26 / 37
第26話 それぞれの願い
しおりを挟む
振り下ろされる炎の光。カナデは身体中に力を入れ、瞬時に腕や身体を包む氷壁を割る。そしてナイフで氷の剣を払いのけ、ヒュウマの態勢を狂わせる。ヒュウマの炎の剣は、カナデをかするように地面に突き刺さった。
立ち込める白い煙。地面が焼かれたように、じゅうっと香ばしい音を立てている。
「おっと、手元が狂ったか。運が良い奴め」
カナデの小細工は彼には見えなかったはずだ。剣を払いのけるにしても、ヒュウマの力の移動を見極め、それに従うようにカナデは力を入れたのだから。もちろん、氷を割ったのは、誤魔化しようがない。
「次は外さん」
「一撃勝負じゃなかったのか?」
「ふっ、まだ俺の攻撃ターンは終わらない」
「いや、先輩が嘘ついたら駄目でしょう」
カナデはなおも振りかぶられる剣を、片手を突きだし、制そうとする。
「年配者を労れと教えられなかったか?」
――話が違う。
それが勝負の世界だと言われれば、言い返すことは出来ないけれど。
カナデは何とかダメージを負ったふりが出来ないか考える。受けきっては不自然。避けては同じことの繰り返し。だったら自分からダメージを受けたように跳べば?
――それしかない。
そう思ったカナデは、攻撃を浴びながら、その方向へ跳躍しようとした。
――しかし。
「そこまでよ!」
女性の声がした。その声にビクッとしたように攻撃を止めるヒュウマ。
「あなたたちはまた学校で、何て馬鹿なことを?」
左右の腰に両手を当て、かんかんに怒っていたのは、ユリイナだった。藍色の髪に挟まっている小顔が、これでもかと言わんばかりに歪んでいる。眉間に皺が寄り、目には角を立てて怒っているから、せっかくの美人が台無しである。
「ちっ、止めに入らなければ俺の勝ちだったのに」
そのユリイナの耐えがたい形相を見てだろうか、ヒュウマは残念そうに呟いて、その二色の魔法剣をしまうのだった。
「助かったよ、ユリイナ」
ようやく笑みを漏らし、安堵の息をつくカナデ。しかし、カナデの予想に反して、ユリイナの表情は怒りに包まれたままだった。
「助かった? あなたはどうして一騎討ちを受けてるのよ?! 大切な人を守るのが、あなたの求める姿じゃなかったの? 他にやるべきことは多いはずだわ、違うかしら?」
「返す言葉もありません」
でも、思い起こせば、守衛としてカナデたちを襲ってきたのは彼女たちではなかっただろうか。やはり人間は自分にだけは甘い生き物である。
「まあ、男同士にしかわからない熱い戦いもあるさ」
「ヒュウマ! あなたも何言ってるの? 自分の行動を正当化して、ただ、弱いものイジメをしたいだけでしょう? この筋肉馬鹿!」
ヒュウマの魔法剣より、ユリイナの言葉の方が、よっぽど威力が高そうだった。その証拠にヒュウマの目から生気が消えた。
気づくと2人はユリイナの前で正座をし、説教をされていた。寮への道の中央ということもあって、事情を知らない生徒たちが通る度に「どんなプレイ?」と可笑しそうに口に手をやっていた。
――いえ、こういうプレイです。
カナデはスイッチの入ったユリイナの言葉に頷きつつも、となりで足が痺れ、脂汗をかきながら、苦悶の表情を浮かべるヒュウマに、傷みを和らげる魔法でエールを贈る。ユリイナに気づかれないように、無詠唱でだ。徐々に安らかな顔になるヒュウマ。彼とは確かに今、不思議な友情が芽生えた気がしていた。
翌朝、カナデは実技の授業でダンという少年とコンビを組むことになった。彼は病弱らしく、発育が悪いのか身体も小柄だ。髪は少し長めで、青白くやつれた印象ではあるが、その魔法値は、Dクラスでは1、2を争うほど高く、魔法使いとしての素質は十分だという。ただ、彼の場合は、魔法を発動する前に体力が尽きるようで、まずはスタミナを付けることが、最優先の目標とのことだった。
