今世は『私の理想』の容姿らしいけど‥到底認められないんです! 

文月

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今世は『私の理想』の容姿らしいけど‥到底認められないんです! 

全然ロマンチックじゃない話。(side サル)

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「はい♡」
 笑顔で頷く俺・サル。

 てめえ!! 悪ふざけすんじゃねえ!! 

 叫んだヒツジ先輩。‥おもろ~!!
 キレた拍子に神経迄キレちゃったのか、真っ赤になって倒れたヒツジ先輩を肩にかついでカフェを出た。
 お姫様抱っこしないのかって? ‥しないよ、アレ自分より背の高い人間は持ちにくいよ。一番楽なのは、足を地面につけたまま両脇に手を入れてずりずり「引きずる」やけど、人間界で人(に見えるもの)を引きずって運んだら流石にマズいやろ? 靴も傷むしね。その点天上なら、地面もそこまで硬くないからそうするけどね~‥ってしない。絶対放っておく。運ぶわけないやん。天上なら治安いいから、ほっとく一択だよ。やさし~天女様に心配された方が先輩もラッキーってもんやろ? そこからロマンスとか生まれちゃうかもやろ?? もう、親切しかないやん。
 は~。(勿論、全然重いとかはないけど)面倒くさいわ~。(※ 見た目は人間だけど、天界人だから体重とかそういうのは普通の人よりずっと軽い)さっさと、天上に帰ろ‥(← 天上に帰るところ人に見られたらマズいから)

 そして、二人は人気がない所に消えた。

 腐な女子さんの妄想を掻き立てながら‥。


 ナガツキの人生をハヅキにくれ‥かあ‥。
 つまり、ナガツキの担当が終わるってこと。ホントに突然。まだ、8回目なのに。

「娘をお嫁に出す気分」

 天上に帰った俺はは~ってため息をついて自室のソファーにドカリと身体を投げた。さっきまで埃っぽい所に居たから帰ったら速攻シャワーだ。それ程綺麗好きってわけじゃないけど、地上ってなんであんなに埃っぽいのかね。あと‥アレだ。ヒツジ先輩を担いで来たじゃない。人の体温が肩に残ってるのってちょっと気持ち悪いよね。
 あ、ヒツジ先輩? 勿論、天上に帰った瞬間そこらに投げといた。ポイって。
 投げられた衝撃で普通なら起きそうだけど、全然起きる気配なかったけど‥大丈夫なんかね。あれかな。「慢性的な寝不足」って奴。‥なら猶更寝ててもらった方がいいよね。
 俺の家に連れて来る?! 絶対ない。 
 大丈夫。天上はあったかいから凍死する心配ないし、治安がいいから、財布すられたりとかしない。それどころか、身分証見て、家に送り届けてくれたりするだろう。
 勿論、寝込みを襲われるとか、絶対ない。天上の人々は皆紳士淑女だからね。
 そ。
 アニメ的展開「ピンチにヒーローに救われる」とか絶対ない世界なんよ☆
 初めて地上のアニメ見たときは「こわ~、地上こわ~」って思ったよね。でも、そこで暮らしていかなければならないナガツキの為に‥っていっぱいアニメ見たんだよね。(※ そして、今ではただのアニオタ)
 ナガツキにはこういう時‥どう教えようか? カリスマ恋愛テク伝承者(自称)として、常にナガツキには色々伝授しないといけないからな~。責任重大やね。

 (シュチュエーション)酔っぱらった男性が自分の前で寝ているパターン
 舞台は、居酒屋。
 サークルで飲み会があって、お調子者でムードメーカーの男性・マイクは皆に勧められるまま楽しく酒を飲んでいて、寝てしまう。マイクとナガツキは実は両想いなんだけど、あと一歩がお互い踏み出せない。それを知っている皆がお膳立てするために
「全くマイクの奴は‥」「ナガツキにお任せして、俺たちは二軒目行くか! 」
 なんて言いながら、二人を残して店を出る。
 マイクとナガツキを二人っきりにする為に。
「もう、何言ってんのよ! (赤面)」 
 寝ているマイクを前に苦笑いするナガツキ。

「この後、恋愛テク上級者ならどうするか‥って話や」
 放っておくって考えるのは、恋愛音痴や。(※ それ以前に人間として問題がある)
「お店の人的には「はよ連れて帰って~」って感じだよな」
 そりゃそうだ。邪魔だ。
「寝てるマイクを‥ひとまず運ぶ? タクシー呼んで。いや、女の細腕じゃ運べへんか‥」
「別の知り合いを呼ぶ? 」
 いや、そうじゃない。こんな時ロマンスの神様なら‥どうする? 
「一応起こす。泥酔してて意識がぼ~としてても全く動けないってことは、ない。「ん~? 」とか言いながら、言われるがまま動くってパターンは結構よくある。で、ぼーとした彼氏に肩を貸しながら、自宅に連れ帰る‥」
 その後はロマンチック展開。
「(いや、ないな)それを人は犯罪と言う」
 ってか‥
「泥酔すんなや!! ナガツキに気を使わせんな!! さっきのヒツジ先輩! 俺の手を煩わすな!! (※思い出し、ぶり返した怒り)」
「ああもう! 重かった‥ことはないけど!! 生温くって気持ち悪かった!! 」

 あ~腹立ってきた!!

 ‥ナガツキをお嫁に出すん、いややな~。
 大騒ぎして、ふと寂しくなるパターンやな。
 なんか、‥一気に寂しなってきた。
 今までこの仕事について‥ナガツキのことだけ考えて生きて来た。
 初めは‥ホンマに大変やった。
 ナガツキは、ハヅキの「全然恋愛に無関心」って部分を修正したタイプの試作品やった(※ 実はそんなんじゃないけど、神様的にはそう判断された)。「恋愛に関心ありタイプ」どのくらいの関心度にしたほうがいい? その調節を兼ねて「一二回は見守り」ってことになってたりして、まあはっきり言って、目的もなくただ見てただけのヒツジ先輩よりすることが多かった(※ 勿論ヒツジだって「見てるだけ」なわけないんだがサルにはそう見えてた)
 ずっと、見守ってた。
 ‥それだけに思い入れが強かったんや。
 惚れっぽ過ぎた一回目のナガツキ。‥見てて「ヤバ~」って思った。「ちょっと惚れっぽいかな」って位に「恋愛脳Level」を調節した二回目のナガツキ。俺が恋愛アニメで地上の恋愛を研究し始めたのはこの頃。結構ええ出来になったって思う。その後は‥恋愛経験積んでもろたり、色々やね。人生経験積んだりさ、色々することあるやん。
 ずっとナガツキを見て来た。
 ‥ホンマの娘以上に娘のようやった。(※ ホンマの娘以上とは何だろう)絶対、自分のことより心配やった。
 だから‥
 手を離すのが辛い。
 ホンマに‥寂しいし、苦しいし‥俺、これから何したらええん? って‥
 酒とかは飲まへんねんけど、何か今は「酔っぱらいたいな」って気分や。
 喪失感っての? 半端ない。
 寂しい。怖い。辛い。それに‥ムカつく。ホンマ、運営の奴らムカつく。
 色んな気持がごっちゃになって、ただただ、

 ヒツジ先輩、ムカつくなって。


「へくっちょ」
 ヒツジが目が覚ましたのは、天上のゲート横のベンチだった。
 なんか、ブランケット掛けてある。
「‥よく寝た」
 起き上がってブランケットをたたんでいたら、
「あ、起きはったんですか。お家に送ろうか‥と思ったんですけど、あいにくと仕事中でして‥」
 ベンチ横のクレープ屋の兄ちゃんがへちょっと眉を下げて謝ってきた。
 ‥いやいや、何でアンタが謝るん。 
 悪いのは、こんなところで寝てる俺‥ってか、こんなところに俺を捨てたサルですから。
 きっとアレでしょ? アイツはゲートに着いたと同時に俺をそこら辺にポイって捨てたんでしょ? で、貴方が俺をこのベンチ迄運んでくれて、ブランケットもかけてくれた、と。
 本当にありがとうございました。
 クレープ屋の兄ちゃんにお礼を言ってブランケットを返し、ついでにクレープ(小麦粉とかそば粉を水で練って焼いたモノ、砂糖は入っているが地上程旨いものでもない)を三個買って帰った。一つはその場で食べた。お腹がすくから‥とか美味しいから‥っていうより、食べないと動けないから。食べたものそのまま活動源って感じ。消化とかよくわからないけど、食べたものが即座に魔素ってのかな‥そういう「エネルギー源」になって生きていく力になる。
 だから、食べればそれでいい。でも、折角なら「美味しい」って気持ち、一瞬味わいたいじゃない? 
 さっき食べたクレープはイチゴのジャムの奴。もう二つは、桃ジャムと洋ナシ。ベジタリアンとかそういうのじゃなくて、天上人は肉を食べない。ってか、動物を殺して食べるって考え方がまずない。「健康の為タンパク質とかとらなきゃ~」とか言う考え方ないし、「新しい、美味しいものを求めて」とか言う考え方もない。「残酷じゃない‥」とかじゃなくて「わざわざ獣殺さんでも‥食べるものあるし‥」って位の感覚。うん、獣を食べるイメージないな~。
 食べ物か食べ物じゃないか。シンプル。食べられそうなものを食べる。そこにたまたま「あ、これ旨い」「また食おう」ってのがあるだけ。食べたら毒って植物ここには多分、ない。
 因みに旨いもんの例。モモやイチゴなんかの果物。クリーム(牛乳加工食品は結構皆色々食べる)。小麦を練っただけのパンやクレープっぽいやつにジャムつけたやつ。砂糖の加工品(飴とか綿菓子)
 クレープは人気の食べ物。地上の奴を知ったら‥「そう旨い」ってもんじゃないんだけど、普通に悪くない。
 あと二つは、サルに持ってってやる分だ。アイツ、甘いもん好きだから喜ぶだろう。
 地上に行ったら結構色んなもんを食べてみようって思うけど‥「食べる必要のないもの」を食べる必要はないし、結局軽いサンドイッチっての? チーズとかはさんであるやつ。チーズとか、卵サンドは食べる。でも、ハムとか、とんかつ? みたいな‥肉を食べたいとは思わないんだよね。‥なんてのかな、「別に食べたいと思わへんから」ってだけのシンプルな理由。獣やから、とかじゃない、それで言ったら卵もそうやろ? そういうのやないんや、別に。ただ、別に食べたくないかなって。俺はね。サルはどう考えてんやろな、そういうとこ。今日は、ウエハースとかささった「スペシャルパフェ」食ってたけど。アイスにもウエハースにも卵ガンガン入ってるよね。  
 サルの奴‥
 こんなところで放って行ったとはいえ、ここまで連れて帰ってくれたんだ。お礼を言わないとナ。(可愛い後輩だしな)
 サルんちについて、「おーい、サル」って呼んだら、泣きはらした顔のサルが出てきた。
「ナガツキが~」
 ってもう、ナガツキロスになってる。  
 しっかりしろ、まだナガツキは「今世」の途中やろうが。
 ヤレヤレって顔してクレープを渡して礼を伝えたら、抱き着かれて泣かれた。
 ‥そんなに感動したんやろか。 
 あ、違う? ナガツキロスやったね。まあ‥泣きたい日もあるやろ。しゃあないからつきおうたるわ。泣きたいだけ泣けばいいさ。
 優しい俺。‥やのに、
「‥硬い、ごつごつしとる‥。優しい女の子の柔らかい胸の中で泣きたかった‥」
 って落ち着いたサルが「思わず」呟いた一言に、ぶち切れて、殴り倒して帰宅。
 小骨刺さる‥髪の毛刺さる(※ サルは所謂剛毛なんだ。ってか、サラッとした柔らかい男の髪なんて‥少女漫画の妄想だよね!? )‥って思いながら胸を貸してやった俺によくそんなこと言えたもんやで!! 俺の服の胸元涙と鼻水でぐしょぐしょにされたんだぞ!! 
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