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第1章 ~魔王の秘書ルキ編~

第2話 間に合わせの武器

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魔王を倒しに旅に出た隆は、まず勇者村に向かうことになった。が、少し問題があった。それは、どうやってこんなとがっただけの木の枝で道中のモンスターを倒せばいいのか。
(とりあえず新しい武器を作らないと・・・)
そう考えていた隆は、まず剣を作ることにした。このとがった木を先にして、木を集めて間に合わせの剣を作った。
(戦ってみるか・・・)
すぐそこにいた顔のあるキノコを相手にしてみた。近づいてみると、キノコがこちらを睨んで飛び掛かってきた。
隆「ウォラァ!」
と剣を振るとキノコが倒れた。
(十分相手にできるな・・・)
と思いながら、次の武器を考えた。隆は弓矢を作ることを考えた。そして枝とキノコから採れたゴムみたいなものを使って弓を作った。そして隆は、矢を作るために木を集め先をとがらせたものを作り弓矢を作った。
(あの木を打ってみるか・・・)
と思い隆は、矢を射った。その木に見事命中。
隆「しゃ!」
と喜んでいると、いきなり多数の木に顔がつき、睨まれた。
隆「なんなんだこいつら・・・」
と思って走って逃げた。が、木の足は速い。
(クソッ!)
思っていると
(ッ!そうだ!目を4秒間閉じるんだ!)
そして隆は目を閉じた。
(木を打つ前に戻れ!)
と思いながら・・・
(?急に静かになった・・・)
目を開けると木を打つ前だった。
(ふう・・・)
と思い、俺は勇者村に向かった。
次回へ続く・・・
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