――まずは運動か。
だからパートナーにカナデが選ばれたのだろう。このクラスの面々を見ても、魔法が得意な生徒は多いが、優等生らしく、運動に関しては不得手な印象である。その点、カナデは健康優良児で、頭より身体が先に動くほうだ。やはり、人は見た目が9割なのである。
「カナデさん、すごいですね。どうしてそんなに早く走れるんですか?」
息を切らしながら、ダンはカナデを見上げる。学校内を2周と、そんなに走ったわけではないのに、ダンは肩で息をしていて、かなり苦しそうだ。
「逆にどうしてダンは、そんなに辛そうなんだ? まるで、すごい重荷を背負っているみたいじゃないか」
カナデは山岳部や登山家の背負う荷物を思い浮かべた。
「カナデさんとは、生まれもった心臓の強度が違うんですよ。あなたの方は、魔法の靴でも履いて、まるで風に乗っているみたいで、私からしたら卑怯極まりないです」
まあ、確かにカナデの身体は特別製で、チーターと呼ばれても不思議ではない。
「ダンもすぐ余裕で動けるようになるさ。継続は力なり、だからな」
「継続ですか……。私には無理ですね。頑張っても頑張っても、体力がつくどころか、なくなってしまっている状態ですから。カナデ知っています? 私はこの病気のせいで、1年間のうち、半分も授業に出られていないのですよ。だから、継続という言葉は、私にとって夢のようなものです」
そう儚げに笑みを漏らすダン。ただの子供と思っていた彼に、そんな悲劇的な背景があったなんて、カナデは胸が苦しくなった。
放課後、噂を聞きつけたフェアリナが、カナデの元にやってきた。校内の盛り上がりから、少し遅れてくるあたりが彼女らしい。
「カナデ君、痩せる魔法って何? 私もかけられたい!」
「いや、フェアリナは今のままで良くないか?」
「ダメ、全然足りないの。二の腕だって、背中だって、こんなに余計なものがたくさんついてるし……」
フェアリナは唇を噛み締め、泣きそうな表情で、自らの腕の皮を摘まむ。確かに余分ではあるかもしれないけれど、カナデにはちょうど良い程度であった。多少丸みを帯び、所々モチモチ、いやムチムチしていた方が、女の子らしくはあるのだから。
「それくらいで問題ないとは思うけどな」
「問題なくないよ! こんなだらしない身体じゃあ、玉の輿なんて夢のまた夢よ!」
――はい?
「お前はそのためだけに痩せたいのか? 純粋に綺麗になりたいとか、可愛くなりたいとかじゃなくて?」
「エヘッ、だって、学校のみんなが痩せて良い男捕まえなきゃって。私も痩せなきゃ、セレブで優雅な毎日が送れないから」
フェアリナの言葉に、カナデは唖然としてしまう。
「だったらまず日々の甘いものを止めたら……」
「それ死ぬよ? 私が死んじゃうよ、カナデ君」
「死にません」
「死んじゃうんだよー、えーん」
泣き真似をするフェアリナに、カナデは呆れながらも、その潤んだ瞳にそれ以上彼女を責めることは出来なかった。
立ち込める白い煙。地面が焼かれたように、じゅうっと香ばしい音を立てている。
「おっと、手元が狂ったか。運が良い奴め」
カナデの小細工は彼には見えなかったはずだ。剣を払いのけるにしても、ヒュウマの力の移動を見極め、それに従うようにカナデは力を入れたのだから。もちろん、氷を割ったのは、誤魔化しようがない。
「次は外さん」
「一撃勝負じゃなかったのか?」
「ふっ、まだ俺の攻撃ターンは終わらない」
「いや、先輩が嘘ついたら駄目でしょう」
カナデはなおも振りかぶられる剣を、片手を突きだし、制そうとする。
「年配者を労れと教えられなかったか?」
――話が違う。
それが勝負の世界だと言われれば、言い返すことは出来ないけれど。
カナデは何とかダメージを負ったふりが出来ないか考える。受けきっては不自然。避けては同じことの繰り返し。だったら自分からダメージを受けたように跳べば?
