4 / 71
第一章_長嶋一茂
3.コンバート
しおりを挟む
高校に入学して、すぐに野球部に入部した。
以前同じチームでやっていた先輩や、対戦相手だった先輩が何人かいた。
その頃は自分が一番上手いと思っていたし、実際そうだったかもしれない。
ところが、先輩たちは身体が一回りも二回りも大きくなっていて、すっかり大人になっていた。
パワーもスピードも全く別の次元で、この人たちを押しのけてレギュラーになるなんて絶対に無理だろう。
と思った。
無名の地元公立高校の野球部でそんな風に思っている自分が、プロを目指しているなんて、他人に知られたら馬鹿にされるだろうなぁ……
多城選手のホームランボールを捕球したあの日から、本気でプロ野球選手を目指していたけれど、高校野球の世界に入ってすぐに、そんなの夢のまた夢でしかないよなぁ……
と感じていた。
これまでは、ちょっとだけ自信を失うことはあったけれど、この時ばかりは現実問題として、大きく心に圧し掛かってきた。
希望に満ちて入部したはずなのに、暫くの間は気分が落ち込んでいた。
しかし、何日か練習に参加しているうちに、先輩達の体格が良いことの理由が分かってきた。
この野球部は、野球の練習時間よりも、筋トレの時間のほうが圧倒的に長いのだ。
そりゃぁ体格は良くなるだろう。
どうやら監督の方針でパワーアップしているらしい。
染川高校の監督は堀内監督と言って、近隣では名物監督として知られていた。
強豪私立高校では実績のあるプロの監督を雇うことが多いが、公立高校では赴任している先生が監督になるケースが一般的だ。
堀内監督は先生ではないのだが、学校の職員として勤務している傍ら、監督をやっているらしい。
簡単に説明すると、本職は用務員のおじさんだ。
学校内の整備や点検を行っているが、空き時間に妙なトレーニング器機を自作して、筋トレで使っているらしく、そのせいで先輩達の体格が立派になっているようだ。
監督の考えとして、野球の才能がある生徒は私立に集まってしまうので、普通に野球の練習をしていても勝ち目は無い。
それならば野球は下手くそでも、間違ってバットに当たった時はホームランにしてしまうようなパワーを身に着けよう。
という発想らしい。
なるほど入部した直後は、パワーとスピードに圧倒されたが、よ~く観察していると、先輩達の野球の技術は大したことはなかった。
そうと分かれば僕だってパワーアップしたい気持ちは強い。
精力的に先輩達と同じメニューを実行することにした。
ところがある日、監督から直々に指示が出たのだ。
「長嶋、お前はそれ以上筋トレしなくて良い。必要以上に筋肉を付けるとスピードが落ちる。筋トレよりも毎日20メートルダッシュを50本がノルマだ」
はぁ? 僕だって先輩達のようにムキムキの身体になって、ホームランを打ちたいのに、何言ってんだよ、このおっさん……
「ここに集まる選手は、技術では私立の選手には勝てないから、パワーで対抗しようとしているが、お前には技術がある。
最大の武器はスピードだよ。それを生かせれば一年生から試合に出れる能力があるぞ」
なるほど、そう言われて悪い気はしない。
その日から筋トレはそこそこにして、20メートルダッシュを50本やるようにした。
って、これは筋トレのほうが楽じゃないかっ!
騙されたっ!
染川高校は市街地の北側にある。
市民の山として親しまれている太郎山の麓の坂道の途中だ。
家のある塩田平から、千曲川に向かって基本的には下り坂だが、市街地と塩田平の中間にある東山を巻くように県道が通っているので、アップダウンがあって辛い道だ。
千曲川を過ぎたところが一番標高が低く、そこから高校まではずっと上り坂だ。
片道7キロはある。
そこを毎日自転車通学して、20メートルダッシュを50本やるのだから、足腰の鍛錬には事欠かない。
僕の脚力は自分でも意識しないうちに、かなり鍛え上げられていった。
元々先輩達と比べても、バットに当てる技術と走塁のスピートは秀でていた。
春の大会はスタンドで応援していたが、夏の大会はベンチ入りすることができた。
最初は代走。
次は代打。
高校野球デビューして、結果も出して、本気で勝ち進めるとは思っていなかったものの、甲子園を目指す緊張感を味わいながら、最初の夏は三回戦で敗退した。
新チームになって、僕は中学時代と同じレフトのレギュラーになった。
県大会を勝ち抜き、北信越大会で結果を残せば、春の選抜甲子園に選出される可能性がある秋の大会が始まった。
しかし、運の悪いことに、一回戦で強豪佐久穂大付属と当たってしまったのだ。
相手の先発投手は、同じ一年生の控え投手だったが、140キロを超える速球を投げる投手だった。
僕たちはバットに当てるのが精一杯で、コールド負けで敗退した。
あの投手が控えだなんて、ウチのチームなら絶対にエースなのに……
あの投手を打ち込んだとしても、エースが控えているのだから、ウチのような無名の公立校が勝てるような相手ではない。
一年生投手、しかも控え投手が打てずに負けたことで、あまり目立たなかったのだが、実は敗因はそれだけではなく、僕にも大きな責任があると感じていた。
ランナー二塁の場面で、レフト前に来た打球が五回あった、必死にホームに返球したのだが、一度もアウトにすることができなかったのだ。
地肩が強くないことには気付いていたのだが、この結果は重く受け止めなければならない。
もっと強いチームなら守備力も考慮してレギュラーを決めるはずだ。
今のチームのレベルだからレギュラーになっただけなのだ。
このままでは高校三年生の時点で、プロから声が掛かるはずもない。
大学に進学して野球を続けるにしても、外野手としては通用しないだろう。
コールド負けしたことよりも、自分の外野手としての能力の低さに気付いてしまったことのほうがショックだった。
この先のレベルに対応する為には何をすれば良いのか?
悩みに悩んだ末に僕が出した答えは、セカンドへの転向だった。
サードとショートは肩の強さが要求されるが、セカンドならばファーストまでの距離は近い。
ファーストは守備力よりも打撃力のある選手を起用する傾向が強いので、僕のような小技を売りにするタイプでは競争に勝てる確率が下がるだろう。
セカンドこそが、僕のようなタイプが適任だろう。
野球は頭も良くないとできないと思っているが、小学生の頃から慣れ親しんでいる僕の野球IQは高いと思う。
ランナーがいる場面やアウトカウントにより、セカンドは複雑なフォーメーションに対応できる能力が求められる。
何故もっと早く気付かなかったのか……
新チームのセカンドのレギュラーは、先輩で、しかもキャプテンだった。
セカンド転向を希望すれば、この人に勝たなくてはレギュラーにはなれない。
でも長い目で見れば、見込みのないレフトでレギュラーより、セカンドとして技術を身に付けるほうが自分にとって大切だと思った。
今年はベンチでも、来年のレギュラーを目指すことを決断した。
秋の大会が終わり、春まで公式戦は無い。それでも冬の間のトレーニングが大事なのだ。
無名の公立校なのだが、想像していたよりも意識は高く、部員全員が春の大会を目指し黙々とトレーニングを続ける毎日だった。
僕は慣れない内野守備の練習に必死に取り組んでいた。
以前同じチームでやっていた先輩や、対戦相手だった先輩が何人かいた。
その頃は自分が一番上手いと思っていたし、実際そうだったかもしれない。
ところが、先輩たちは身体が一回りも二回りも大きくなっていて、すっかり大人になっていた。
パワーもスピードも全く別の次元で、この人たちを押しのけてレギュラーになるなんて絶対に無理だろう。
と思った。
無名の地元公立高校の野球部でそんな風に思っている自分が、プロを目指しているなんて、他人に知られたら馬鹿にされるだろうなぁ……
多城選手のホームランボールを捕球したあの日から、本気でプロ野球選手を目指していたけれど、高校野球の世界に入ってすぐに、そんなの夢のまた夢でしかないよなぁ……
と感じていた。
これまでは、ちょっとだけ自信を失うことはあったけれど、この時ばかりは現実問題として、大きく心に圧し掛かってきた。
希望に満ちて入部したはずなのに、暫くの間は気分が落ち込んでいた。
しかし、何日か練習に参加しているうちに、先輩達の体格が良いことの理由が分かってきた。
この野球部は、野球の練習時間よりも、筋トレの時間のほうが圧倒的に長いのだ。
そりゃぁ体格は良くなるだろう。
どうやら監督の方針でパワーアップしているらしい。
染川高校の監督は堀内監督と言って、近隣では名物監督として知られていた。
強豪私立高校では実績のあるプロの監督を雇うことが多いが、公立高校では赴任している先生が監督になるケースが一般的だ。
堀内監督は先生ではないのだが、学校の職員として勤務している傍ら、監督をやっているらしい。
簡単に説明すると、本職は用務員のおじさんだ。
学校内の整備や点検を行っているが、空き時間に妙なトレーニング器機を自作して、筋トレで使っているらしく、そのせいで先輩達の体格が立派になっているようだ。
監督の考えとして、野球の才能がある生徒は私立に集まってしまうので、普通に野球の練習をしていても勝ち目は無い。
それならば野球は下手くそでも、間違ってバットに当たった時はホームランにしてしまうようなパワーを身に着けよう。
という発想らしい。
なるほど入部した直後は、パワーとスピードに圧倒されたが、よ~く観察していると、先輩達の野球の技術は大したことはなかった。
そうと分かれば僕だってパワーアップしたい気持ちは強い。
精力的に先輩達と同じメニューを実行することにした。
ところがある日、監督から直々に指示が出たのだ。
「長嶋、お前はそれ以上筋トレしなくて良い。必要以上に筋肉を付けるとスピードが落ちる。筋トレよりも毎日20メートルダッシュを50本がノルマだ」
はぁ? 僕だって先輩達のようにムキムキの身体になって、ホームランを打ちたいのに、何言ってんだよ、このおっさん……
「ここに集まる選手は、技術では私立の選手には勝てないから、パワーで対抗しようとしているが、お前には技術がある。
最大の武器はスピードだよ。それを生かせれば一年生から試合に出れる能力があるぞ」
なるほど、そう言われて悪い気はしない。
その日から筋トレはそこそこにして、20メートルダッシュを50本やるようにした。
って、これは筋トレのほうが楽じゃないかっ!
騙されたっ!
染川高校は市街地の北側にある。
市民の山として親しまれている太郎山の麓の坂道の途中だ。
家のある塩田平から、千曲川に向かって基本的には下り坂だが、市街地と塩田平の中間にある東山を巻くように県道が通っているので、アップダウンがあって辛い道だ。
千曲川を過ぎたところが一番標高が低く、そこから高校まではずっと上り坂だ。
片道7キロはある。
そこを毎日自転車通学して、20メートルダッシュを50本やるのだから、足腰の鍛錬には事欠かない。
僕の脚力は自分でも意識しないうちに、かなり鍛え上げられていった。
元々先輩達と比べても、バットに当てる技術と走塁のスピートは秀でていた。
春の大会はスタンドで応援していたが、夏の大会はベンチ入りすることができた。
最初は代走。
次は代打。
高校野球デビューして、結果も出して、本気で勝ち進めるとは思っていなかったものの、甲子園を目指す緊張感を味わいながら、最初の夏は三回戦で敗退した。
新チームになって、僕は中学時代と同じレフトのレギュラーになった。
県大会を勝ち抜き、北信越大会で結果を残せば、春の選抜甲子園に選出される可能性がある秋の大会が始まった。
しかし、運の悪いことに、一回戦で強豪佐久穂大付属と当たってしまったのだ。
相手の先発投手は、同じ一年生の控え投手だったが、140キロを超える速球を投げる投手だった。
僕たちはバットに当てるのが精一杯で、コールド負けで敗退した。
あの投手が控えだなんて、ウチのチームなら絶対にエースなのに……
あの投手を打ち込んだとしても、エースが控えているのだから、ウチのような無名の公立校が勝てるような相手ではない。
一年生投手、しかも控え投手が打てずに負けたことで、あまり目立たなかったのだが、実は敗因はそれだけではなく、僕にも大きな責任があると感じていた。
ランナー二塁の場面で、レフト前に来た打球が五回あった、必死にホームに返球したのだが、一度もアウトにすることができなかったのだ。
地肩が強くないことには気付いていたのだが、この結果は重く受け止めなければならない。
もっと強いチームなら守備力も考慮してレギュラーを決めるはずだ。
今のチームのレベルだからレギュラーになっただけなのだ。
このままでは高校三年生の時点で、プロから声が掛かるはずもない。
大学に進学して野球を続けるにしても、外野手としては通用しないだろう。
コールド負けしたことよりも、自分の外野手としての能力の低さに気付いてしまったことのほうがショックだった。
この先のレベルに対応する為には何をすれば良いのか?
悩みに悩んだ末に僕が出した答えは、セカンドへの転向だった。
サードとショートは肩の強さが要求されるが、セカンドならばファーストまでの距離は近い。
ファーストは守備力よりも打撃力のある選手を起用する傾向が強いので、僕のような小技を売りにするタイプでは競争に勝てる確率が下がるだろう。
セカンドこそが、僕のようなタイプが適任だろう。
野球は頭も良くないとできないと思っているが、小学生の頃から慣れ親しんでいる僕の野球IQは高いと思う。
ランナーがいる場面やアウトカウントにより、セカンドは複雑なフォーメーションに対応できる能力が求められる。
何故もっと早く気付かなかったのか……
新チームのセカンドのレギュラーは、先輩で、しかもキャプテンだった。
セカンド転向を希望すれば、この人に勝たなくてはレギュラーにはなれない。
でも長い目で見れば、見込みのないレフトでレギュラーより、セカンドとして技術を身に付けるほうが自分にとって大切だと思った。
今年はベンチでも、来年のレギュラーを目指すことを決断した。
秋の大会が終わり、春まで公式戦は無い。それでも冬の間のトレーニングが大事なのだ。
無名の公立校なのだが、想像していたよりも意識は高く、部員全員が春の大会を目指し黙々とトレーニングを続ける毎日だった。
僕は慣れない内野守備の練習に必死に取り組んでいた。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
母の下着 タンスと洗濯籠の秘密
MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。
颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。
物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。
しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。
センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。
これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。
どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
意味が分かると怖い話(解説付き)
彦彦炎
ホラー
一見普通のよくある話ですが、矛盾に気づけばゾッとするはずです
読みながら話に潜む違和感を探してみてください
最後に解説も載せていますので、是非読んでみてください
実話も混ざっております
BL 男達の性事情
蔵屋
BL
漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。
漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。
漁師の仕事は多岐にわたる。
例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。
陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、
多彩だ。
漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。
漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。
養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。
陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。
漁業の種類と言われる仕事がある。
漁師の仕事だ。
仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。
沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。
日本の漁師の多くがこの形態なのだ。
沖合(近海)漁業という仕事もある。
沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。
遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。
内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。
漁師の働き方は、さまざま。
漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。
出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。
休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。
個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。
漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。
専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。
資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。
漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。
食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。
地域との連携も必要である。
沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。
この物語の主人公は極楽翔太。18歳。
翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。
もう一人の主人公は木下英二。28歳。
地元で料理旅館を経営するオーナー。
翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。
この物語の始まりである。
この物語はフィクションです。
この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる