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006.「魔女様はどうしたい?」
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「魔王様! 魔王様!」
魔女は泉に向かって叫ぶ。魔女がバシャバシャと水面を叩くと、現れた黄緑色の触手が魔女をなだめるように体に巻きつく。
「魔王様、私はあなたと二人で過ごしたいの。あなたと二人きりの世界で、ずっと暮らしていたいの! 子どもなんかいらない、あなたさえいてくれればそれでいいの!」
魔女の考えももっともだ。泉から少し離れた場所で、勇者は魔女と魔王を眺める。異種族の恋人が、夫婦が、どんな結論を出すのかわからない。巻き込まれた以上は、見届ける権利はあるはずだ。
魔王はザバとゆっくりと顔を出す。困惑している様子だ。
「魔王様は違うの? もう私に飽きたの? 私がもう絶望していないから、必要ないの?」
『我では汝を幸福にはできぬ』
「私は十分幸せよ! 嘘じゃないわ。あなたがいてくれるだけで、私は」
勇者は泉の中の魔王を思い浮かべる。苔生した古代の魔王が、緋の国の老いた勇者の姿と重なる。新たな勇者に道を譲らなければならない、と決意した老勇者の寂しそうな横顔を否応なく思い出してしまう。
今、絶望を引き起こすような戦争はない。絶望の魔王の出現も、ここ百年ほど聞いたことがない。もちろん、個々の、個人の小さな絶望はあっただろう。だが、それはエサになるほどのものではなかった。魔王の眠りを妨げるほどのものではなかった。
聖母神の加護で増幅されていた聖女の絶望に呼応したのが、魔王としての最後の出現だったのだろう。
――絶望がなければ、魔王は消滅するのに。食べるものがなければ死ぬって、魔女様もわかっているはずなのに。
比較的平和な世の中において、絶望の魔王は滅びる寸前だったのだ。魔王は一瞬目を覚ましただけ。今はその「一瞬」なのだ。
そんな今際のきわに、幸福などという目に見えないものを押しつけ合っている魔王と魔女が、勇者には滑稽に映る。
「魔王様。はっきり言ってしまえばいいんだよ。もう絶望の魔王は消滅しかかっているんだって」
勇者の言葉に、魔女は目を丸くする。魔王は何も言わない。それが答えなのだ。
「まさか、そんな、そんなはずは」
『娘よ』
「嫌よ、魔王様は死なないわ。魔王様は死なないの!」
『勇者の言う通り』
「嫌だ、聞かない!」
『我はじきに滅びるのだ』
足元から崩れ落ちる魔女を、優しく受け止めるのは黄緑色と深緑色の触手だ。魔王は八つの目で魔女を見下ろす。慈愛に満ちた視線だ。
魔女の瞳からは涙がぼとぼとと零れている。それを拭うのも、諭すのも、勇者の役割ではない。
『我は長く生きすぎた。消えゆく前に娘の絶望を食すことができて満ち足りている』
「嘘よ。そんなの嘘。魔王様は死なない。絶望がある限り……」
『人間の営みの中に、絶望など必要ないのだ』
魔女も気づいているはずだ。もうこの近くに絶望などないということを。
『徐々に眠りが深くなっている。起きていられる時間が少なくなっていることに、もう気づいているだろう? 昨夜、我は十日ぶりに目覚めたのだと言っていたではないか』
「わ、わからないわ、そんなの。離れたくないの、魔王様。私はもう、あなたなしでは生きていけないの。あなたが死ぬのなら、私も死ぬわ」
『生きよ』
「嫌よ、死ぬわ」
究極の純愛だなぁ、などと思いながら勇者は魔王と魔女を眺める。完全なる部外者だ。
自分が消滅する前に、愛する者に生きる意味を与えてやりたい魔王と、一緒に死んでしまいたい魔女。その美しい愛を見届ける傍観者たる勇者。
「俺、勇者なんだけどなぁ」と溜め息をついて、勇者は泉のほとりへと近づく。
『汝に子を授けるゆえ、我の子だとして育ててはくれぬか』
「魔王様がいない世界に生きる意味はないの。わかって、魔王様」
「じゃあ、こうしない? 俺は精液を提供するけど、妊娠できるかどうかはわからないからね。妊娠したら魔女様は魔王様の子どもとして育てる。妊娠しなかったら魔女様は魔王様と一緒に死ぬ。それでどう?」
一種の賭けだ。結果がわかるのに時間がかかる。妊娠しようがしまいが、魔王が消滅する前までに魔女に生きる喜びを与えてやればいい。魔王が魔女を必死で説得すればいい。つまりは、結論を先延ばしにするための詭弁なのだ。
相手が魔王と魔女でなければ「命を何だと思っているのか」と憤慨されるだろう。勇者としてはかなりの失言である。
『……協力してくれるか』
「俺の種で良ければ、だけど」
勇者は魔女を見る。受け入れるも拒絶するも、魔女次第だ。
魔女は黄緑色の触手をキュッと握り、震えている。目が泳ぎ、困惑している。どうすればいいのかわからない様子だ。
「魔女様」
魔女の目の前に立ち、勇者は微笑む。
「魔女様はどうしたい?」
魔王に精液を渡しておいて、後日魔女の膣内に送り込むには心許ない。あの冷たい触手の中で種が生きられるかどうかわからない。だとしたら、勇者がここにいるときにしか機会はない。
目の前に立って初めて、勇者は魔女の小ささに気づく。聖女の職を追いやられた、ただの娘だ。勇者より少し年上というだけの、ただの女だ。
「魔王様の子ども、欲しい?」
魔女の目に涙が浮かぶ。意地悪な質問だと勇者も自覚している。
「……ずるい。そんなの、決まっているのに、ずるい」
「うん、そうだね」
勇者は魔女に手を伸ばし、抱きしめようとして、やめる。魔女の心は魔王のものだ。体も魔王のものだ。了承がないままに、勇者が勝手に触れていいものではない。
「魔王様、俺はどうすればいい? 近くで見ていればいい?」
『一人では楽しめぬのではなかったか?』
「まぁね。三人で楽しむのもアリだねー」
ヘラッと笑った勇者のすねを、魔女が蹴る。まだ治っていない箇所に加えられた激痛に、勇者は涙を浮かべてその場に崩れ落ちる。
「調子に乗るんじゃないわよ」
「……一人で見学します」
三人での交わりを却下され、勇者は嘆きながらその場に待機するのだった。
魔女は泉に向かって叫ぶ。魔女がバシャバシャと水面を叩くと、現れた黄緑色の触手が魔女をなだめるように体に巻きつく。
「魔王様、私はあなたと二人で過ごしたいの。あなたと二人きりの世界で、ずっと暮らしていたいの! 子どもなんかいらない、あなたさえいてくれればそれでいいの!」
魔女の考えももっともだ。泉から少し離れた場所で、勇者は魔女と魔王を眺める。異種族の恋人が、夫婦が、どんな結論を出すのかわからない。巻き込まれた以上は、見届ける権利はあるはずだ。
魔王はザバとゆっくりと顔を出す。困惑している様子だ。
「魔王様は違うの? もう私に飽きたの? 私がもう絶望していないから、必要ないの?」
『我では汝を幸福にはできぬ』
「私は十分幸せよ! 嘘じゃないわ。あなたがいてくれるだけで、私は」
勇者は泉の中の魔王を思い浮かべる。苔生した古代の魔王が、緋の国の老いた勇者の姿と重なる。新たな勇者に道を譲らなければならない、と決意した老勇者の寂しそうな横顔を否応なく思い出してしまう。
今、絶望を引き起こすような戦争はない。絶望の魔王の出現も、ここ百年ほど聞いたことがない。もちろん、個々の、個人の小さな絶望はあっただろう。だが、それはエサになるほどのものではなかった。魔王の眠りを妨げるほどのものではなかった。
聖母神の加護で増幅されていた聖女の絶望に呼応したのが、魔王としての最後の出現だったのだろう。
――絶望がなければ、魔王は消滅するのに。食べるものがなければ死ぬって、魔女様もわかっているはずなのに。
比較的平和な世の中において、絶望の魔王は滅びる寸前だったのだ。魔王は一瞬目を覚ましただけ。今はその「一瞬」なのだ。
そんな今際のきわに、幸福などという目に見えないものを押しつけ合っている魔王と魔女が、勇者には滑稽に映る。