――それしかない。
そう思ったカナデは、攻撃を浴びながら、その方向へ跳躍しようとした。
――しかし。
「そこまでよ!」
女性の声がした。その声にビクッとしたように攻撃を止めるヒュウマ。
「あなたたちはまた学校で、何て馬鹿なことを?」
左右の腰に両手を当て、かんかんに怒っていたのは、ユリイナだった。藍色の髪に挟まっている小顔が、これでもかと言わんばかりに歪んでいる。眉間に皺が寄り、目には角を立てて怒っているから、せっかくの美人が台無しである。
「ちっ、止めに入らなければ俺の勝ちだったのに」
そのユリイナの耐えがたい形相を見てだろうか、ヒュウマは残念そうに呟いて、その二色の魔法剣をしまうのだった。
「助かったよ、ユリイナ」
ようやく笑みを漏らし、安堵の息をつくカナデ。しかし、カナデの予想に反して、ユリイナの表情は怒りに包まれたままだった。
「助かった? あなたはどうして一騎討ちを受けてるのよ?! 大切な人を守るのが、あなたの求める姿じゃなかったの? 他にやるべきことは多いはずだわ、違うかしら?」
「返す言葉もありません」
でも、思い起こせば、守衛としてカナデたちを襲ってきたのは彼女たちではなかっただろうか。やはり人間は自分にだけは甘い生き物である。
「まあ、男同士にしかわからない熱い戦いもあるさ」
「ヒュウマ! あなたも何言ってるの? 自分の行動を正当化して、ただ、弱いものイジメをしたいだけでしょう? この筋肉馬鹿!」
ヒュウマの魔法剣より、ユリイナの言葉の方が、よっぽど威力が高そうだった。その証拠にヒュウマの目から生気が消えた。
気づくと2人はユリイナの前で正座をし、説教をされていた。寮への道の中央ということもあって、事情を知らない生徒たちが通る度に「どんなプレイ?」と可笑しそうに口に手をやっていた。
――いえ、こういうプレイです。
カナデはスイッチの入ったユリイナの言葉に頷きつつも、となりで足が痺れ、脂汗をかきながら、苦悶の表情を浮かべるヒュウマに、傷みを和らげる魔法でエールを贈る。ユリイナに気づかれないように、無詠唱でだ。徐々に安らかな顔になるヒュウマ。彼とは確かに今、不思議な友情が芽生えた気がしていた。
翌朝、カナデは実技の授業でダンという少年とコンビを組むことになった。彼は病弱らしく、発育が悪いのか身体も小柄だ。髪は少し長めで、青白くやつれた印象ではあるが、その魔法値は、Dクラスでは1、2を争うほど高く、魔法使いとしての素質は十分だという。ただ、彼の場合は、魔法を発動する前に体力が尽きるようで、まずはスタミナを付けることが、最優先の目標とのことだった。
――まずは運動か。
だからパートナーにカナデが選ばれたのだろう。このクラスの面々を見ても、魔法が得意な生徒は多いが、優等生らしく、運動に関しては不得手な印象である。その点、カナデは健康優良児で、頭より身体が先に動くほうだ。やはり、人は見た目が9割なのである。
「カナデさん、すごいですね。どうしてそんなに早く走れるんですか?」
息を切らしながら、ダンはカナデを見上げる。学校内を2周と、そんなに走ったわけではないのに、ダンは肩で息をしていて、かなり苦しそうだ。
「逆にどうしてダンは、そんなに辛そうなんだ? まるで、すごい重荷を背負っているみたいじゃないか」
カナデは山岳部や登山家の背負う荷物を思い浮かべた。
「カナデさんとは、生まれもった心臓の強度が違うんですよ。あなたの方は、魔法の靴でも履いて、まるで風に乗っているみたいで、私からしたら卑怯極まりないです」
まあ、確かにカナデの身体は特別製で、チーターと呼ばれても不思議ではない。
「ダンもすぐ余裕で動けるようになるさ。継続は力なり、だからな」
「継続ですか……。私には無理ですね。頑張っても頑張っても、体力がつくどころか、なくなってしまっている状態ですから。カナデ知っています? 私はこの病気のせいで、1年間のうち、半分も授業に出られていないのですよ。だから、継続という言葉は、私にとって夢のようなものです」
そう儚げに笑みを漏らすダン。ただの子供と思っていた彼に、そんな悲劇的な背景があったなんて、カナデは胸が苦しくなった。
放課後、噂を聞きつけたフェアリナが、カナデの元にやってきた。校内の盛り上がりから、少し遅れてくるあたりが彼女らしい。
「カナデ君、痩せる魔法って何? 私もかけられたい!」
「いや、フェアリナは今のままで良くないか?」
「ダメ、全然足りないの。二の腕だって、背中だって、こんなに余計なものがたくさんついてるし……」
フェアリナは唇を噛み締め、泣きそうな表情で、自らの腕の皮を摘まむ。確かに余分ではあるかもしれないけれど、カナデにはちょうど良い程度であった。多少丸みを帯び、所々モチモチ、いやムチムチしていた方が、女の子らしくはあるのだから。
「それくらいで問題ないとは思うけどな」
「問題なくないよ! こんなだらしない身体じゃあ、玉の輿なんて夢のまた夢よ!」
――はい?
