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033.
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「トーニオ? あぁ、あの不届き者? 今朝のうちにミレフォリア公爵家とアウトゥリア侯爵家に厳重注意を申し渡しておいたよ」
夕食を食べたあと、男の姿に戻ったフィオが香茶を淹れながらそう言った。
今回は侯爵家だけではなく、監督不行届ということで公爵家にも抗議の文を送ったそうだ。公爵家にとってはとんだとばっちりである。
「まぁ、仕方ないよ。王女の猫だと知っているのに、庭道具をもって追いかけ回したんだから」
その後、トーニオに対してルーチェが行なった報復に関しては、どうやらフィオの耳には入っていないようだ。ルーチェはほっと胸を撫で下ろす。
「ところで、ルーチェ。あなたは剣だけでなく、庭の道具の扱いにも慣れているのかな?」
笑ってごまかそうとしたが、探るような常磐色の瞳がそれを許さない。ルーチェは肩を縮ませ「ごめん」と謝る。何だか責められているような気がしたのだ。
「……もちろん、アディを助けるためだとはわかっているよ。ルーチェがいなかったら、アディは鍬で殴られていただろう。命を落としていたかもしれない。だから、うん、アディを助けてくれてありがとう」
フィオはルーチェを責めているわけではない様子だ。ただ、浮かべているのは満面の笑みではない。
「でも、できれば危険なことはやめておいてほしいかな。ルーチェは……女の子なんだから」
「……女の子」
「そう。いくら男装しているとは言え、いくら剣の腕が立つとは言え、ルーチェは女の子でしょう」
ルーチェはずっと男の姿をしていたがゆえに「女の子扱い」されることに慣れていない。だから、最初はフィオの言葉がいまいち理解できないのだと思った。自分が危ない真似をしたことも、婚約者が心配してくれていることもわかっている。
だが、嬉しいはずの言葉が、全く胸を打たない。きゅんとしないのだ。
――格好いいあなたが好きだ、と言ってくれたのに。あれは嘘だったのかな?
ルーチェの胸を占めるのは落胆だ。アディを助けることは、トーニオの体ギリギリのところに鍬を突き立てるのは、格好いいことでも褒められるようなことでもなかった。婚約者が危険なことをした、とフィオに認識されただけだったのだ。
「早く呪いを解くことができればいいのに。そうすれば、ルーチェを危険な目にあわせることもないだろうに」
香茶のカップが、ジャムの小瓶と一緒に置かれる。クッキーも大変美味しそうだ。
だが、ルーチェの食欲は急速に失われて、別の感情が募ってくる。食欲さえ奪うものだ。
「……私が危険な目にあうのは、お嫌ですか?」
「もちろん。当たり前じゃないか。婚約者が危ない目にあうのを喜ぶ男がいるとしたら、それは大変な変態だよ。僕はそうじゃない」
「私のことが信用なりませんか?」
「違うよ、ルーチェ。心配しているんだ。だって、あなたは」
――だって、私は。
「女の子だから」
「女の子ですから」
フィオとルーチェの声が重なる。フィオは嬉しそうな、ルーチェは苦しそうな、対照的な声だ。その不穏さに、フィオはすぐに気づく。
「……ルーチェ?」
「フィオリーノ王子殿下は、妻を鳥籠の中にでも閉じ込めておかれるつもりですか?」
星の別邸は、王家にとっての鳥籠だ。気軽に外の世界と触れ合うことができない子どもたちを閉じ込めておくための鳥籠。
フィオは、ルーチェにも同じことをしようとしているのではないか、と懸念する。
「まさか。ただ、僕が一日中男の姿でいられれば、あなたを危険から遠ざけることができると思って」
「心配は無用です。私は王子殿下に守られるほど弱くはありません」
「わかっている、わかっているよ、ルーチェが強いことは。剣を教えていた先生にもちゃんと確認したよ。それでも、僕は心配なんだ。僕がルーチェを守りたいんだ」
――あなたを守りたい、そう言われたら普通の女の子ならドキドキしたり、きゅんとしたりするんだろうな。……普通の、女の子なら。
残念ながら、ルーチェは普通の女の子ではない。普通の貴族令嬢ではない。
フィオとは、普通から逸脱した者同士、協力して自由を手に入れるものだと思っていた。そのために呪いを解くのだと思っていた。
「フィオリーノ王子殿下。私は、ただ守られたいだけの女ではありません。妻を自らの庇護下に置いて愛でたいだけなら、他を当たってくださいませんか」
「ルーチェ? 何を」
ルーチェは立ち上がる。ほんの少しの苛立ちと、怒りを胸に。
