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破壊編
第2話4人の飲み会
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深夜、リビングに集まるデビルの4人、ヘルプ、ブレイド、スパーク、ブレイク。
ミエカが買って来てくれたビールを自分が選んだコップに注ぐ。
「「「「「乾杯!」」」」
カンッとコップを当て合い、4人はビールを飲む。
「なんか気まずいな、男が1人混じっているって言うのは」
「私は別に構わんぞ、むしろ嬉しい限りだ」
「なんで今まで出て来なかったの?」
「そうよ、仲間である私達になんで会ってくれなかったの?」
「それはマスターに出るなと言われてたからな。おそらく自分のデビルを出すのが怖かったんだと思う」
「それ酷くない! ゲームとか色々と教えてあげたのに」
「スパークはコサメの影響でゲームが好きになったからな、まあ人の事は言えないが」
「スパーク、ぜひゲームを教えてくれ、1度やってみたかったんだ」
「よーし、今日は深夜だからできないけど、明日の夜、コサメに頼んで格ゲーやろ、格ゲー」
「分かった。約束だぞ」
ブレイクはスパークと約束をして、楽しみにしながら、口をクラッシャーオープンさせ、ビールを飲む。
「そう言えばブレイク、あなたの能力はなんでも破壊できるのよね」
「まあそうだが」
「なら〈ビールがなくなる〉と〈賞味期限が切れる〉と〈緩くなる〉を破壊してくれる」
「簡単な事だ、ほれ」
ブレイクの能力によって3つの事がいっぺんに破壊される。
試しにブレイドがビールを飲んでみる。
「本当だ、なくならないぞ」
「すごいわね、って事は〈ビールがなくならない〉と〈賞味期限が切れない〉と〈冷たいまま〉も破壊できるの?」
「できるぞ」
「無限の可能性があるわね、ブレイクじゃななくてインフィニティって名前に改名したら」
「いや、やめとくよ、自分の名前に愛着があるんだ」
ブレイクはそう言って、ビールを飲む。
「そう言えばヘルプって3冊デビルフェイスを持ってるけど、〈痛みの殺人〉の他になに持ってるの?」
「〈増殖の殺人〉と〈悪夢の殺人〉ね、〈増殖の殺人〉は文字通りデビルが増殖して行って、目標を殺害する、質より量って感じの奴。〈悪夢の殺人〉は目標を眠らせて、悪夢を見せ、悪夢で死んだら2度と起きてこない」
「それって強すぎるのでは?」
ブレイドの質問にヘルプは「フフフ」と不敵に笑う。
「ステータスは低い方だから心配ご無用」
「そんなもんなのか」
ブレイクの質問にヘルプは「そんなもんよ」と言う。
スパークはビールをぐびぐびと飲み、コップをゆっくりと置く。
ヘルプもビールを飲み、コップを置く。
「プハー」
「私達デビルは酒には強いけど、なんででしょうね」
「どうせ私達を作った作者が酒好きだからでしょう」
「今入院しているジジイか。その遺産を他の奴に渡す事をよくゲームマスターや家族は許したな」
「まあ多分遺産はとっくに家族に相続されているはずだ。まあそんな事はどうでもいい、ただ私達が生き残れるかどうかが問題だ」
「確かに、私はヒメと生きていたいと思うもの」
「私も! コサメとたくさん思い出作りたい!」
「利害は一致している様だな、よし、これからも頑張って行こう」
「「「おー」」」
深夜なので静かに声を上げ、4人はビールをぐびぐびと飲む。
それから会話を続け、ビールを楽しんだ。
あっという間に朝になり、ビールが入ったコップをブレイクの破壊の力で元に戻し、すべてのビールを飲み干す。
するとスパークがゲップを出してしまう。
「ごめん、ゲップが出ちゃった」
「仕方ないだろう、炭酸を飲んでいるのだからな」
「なんかフラフラするー」
「当たり前だ、さすがに飲みすぎだぞ」
「うるしゃーい、ブレイドだって同じぐらい飲んでたじゃない」
「ヘルプの方が酒に弱かった、と言う訳だな」
「そうね、それなら納得ね」
「なに解決した感じになってるのよ」
「それは仕方ない、でなきゃ話が進まないだろう。うっ、酒臭いぞ、ほれ、みんなの分の○シリトールだ」
ヤクオから買ってもらった○シリトールを4人は食べ、口をスッキリさせる。
それからビールの缶を水道場で濯ぎ、潰してアルミのゴミ箱に捨てる。
壁に立てかけてあるデジタル時計を確認すると、7時半を回っていた。
「そろそろお母さんが起きて来る頃ね」
「じゃあー、トイレに行きましょー」
「そうだな、私も漏れそうだ」
「たしか1階に1つ、2階に1つあったよね」
「私が先ね」
「俺は後で良いぞ」
「私も後で」
「では、私ブレイドとヘルプが先に行くと言う事で」
ブレイドは1階のトイレへ、ヘルプは2階のトイレへ向かった。
全員トイレを済ませると、ちょうど母のミエカが起きて来ていた。
「お母さん、おはよう」
「みんなおはよう、今日はお楽しみだったわね」
「申し訳ない、迷惑だったか」
「全然構わないわよ、元々私が許可したんだから。さて朝ごはん作らなきゃね」
「じゃあ俺達はテレビを見てるな」
「そうしてくれる」
ブレイクはリモコンでテレビを点け、デビルトリオと共にニュースを見始めた。
ミエカが買って来てくれたビールを自分が選んだコップに注ぐ。
「「「「「乾杯!」」」」
カンッとコップを当て合い、4人はビールを飲む。
「なんか気まずいな、男が1人混じっているって言うのは」
「私は別に構わんぞ、むしろ嬉しい限りだ」
「なんで今まで出て来なかったの?」
「そうよ、仲間である私達になんで会ってくれなかったの?」
「それはマスターに出るなと言われてたからな。おそらく自分のデビルを出すのが怖かったんだと思う」
「それ酷くない! ゲームとか色々と教えてあげたのに」
「スパークはコサメの影響でゲームが好きになったからな、まあ人の事は言えないが」
「スパーク、ぜひゲームを教えてくれ、1度やってみたかったんだ」
「よーし、今日は深夜だからできないけど、明日の夜、コサメに頼んで格ゲーやろ、格ゲー」
「分かった。約束だぞ」
ブレイクはスパークと約束をして、楽しみにしながら、口をクラッシャーオープンさせ、ビールを飲む。
「そう言えばブレイク、あなたの能力はなんでも破壊できるのよね」
「まあそうだが」
「なら〈ビールがなくなる〉と〈賞味期限が切れる〉と〈緩くなる〉を破壊してくれる」
「簡単な事だ、ほれ」
ブレイクの能力によって3つの事がいっぺんに破壊される。
試しにブレイドがビールを飲んでみる。
「本当だ、なくならないぞ」
「すごいわね、って事は〈ビールがなくならない〉と〈賞味期限が切れない〉と〈冷たいまま〉も破壊できるの?」
「できるぞ」
「無限の可能性があるわね、ブレイクじゃななくてインフィニティって名前に改名したら」
「いや、やめとくよ、自分の名前に愛着があるんだ」
ブレイクはそう言って、ビールを飲む。
「そう言えばヘルプって3冊デビルフェイスを持ってるけど、〈痛みの殺人〉の他になに持ってるの?」
「〈増殖の殺人〉と〈悪夢の殺人〉ね、〈増殖の殺人〉は文字通りデビルが増殖して行って、目標を殺害する、質より量って感じの奴。〈悪夢の殺人〉は目標を眠らせて、悪夢を見せ、悪夢で死んだら2度と起きてこない」
「それって強すぎるのでは?」
ブレイドの質問にヘルプは「フフフ」と不敵に笑う。
「ステータスは低い方だから心配ご無用」
「そんなもんなのか」
ブレイクの質問にヘルプは「そんなもんよ」と言う。
スパークはビールをぐびぐびと飲み、コップをゆっくりと置く。
ヘルプもビールを飲み、コップを置く。
「プハー」
「私達デビルは酒には強いけど、なんででしょうね」
「どうせ私達を作った作者が酒好きだからでしょう」
「今入院しているジジイか。その遺産を他の奴に渡す事をよくゲームマスターや家族は許したな」
「まあ多分遺産はとっくに家族に相続されているはずだ。まあそんな事はどうでもいい、ただ私達が生き残れるかどうかが問題だ」
「確かに、私はヒメと生きていたいと思うもの」
「私も! コサメとたくさん思い出作りたい!」
「利害は一致している様だな、よし、これからも頑張って行こう」
「「「おー」」」
深夜なので静かに声を上げ、4人はビールをぐびぐびと飲む。
それから会話を続け、ビールを楽しんだ。
あっという間に朝になり、ビールが入ったコップをブレイクの破壊の力で元に戻し、すべてのビールを飲み干す。
するとスパークがゲップを出してしまう。
「ごめん、ゲップが出ちゃった」
「仕方ないだろう、炭酸を飲んでいるのだからな」
「なんかフラフラするー」
「当たり前だ、さすがに飲みすぎだぞ」
「うるしゃーい、ブレイドだって同じぐらい飲んでたじゃない」
「ヘルプの方が酒に弱かった、と言う訳だな」
「そうね、それなら納得ね」
「なに解決した感じになってるのよ」
「それは仕方ない、でなきゃ話が進まないだろう。うっ、酒臭いぞ、ほれ、みんなの分の○シリトールだ」
ヤクオから買ってもらった○シリトールを4人は食べ、口をスッキリさせる。
それからビールの缶を水道場で濯ぎ、潰してアルミのゴミ箱に捨てる。
壁に立てかけてあるデジタル時計を確認すると、7時半を回っていた。
「そろそろお母さんが起きて来る頃ね」
「じゃあー、トイレに行きましょー」
「そうだな、私も漏れそうだ」
「たしか1階に1つ、2階に1つあったよね」
「私が先ね」
「俺は後で良いぞ」
「私も後で」
「では、私ブレイドとヘルプが先に行くと言う事で」
ブレイドは1階のトイレへ、ヘルプは2階のトイレへ向かった。
全員トイレを済ませると、ちょうど母のミエカが起きて来ていた。
「お母さん、おはよう」
「みんなおはよう、今日はお楽しみだったわね」
「申し訳ない、迷惑だったか」
「全然構わないわよ、元々私が許可したんだから。さて朝ごはん作らなきゃね」
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