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「では、始めます。『第一回・王家資産見直し大会』を開催します!」
王宮の大ホール。
そこに集められたのは、アレクシス殿下が過去数年間に買い集めた膨大なコレクションの山だった。
壺、剣、絵画、謎の石像、そして意味不明な剥製たち。
それらを前に、私は拡声器(魔導具)片手に高らかに宣言した。
「ルールは簡単です。私が『必要』と判断したものは残留。『不要』と判断したものは即座に売却、または廃棄します。異論は認めません!」
「そ、そんな……! これらは私の大切な……!」
アレクシス殿下が山の一角にしがみついて叫ぶ。
「却下します。リリア、記録を」
「はい、師匠!」
私の隣には、バインダーを持ったリリア様が控えている。
彼女の目は、獲物を狙う狩人のようにギラついていた。
「では、手始めにこれ。……『伝説の勇者が使っていた聖剣(自称)』」
私は錆びついた剣を持ち上げた。
「殿下、これいくらで購入されました?」
「き、金貨五百枚だ! 骨董商が『これを持つ者は世界を制す』と……」
「鑑定結果が出ました。これ、ただの鉄屑です。しかも昨年生造された偽物。グリップの裏に『メイド・イン・隣国』って刻印があります」
「な、なんだと!?」
「資産価値、銅貨三枚。鉄くずとして業者に引き取らせます。次!」
私は剣を『廃棄ボックス』へ放り投げた。
ガシャン! と無慈悲な音が響く。
「ああああっ! 私の聖剣がぁぁっ!」
「次! 『幸福を呼ぶ壺』。購入額、金貨三百枚」
「それは割らないでくれ! 毎日撫でると運気が上がると……!」
「壺の底にカビが生えています。衛生的にアウト。あと、これと同じものが市場で金貨一枚で売られていました。ボラれすぎです」
ガシャーン!
「ギャアアアアッ!」
殿下の悲鳴がホールに木霊する。
私は止まらない。
「『ドラゴンの鱗(トカゲの皮)』、廃棄!」
「『不老不死の霊薬(ただの砂糖水)』、排水溝へ!」
「『着るとモテる魔法のマント(派手なだけの布)』、雑巾にします!」
次々と投げ捨てられるガラクタたち。
殿下は泡を吹いて倒れそうになっているが、誰も助けない。
なぜなら、ホールの入り口にはギルバート様が仁王立ちしているからだ。
「……文句がある者は前に出ろ」
ギルバート様が剣の柄に手をかけて睨みを利かせる。
「私のパートナーが、国のために掃除をしているのだ。邪魔をするなら、このガラクタと共に焼却処分にするが?」
その殺気に、遠巻きに見ていた貴族たちも「ヒッ」と縮み上がっている。
「素晴らしいです、ギルバート様。その威圧感だけで警備費の削減になります」
私はウインクを送った。
「君のためなら、魔王でも威圧してみせよう」
「頼もしい限りです。ではリリア、現在の回収額は?」
リリア様が素早く電卓を叩く。
「はい! ガラクタの売却益は微々たるものですが、購入ルートの不正を暴き、悪徳商人から違約金を巻き上げた結果……現在、金貨一万枚を回収しました!」
「素晴らしい! さすが私の弟子!」
「えへへ、師匠のおかげです! 詐欺師を追い詰める尋問テクニック、役に立ちました!」
リリア様は満面の笑みだ。
彼女、完全に覚醒している。
以前の儚げな令嬢はどこへやら、今では「回収の鬼」として商人たちから恐れられているらしい。
「さて、次は……あら?」
私はガラクタの山の中に、一つだけ異質な気配を感じて手を止めた。
埃にまみれた、小さな木箱だ。
「殿下、これは?」
「え? あ、ああ……それは……昔、地方の露店で買ったガラクタだ。中身も分からないし、捨てようと思っていたのだが……」
私は箱を開けた。
中に入っていたのは、黒ずんだ石ころ一つ。
だが、私は眼鏡の位置を直し、懐からルーペを取り出した。
「……ほう」
「なんだ? ただの石だろう? 捨ててくれ」
「殿下。貴方は本当に、見る目がありませんね」
私は呆れてため息をついた。
「リリア、研磨剤と布を」
「はい!」
私は石を丁寧に磨き上げた。
すると、黒ずみが取れ、中からまばゆいばかりの青い光が溢れ出した。
「なっ……!?」
周囲がどよめく。
「こ、これは……『星の涙』!?」
ギルバート様が驚きの声を上げた。
「はい。五百年に一度しか採掘されないという、超希少な魔宝石です。市場価格なら、これ一つで城が建ちます」
「し、城だと!?」
殿下が飛び起きた。
「そ、そんな価値があるのか!? やった! やっぱり私は運がいい! それがあれば借金なんて……」
「残念でした」
私はピシャリと言い放った。
「この宝石、管理状態が悪すぎて魔力が半減しています。湿気のある箱に放置したせいで、内部にクラック(ヒビ)が入っている。……価値は十分の一ですね」
「そ、そんなぁ……」
「それでも金貨五千枚にはなりますが。……殿下、貴方は本物の宝を持っていながら、扱い方を知らずに腐らせていたのです。まるで、優秀な婚約者や側近をないがしろにしていたように」
私の皮肉に、殿下は言葉を詰まらせ、ガクリと項垂れた。
「……返す言葉もない……」
「反省するなら、まずはその浪費癖を治してください。リリア、この宝石は最高値で売却。売上は全額、国庫の補填に回します」
「承知いたしました!」
こうして、半日に及ぶ「大断捨離大会」は終了した。
ホールは綺麗さっぱり片付き、代わりに国庫には当面の運転資金が確保された。
「ふぅ……疲れたわね」
私は伸びをした。
「お疲れ様、チューナ」
ギルバート様が冷たい飲み物を差し出してくれる。
「ありがとう。……でも、まだ終わりじゃないわ」
私はドリンクを一気に飲み干し、ニヤリと笑った。
「物の整理は終わりました。次は……『人』の整理です」
「人?」
「ええ。この国には、殿下以外にも無能な……失礼、給料泥棒な役人や貴族が蔓延っています。彼らを一掃し、組織をスリム化しなければ、真の再建はあり得ません」
私はリリア様に向き直った。
「リリア。人事考課表のリストは?」
「用意してあります! 過去十年の勤務態度、収賄疑惑、女性関係のトラブル……すべて網羅した『ブラックリスト』です!」
リリア様が分厚いファイルを掲げる。
「完璧よ。……さあ、明日は『リストラと左遷の嵐』を吹かせましょうか」
私の言葉に、遠くで誰かがクシャミをしたような気がした。
王宮の改革は、まだ始まったばかり。
私の慰謝料(と老後)を守るための戦いは、いよいよ核心へと迫っていく。
王宮の大ホール。
そこに集められたのは、アレクシス殿下が過去数年間に買い集めた膨大なコレクションの山だった。
壺、剣、絵画、謎の石像、そして意味不明な剥製たち。
それらを前に、私は拡声器(魔導具)片手に高らかに宣言した。
「ルールは簡単です。私が『必要』と判断したものは残留。『不要』と判断したものは即座に売却、または廃棄します。異論は認めません!」
「そ、そんな……! これらは私の大切な……!」
アレクシス殿下が山の一角にしがみついて叫ぶ。
「却下します。リリア、記録を」
「はい、師匠!」
私の隣には、バインダーを持ったリリア様が控えている。
彼女の目は、獲物を狙う狩人のようにギラついていた。
「では、手始めにこれ。……『伝説の勇者が使っていた聖剣(自称)』」
私は錆びついた剣を持ち上げた。
「殿下、これいくらで購入されました?」
「き、金貨五百枚だ! 骨董商が『これを持つ者は世界を制す』と……」
「鑑定結果が出ました。これ、ただの鉄屑です。しかも昨年生造された偽物。グリップの裏に『メイド・イン・隣国』って刻印があります」
「な、なんだと!?」
「資産価値、銅貨三枚。鉄くずとして業者に引き取らせます。次!」
私は剣を『廃棄ボックス』へ放り投げた。
ガシャン! と無慈悲な音が響く。
「ああああっ! 私の聖剣がぁぁっ!」
「次! 『幸福を呼ぶ壺』。購入額、金貨三百枚」
「それは割らないでくれ! 毎日撫でると運気が上がると……!」
「壺の底にカビが生えています。衛生的にアウト。あと、これと同じものが市場で金貨一枚で売られていました。ボラれすぎです」
ガシャーン!
「ギャアアアアッ!」
殿下の悲鳴がホールに木霊する。
私は止まらない。
「『ドラゴンの鱗(トカゲの皮)』、廃棄!」
「『不老不死の霊薬(ただの砂糖水)』、排水溝へ!」
「『着るとモテる魔法のマント(派手なだけの布)』、雑巾にします!」
次々と投げ捨てられるガラクタたち。
殿下は泡を吹いて倒れそうになっているが、誰も助けない。
なぜなら、ホールの入り口にはギルバート様が仁王立ちしているからだ。
「……文句がある者は前に出ろ」
ギルバート様が剣の柄に手をかけて睨みを利かせる。
「私のパートナーが、国のために掃除をしているのだ。邪魔をするなら、このガラクタと共に焼却処分にするが?」
その殺気に、遠巻きに見ていた貴族たちも「ヒッ」と縮み上がっている。
「素晴らしいです、ギルバート様。その威圧感だけで警備費の削減になります」
私はウインクを送った。
「君のためなら、魔王でも威圧してみせよう」
「頼もしい限りです。ではリリア、現在の回収額は?」
リリア様が素早く電卓を叩く。
「はい! ガラクタの売却益は微々たるものですが、購入ルートの不正を暴き、悪徳商人から違約金を巻き上げた結果……現在、金貨一万枚を回収しました!」
「素晴らしい! さすが私の弟子!」
「えへへ、師匠のおかげです! 詐欺師を追い詰める尋問テクニック、役に立ちました!」
リリア様は満面の笑みだ。
彼女、完全に覚醒している。
以前の儚げな令嬢はどこへやら、今では「回収の鬼」として商人たちから恐れられているらしい。
「さて、次は……あら?」
私はガラクタの山の中に、一つだけ異質な気配を感じて手を止めた。
埃にまみれた、小さな木箱だ。
「殿下、これは?」
「え? あ、ああ……それは……昔、地方の露店で買ったガラクタだ。中身も分からないし、捨てようと思っていたのだが……」
私は箱を開けた。
中に入っていたのは、黒ずんだ石ころ一つ。
だが、私は眼鏡の位置を直し、懐からルーペを取り出した。
「……ほう」
「なんだ? ただの石だろう? 捨ててくれ」
「殿下。貴方は本当に、見る目がありませんね」
私は呆れてため息をついた。
「リリア、研磨剤と布を」
「はい!」
私は石を丁寧に磨き上げた。
すると、黒ずみが取れ、中からまばゆいばかりの青い光が溢れ出した。
「なっ……!?」
周囲がどよめく。
「こ、これは……『星の涙』!?」
ギルバート様が驚きの声を上げた。
「はい。五百年に一度しか採掘されないという、超希少な魔宝石です。市場価格なら、これ一つで城が建ちます」
「し、城だと!?」
殿下が飛び起きた。
「そ、そんな価値があるのか!? やった! やっぱり私は運がいい! それがあれば借金なんて……」
「残念でした」
私はピシャリと言い放った。
「この宝石、管理状態が悪すぎて魔力が半減しています。湿気のある箱に放置したせいで、内部にクラック(ヒビ)が入っている。……価値は十分の一ですね」
「そ、そんなぁ……」
「それでも金貨五千枚にはなりますが。……殿下、貴方は本物の宝を持っていながら、扱い方を知らずに腐らせていたのです。まるで、優秀な婚約者や側近をないがしろにしていたように」
私の皮肉に、殿下は言葉を詰まらせ、ガクリと項垂れた。
「……返す言葉もない……」
「反省するなら、まずはその浪費癖を治してください。リリア、この宝石は最高値で売却。売上は全額、国庫の補填に回します」
「承知いたしました!」
こうして、半日に及ぶ「大断捨離大会」は終了した。
ホールは綺麗さっぱり片付き、代わりに国庫には当面の運転資金が確保された。
「ふぅ……疲れたわね」
私は伸びをした。
「お疲れ様、チューナ」
ギルバート様が冷たい飲み物を差し出してくれる。
「ありがとう。……でも、まだ終わりじゃないわ」
私はドリンクを一気に飲み干し、ニヤリと笑った。
「物の整理は終わりました。次は……『人』の整理です」
「人?」
「ええ。この国には、殿下以外にも無能な……失礼、給料泥棒な役人や貴族が蔓延っています。彼らを一掃し、組織をスリム化しなければ、真の再建はあり得ません」
私はリリア様に向き直った。
「リリア。人事考課表のリストは?」
「用意してあります! 過去十年の勤務態度、収賄疑惑、女性関係のトラブル……すべて網羅した『ブラックリスト』です!」
リリア様が分厚いファイルを掲げる。
「完璧よ。……さあ、明日は『リストラと左遷の嵐』を吹かせましょうか」
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