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篠宮小夜の受難(三十五)
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「小夜」
「んー?」
「気持ち良かった」
「……はいはい、先に洗ってちょうだい」
お風呂に入ってから、宗介はずっとこの調子だ。目の中にハートマークでも入ってしまったかのように、だらしなくニヤニヤ二へ二へ笑っている。
湯船から出て体を洗っていても、ちらちら私を見てはデレデレの笑顔を浮かべている。
「そんなに見なくても」
「全裸の小夜がかわいい」
「……あ、ありがと……?」
「照れている小夜もかわいい」
……この人は、ずっとこんな恥ずかしいことを言い続けるのだろうか。
「たくさんキスマークがついている小夜もかわいい」
「……ほんとだ。すごいついてる」
胸から下は、「見えない」と判断されて非常にたくさんのキスマークがついている。情事を知らない人が見たら、病気なのではないかと思われるくらいには、酷い。
まぁ、来週、教育実習が終わる頃には消えているだろう。
「小夜、好き」
「……ありがと。シャンプーはそっち。コンディショナーは使う?」
「いや、シャンプーだけで大丈夫」
さっきシャワーを浴びたときは、体だけ洗ったから、シャンプーのボトルは初めてなのだ。
洗ってあげてもよかったのだけれど、過剰サービスかなと思ってやめた。まぁ、次回気が向けば、ということにしよう。
「ねぇ、小夜。今夜泊まってもいい?」
「あ、泊めるつもりでいたけど」
「っ、嬉しい!」
こらこら、シャンプーしながら振り向かないで。泡がこっちに飛び散るよ!
本来なら独身寮への学園関係者以外の立ち入りは禁じられているけれど、そのあたりの管理は緩い。それに、宗介は一応教育実習生だから関係者と言ってしまっても良いだろう。他の先生方に迷惑さえかけなければ良いのだ。
「でも、下着はないよ」
「持ってきているので大丈夫」
荷物、少ないような気がしていたけど、ショルダーバッグの中に下着くらいなら入りそうだ。
宗介が洗い終わったので、私が入れ替わりで洗い場に出る。宗介は裸の私をぎゅうと抱きしめて、キスをして、湯船に入ってニヤニヤしている。
んもう。スキンシップ過剰だなぁ。
独身寮で一番気に入っているのは、このお風呂だ。トイレとお風呂はセパレート。湯船と洗い場が分かれていて、どちらも狭すぎることはない。湯船は足が伸ばせるくらいのサイズなのだ。安くてお風呂の広いアパートやマンションは都内ではなかなか探せない。寮があって、本当に良かった。
「小夜は結構胸あるね。着痩せするタイプだね」
「智子先生には敵わないけどね」
「あぁ……あの人に勝てる人はグラビアアイドルでもなかなかいないよ」
だよねぇ。Gカップと比較しちゃいけないよね。
いや、私だって出るところは出ているし、引っ込むところは引っ込んでいるのだけれど。体に対するコンプレックスは、やはり一つや二つは抱えている。
「宗介は巨乳が好きなの?」
「小夜の体が好き」
即答である。「もし私に聞かれたら」のシミュレーションでもしているかの如く、即答である。
「好きになった人が『タイプ』です」とはよく聞くけれど、なるほど、ねぇ。上手なかわし方なのかもしれない。
「私の体なんて見たことなかったのに?」
「男子高校生の想像力を舐めないで。穴が開くくらい見てたから」
「想像通りだった?」
「想像以上だった」
宗介はもう鼻の下を伸ばしきった、イケメンとは程遠い顔をしている。自覚はなさそうだ。
「肌は白くてすべすべだし、すぐ真っ赤になるし、くびれてるし、柔らかいし、美味しいし、いいにお――むぐ」
恥ずかしさのあまり、思わず宗介の口をふさいでしまう。泡はついていないと思うけど、ついていたとしても、自業自得だ。
ほんとに、もう。
「小夜」
「うん?」
「今日初めてイッたでしょ?」
もし、今、飲み物を飲んでいたら、吹き出していたに違いない。
……なぜ、バレた?
「真っ赤になっちゃって、かわいい」
「……なん、で?」
「なんか、そういう反応だった。高村礼二にイカされたことなかったんだね。俺が初めて? だったら嬉しい」
初めて。
男の人が「初めて」を気にするものだとは知っていたけれど、宗介も気にするんだなぁ。なんか、意外。
「男は女の『最初の男』になりたがり、女は男の『最後の女』になりたがる」だったか。
「先に言っておくけど」
体も髪も洗い終えた私は、宗介の待つ湯船に浸かる。二人で入ることを想定していない湯船は、案外狭い。足を折り曲げて、向かい合って座ると……かなり近い。狭い。
宗介は早速手を伸ばして胸を揉んでくる。別にいいけど、ニヤニヤ笑いは何とかしなさい。
今日はどこの温泉の入浴剤を使ったんだったかな。緑がかった波が揺れる。
「……イッたのも、縛られたのも、フェラを自分からしたのも、対面座位も、みんな初めてだから」
「え? そんなに?」
宗介は驚く。いや、あなた、私がどんなセックスをしてきたか、知らないでしょうに。
「高村礼二はかなり性欲が強い男でしょ?」
「私の性欲が薄いの。割と淡白で」
「嘘でしょ。あれだけ乱れておいて、淡白なわけ……あぁ、高村礼二が下手だったとか?」
「まぁ、痛かったし、避妊はちゃんとしてくれなかったし……私もセックス自体にあんまり興味が持てなくて」
と。喋りすぎた。
恋人の目の前で元カレの話は御法度、マナー違反だったはず。聞いていてあまり気持ちのいいものではないだろう。
けれど、忘れていた。宗介は、変態かつ篠宮小夜マニアだ。
「あ、俺のことは気にしないで。小夜のことは、元カレのことも含めて何でも知っておきたいから」
「……」
やっぱり、宗介は少し普通とは違うんだな、という感想しか出てこない。慣れてきてしまっている自分がイヤだ。
「ちゃんと濡れていたし、イケていたし、俺とのセックスは気持ちよさそうだったけど?」
「……宗介とするのは、好き、かも」
礼二とは全然違うセックスだった。礼二は私を慈しむような言葉なんてかけてくれなかったし、本当に独りよがりなセックスを強いられてきた。
宗介とのセックスは気持ち良かった。本当にしんどかったけど。あんなに喘いだのも、体が跳ねたのも、初めてだった。
「良かった。小夜が気持ち良くなってくれて」
「気持ち良くしてくれてありがとうございます」
まったく、どんな会話なんだか。
色気も何もないピロートークならぬ、バストーク。
「ねぇ、小夜」
胸を下から持ち上げて水面に谷間を作る遊びをしながら、宗介は微笑む。
「次は後ろからしていい? ベッドで」
「……次?」
下を見ると、少し勃ち上がっている陰茎が目に入る。……回復、早いのね。若さってスゴイのね。
「今夜は小夜を貪り尽くしたい」
「……私の体力も考慮してください」
「来週の研究授業が終わるまで何もできない俺の辛さも考慮してください」
そういえば、そうか。
学園内ではハグしかできないし、そもそも、来週は実習授業と研究授業の準備にかかりきりになるはずだ。寝る間も惜しんで指導案の作成をしなければならないはず。
私と過ごす時間は、ない。
「宗介は実習生だから仕方ないよ」
「だから、あと一週間頑張れるだけの力が欲しい」
だから、貪り尽くしたい、わけね。
でも、そのせいで私の足腰が立たなくなるのは本当に困るのだけど。今の段階でも、結構、フラフラなんだけど。
「研究授業は木曜日? 金曜日?」
「研究授業は木曜。実習授業は毎日」
今週も確かに総合の時間も含め、数学の実習授業もぼちぼちやっていたようだ。来週は毎日、何コマかやることになるだろう。
「……まさか、全コマ?」
「四組と五組は全コマだね。一二三六組も何コマかやるけど」
なるほど。結構な実習授業数になりそうだ。実習の一週目から全部やらせないだけ、佐久間先生も優しいのかもしれない。
静岡での研修中に、「実習生に全コマやらせている指導教員もいる」と言っていた先生もいたから。本当に、実習校や指導教諭によって方針は様々だ。
「じゃあ、結構大変?」
「授業はバイトでも慣れているから大丈夫。でも、恋人が近くにいるのにいろいろ抑えないといけないのが、大変」
「……そこは、頑張って?」
「善処します。だから、ね?」
手のひらで胸の突起をくるくると回しながら、宗介は意地悪く笑う。刺激を与えられたら勃つんだから、仕方ないの、それは。
「ね、小夜。今夜は」
あぁ、もう、本当に。「求められる」のも楽じゃないのね。
「――ゴムを使い切るまで、しよう」
……私、明日、起き上がれるだろうか。
「んー?」
「気持ち良かった」
「……はいはい、先に洗ってちょうだい」
お風呂に入ってから、宗介はずっとこの調子だ。目の中にハートマークでも入ってしまったかのように、だらしなくニヤニヤ二へ二へ笑っている。
湯船から出て体を洗っていても、ちらちら私を見てはデレデレの笑顔を浮かべている。
「そんなに見なくても」
「全裸の小夜がかわいい」
「……あ、ありがと……?」
「照れている小夜もかわいい」
……この人は、ずっとこんな恥ずかしいことを言い続けるのだろうか。
「たくさんキスマークがついている小夜もかわいい」
「……ほんとだ。すごいついてる」
胸から下は、「見えない」と判断されて非常にたくさんのキスマークがついている。情事を知らない人が見たら、病気なのではないかと思われるくらいには、酷い。
まぁ、来週、教育実習が終わる頃には消えているだろう。
「小夜、好き」
「……ありがと。シャンプーはそっち。コンディショナーは使う?」
「いや、シャンプーだけで大丈夫」
さっきシャワーを浴びたときは、体だけ洗ったから、シャンプーのボトルは初めてなのだ。
洗ってあげてもよかったのだけれど、過剰サービスかなと思ってやめた。まぁ、次回気が向けば、ということにしよう。
「ねぇ、小夜。今夜泊まってもいい?」
「あ、泊めるつもりでいたけど」
「っ、嬉しい!」
こらこら、シャンプーしながら振り向かないで。泡がこっちに飛び散るよ!
本来なら独身寮への学園関係者以外の立ち入りは禁じられているけれど、そのあたりの管理は緩い。それに、宗介は一応教育実習生だから関係者と言ってしまっても良いだろう。他の先生方に迷惑さえかけなければ良いのだ。
「でも、下着はないよ」
「持ってきているので大丈夫」
荷物、少ないような気がしていたけど、ショルダーバッグの中に下着くらいなら入りそうだ。
宗介が洗い終わったので、私が入れ替わりで洗い場に出る。宗介は裸の私をぎゅうと抱きしめて、キスをして、湯船に入ってニヤニヤしている。
んもう。スキンシップ過剰だなぁ。
独身寮で一番気に入っているのは、このお風呂だ。トイレとお風呂はセパレート。湯船と洗い場が分かれていて、どちらも狭すぎることはない。湯船は足が伸ばせるくらいのサイズなのだ。安くてお風呂の広いアパートやマンションは都内ではなかなか探せない。寮があって、本当に良かった。
「小夜は結構胸あるね。着痩せするタイプだね」
「智子先生には敵わないけどね」
「あぁ……あの人に勝てる人はグラビアアイドルでもなかなかいないよ」
だよねぇ。Gカップと比較しちゃいけないよね。
いや、私だって出るところは出ているし、引っ込むところは引っ込んでいるのだけれど。体に対するコンプレックスは、やはり一つや二つは抱えている。
「宗介は巨乳が好きなの?」
「小夜の体が好き」
即答である。「もし私に聞かれたら」のシミュレーションでもしているかの如く、即答である。
「好きになった人が『タイプ』です」とはよく聞くけれど、なるほど、ねぇ。上手なかわし方なのかもしれない。
「私の体なんて見たことなかったのに?」
「男子高校生の想像力を舐めないで。穴が開くくらい見てたから」
「想像通りだった?」
「想像以上だった」
宗介はもう鼻の下を伸ばしきった、イケメンとは程遠い顔をしている。自覚はなさそうだ。
「肌は白くてすべすべだし、すぐ真っ赤になるし、くびれてるし、柔らかいし、美味しいし、いいにお――むぐ」
恥ずかしさのあまり、思わず宗介の口をふさいでしまう。泡はついていないと思うけど、ついていたとしても、自業自得だ。
ほんとに、もう。
「小夜」
「うん?」
「今日初めてイッたでしょ?」
もし、今、飲み物を飲んでいたら、吹き出していたに違いない。
……なぜ、バレた?
「真っ赤になっちゃって、かわいい」
「……なん、で?」
「なんか、そういう反応だった。高村礼二にイカされたことなかったんだね。俺が初めて? だったら嬉しい」
初めて。
男の人が「初めて」を気にするものだとは知っていたけれど、宗介も気にするんだなぁ。なんか、意外。
「男は女の『最初の男』になりたがり、女は男の『最後の女』になりたがる」だったか。
「先に言っておくけど」
体も髪も洗い終えた私は、宗介の待つ湯船に浸かる。二人で入ることを想定していない湯船は、案外狭い。足を折り曲げて、向かい合って座ると……かなり近い。狭い。
宗介は早速手を伸ばして胸を揉んでくる。別にいいけど、ニヤニヤ笑いは何とかしなさい。
今日はどこの温泉の入浴剤を使ったんだったかな。緑がかった波が揺れる。
「……イッたのも、縛られたのも、フェラを自分からしたのも、対面座位も、みんな初めてだから」
「え? そんなに?」
宗介は驚く。いや、あなた、私がどんなセックスをしてきたか、知らないでしょうに。
「高村礼二はかなり性欲が強い男でしょ?」
「私の性欲が薄いの。割と淡白で」
「嘘でしょ。あれだけ乱れておいて、淡白なわけ……あぁ、高村礼二が下手だったとか?」
「まぁ、痛かったし、避妊はちゃんとしてくれなかったし……私もセックス自体にあんまり興味が持てなくて」
と。喋りすぎた。
恋人の目の前で元カレの話は御法度、マナー違反だったはず。聞いていてあまり気持ちのいいものではないだろう。
けれど、忘れていた。宗介は、変態かつ篠宮小夜マニアだ。
「あ、俺のことは気にしないで。小夜のことは、元カレのことも含めて何でも知っておきたいから」
「……」
やっぱり、宗介は少し普通とは違うんだな、という感想しか出てこない。慣れてきてしまっている自分がイヤだ。
「ちゃんと濡れていたし、イケていたし、俺とのセックスは気持ちよさそうだったけど?」
「……宗介とするのは、好き、かも」
礼二とは全然違うセックスだった。礼二は私を慈しむような言葉なんてかけてくれなかったし、本当に独りよがりなセックスを強いられてきた。
宗介とのセックスは気持ち良かった。本当にしんどかったけど。あんなに喘いだのも、体が跳ねたのも、初めてだった。
「良かった。小夜が気持ち良くなってくれて」
「気持ち良くしてくれてありがとうございます」
まったく、どんな会話なんだか。
色気も何もないピロートークならぬ、バストーク。
「ねぇ、小夜」
胸を下から持ち上げて水面に谷間を作る遊びをしながら、宗介は微笑む。
「次は後ろからしていい? ベッドで」
「……次?」
下を見ると、少し勃ち上がっている陰茎が目に入る。……回復、早いのね。若さってスゴイのね。
「今夜は小夜を貪り尽くしたい」
「……私の体力も考慮してください」
「来週の研究授業が終わるまで何もできない俺の辛さも考慮してください」
そういえば、そうか。
学園内ではハグしかできないし、そもそも、来週は実習授業と研究授業の準備にかかりきりになるはずだ。寝る間も惜しんで指導案の作成をしなければならないはず。
私と過ごす時間は、ない。
「宗介は実習生だから仕方ないよ」
「だから、あと一週間頑張れるだけの力が欲しい」
だから、貪り尽くしたい、わけね。
でも、そのせいで私の足腰が立たなくなるのは本当に困るのだけど。今の段階でも、結構、フラフラなんだけど。
「研究授業は木曜日? 金曜日?」
「研究授業は木曜。実習授業は毎日」
今週も確かに総合の時間も含め、数学の実習授業もぼちぼちやっていたようだ。来週は毎日、何コマかやることになるだろう。
「……まさか、全コマ?」
「四組と五組は全コマだね。一二三六組も何コマかやるけど」
なるほど。結構な実習授業数になりそうだ。実習の一週目から全部やらせないだけ、佐久間先生も優しいのかもしれない。
静岡での研修中に、「実習生に全コマやらせている指導教員もいる」と言っていた先生もいたから。本当に、実習校や指導教諭によって方針は様々だ。
「じゃあ、結構大変?」
「授業はバイトでも慣れているから大丈夫。でも、恋人が近くにいるのにいろいろ抑えないといけないのが、大変」
「……そこは、頑張って?」
「善処します。だから、ね?」
手のひらで胸の突起をくるくると回しながら、宗介は意地悪く笑う。刺激を与えられたら勃つんだから、仕方ないの、それは。
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あぁ、もう、本当に。「求められる」のも楽じゃないのね。
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