「お前はそのためだけに痩せたいのか? 純粋に綺麗になりたいとか、可愛くなりたいとかじゃなくて?」
「エヘッ、だって、学校のみんなが痩せて良い男捕まえなきゃって。私も痩せなきゃ、セレブで優雅な毎日が送れないから」
フェアリナの言葉に、カナデは唖然としてしまう。
「だったらまず日々の甘いものを止めたら……」
「それ死ぬよ? 私が死んじゃうよ、カナデ君」
「死にません」
「死んじゃうんだよー、えーん」
泣き真似をするフェアリナに、カナデは呆れながらも、その潤んだ瞳にそれ以上彼女を責めることは出来なかった。
0
あなたにおすすめの小説
五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~
放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」
大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。
生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。
しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。
「すまない。私は父としての責任を果たす」
かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。
だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。
これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ダンジョンを拾ったので、スキル〈ホームセンター〉で好き勝手リフォームします
ランド犬
ファンタジー
異世界に転移した佐々木悠人は、召喚でも勇者でもなかった。ただ迷い込んだ先で見つけたのは、王都を望む郊外にひっそりと口を開けるダンジョン。足を踏み入れた瞬間、発動したスキルは
――〈ホームセンター〉
壁を張り替え、部屋を増やし、畑や牧場、カフェまで作れる不可思議な力だった。
気ままに始めたリフォームは、もふもふなネコミミ獣人の少女との出会いをきっかけに、思わぬ変化を呼び始める。
拡張され続けるダンジョンの先で、悠人が作り上げる“住める迷宮”とは――?
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
英雄将軍の隠し子は、軍学校で『普通』に暮らしたい。~でも前世の戦術知識がチートすぎて、気付けば帝国の影の支配者になっていました~
ヒミヤデリュージョン
ファンタジー
帝国の辺境で、ただ静かに生き延びたいと願う少年、ヴァン。
彼に正義感はない。あるのは、前世の記憶と、母が遺した『物理法則を応用した高圧魔力』という危険な理論だけだ。
敵の大軍が迫る中、ヴァンは剣も振るわず、補給線と心理を切り裂く。
結果、敵軍は撤退。代償も、喝采も、彼には無意味だった。
だが、その「効率的すぎる勝利」は帝国の目に留まり、彼は最高峰の『帝国軍事学院』へと引きずり出される。
「英雄になりたいわけじゃない。生き残りたいだけだ」
謎の仮面メイド『シンカク』、命を取引に差し出した狼耳の少女『アイリ』。
少年は選択する。正義ではなく、最も費用対効果の高い道を。
これは、合理が英雄譚を侵食していく、学園ミリタリーファンタジー。
【※作者は日本語を勉強中の外国人です。翻訳ソフトと辞書を駆使して執筆しています。至らない点もあるかと思いますが、物語を楽しんでいただければ幸いです。】
御家騒動なんて真っ平ごめんです〜捨てられた双子の片割れは平凡な人生を歩みたい〜
伽羅
ファンタジー
【幼少期】
双子の弟に殺された…と思ったら、何故か赤ん坊に生まれ変わっていた。
ここはもしかして異世界か?
だが、そこでも双子だったため、後継者争いを懸念する親に孤児院の前に捨てられてしまう。
ようやく里親が見つかり、平和に暮らせると思っていたが…。
【学院期】
学院に通い出すとそこには双子の片割れのエドワード王子も通っていた。
周りに双子だとバレないように学院生活を送っていたが、何故かエドワード王子の影武者をする事になり…。
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる