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正義編
第3話正義の勝利
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「そこで止まれ!」
「情け無い声だ。そんなので生徒を俺から守れるのか?」
恐怖しながらも教師達は抑え棒を構える。
だがそれは無駄な事であり、無謀である。
「スピードアップ」
ベルトの右サイドボタンを軽く叩き、スクリューが回転する。
「いくぞ」
ジャスティスは一気に加速し、教師を通り過ぎ、近くにいた不良を〈シューティングシルバー〉で撃ち殺す。
「次はお前達だ」
ジャスティスの忠告に怯え、恐怖し、ドアを開けようとする。
だがカギが閉まっていて、開ける事ができない。
「クソ」
「なんでカギが閉まってるんだよ」
「早く出して!」
生徒達が嘆きを言っている間にも、あの化け物は迫って来る。
「なにを言っている。俺を入れないために教師がカギを閉めたんじゃないか。だがそんなのは俺にとってティッシュを破るのと同じくらいカンタンなことだ」
そう言いながら〈シューティングシルバー〉の銃口を生徒達に向ける。
「ここにいる悪意を持つ者に死を」
〈シューティングシルバー〉を乱射し、4人が死んだ。
「これで終わりだな」
「あんたはなんでこんな事するんだ」
「愚問だな青年よ。俺は自分の正義のためにやっているのだ。お前達には理解できないだろうがな。そしてすでに俺の計画は終わっている。だからお前達は殺さない」
「ウソだ!お前みたいな殺人鬼が俺達を殺さないはずがない!」
「そう思うなら勝手にしろ。俺はここを出る。邪魔する奴に悪意が高い奴がいれば殺す。容赦なくな」
そう言って右サイドボタンを叩き、一気に加速、この場から消えた。
この事件によって生徒が80人以上遺体となった。
その大多数が不良やいじめっ子、他は全員サイコパスだったと推測される。
ジャスティスの能力を汲み取ればそうなのだろう。
もちろんこの事はニュースにもなり、全面的に取り上げられた。
生徒の精神的な面を考慮して学校は閉鎖、5ヶ月の休みとなった。
軍隊も出撃し、ジャスティスの姿は町中を捜索したが見つかる事なく、 事件は闇に葬られた。
数ヶ月後、ヒメは1人カラオケに来ていた。
曲を歌い終え、ドリンクバーで入れた冷たいコーラを飲み、飲み終わったので、ジュースを注ぎに部屋を出る、
1階に降り、ドリンクバーの機械にコップを乗せ、メロンソーダのスイッチを押す。
コップにメロンソーダが半分注がれる。
それからカルピスのスイッチを押し、カルピスが注がれる。
(やっぱりドリンクバーと言えばミックスよね)
そう思いながら機械からコップを取り、部屋に戻ろうとする。
すると、また会ってしまった。セイギと。
気まずいと思い、お互い話す事なく、部屋に戻った。
数十分後、時間切れになり、お金を払い、外に出る。
家に帰るには徒歩で20分かかる。
運動にはちょうどいい距離だとヒメは思う。
(あいつ、あんな事したのに捕まらないなんて。あれがデビルの力。確かにやったのはデビルだけど、なんだろう、罪悪感とかないのかな)
青信号の横断歩道を通ろうとする。
だがその時だった。
赤信号のはずの道路から、バイクが猛スピードでヒメに襲いかかったのだ。
おそらく120キロは軽く出ているだろう。
それを避ける事ができるのかと、ダッシュで通り過ぎ様とする。
だができない。
金縛りだ。
完全に動けない。
(これってまさかデビルの仕業? だとしたらこのまま私殺されるの!? いや!? 絶対いや!?)
そんな事を考えている間に、バイクが来る。
「ジャスティス!」
なにか聞いた事がある叫びに、目の前にジャスティスが召喚され、パンチでバイクを吹き飛ばした。
「なんかデジャブなんだけど」
「命を助けてもらって最初の一言がそれか?まあいい、それよりあのデビルを倒すのが先だ。お前は逃げてろ。狙いはお前だからな」
ジャスティスは体勢を立て直し、バイクで向かって来るデビルに向けて、高く飛び上がり、ドロップキックの体勢に入る。
だがそのスピードとパワーに、跳ね飛ばされ、地面に叩きつけられた。
「なんて力だ、パワーがAにまで上がったジャスティスの攻撃を跳ね返すなんて」
そう言うのは、さっき気まずい空気になったセイギだ。
「ボーとしてる場合か? さっさと逃げるぞ」
「うっ、うん」
セイギに言われるがまま、ヒメは共に逃げる。
「逃すか」
デビルはバイクのアクセルをひねり、2人を追いかける。
車が邪魔なので、歩道を走る、
たまに来る歩行者を蹴散らし、ヒメを殺しにかかる。
「追いつかれる!」
「左に曲がれ!猛スピードで来るなら急には曲がれないはずだ!」
そう言ってセイギはヒメの左手を掴み、左に曲がる。
これで相手は曲がりきれないので、他の道から追いかける必要性がある。
はずだった。
なんとあのスピードから足を地面に叩きつけ、高速回転を起こし、曲がりきったのだ。
その際軽自動車が巻き込まれ、ひっくり返った。
もうあのデビルは止められないのか。
そう思われた次の瞬間、スピードアップで追いついたジャスティスが〈シューティングシルバー〉でエンジン部分を打ち抜き、爆破させるのだった。
「情け無い声だ。そんなので生徒を俺から守れるのか?」
恐怖しながらも教師達は抑え棒を構える。
だがそれは無駄な事であり、無謀である。
「スピードアップ」
ベルトの右サイドボタンを軽く叩き、スクリューが回転する。
「いくぞ」
ジャスティスは一気に加速し、教師を通り過ぎ、近くにいた不良を〈シューティングシルバー〉で撃ち殺す。
「次はお前達だ」
ジャスティスの忠告に怯え、恐怖し、ドアを開けようとする。
だがカギが閉まっていて、開ける事ができない。
「クソ」
「なんでカギが閉まってるんだよ」
「早く出して!」
生徒達が嘆きを言っている間にも、あの化け物は迫って来る。
「なにを言っている。俺を入れないために教師がカギを閉めたんじゃないか。だがそんなのは俺にとってティッシュを破るのと同じくらいカンタンなことだ」
そう言いながら〈シューティングシルバー〉の銃口を生徒達に向ける。
「ここにいる悪意を持つ者に死を」
〈シューティングシルバー〉を乱射し、4人が死んだ。
「これで終わりだな」
「あんたはなんでこんな事するんだ」
「愚問だな青年よ。俺は自分の正義のためにやっているのだ。お前達には理解できないだろうがな。そしてすでに俺の計画は終わっている。だからお前達は殺さない」
「ウソだ!お前みたいな殺人鬼が俺達を殺さないはずがない!」
「そう思うなら勝手にしろ。俺はここを出る。邪魔する奴に悪意が高い奴がいれば殺す。容赦なくな」
そう言って右サイドボタンを叩き、一気に加速、この場から消えた。
この事件によって生徒が80人以上遺体となった。
その大多数が不良やいじめっ子、他は全員サイコパスだったと推測される。
ジャスティスの能力を汲み取ればそうなのだろう。
もちろんこの事はニュースにもなり、全面的に取り上げられた。
生徒の精神的な面を考慮して学校は閉鎖、5ヶ月の休みとなった。
軍隊も出撃し、ジャスティスの姿は町中を捜索したが見つかる事なく、 事件は闇に葬られた。
数ヶ月後、ヒメは1人カラオケに来ていた。
曲を歌い終え、ドリンクバーで入れた冷たいコーラを飲み、飲み終わったので、ジュースを注ぎに部屋を出る、
1階に降り、ドリンクバーの機械にコップを乗せ、メロンソーダのスイッチを押す。
コップにメロンソーダが半分注がれる。
それからカルピスのスイッチを押し、カルピスが注がれる。
(やっぱりドリンクバーと言えばミックスよね)
そう思いながら機械からコップを取り、部屋に戻ろうとする。
すると、また会ってしまった。セイギと。
気まずいと思い、お互い話す事なく、部屋に戻った。
数十分後、時間切れになり、お金を払い、外に出る。
家に帰るには徒歩で20分かかる。
運動にはちょうどいい距離だとヒメは思う。
(あいつ、あんな事したのに捕まらないなんて。あれがデビルの力。確かにやったのはデビルだけど、なんだろう、罪悪感とかないのかな)
青信号の横断歩道を通ろうとする。
だがその時だった。
赤信号のはずの道路から、バイクが猛スピードでヒメに襲いかかったのだ。
おそらく120キロは軽く出ているだろう。
それを避ける事ができるのかと、ダッシュで通り過ぎ様とする。
だができない。
金縛りだ。
完全に動けない。
(これってまさかデビルの仕業? だとしたらこのまま私殺されるの!? いや!? 絶対いや!?)
そんな事を考えている間に、バイクが来る。
「ジャスティス!」
なにか聞いた事がある叫びに、目の前にジャスティスが召喚され、パンチでバイクを吹き飛ばした。
「なんかデジャブなんだけど」
「命を助けてもらって最初の一言がそれか?まあいい、それよりあのデビルを倒すのが先だ。お前は逃げてろ。狙いはお前だからな」
ジャスティスは体勢を立て直し、バイクで向かって来るデビルに向けて、高く飛び上がり、ドロップキックの体勢に入る。
だがそのスピードとパワーに、跳ね飛ばされ、地面に叩きつけられた。
「なんて力だ、パワーがAにまで上がったジャスティスの攻撃を跳ね返すなんて」
そう言うのは、さっき気まずい空気になったセイギだ。
「ボーとしてる場合か? さっさと逃げるぞ」
「うっ、うん」
セイギに言われるがまま、ヒメは共に逃げる。
「逃すか」
デビルはバイクのアクセルをひねり、2人を追いかける。
車が邪魔なので、歩道を走る、
たまに来る歩行者を蹴散らし、ヒメを殺しにかかる。
「追いつかれる!」
「左に曲がれ!猛スピードで来るなら急には曲がれないはずだ!」
そう言ってセイギはヒメの左手を掴み、左に曲がる。
これで相手は曲がりきれないので、他の道から追いかける必要性がある。
はずだった。
なんとあのスピードから足を地面に叩きつけ、高速回転を起こし、曲がりきったのだ。
その際軽自動車が巻き込まれ、ひっくり返った。
もうあのデビルは止められないのか。
そう思われた次の瞬間、スピードアップで追いついたジャスティスが〈シューティングシルバー〉でエンジン部分を打ち抜き、爆破させるのだった。
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