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ようこそ、新しい世界へ(2)
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「もう、着いたけど」
「……え?」
頭上から声がしたので思わず見上げてみると、そこには人の形をしたお兄さんの姿があった。
お兄さん、実在してる……幽霊じゃなかったんだ。
それにしても、着いたって? どう見たって大通りには見えないんだけど。
きょろきょろと辺りを見回していると、「こっち」と言って私に立ち上がるよう催促をする。立ち上がると、真っ直ぐ歩くお兄さん。歩きながらちらりと横目で見てみれば、さっきまであったはずのダンボールがなくなっていた。
もしかして風で飛ばされた? ううん、そもそも風なんて吹いてない。じゃあいったい。
一人で悶々と考えていると、急にお兄さんが立ち止まるから背中に勢いよくぶつかってしまった。
「……っ、ご、ごめんなさい」
「え? ああ、うん。えっと、入って」
言われて初めて前を見れば、白いアパートがぽつんと建っていた。私は大通りに行きたかったのに、お兄さんは一階の一番手前のドアの鍵穴に鍵を挿す。
いきなり「入って」と言われても、なんの説明もなしに誰かの家に入るのは抵抗があった。
開いたドアの前で棒のように突っ立っていると、もう一度「入って」と言われてしまい、思わず自分の髪に触れてしまう。
「い、いきなり入ってと言われても……そもそも、此処は誰の家なんですか?」
「……僕の家だけど」
どうしてそんなことを聞くの? とでも言いたげな声のトーンで、此処は『僕の家』だと主張するお兄さん。だから私は大通りまで案内してくれれば良かったのに、何回も同じところをグルグルと回った挙句、勝手に此処は『僕の家』だと紹介されても困るというか、初対面の女子高生をいきなり自分の家に招待するとか困るんだよね。困るんだよね。
頭の中で饒舌に毒を吐く。
こんなこと、本人を前にして言えるわけがないんだけど。
二度も「入って」と言われたにも関わらず玄関の前で躊躇していると、「見せたいものがある」とだけ言って、先に中へと入っていくお兄さん。
見せたいものってなんだろう。そんなふうに言われたら、見せたいものがなんなのか気になって帰るに帰れないじゃん。これもお兄さんの策略だったりして。
それに、いつまでも此処に突っ立っててもしょうがない。一人じゃ道が分からなくて帰れなくなってしまった以上、ここは一旦お兄さんの望みを叶えてから改めて大通りまで連れてってもらうのが賢明な判断だろう。
玄関にはたった今、脱いだばかりの黒い靴が一足しかないことから、一人暮らしをしているんだと容易に伺える。
靴を脱ぐとフローリングの廊下が真っ直ぐに続いていて、左側に一個、右側に二個、茶色いドアが付いている。私はそれらのドアを無視して真っ直ぐ進むと、突き当たりの部屋に足を踏み入れた。
中に入ってみると、部屋全体が暖色系の光に包まれていて目に優しいのと同時に、ありとあらゆる家具が黒で統一されていてなんともシンプルな部屋だった。
「座って」
一瞬、冷たいフローリングの上に座ってと言われたのかと思ったけど、お兄さんの手は真っ黒なゲーミングチェアの横にあった。
壁際には黒いテーブルが、その上にはゲーミングPCが設置されていて、私は言われた通りそこに腰を下ろす。
私が座ったのを確認すると、隣でカチカチとマウスを動かしては素早くブラウザを起動するお兄さん。パソコンに疎い私とは違って、その動きはまるでプロそのもののようだった。
暫く画面を見つめていると、真っ暗な背景が画面いっぱいに映しだされ、マウスをクリックする手の動きがようやく止まる。
「これ付けて」
「えっ」
間髪入れずに差しだされたのはヘッドフォンだった。
訳も分からず耳に装着すると、お兄さんがまたマウスをクリックする。
すると、急に視界が暗転し、脳が不思議な感覚に飲み込まれていくような錯覚がしたと思った矢先。
「……へ?」
そこにはさっきまでいた場所とは全然違う、廃れた街並みが広がっていた。
私は夢でも見ているのだろうか。さっきまでお兄さんの家にいたはずなのに、今は廃れた街並みにただ一人ぽつんと立ち尽くしている。
瞬間移動、はたまた異世界転生。
漫画やアニメでは腐る程よく見る展開だけど、此処は現実であって二次元じゃない。今、私が見ているこれが夢でないとすれば、この状況はいったいなんだというのだろう。
あんなに冷たかったフローリングの床は、砂漠のような砂場と化している。廃れた街並みは見れば見る程、廃墟のように思えてきて、例えばゲームの世界に閉じ込められたとか、永遠と歩き続けても代わり映えのない景色が続く巨大な都市だとか。そんなようなものにパソコンの画面を通して飛ばされたんじゃないかとさえ思えてきた頃。
「あれ……お兄さんは?」
ふと隣にいたはずのお兄さんの存在を思いだした私は、きょろきょろと辺りを見回してみたものの、何処にもお兄さんの姿が見当たらないので急激に不安になってしまう。
「お、お兄さあーーーん」
震える声で呼んでみると、遠くの方。恐らく後方から微かに「はぁい」と返事をする声が聞こえた。
「あ……おっお兄さん……っ」
踵を返してみれば、遠くからこちらに向かって歩いてくる人影が見えてくる。その人影がだんだんとくっきり見えてきて、ようやくお兄さんだと判別が付くようになると、私は独りじゃないんだと強い安心感を抱くようになっていた。
「ごめんね。思ったより遠くに飛ばされちゃったみたい」
私の目の前まできて立ち止まると、落ち着いた様子で話しかけてくるもんだから、思わず拍子抜けしてしまいそうになる。
そんなことよりも今、「飛ばされちゃった」って言いました?
