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003.「めっちゃ、羨ましいんだけど……!」
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夜、何かの気配に気づいて勇者は目を覚ました。その気配が何なのか、勇者は既に知っている。慌てて起き上がるが、テーブルに突っ伏して眠っていたはずの魔女はいない。
「魔女様?」
勇者はそばに置いてあった聖剣を取り、痛む足を押さえながら扉のほうへと向かう。
肌がヒリヒリゾワゾワとするようなこの感覚を、勇者は知っている。緋の国で何度も経験した「魔王」の気配だ。憤怒の魔王か、憂鬱の魔王か。遭遇したことのある魔王を思い浮かべ、勇者は聖剣を握りしめる。
ただそこに「在る」だけの魔王を、聖剣で倒すことはできない。追い払うことはできるものの、勇者と聖女の力では滅ぼすことはできない。人々の感情により生じる災厄――聖教会でも魔王との共生が説かれているのだ。
「魔女様?」
魔女には魔王を追い払う力も、『瘴気の澱』を祓う力もない。果ての森に満ちている『瘴気の澱』がいずれかの魔王がもたらしたものだとするならば、魔女が危険だ。勇者は魔女の身を案じたのだ。
「魔女、様?」
小屋の外に続く扉を大きく開け、勇者はその光景に愕然とする。
近くの小さな泉のほとりに、魔女は横向きで座っている。勇者には気づいていない。木々に遮られず、月の光が一筋に落ちてくる中で、水浴びをしているのだと勇者にもわかる。ただ、水浴びをしているだけなのに、魔女は水面を見下ろして笑っているのだ。勇者には決して見せない、柔らかな笑顔で。
魔女が水面を撫でると、泉から何かが出てくる。魔女の手首ほどの太さの、深緑色の長いもの。そして、指ほどの太さの黄緑色の細長いもの。ヌラヌラと濡れたそれは、意思を持つ生物のように魔女の体に触れる。足に、胴に、手に、縄のように巻きつく。魔女はくすぐったそうに身じろぎをして、小さな笑い声を上げるだけだ。
だから、勇者は動けない。魔女がその触手を慈しんでいるのがわかるために、その場から一歩も動けない。
ウネウネと動く細長い黄緑色が、器用に魔女の体から朱色の衣服を取り払う。月の光に照らされた魔女の裸体は白く、水に濡れて輝いている。その美しく柔らかそうな肢体に、黄緑色の触手がゆっくりと巻きついていく。
触手は魔女を拘束するのではなく、全身を這い回りながら、少しずつ魔女の快楽を引き出している。時折、艷やかな声が零れ落ちてくる。
「あっ」
程よい大きさの乳房に黄緑色の触手がまとわりつき、別の触手がその乳首を優しく捏ねる。魔女は頬を赤らめ、自由になる手で他の触手の尖端を撫でてやる。
「……かわい、っあ、んっ」
太腿を這う細長い黄緑色の触手があわいにたどり着いたのか、魔女は背を丸めて快楽に耐えている。頬は上気し、何度もビクビクと体が震えている。
勇者は痛む足を引きずり、こっそりと小屋の中へと戻る。扉を薄く開けたまま、身を隠したのだ。
泉の中にいるものが何なのか、勇者にはもうわかっている。憤怒の魔王でも、憂鬱の魔王でもない。触手を持つ、初めて見る魔王だ。
魔王の一部が魔女の体に卑猥に絡みつき、水辺で戯れている状況に、勇者はすべてを悟る。
彼女は魔王に魅入られてしまった。だから「魔女」になったのだ。ここは、あの魔王と魔女の楽園なのだ、と。
「めっちゃ、羨ましいんだけど……!」
勇者は既に自分の体に起きた変化に気づいている。股間が熱を持ち、硬く唆り立っているのだ。魔王と魔女の情事にあてられて勃起してしまったことを、勇者は一瞬恥じたものの、「まぁ、生理現象のうちだよね」と納得することにした。
「あっ、あ、ああ……!」
黄緑色の細い触手に膣内を犯され、魔女は背を反らせて絶頂する。勇者は緩い下履きを寛げ、魔の者たちの淫靡な交わりを見つめながら自らの剛直を扱き始める。聖剣はもう床に落とされている。
魔女は気持ち良さそうな声で啼き、体を震わせ、快楽を享受している。太い深緑色の触手は、太腿に絡みつきながら、ゆっくりとした動きで魔女の秘所を舐め上げる。
「ぅあ、やだ、焦らさないで……んんっ」
魔女は白い手で深緑色の太い触手を持ち上げ、自らの蜜口に導く。「お願い」ととろんとした表情で水面を見つめ、魔女は微笑む。
「魔女様、あんな顔するんだ……」
あんなふうに見つめられたいなぁ、などと思いながら勇者は己の熱杭と深緑色の柔らかな触手を比較する。硬さだけなら勝てそうだが、太さと長さは完敗だ。
「魔王様、来て……お願い」
しかし、深緑色の太い触手は、魔女の腰を抱いただけだ。おねだりを無視された魔女は少し拗ねた顔で水面を睨む。
「酷い。魔王様のば――っあんっ」
深い緑色と黄緑色の触手が魔女の白い裸体を持ち上げ、くるりと引っ繰り返す。先程座っていたところから少し離れた場所で魔女はうつ伏せにされる。
勇者はごくりと唾を飲む。魔女は気づいていないようだが、それは、魔女と触手の結合部分が、勇者にもしっかりと見える位置だったのだ。
「……俺に見せつけるために、体位を変えた? まさか、ね?」
尻を少し持ち上げ、黄緑色の触手が太腿を広げさせる。太い深緑色の触手が魔女の腰に巻きつき、ゆっくりとその尖端を赤く充血した割れ目に這わせる。魔女を焦らしながら、勇者に見せつけるように。
「魔王、様ぁ、おねが、っああ」
深緑色の触手が魔女の隘路を割る。ずぶりと埋め込まれた太いものを、魔女は難なく飲み込んでいく。ぐちゅぐちゅという卑猥な音が勇者の耳に届く。淫靡な音を聞いている、己の欲を同じようにあの蜜口に挿れてみたくてたまらなくなる。
「いい、気持ちい……んんっ」
しばらくしたのち、魔女は「ああっ」と一際大きな声で啼いた。触手の尖端が彼女の最奥まで到達したのだろう。細長い触手が労るように魔女の体に絡みつく。
深い抽挿は魔女の嬌声を誘う。数多の触手が彼女の口を蹂躙しないのは、勇者に甘い声を聞かせるためなのかもしれない。
「あの魔王、いい趣味してるなぁ」
おそらく、魔王は勇者に気づいている。その上で、自分と魔女の交わりを勇者に見せつけているのだ。
「ほんと、いい趣味……あ、イキそ」
触手の抽挿は少しずつ速くなっている。魔女は細長い触手を握りながら、快感に耐えている。白い体には薄い朱が混じり、艶めかしく乳房が揺れる。
「魔王様、あぁ、まお、さま、あぁぁ……っああ」
魔女と勇者の絶頂は同時だった。魔女の体はしなやかに揺れ、勇者は欲望のままに白濁液を吐き出した。ぐったりとした魔女の体を、触手が優しく包む。勇者は土床に落ちた精液を見下ろし「どうしよう、これ」と虚しく呟く。
「まお、あ、ダメ、イッたばかり、あっ」
魔王は魔女とまだ交わり足りないようだ。魔女の嬌声が続く。
勇者は水瓶を使い、床に落ちたものを洗い流しながら証拠を隠滅する。かなり格好悪い後処理だ。
「あぁ、羨ましい! 俺も交ざりたい……!!」
勇者は寝台に潜り込み、耳を塞ぐ。魔女の甘い声は毒だ。欲がまたふつふつと湧いて出てくる。
「一人で慰めても虚しいだけなんだよ……!」
徐々に硬くなり始めたそれを鎮めながら、勇者は「拷問だぁ」と呟く。虚しくて情けなくて、勇者は泣きそうだった。
結局、もう一回自分で慰めることになるのだが、魔女の嬌声は朝まで途切れることがなかった。
「魔女様?」
勇者はそばに置いてあった聖剣を取り、痛む足を押さえながら扉のほうへと向かう。
肌がヒリヒリゾワゾワとするようなこの感覚を、勇者は知っている。緋の国で何度も経験した「魔王」の気配だ。憤怒の魔王か、憂鬱の魔王か。遭遇したことのある魔王を思い浮かべ、勇者は聖剣を握りしめる。
ただそこに「在る」だけの魔王を、聖剣で倒すことはできない。追い払うことはできるものの、勇者と聖女の力では滅ぼすことはできない。人々の感情により生じる災厄――聖教会でも魔王との共生が説かれているのだ。
「魔女様?」
魔女には魔王を追い払う力も、『瘴気の澱』を祓う力もない。果ての森に満ちている『瘴気の澱』がいずれかの魔王がもたらしたものだとするならば、魔女が危険だ。勇者は魔女の身を案じたのだ。
「魔女、様?」
小屋の外に続く扉を大きく開け、勇者はその光景に愕然とする。
近くの小さな泉のほとりに、魔女は横向きで座っている。勇者には気づいていない。木々に遮られず、月の光が一筋に落ちてくる中で、水浴びをしているのだと勇者にもわかる。ただ、水浴びをしているだけなのに、魔女は水面を見下ろして笑っているのだ。勇者には決して見せない、柔らかな笑顔で。
魔女が水面を撫でると、泉から何かが出てくる。魔女の手首ほどの太さの、深緑色の長いもの。そして、指ほどの太さの黄緑色の細長いもの。ヌラヌラと濡れたそれは、意思を持つ生物のように魔女の体に触れる。足に、胴に、手に、縄のように巻きつく。魔女はくすぐったそうに身じろぎをして、小さな笑い声を上げるだけだ。
だから、勇者は動けない。魔女がその触手を慈しんでいるのがわかるために、その場から一歩も動けない。
ウネウネと動く細長い黄緑色が、器用に魔女の体から朱色の衣服を取り払う。月の光に照らされた魔女の裸体は白く、水に濡れて輝いている。その美しく柔らかそうな肢体に、黄緑色の触手がゆっくりと巻きついていく。
触手は魔女を拘束するのではなく、全身を這い回りながら、少しずつ魔女の快楽を引き出している。時折、艷やかな声が零れ落ちてくる。
「あっ」
程よい大きさの乳房に黄緑色の触手がまとわりつき、別の触手がその乳首を優しく捏ねる。魔女は頬を赤らめ、自由になる手で他の触手の尖端を撫でてやる。
「……かわい、っあ、んっ」
太腿を這う細長い黄緑色の触手があわいにたどり着いたのか、魔女は背を丸めて快楽に耐えている。頬は上気し、何度もビクビクと体が震えている。
勇者は痛む足を引きずり、こっそりと小屋の中へと戻る。扉を薄く開けたまま、身を隠したのだ。
泉の中にいるものが何なのか、勇者にはもうわかっている。憤怒の魔王でも、憂鬱の魔王でもない。触手を持つ、初めて見る魔王だ。
魔王の一部が魔女の体に卑猥に絡みつき、水辺で戯れている状況に、勇者はすべてを悟る。
彼女は魔王に魅入られてしまった。だから「魔女」になったのだ。ここは、あの魔王と魔女の楽園なのだ、と。
「めっちゃ、羨ましいんだけど……!」
勇者は既に自分の体に起きた変化に気づいている。股間が熱を持ち、硬く唆り立っているのだ。魔王と魔女の情事にあてられて勃起してしまったことを、勇者は一瞬恥じたものの、「まぁ、生理現象のうちだよね」と納得することにした。
「あっ、あ、ああ……!」
黄緑色の細い触手に膣内を犯され、魔女は背を反らせて絶頂する。勇者は緩い下履きを寛げ、魔の者たちの淫靡な交わりを見つめながら自らの剛直を扱き始める。聖剣はもう床に落とされている。
魔女は気持ち良さそうな声で啼き、体を震わせ、快楽を享受している。太い深緑色の触手は、太腿に絡みつきながら、ゆっくりとした動きで魔女の秘所を舐め上げる。
「ぅあ、やだ、焦らさないで……んんっ」
魔女は白い手で深緑色の太い触手を持ち上げ、自らの蜜口に導く。「お願い」ととろんとした表情で水面を見つめ、魔女は微笑む。
「魔女様、あんな顔するんだ……」
あんなふうに見つめられたいなぁ、などと思いながら勇者は己の熱杭と深緑色の柔らかな触手を比較する。硬さだけなら勝てそうだが、太さと長さは完敗だ。
「魔王様、来て……お願い」
しかし、深緑色の太い触手は、魔女の腰を抱いただけだ。おねだりを無視された魔女は少し拗ねた顔で水面を睨む。
「酷い。魔王様のば――っあんっ」
深い緑色と黄緑色の触手が魔女の白い裸体を持ち上げ、くるりと引っ繰り返す。先程座っていたところから少し離れた場所で魔女はうつ伏せにされる。
勇者はごくりと唾を飲む。魔女は気づいていないようだが、それは、魔女と触手の結合部分が、勇者にもしっかりと見える位置だったのだ。
「……俺に見せつけるために、体位を変えた? まさか、ね?」
尻を少し持ち上げ、黄緑色の触手が太腿を広げさせる。太い深緑色の触手が魔女の腰に巻きつき、ゆっくりとその尖端を赤く充血した割れ目に這わせる。魔女を焦らしながら、勇者に見せつけるように。
「魔王、様ぁ、おねが、っああ」
深緑色の触手が魔女の隘路を割る。ずぶりと埋め込まれた太いものを、魔女は難なく飲み込んでいく。ぐちゅぐちゅという卑猥な音が勇者の耳に届く。淫靡な音を聞いている、己の欲を同じようにあの蜜口に挿れてみたくてたまらなくなる。
「いい、気持ちい……んんっ」
しばらくしたのち、魔女は「ああっ」と一際大きな声で啼いた。触手の尖端が彼女の最奥まで到達したのだろう。細長い触手が労るように魔女の体に絡みつく。
深い抽挿は魔女の嬌声を誘う。数多の触手が彼女の口を蹂躙しないのは、勇者に甘い声を聞かせるためなのかもしれない。
「あの魔王、いい趣味してるなぁ」
おそらく、魔王は勇者に気づいている。その上で、自分と魔女の交わりを勇者に見せつけているのだ。
「ほんと、いい趣味……あ、イキそ」
触手の抽挿は少しずつ速くなっている。魔女は細長い触手を握りながら、快感に耐えている。白い体には薄い朱が混じり、艶めかしく乳房が揺れる。
「魔王様、あぁ、まお、さま、あぁぁ……っああ」
魔女と勇者の絶頂は同時だった。魔女の体はしなやかに揺れ、勇者は欲望のままに白濁液を吐き出した。ぐったりとした魔女の体を、触手が優しく包む。勇者は土床に落ちた精液を見下ろし「どうしよう、これ」と虚しく呟く。
「まお、あ、ダメ、イッたばかり、あっ」
魔王は魔女とまだ交わり足りないようだ。魔女の嬌声が続く。
勇者は水瓶を使い、床に落ちたものを洗い流しながら証拠を隠滅する。かなり格好悪い後処理だ。
「あぁ、羨ましい! 俺も交ざりたい……!!」
勇者は寝台に潜り込み、耳を塞ぐ。魔女の甘い声は毒だ。欲がまたふつふつと湧いて出てくる。
「一人で慰めても虚しいだけなんだよ……!」
徐々に硬くなり始めたそれを鎮めながら、勇者は「拷問だぁ」と呟く。虚しくて情けなくて、勇者は泣きそうだった。
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