「魔王様。はっきり言ってしまえばいいんだよ。もう絶望の魔王は消滅しかかっているんだって」
勇者の言葉に、魔女は目を丸くする。魔王は何も言わない。それが答えなのだ。
「まさか、そんな、そんなはずは」
『娘よ』
「嫌よ、魔王様は死なないわ。魔王様は死なないの!」
『勇者の言う通り』
「嫌だ、聞かない!」
『我はじきに滅びるのだ』
足元から崩れ落ちる魔女を、優しく受け止めるのは黄緑色と深緑色の触手だ。魔王は八つの目で魔女を見下ろす。慈愛に満ちた視線だ。
魔女の瞳からは涙がぼとぼとと零れている。それを拭うのも、諭すのも、勇者の役割ではない。
『我は長く生きすぎた。消えゆく前に娘の絶望を食すことができて満ち足りている』
「嘘よ。そんなの嘘。魔王様は死なない。絶望がある限り……」
『人間の営みの中に、絶望など必要ないのだ』
魔女も気づいているはずだ。もうこの近くに絶望などないということを。
『徐々に眠りが深くなっている。起きていられる時間が少なくなっていることに、もう気づいているだろう? 昨夜、我は十日ぶりに目覚めたのだと言っていたではないか』
「わ、わからないわ、そんなの。離れたくないの、魔王様。私はもう、あなたなしでは生きていけないの。あなたが死ぬのなら、私も死ぬわ」
『生きよ』
「嫌よ、死ぬわ」
究極の純愛だなぁ、などと思いながら勇者は魔王と魔女を眺める。完全なる部外者だ。
自分が消滅する前に、愛する者に生きる意味を与えてやりたい魔王と、一緒に死んでしまいたい魔女。その美しい愛を見届ける傍観者たる勇者。
「俺、勇者なんだけどなぁ」と溜め息をついて、勇者は泉のほとりへと近づく。
『汝に子を授けるゆえ、我の子だとして育ててはくれぬか』
「魔王様がいない世界に生きる意味はないの。わかって、魔王様」
「じゃあ、こうしない? 俺は精液を提供するけど、妊娠できるかどうかはわからないからね。妊娠したら魔女様は魔王様の子どもとして育てる。妊娠しなかったら魔女様は魔王様と一緒に死ぬ。それでどう?」
一種の賭けだ。結果がわかるのに時間がかかる。妊娠しようがしまいが、魔王が消滅する前までに魔女に生きる喜びを与えてやればいい。魔王が魔女を必死で説得すればいい。つまりは、結論を先延ばしにするための詭弁なのだ。
相手が魔王と魔女でなければ「命を何だと思っているのか」と憤慨されるだろう。勇者としてはかなりの失言である。
『……協力してくれるか』
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勇者は魔女を見る。受け入れるも拒絶するも、魔女次第だ。
魔女は黄緑色の触手をキュッと握り、震えている。目が泳ぎ、困惑している。どうすればいいのかわからない様子だ。
「魔女様」
魔女の目の前に立ち、勇者は微笑む。
「魔女様はどうしたい?」
魔王に精液を渡しておいて、後日魔女の膣内に送り込むには心許ない。あの冷たい触手の中で種が生きられるかどうかわからない。だとしたら、勇者がここにいるときにしか機会はない。
目の前に立って初めて、勇者は魔女の小ささに気づく。聖女の職を追いやられた、ただの娘だ。勇者より少し年上というだけの、ただの女だ。
「魔王様の子ども、欲しい?」
魔女の目に涙が浮かぶ。意地悪な質問だと勇者も自覚している。
「……ずるい。そんなの、決まっているのに、ずるい」
「うん、そうだね」
勇者は魔女に手を伸ばし、抱きしめようとして、やめる。魔女の心は魔王のものだ。体も魔王のものだ。了承がないままに、勇者が勝手に触れていいものではない。
「魔王様、俺はどうすればいい? 近くで見ていればいい?」
『一人では楽しめぬのではなかったか?』
「まぁね。三人で楽しむのもアリだねー」
ヘラッと笑った勇者のすねを、魔女が蹴る。まだ治っていない箇所に加えられた激痛に、勇者は涙を浮かべてその場に崩れ落ちる。
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