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四章.入れ替わり
3.修学旅行のお知らせ
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小中高一貫の、紅葉姉妹が通う学校は、中学校の修学旅行がない。そのかわり、高校の修学旅行は海外に行くのだという。小学校の時にはあったのだが、事故の後間もなかったので欠席した。(ということにしている)
だから、この高校の修学旅行が紅葉ちゃんの初めての修学旅行になる。
学生生活最後の修学旅行にはぜひ参加して欲しい。
‥その思い出まで奪ったってなったら、もうこの先俺は紅葉ちゃんになんてお詫びしていいのか分からない。
なので、入れ替わりはそれより先に行わなければいけない。
俺自身は‥。身体が戻っても修学旅行には行かないだろう。
旅行なんてどうでもいいけど、年を取った時に、無性に寂しくなるかもな。
‥ふと、そんな気がした。
桜の母さんに相談したら、少し考えたあと「それもそうね」といった(それだけだ。全然なんとも思ってないだろう)
あの人は自分が都合第一主義だから、思い出つくりみたいなものに価値をそんなに重く置いてないんだろう。
全く要らないとは流石に思ってないだろうけど、多分二の次になってしまうんだろう。
だけど‥
俺もそういうとこあるかも。
遺伝だろうか。
「柊さん」
と、後ろから誰かの呼ぶ声に気が付いた。
今更「柊って誰だ? ああ、俺のことか‥」とか思わない。
普通に振り返る。
確か同じクラスの小西さんだ。吹奏楽部に入っている大人しめの女子。
よく放課後、部活が始まる前に音楽室に入って練習しているのを見る。小さな体には不似合いな大きなホルンを一生懸命に吹いているって印象。
「小西さん」
つい相生スマイル。相崎のいうところの「女たらしスマイル」だ。
「! 」
小西さんは、ちょっと顔を赤くして口ごもった。
やっべ。笑顔間違えちゃった。
小学生だった頃‥まだ普通に四朗だった頃‥、癖で営業スマイルを浮かべた俺に「しんちゃんの笑顔って、あれだね。女タラシスマイルって感じだよね。そういうの健全じゃないっていうんだよ? 女の人を誑し込む笑顔とか‥よくないよ? 」って相崎が言ってきたんだ。
女の人を誑し込むって‥! その表現の方がよっぽど不健全だわ!
相崎は俺に対して結構そんな感じのイチャモンをつけて来た。
‥俺は勿論そういうのじゃなかったんだけど、相崎にはそんな風に見えたのかな?
あの頃から既に、相崎は女の子の目とかやたら気にしていた。
ませてたんだろうね。
注※小学5年生位の事だから、普通です。四朗が特別淡泊過ぎただけです。
「どうしたの? 」
俺はすぐに「通常の紅葉の表情」= 無表情よりやや優しめ に戻して小西さんを見た。
小西さんは、はっとここに来た目的をおもいだしたらしく、しかし、言いにくそうに話し始めた。
「もうすぐ‥修学旅行だね」
‥表情が硬い。
少し話すだけだのにこんなに緊張されている‥。俺は、よっぽど話しにくい雰囲気を出しているのだろう。
思えば、ほとんど誰とも話してこなかった。
これは反省しなければいけないな。(ごめんね! 紅葉ちゃん)
「そうだね」
なるべくにこやかに相槌を打つ。
笑顔を心掛けたからか、小西さんも、少しリラックスしてきたようだ。
笑顔は大事だ。
「もし、よかったら、一緒に自由時間回らない? 」
ちょっと間を空けて小西さんは何かを決意したように言った。
「え? 」
考えてもいなかった言葉に、つい固まってしまった。
自由時間。
そういえば、そういうものもあるな。それは、重要だな。
ごくり、とつい唾を飲み込んでしまった。
「あ、誰かと約束してたらとかだったら、いいんだよ? ごめんね」
わたわたと焦る小西さんに、思わず大きく首を振ってしまった。
「そんなの、ないよ! 一緒に回ろう! 」
思わず、即決しちゃったよ。なんだろ、この子。かわいい。
千佳ちゃんとか桜の母さんのメイドさんとか、癖のある子しか見てこなかったから、こういう素朴な子に悲しい顔されると、焦ってしまう。
「あ! 私も一緒でいい? 私も柊さんと話してみたいって思ってたんだ」
今まで遠巻きに見ていた、クラスメートが走り寄ってきて言った。名前は、確か‥なんだっけ、陸上をやっているのを見たことがあるような気がする‥で、クラスのリレーの選手に選ばれた子だよな‥。
小西さんとは違って、いかにも活発そうな感じの子だ。
「美恵ちゃん」
小西さんがにこり、と笑う。友達なんだろうか。
「じゃあ、三人でね」
美恵ちゃん(たしか、苗字は野上さんだ)が楽しそうに笑った。
そんなこんなで、美恵ちゃん‥野上さん、小西さん、そして紅葉の三人で班を組むことになってしまった。勝手に決めちゃったりして悪かったなあ。でも、いい子そうな子たちだから、きっと紅葉ちゃんも気に入るよ。
多分。わからないけど。
そういえば、小学校での紅葉ちゃんってどんなだったんだろう。
手紙には「地味な生徒で自分の席でひっそり本を読んでた」みたいなことが書かれてた‥気がするけど。
人からみたイメージは違う‥ってこともあるだろうけど、今のところ「変わった」って言われたことない。
家族からは、「ちょっと変わった」って思われてたみたいだけど。
先日の千佳ちゃんの言葉を思い出し、ひやり、とした。
「変わったところもあるけど‥だけど、それも含めてくれちゃんだから」
は‥
嬉しかった。
「あと二か月後だね。楽しみだね」
