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第3話 クリスマスライン
協定
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よく泥棒達と話していると、ヘッポコ・エイト2世が盗んだもののなかで、なにが1番すごいかって話題になる。あの宝石だとか、死だとか、国だとかね。まあ僕が思うに、これはヘッポコ・エイト2世が初期に盗んだものだけど、それはクリスマスラインだと思うんだ。今回はそんなお話し
物事には何にでも始まりと終わりがある。それはクリスマスにも当てはまる。絶対に君も考えたことがあると思うんだ『サンタクロースはいつ来るんだろう?』って。
サンタクロースは何処からプレゼントを配るの?世界中で1番良い子から?それともサンタの家の近くから?ウチには何時ごろに来てくれるの?
何にでも始まりと終わりがあるからには、もちろんクリスマスプレゼントにも始まりと終わりがある。それがクリスマスプレゼントのスタートラインとゴールライン、人呼んで『クリスマスライン』ってわけ。
このクリスマスラインには、ある協定が存在する。そっちじゃなくてゴールラインの方。
サンタクロースはクリスマスイブの夜からプレゼントを配り始める。つまり夜に人の家に忍び込むわけ。
同じように夜に人様の家に忍び込むヤツ等がいる。そう僕が愛する泥棒達。
そんなわけで両者、サンタクロースと泥棒協会はある協定を結んでいる。
1つ!忍び込んだ家で出会ってもお互い知らんぷりすること
1つ!泥棒が夜に仕事に行くとき、はたまた夜中に家に帰った時にサンタと出くわさないよう泥棒の家の子供には明け方、最後にプレゼントを配ること
1つ!サンタクロースの家には泥棒に入らないこと
この3協定は大昔に結ばれ、この協定のおかげでサンタクロースと泥棒達はクリスマスもうまくやってこれた。
しかし、このありがたい協定に納得がいかない者が1人いた。そうヘッポコ・エイト2世だ。
彼の言い分では、『クリスマスプレゼントを最後にもらうなんて納得できない!ひと晩中サンタクロースを待ってる僕の身にもなってよ。みんなは協定に従えって言うけどおかしいよ。僕は泥棒の家の子供じゃなくて、子供の泥棒だから協定には当てはまらないと思うんだ。うん、絶対に当てはまらない!』
かくしてヘッポコ・エイト2世は、直接サンタクロースに文句を言うべく、サンタの家まで会いに行った。
物事には何にでも始まりと終わりがある。それはクリスマスにも当てはまる。絶対に君も考えたことがあると思うんだ『サンタクロースはいつ来るんだろう?』って。
サンタクロースは何処からプレゼントを配るの?世界中で1番良い子から?それともサンタの家の近くから?ウチには何時ごろに来てくれるの?
何にでも始まりと終わりがあるからには、もちろんクリスマスプレゼントにも始まりと終わりがある。それがクリスマスプレゼントのスタートラインとゴールライン、人呼んで『クリスマスライン』ってわけ。
このクリスマスラインには、ある協定が存在する。そっちじゃなくてゴールラインの方。
サンタクロースはクリスマスイブの夜からプレゼントを配り始める。つまり夜に人の家に忍び込むわけ。
同じように夜に人様の家に忍び込むヤツ等がいる。そう僕が愛する泥棒達。
そんなわけで両者、サンタクロースと泥棒協会はある協定を結んでいる。
1つ!忍び込んだ家で出会ってもお互い知らんぷりすること
1つ!泥棒が夜に仕事に行くとき、はたまた夜中に家に帰った時にサンタと出くわさないよう泥棒の家の子供には明け方、最後にプレゼントを配ること
1つ!サンタクロースの家には泥棒に入らないこと
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かくしてヘッポコ・エイト2世は、直接サンタクロースに文句を言うべく、サンタの家まで会いに行った。
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