やっぱり此処はパソコンの画面の中で、私とお兄さんは意図的に飛ばされてきたんですね?
でも、いったいなんの為に。
「あ、あの……わ、私はどうして此処に、いるんデショウ……」
運命共同体とまではいかないにしても、同じ状況下にいる以上、私達は手を取り合い助け合い足並みを揃えなければいけない同士のはず。それでも視線を合わせることすらできずに足元ばかり見てしまう私に、お兄さんは懇切丁寧に説明してくれた。
此処は私達がいた現実の世界とは別の世界で、お兄さんはこの世界の管理人且つ創設者だということ。この世界のことを、『新しい世界』と呼んでいること。新しい世界には住人が無数いて、私達と同じようにそれぞれがそれぞれの生活を送っていること。
私達が住んでいる場所とは異なる世界がこんな近くに存在していたなんて……。聞けば、姿形も人間で意思疎通も問題なくできるというじゃないか。
異世界ものの中には人間とは全く異なる種族だったり、人外だったり。それこそ魔法や能力が使える人間だとか、不老不死やアンドロイドだとか。そういったタイプの住人がいるのが当たり前だったりするんだけど、新しい世界の住人は本当に、本当にただの人間なんだって。
お兄さんが何者で此処はいったいなんなのかは分かったけど、私はどうして新しい世界に連れてこられたんだろう。だって私、言ったよね。大通りまで案内してほしいって。それなのにどうして連れてこられた場所が、大通りじゃなくて新しい世界なの?
私の言ってる言葉の意味が伝わってないんだ。
だから私の質問には答えてくれないんでしょう。
文句を言いたい気持ちをグッと堪えると、私はもう一度辺りを見回してみた。
お兄さんは住人が無数いると言ってたけど、住人なんてちっとも見当たらないじゃない。もしかして駅前じゃないと栄えてないとか、そういう感じなのかなぁ。
「街並みが気になるの? ちょっと歩いてみよっか」
「あ……っは、はい……」
暫く道なりに歩いてみると、やっぱりひとっこひとり見当たらなくて落胆する。目的地とは違う場所に辿り着いてしまったとはいえ、きてしまったからにはこちらの住人の雰囲気にも触れておきたいというかなんというか。
さっきから退屈そうに後ろをついて歩く私に、前を向いたまま新しい世界についての説明を続けるお兄さん。
「この世界には朝も昼も夜も存在しないんだ。いつきても同じ空の色。夕日って、眩しくもなければ暗くもない、ちょうどいい色合いをしてるよね。目に優しいだけじゃなくて、何度見ても同じ色だから、こちらとしても安心感があるというか」
好きなことに関しては饒舌になるオタクのように一人でペラペラと喋り続けるもんだから、私は横槍を入れないようじっと黙り込んでいた。
このまま誰にも巡り合わなかったらどう言い訳をするんだろうとか、そもそも最初から新しい世界の住人なんて存在してなくて、さっきから話してることも全部お兄さんの妄言なんじゃないかとか。
妄言だから饒舌で、妄言だから誰もいない。
いったいどういった仕掛けでこんな場所に飛ばされてきたかまでは分からないけど、これが妄言だとすれば、私が此処にいること自体、危険なんじゃ……。
でも、だからといって、今すぐこの場から脱出する術もなければ脚力もない。私、運動はてんで駄目だから。
どうしたものかと考えあぐねていると、お兄さんがぴたりと立ち止まるので背中に顔がぶつかった。
「ぶっ」
「ほらいたよ、あれが新しい世界の住人だ」
鼻を軽く押さえながら前方を見れば、煌びやかなステージ上に華やかな衣装を身に纏った一人の少女がそこに立っていた。
少女というには些か語弊が生じるか。言うなれば、私と同い年くらいの女の子がそこに立っていた。
「……え?」
頭上から声がしたので思わず見上げてみると、そこには人の形をしたお兄さんの姿があった。
お兄さん、実在してる……幽霊じゃなかったんだ。
それにしても、着いたって? どう見たって大通りには見えないんだけど。
きょろきょろと辺りを見回していると、「こっち」と言って私に立ち上がるよう催促をする。立ち上がると、真っ直ぐ歩くお兄さん。歩きながらちらりと横目で見てみれば、さっきまであったはずのダンボールがなくなっていた。
もしかして風で飛ばされた? ううん、そもそも風なんて吹いてない。じゃあいったい。
一人で悶々と考えていると、急にお兄さんが立ち止まるから背中に勢いよくぶつかってしまった。
「……っ、ご、ごめんなさい」
「え? ああ、うん。えっと、入って」
言われて初めて前を見れば、白いアパートがぽつんと建っていた。私は大通りに行きたかったのに、お兄さんは一階の一番手前のドアの鍵穴に鍵を挿す。
