを設営すると十二時を過ぎた。
夕食は自炊する予定だが、昼食は山小屋の食堂を利用することにした。
夜は去年に続きカレーライスの予定なのでカツ丼を食べたが、山で食べるとどうしてこんなに美味く感じるのだろうか?
これだから山は止められない。
一休みして燕岳まで行くことにした。
往復で一時間程度の距離である。
この山も甲斐駒と同様に花崗岩が多く、山全体が白っぽく見えるのが特徴だ。
途中にある「イルカ岩」「めがね岩」は、その名の通りの形をしている。
稜線はなだらかで歩きやすい。
夜になったらイルカ岩を背景に天体写真を撮ってみようと思う。
山頂で記念写真を撮影した。
去年は北岳に登り、登山の素晴らしさに目覚めてしまったが、今年初めて参加した一年生にも、同じように感じて欲しいと思った。
皆で山頂に立つ充実感は、ここに居なければ味わえない気持ちだと思う。
テントに戻ってから、夕食の用意まで少し時間があった。
各自コーヒーを沸かしたり休息の時間にしていたが、僕は燕山荘の南側の表銀座縦走路を少しだけ歩いてみた。
この道の遥か先に槍ヶ岳が見える。
いつか槍ヶ岳まで踏破してみたいルートだ。
夕食の準備に取り掛かる。
両俣山荘でのアルバイトの経験が生きた。
食材の下ごしらえが格段に上達したのだ。
玉ねぎ・ジャガイモ・人参、何でも持ってこい!
ってな感じである。
両俣山荘は沢沿いの山小屋で水が豊富だったが、稜線上にある燕山荘は飲用水は不自由だ。
去年はトマトやキュウリを沢の水で冷やして丸かじりしたが、ここでは無理である。
雨水を利用した洗い場で洗った後で、カットするのが面倒なので、やっぱり丸かじりしたのだが、去年のほうが美味かったよなぁ……
ってのが本音だった。
カレーライスの味は、去年より上達したのではないだろうか?
今年は僕が中心となって調理したので、「美味いよな!」「美味いだろ?」と美味いを連発したので、こうなると「美味いね」「美味しいです」としか答えられないだろう。本当の評価は微妙ではあるが、まぁまぁ合格点と言える出来ではあった。
夜になり予定通りイルカ岩まで行って天体写真を撮影した。
イルカ岩に流れるように天の川が写る構図で撮れた。
この写真を木村さんに見てもらいたい。
来年まで待てないので手紙を送ろう!
翌朝、夜明け前に再び燕岳に登り、ご来光を拝んだ。
山岳部のメンバーとご来光を拝むのは初めてのことだ。
何と表現すれば良いのだろうか?
昇りくる太陽から、未知のエネルギーを注入されているような、そんな不思議な気分になる。
テント場に戻り撤収の準備だ。
十時前には中房温泉に下山できるだろう。
バスで穂高駅に行き、大糸線で松本駅まで移動できれば、あとは新宿まで特急あずさに乗り、明るいうちに横浜まで帰れるプランだ。
特急あずさが長野県から山梨県に入る頃、右側の車窓に甲斐駒を見ることができた。
二週間前はあの山頂にも立ったのだ。
もう随分前のような気がする。
今年の本格的な登山は今日で終わりだ。
この先は、行けたとしても日帰りで丹沢くらいが精一杯だろう。
今はまだ今年の夏休みだ。
次の本格的な登山は来年の夏休みになるだろう。
気が遠くなるほど先の話しだ。
それまでの期間、地道な体力作りの日々になるのだろう。
二学期になったら、蛮とのキャッチボールの日々も再開される。
次に速球を投げられるのは、いつになるのだろう?
次こそ原因究明のヒントになることを発見できるのだろうか?
列車に揺られながら、そんな事を考えているうちに、僕は眠りに落ちていたようだ。
気付いた時には、車窓はすっかり都会の風景になっていた。
夏休みはまだ数日残っている。
燕岳のイルカ岩で撮った天体写真を引き伸ばして、両俣山荘の木村さん宛てに郵送した。
今の時代、郵送という連絡手段しか無いことが驚きだが、両俣山荘には電話も無いし電波も届かないので携帯電話も通じない。
パソコンはあってもインターネットに通じてないので、完全なる陸の孤島と言えるのだ。
緊急連絡は北岳ヒュッテに電話をして、無線で両俣山荘に連絡してもらうしかない。
木村さんは一年の半分を、電波が届かない両俣山荘で過ごしているので、スマホを持っていない様子だ。
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