「私は、呪いなんて解けなくてもいいと思っています」
「え」
「呪いだと思っているのは、フィオリーノ王子殿下だけですよ。私にとってはただの魔法なんですから」
「どういう」
帰ります、と短く宣言してルーチェは扉へと向かう。
ルーチェにとって、昼夜で婚約者の性別が変わってしまうことは「呪い」ではない。厄介な「魔法」なだけだ。フィオのこともリーナのことも、好意に差はない。
「待って、ルーチェ」
王子としての地位を確立したい、フィオがそう望んだから協力をしていた。だが、呪いの解けたフィオがルーチェを過度に守りたいと考えるのなら、話は別だ。守られたい、などとルーチェは思っていないのだから。
「ルーチェ、どうして? 僕、何か酷いことを言った? ごめんね。でも、心当たりが全然なくて」
ルーチェが部屋の外へ出ていこうとするのを、フィオが先回りして扉の前に立ちふさがる。ルーチェは目の前の婚約者を見つめて溜め息をつく。
「ルーチェ、帰らないで。僕の考え方が正しくなかったのなら、改めなければならないでしょう? ね、話し合おう」
「今日のところは帰ります。私が……冷静に話し合いができないので」
「ダメ、帰らないで。客室に泊まって。明日の朝、すぐに話したいから」
フィオは乱暴に手を掴んだり、声を荒らげたり、凄んだりはしない。話し合いで解決しようとするあたりは、大変紳士的で好感が持てる。
「ねぇ、ルーチェ。お願い。送っていくから」
「では、邸までお願いします」
「う……客室じゃダメ?」
「ダメです。王子殿下が上の階で眠っていると考えると落ち着きませんので」
別に緊張などはしないのだが、この邸で熟睡はできないだろう。ルーチェは適当な嘘をつく。
「その『王子殿下』って言うの、やめてほしいな。『様』付けよりも他人行儀な気がする」
「……まだ他人ではないですか」
「そういう意地悪、しないでよ、ルーチェ」
何日か前には他人じゃないと言ってくれたのに、としょんぼりとうなだれる第五王子を見上げ、ルーチェは困ったように溜め息をつく。先日は確かに他人ではないとは思ったが、今は他人ほど心の距離が離れている気がしてならない。
「フィオリーノ王子殿下」
「嫌だ。行かないで」
フィオもルーチェも頑なだ。言い出したら聞かない二人は、似たもの同士なのかもしれない。
「どうしよう。あなたに嫌われたくない。でも、帰したくない」
「酷い矛盾ですね」
「矛盾……そうだね。そうかもしれない」
フィオは力なく笑う。
「男に戻りたいと願いながら、女としてルーチェのそばにいる喜びも感じている。男としてあなたを守りたいと言いながら、女としてあなたから守られたいとも思っている」
フィオはそっと扉の前から離れる。そうして、ルーチェに触れようと、手を伸ばす。慣れた柑橘の匂いがふわりと漂う。
「呪いが解けることを誰よりも願いながら、誰よりも、恐れているんだ。僕は」
触れようとするのに、触れない。それも彼の矛盾のうちだろうか。ルーチェはそんなふうにも考える。
「だって、ルーチェは、フィオよりもリーナのほうが好きだろう?」
「……はい?」
「わかっているんだ。ルーチェは僕よりリーナと親しいじゃないか。もちろん、どちらも僕だよ。でも、呪いが解けたら、リーナはいなくなる。そうしたら、きっと、ルーチェは僕のことなんか好きじゃ」
ルーチェは「女々しい」と呟いて、苛立ちながらフィオの唇を塞いだ。柔らかく甘い唇を乱暴に重ねて、抵抗のない体をそのまま壁に押しやる。
フィオの唇は、リーナほどの弾力はないものの、薄く柔らかい。香茶を淹れる前に飲んだのか、果実酒の甘さが残っている。彼が女々しいのか、酔っているのか、判断はつかない。
しばらく唇を堪能したあとで体を離すと、フィオは顔を真っ赤にしている。息をするのを忘れて酸欠になっているようだ。
「殿下は女の姿には慣れているくせに、女心は全っ然理解していないんですね」
「ル」
「言うつもりはなかったんですよ。でも私は、正直に言うと、呪いなんてどうでもいいんです。解けようが、解けまいが、本っっ当に、どうだっていいんです。あなたの悩みには寄り添えないんです」
「な」
「あなたが男だろうが、女だろうが、心底どうだっていいんですよ、私。呪いでも魔法でも、犬でも猫でも、蛇でもカエルでも、何だっていい」
――あなたの姿がどんなものでも、私は構わない。なのに、あなたは。
ルーチェはフィオを壁に押しつけ、腕の檻に閉じ込めて、再度キスをする。フィオの果実酒の味で酔ってみたい、彼の柑橘の匂いが自分にも移ってしまえばいい、などと思いながら。
「このキスがどういう意味なのか、わかったら迎えに来てください。待っています」
ずるりと壁を滑って落ちていく真っ赤なフィオを横目で見たあと、ルーチェはさっさと扉から出ていった。混乱したままのフィオを放ったらかして。
夕食を食べたあと、男の姿に戻ったフィオが香茶を淹れながらそう言った。
今回は侯爵家だけではなく、監督不行届ということで公爵家にも抗議の文を送ったそうだ。公爵家にとってはとんだとばっちりである。
「まぁ、仕方ないよ。王女の猫だと知っているのに、庭道具をもって追いかけ回したんだから」
その後、トーニオに対してルーチェが行なった報復に関しては、どうやらフィオの耳には入っていないようだ。ルーチェはほっと胸を撫で下ろす。
「ところで、ルーチェ。あなたは剣だけでなく、庭の道具の扱いにも慣れているのかな?」
笑ってごまかそうとしたが、探るような常磐色の瞳がそれを許さない。ルーチェは肩を縮ませ「ごめん」と謝る。何だか責められているような気がしたのだ。
「……もちろん、アディを助けるためだとはわかっているよ。ルーチェがいなかったら、アディは鍬で殴られていただろう。命を落としていたかもしれない。だから、うん、アディを助けてくれてありがとう」
フィオはルーチェを責めているわけではない様子だ。ただ、浮かべているのは満面の笑みではない。
「でも、できれば危険なことはやめておいてほしいかな。ルーチェは……女の子なんだから」
「……女の子」
「そう。いくら男装しているとは言え、いくら剣の腕が立つとは言え、ルーチェは女の子でしょう」
ルーチェはずっと男の姿をしていたがゆえに「女の子扱い」されることに慣れていない。だから、最初はフィオの言葉がいまいち理解できないのだと思った。自分が危ない真似をしたことも、婚約者が心配してくれていることもわかっている。
だが、嬉しいはずの言葉が、全く胸を打たない。きゅんとしないのだ。
――格好いいあなたが好きだ、と言ってくれたのに。あれは嘘だったのかな?
ルーチェの胸を占めるのは落胆だ。アディを助けることは、トーニオの体ギリギリのところに鍬を突き立てるのは、格好いいことでも褒められるようなことでもなかった。婚約者が危険なことをした、とフィオに認識されただけだったのだ。
「早く呪いを解くことができればいいのに。そうすれば、ルーチェを危険な目にあわせることもないだろうに」
香茶のカップが、ジャムの小瓶と一緒に置かれる。クッキーも大変美味しそうだ。
だが、ルーチェの食欲は急速に失われて、別の感情が募ってくる。食欲さえ奪うものだ。
「……私が危険な目にあうのは、お嫌ですか?」
「もちろん。当たり前じゃないか。婚約者が危ない目にあうのを喜ぶ男がいるとしたら、それは大変な変態だよ。僕はそうじゃない」
「私のことが信用なりませんか?」
「違うよ、ルーチェ。心配しているんだ。だって、あなたは」
――だって、私は。
「女の子だから」
「女の子ですから」
フィオとルーチェの声が重なる。フィオは嬉しそうな、ルーチェは苦しそうな、対照的な声だ。その不穏さに、フィオはすぐに気づく。
「……ルーチェ?」
「フィオリーノ王子殿下は、妻を鳥籠の中にでも閉じ込めておかれるつもりですか?」
星の別邸は、王家にとっての鳥籠だ。気軽に外の世界と触れ合うことができない子どもたちを閉じ込めておくための鳥籠。
フィオは、ルーチェにも同じことをしようとしているのではないか、と懸念する。
「まさか。ただ、僕が一日中男の姿でいられれば、あなたを危険から遠ざけることができると思って」
「心配は無用です。私は王子殿下に守られるほど弱くはありません」
「わかっている、わかっているよ、ルーチェが強いことは。剣を教えていた先生にもちゃんと確認したよ。それでも、僕は心配なんだ。僕がルーチェを守りたいんだ」
――あなたを守りたい、そう言われたら普通の女の子ならドキドキしたり、きゅんとしたりするんだろうな。……普通の、女の子なら。
残念ながら、ルーチェは普通の女の子ではない。普通の貴族令嬢ではない。
フィオとは、普通から逸脱した者同士、協力して自由を手に入れるものだと思っていた。そのために呪いを解くのだと思っていた。
「フィオリーノ王子殿下。私は、ただ守られたいだけの女ではありません。妻を自らの庇護下に置いて愛でたいだけなら、他を当たってくださいませんか」
「ルーチェ? 何を」
ルーチェは立ち上がる。ほんの少しの苛立ちと、怒りを胸に。
「私は、呪いなんて解けなくてもいいと思っています」
「え」
「呪いだと思っているのは、フィオリーノ王子殿下だけですよ。私にとってはただの魔法なんですから」
「どういう」
帰ります、と短く宣言してルーチェは扉へと向かう。
ルーチェにとって、昼夜で婚約者の性別が変わってしまうことは「呪い」ではない。厄介な「魔法」なだけだ。フィオのこともリーナのことも、好意に差はない。
「待って、ルーチェ」
王子としての地位を確立したい、フィオがそう望んだから協力をしていた。だが、呪いの解けたフィオがルーチェを過度に守りたいと考えるのなら、話は別だ。守られたい、などとルーチェは思っていないのだから。
「ルーチェ、どうして? 僕、何か酷いことを言った? ごめんね。でも、心当たりが全然なくて」
ルーチェが部屋の外へ出ていこうとするのを、フィオが先回りして扉の前に立ちふさがる。ルーチェは目の前の婚約者を見つめて溜め息をつく。
「ルーチェ、帰らないで。僕の考え方が正しくなかったのなら、改めなければならないでしょう? ね、話し合おう」
「今日のところは帰ります。私が……冷静に話し合いができないので」
「ダメ、帰らないで。客室に泊まって。明日の朝、すぐに話したいから」
フィオは乱暴に手を掴んだり、声を荒らげたり、凄んだりはしない。話し合いで解決しようとするあたりは、大変紳士的で好感が持てる。
「ねぇ、ルーチェ。お願い。送っていくから」
「では、邸までお願いします」
「う……客室じゃダメ?」
「ダメです。王子殿下が上の階で眠っていると考えると落ち着きませんので」
別に緊張などはしないのだが、この邸で熟睡はできないだろう。ルーチェは適当な嘘をつく。
「その『王子殿下』って言うの、やめてほしいな。『様』付けよりも他人行儀な気がする」
「……まだ他人ではないですか」
「そういう意地悪、しないでよ、ルーチェ」
何日か前には他人じゃないと言ってくれたのに、としょんぼりとうなだれる第五王子を見上げ、ルーチェは困ったように溜め息をつく。先日は確かに他人ではないとは思ったが、今は他人ほど心の距離が離れている気がしてならない。
「フィオリーノ王子殿下」
「嫌だ。行かないで」
フィオもルーチェも頑なだ。言い出したら聞かない二人は、似たもの同士なのかもしれない。
「どうしよう。あなたに嫌われたくない。でも、帰したくない」
「酷い矛盾ですね」
「矛盾……そうだね。そうかもしれない」
フィオは力なく笑う。
「男に戻りたいと願いながら、女としてルーチェのそばにいる喜びも感じている。男としてあなたを守りたいと言いながら、女としてあなたから守られたいとも思っている」
フィオはそっと扉の前から離れる。そうして、ルーチェに触れようと、手を伸ばす。慣れた柑橘の匂いがふわりと漂う。
「呪いが解けることを誰よりも願いながら、誰よりも、恐れているんだ。僕は」
触れようとするのに、触れない。それも彼の矛盾のうちだろうか。ルーチェはそんなふうにも考える。
「だって、ルーチェは、フィオよりもリーナのほうが好きだろう?」
「……はい?」
「わかっているんだ。ルーチェは僕よりリーナと親しいじゃないか。もちろん、どちらも僕だよ。でも、呪いが解けたら、リーナはいなくなる。そうしたら、きっと、ルーチェは僕のことなんか好きじゃ」
ルーチェは「女々しい」と呟いて、苛立ちながらフィオの唇を塞いだ。柔らかく甘い唇を乱暴に重ねて、抵抗のない体をそのまま壁に押しやる。
フィオの唇は、リーナほどの弾力はないものの、薄く柔らかい。香茶を淹れる前に飲んだのか、果実酒の甘さが残っている。彼が女々しいのか、酔っているのか、判断はつかない。
しばらく唇を堪能したあとで体を離すと、フィオは顔を真っ赤にしている。息をするのを忘れて酸欠になっているようだ。
「殿下は女の姿には慣れているくせに、女心は全っ然理解していないんですね」
「ル」
「言うつもりはなかったんですよ。でも私は、正直に言うと、呪いなんてどうでもいいんです。解けようが、解けまいが、本っっ当に、どうだっていいんです。あなたの悩みには寄り添えないんです」
「な」
「あなたが男だろうが、女だろうが、心底どうだっていいんですよ、私。呪いでも魔法でも、犬でも猫でも、蛇でもカエルでも、何だっていい」
――あなたの姿がどんなものでも、私は構わない。なのに、あなたは。
ルーチェはフィオを壁に押しつけ、腕の檻に閉じ込めて、再度キスをする。フィオの果実酒の味で酔ってみたい、彼の柑橘の匂いが自分にも移ってしまえばいい、などと思いながら。
「このキスがどういう意味なのか、わかったら迎えに来てください。待っています」
ずるりと壁を滑って落ちていく真っ赤なフィオを横目で見たあと、ルーチェはさっさと扉から出ていった。混乱したままのフィオを放ったらかして。
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