いきなり「入って」と言われても、なんの説明もなしに誰かの家に入るのは抵抗があった。
開いたドアの前で棒のように突っ立っていると、もう一度「入って」と言われてしまい、思わず自分の髪に触れてしまう。
「い、いきなり入ってと言われても……そもそも、此処は誰の家なんですか?」
「……僕の家だけど」
どうしてそんなことを聞くの? とでも言いたげな声のトーンで、此処は『僕の家』だと主張するお兄さん。だから私は大通りまで案内してくれれば良かったのに、何回も同じところをグルグルと回った挙句、勝手に此処は『僕の家』だと紹介されても困るというか、初対面の女子高生をいきなり自分の家に招待するとか困るんだよね。困るんだよね。
頭の中で饒舌に毒を吐く。
こんなこと、本人を前にして言えるわけがないんだけど。
二度も「入って」と言われたにも関わらず玄関の前で躊躇していると、「見せたいものがある」とだけ言って、先に中へと入っていくお兄さん。
見せたいものってなんだろう。そんなふうに言われたら、見せたいものがなんなのか気になって帰るに帰れないじゃん。これもお兄さんの策略だったりして。
それに、いつまでも此処に突っ立っててもしょうがない。一人じゃ道が分からなくて帰れなくなってしまった以上、ここは一旦お兄さんの望みを叶えてから改めて大通りまで連れてってもらうのが賢明な判断だろう。
玄関にはたった今、脱いだばかりの黒い靴が一足しかないことから、一人暮らしをしているんだと容易に伺える。
靴を脱ぐとフローリングの廊下が真っ直ぐに続いていて、左側に一個、右側に二個、茶色いドアが付いている。私はそれらのドアを無視して真っ直ぐ進むと、突き当たりの部屋に足を踏み入れた。
中に入ってみると、部屋全体が暖色系の光に包まれていて目に優しいのと同時に、ありとあらゆる家具が黒で統一されていてなんともシンプルな部屋だった。
「座って」
一瞬、冷たいフローリングの上に座ってと言われたのかと思ったけど、お兄さんの手は真っ黒なゲーミングチェアの横にあった。
壁際には黒いテーブルが、その上にはゲーミングPCが設置されていて、私は言われた通りそこに腰を下ろす。
私が座ったのを確認すると、隣でカチカチとマウスを動かしては素早くブラウザを起動するお兄さん。パソコンに疎い私とは違って、その動きはまるでプロそのもののようだった。
暫く画面を見つめていると、真っ暗な背景が画面いっぱいに映しだされ、マウスをクリックする手の動きがようやく止まる。
「これ付けて」
「えっ」
間髪入れずに差しだされたのはヘッドフォンだった。
訳も分からず耳に装着すると、お兄さんがまたマウスをクリックする。
すると、急に視界が暗転し、脳が不思議な感覚に飲み込まれていくような錯覚がしたと思った矢先。
「……へ?」
そこにはさっきまでいた場所とは全然違う、廃れた街並みが広がっていた。
私は夢でも見ているのだろうか。さっきまでお兄さんの家にいたはずなのに、今は廃れた街並みにただ一人ぽつんと立ち尽くしている。
瞬間移動、はたまた異世界転生。
漫画やアニメでは腐る程よく見る展開だけど、此処は現実であって二次元じゃない。今、私が見ているこれが夢でないとすれば、この状況はいったいなんだというのだろう。
あんなに冷たかったフローリングの床は、砂漠のような砂場と化している。廃れた街並みは見れば見る程、廃墟のように思えてきて、例えばゲームの世界に閉じ込められたとか、永遠と歩き続けても代わり映えのない景色が続く巨大な都市だとか。そんなようなものにパソコンの画面を通して飛ばされたんじゃないかとさえ思えてきた頃。
「あれ……お兄さんは?」
ふと隣にいたはずのお兄さんの存在を思いだした私は、きょろきょろと辺りを見回してみたものの、何処にもお兄さんの姿が見当たらないので急激に不安になってしまう。
「お、お兄さあーーーん」
震える声で呼んでみると、遠くの方。恐らく後方から微かに「はぁい」と返事をする声が聞こえた。
「あ……おっお兄さん……っ」
踵を返してみれば、遠くからこちらに向かって歩いてくる人影が見えてくる。その人影がだんだんとくっきり見えてきて、ようやくお兄さんだと判別が付くようになると、私は独りじゃないんだと強い安心感を抱くようになっていた。
「ごめんね。思ったより遠くに飛ばされちゃったみたい」
私の目の前まできて立ち止まると、落ち着いた様子で話しかけてくるもんだから、思わず拍子抜けしてしまいそうになる。
そんなことよりも今、「飛ばされちゃった」って言いました?