そんな事を四朗が考えているなんてもちろん知りもせず、小西さんたち二人はにこにこと手を取り合っていた。
二か月‥。
つまり、入れ替えのタイムリミットも二か月後。
だから、この高校の修学旅行が紅葉ちゃんの初めての修学旅行になる。
学生生活最後の修学旅行にはぜひ参加して欲しい。
‥その思い出まで奪ったってなったら、もうこの先俺は紅葉ちゃんになんてお詫びしていいのか分からない。
なので、入れ替わりはそれより先に行わなければいけない。
俺自身は‥。身体が戻っても修学旅行には行かないだろう。
旅行なんてどうでもいいけど、年を取った時に、無性に寂しくなるかもな。
‥ふと、そんな気がした。
桜の母さんに相談したら、少し考えたあと「それもそうね」といった(それだけだ。全然なんとも思ってないだろう)
あの人は自分が都合第一主義だから、思い出つくりみたいなものに価値をそんなに重く置いてないんだろう。
全く要らないとは流石に思ってないだろうけど、多分二の次になってしまうんだろう。
だけど‥
俺もそういうとこあるかも。
遺伝だろうか。
「柊さん」
と、後ろから誰かの呼ぶ声に気が付いた。
今更「柊って誰だ? ああ、俺のことか‥」とか思わない。
普通に振り返る。
確か同じクラスの小西さんだ。吹奏楽部に入っている大人しめの女子。
よく放課後、部活が始まる前に音楽室に入って練習しているのを見る。小さな体には不似合いな大きなホルンを一生懸命に吹いているって印象。
「小西さん」
つい相生スマイル。相崎のいうところの「女たらしスマイル」だ。
「! 」
小西さんは、ちょっと顔を赤くして口ごもった。
やっべ。笑顔間違えちゃった。
小学生だった頃‥まだ普通に四朗だった頃‥、癖で営業スマイルを浮かべた俺に「しんちゃんの笑顔って、あれだね。女タラシスマイルって感じだよね。そういうの健全じゃないっていうんだよ? 女の人を誑し込む笑顔とか‥よくないよ? 」って相崎が言ってきたんだ。
女の人を誑し込むって‥! その表現の方がよっぽど不健全だわ!
相崎は俺に対して結構そんな感じのイチャモンをつけて来た。
‥俺は勿論そういうのじゃなかったんだけど、相崎にはそんな風に見えたのかな?
あの頃から既に、相崎は女の子の目とかやたら気にしていた。
ませてたんだろうね。
注※小学5年生位の事だから、普通です。四朗が特別淡泊過ぎただけです。
「どうしたの? 」
俺はすぐに「通常の紅葉の表情」= 無表情よりやや優しめ に戻して小西さんを見た。
小西さんは、はっとここに来た目的をおもいだしたらしく、しかし、言いにくそうに話し始めた。
「もうすぐ‥修学旅行だね」
‥表情が硬い。
少し話すだけだのにこんなに緊張されている‥。俺は、よっぽど話しにくい雰囲気を出しているのだろう。
思えば、ほとんど誰とも話してこなかった。
これは反省しなければいけないな。(ごめんね! 紅葉ちゃん)
「そうだね」
なるべくにこやかに相槌を打つ。
笑顔を心掛けたからか、小西さんも、少しリラックスしてきたようだ。
笑顔は大事だ。
「もし、よかったら、一緒に自由時間回らない? 」
ちょっと間を空けて小西さんは何かを決意したように言った。
「え? 」
考えてもいなかった言葉に、つい固まってしまった。
自由時間。
そういえば、そういうものもあるな。それは、重要だな。
ごくり、とつい唾を飲み込んでしまった。
「あ、誰かと約束してたらとかだったら、いいんだよ? ごめんね」
わたわたと焦る小西さんに、思わず大きく首を振ってしまった。
「そんなの、ないよ! 一緒に回ろう! 」
思わず、即決しちゃったよ。なんだろ、この子。かわいい。
千佳ちゃんとか桜の母さんのメイドさんとか、癖のある子しか見てこなかったから、こういう素朴な子に悲しい顔されると、焦ってしまう。
「あ! 私も一緒でいい? 私も柊さんと話してみたいって思ってたんだ」
今まで遠巻きに見ていた、クラスメートが走り寄ってきて言った。名前は、確か‥なんだっけ、陸上をやっているのを見たことがあるような気がする‥で、クラスのリレーの選手に選ばれた子だよな‥。
小西さんとは違って、いかにも活発そうな感じの子だ。
「美恵ちゃん」
小西さんがにこり、と笑う。友達なんだろうか。
「じゃあ、三人でね」
美恵ちゃん(たしか、苗字は野上さんだ)が楽しそうに笑った。
そんなこんなで、美恵ちゃん‥野上さん、小西さん、そして紅葉の三人で班を組むことになってしまった。勝手に決めちゃったりして悪かったなあ。でも、いい子そうな子たちだから、きっと紅葉ちゃんも気に入るよ。
多分。わからないけど。
そういえば、小学校での紅葉ちゃんってどんなだったんだろう。
手紙には「地味な生徒で自分の席でひっそり本を読んでた」みたいなことが書かれてた‥気がするけど。
人からみたイメージは違う‥ってこともあるだろうけど、今のところ「変わった」って言われたことない。
家族からは、「ちょっと変わった」って思われてたみたいだけど。
先日の千佳ちゃんの言葉を思い出し、ひやり、とした。
「変わったところもあるけど‥だけど、それも含めてくれちゃんだから」
は‥
嬉しかった。
「あと二か月後だね。楽しみだね」
そんな事を四朗が考えているなんてもちろん知りもせず、小西さんたち二人はにこにこと手を取り合っていた。
二か月‥。
つまり、入れ替えのタイムリミットも二か月後。
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