やっぱり此処はパソコンの画面の中で、私とお兄さんは意図的に飛ばされてきたんですね?
でも、いったいなんの為に。
「あ、あの……わ、私はどうして此処に、いるんデショウ……」
運命共同体とまではいかないにしても、同じ状況下にいる以上、私達は手を取り合い助け合い足並みを揃えなければいけない同士のはず。それでも視線を合わせることすらできずに足元ばかり見てしまう私に、お兄さんは懇切丁寧に説明してくれた。
此処は私達がいた現実の世界とは別の世界で、お兄さんはこの世界の管理人且つ創設者だということ。この世界のことを、『新しい世界』と呼んでいること。新しい世界には住人が無数いて、私達と同じようにそれぞれがそれぞれの生活を送っていること。
私達が住んでいる場所とは異なる世界がこんな近くに存在していたなんて……。聞けば、姿形も人間で意思疎通も問題なくできるというじゃないか。
異世界ものの中には人間とは全く異なる種族だったり、人外だったり。それこそ魔法や能力が使える人間だとか、不老不死やアンドロイドだとか。そういったタイプの住人がいるのが当たり前だったりするんだけど、新しい世界の住人は本当に、本当にただの人間なんだって。
お兄さんが何者で此処はいったいなんなのかは分かったけど、私はどうして新しい世界に連れてこられたんだろう。だって私、言ったよね。大通りまで案内してほしいって。それなのにどうして連れてこられた場所が、大通りじゃなくて新しい世界なの?
私の言ってる言葉の意味が伝わってないんだ。
だから私の質問には答えてくれないんでしょう。
文句を言いたい気持ちをグッと堪えると、私はもう一度辺りを見回してみた。
お兄さんは住人が無数いると言ってたけど、住人なんてちっとも見当たらないじゃない。もしかして駅前じゃないと栄えてないとか、そういう感じなのかなぁ。
「街並みが気になるの? ちょっと歩いてみよっか」
「あ……っは、はい……」
暫く道なりに歩いてみると、やっぱりひとっこひとり見当たらなくて落胆する。目的地とは違う場所に辿り着いてしまったとはいえ、きてしまったからにはこちらの住人の雰囲気にも触れておきたいというかなんというか。
さっきから退屈そうに後ろをついて歩く私に、前を向いたまま新しい世界についての説明を続けるお兄さん。
「この世界には朝も昼も夜も存在しないんだ。いつきても同じ空の色。夕日って、眩しくもなければ暗くもない、ちょうどいい色合いをしてるよね。目に優しいだけじゃなくて、何度見ても同じ色だから、こちらとしても安心感があるというか」
好きなことに関しては饒舌になるオタクのように一人でペラペラと喋り続けるもんだから、私は横槍を入れないようじっと黙り込んでいた。
このまま誰にも巡り合わなかったらどう言い訳をするんだろうとか、そもそも最初から新しい世界の住人なんて存在してなくて、さっきから話してることも全部お兄さんの妄言なんじゃないかとか。
妄言だから饒舌で、妄言だから誰もいない。
いったいどういった仕掛けでこんな場所に飛ばされてきたかまでは分からないけど、これが妄言だとすれば、私が此処にいること自体、危険なんじゃ……。
でも、だからといって、今すぐこの場から脱出する術もなければ脚力もない。私、運動はてんで駄目だから。
どうしたものかと考えあぐねていると、お兄さんがぴたりと立ち止まるので背中に顔がぶつかった。
「ぶっ」
「ほらいたよ、あれが新しい世界の住人だ」
鼻を軽く押さえながら前方を見れば、煌びやかなステージ上に華やかな衣装を身に纏った一人の少女がそこに立っていた。
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