7 / 34
7.お金の価値と俺の資産?
しおりを挟む
ポルさんがお金をとりに走っていったあと…少し気になったことができたのでミネルヴァに聞いてみた。
(ミネルヴァ…お金って金貨以外に何があるの?)
(説明し忘れてましたね…申し訳ありません…お金の価値が小さい方から順に小銅貨、銅貨、大銅貨、小銀貨、銀貨、大銀貨、小金貨、金貨、大金貨、白金貨、王金貨です!大と小は同じ価値で白金貨と王金貨は価値が高くほとんど使われないので大や小はありません!10枚で上の貨幣1つになります!例外として白金貨から王金貨は白金貨100枚で王金貨1つです!)
(ふ~ん…でもあんまり価値がわからないな…)
(う~ん…説明するのが難しいですね…でも生活していればなれると思いますのでそこまで気にする必要はないかと思われます!)
(そうだな!ならその時は色々教えてくれ!)
(はい!)
「ジン殿~!!」
「ジン殿…ハァハァ…これ…を…ポーションの…ゴホッゴホッ…代金…です…」
すごい疲れてる…。
申し訳ない気持ちになってきた…。
「あ~…ども、ありがとう」
「はい!…泊まる宿はお決まりでしょうか?良ければご案内させてもらいます!」
「いえいえ、疲れてるでしょうし、ちょっと街を歩いてみたいので案内は結構ですよ」
「そうですか?わかりました…あ!ではこちらを持っていってください!通行証です!これがあれば優先的に門を出入りすることができますので!」
「それは嬉しいですね!ありがとうございます!では、また!」
「はい!この度はありがとうございました!」
門から少し歩くと屋根がテントになってる露店がたくさん見えてきた。
その数ある露店の中に俺の大好きな焼き鳥?が売っている店があったのでそこでお金の価値を勉強することにする。
(ミネルヴァ…頼むぞ!)
(主様!ファイトです!)
気分はまるでお小遣いを握って駄菓子屋にお菓子を買いに行ったときのようだ。
「おっちゃん!その肉美味そうだな!」
「お!わかるか?これはな~レッサーコカトリスって鳥の肉なんだ!美味いぞ~!」
「よし!いくらだ?買わせてもらう!」
「よっしゃ!1本200Yだ!」
(200Y?ミネルヴァ!ヘルプ!)
(あ!200Yっていうのはですね!値段で1Yが小銅貨1枚なので大銅貨もしくは小銀貨2枚を支払えばいいわけです!)
(なるほど…了解!)
「なら10本頼む!」
「10本かい?了解だ!」
「おっちゃん!今でかいのしかないがいいか?」
「ん?あぁ、大丈夫だぞ!」
「じゃあ…はい」
「俺はこんな小さな焼き鳥屋で金貨出すやつ初めて見たよ…」
失敗したか?えぇい!こうなりゃなんか言うしかないだろ!
「申し訳ない…先程まで無一文でな…持っていたものを売って手に入れたからでかいのしかないんだよ…」
「あんた…盗賊にでも襲われたのかい?」
「まぁ…そんな感じだな…略奪しようとするものに遭遇したよ…」
馬鹿エルフだけどな…。
「そうかい…大変だったな…サービスだ!1本プラスしといてやるよ!ほらよ!それとお釣りの大銀貨9枚と銀貨8枚な!」
「お!ありがと!美味そうだな~!」
ガブッ!
「うまっ!おっちゃん!これ美味いよ!」
「そうかい?ありがとよ!また来てくれ!」
口の中に肉を頬張ったので返事ができなくて手をあげて返事をすると突然ミネルヴァから念話がきた。
(主様…先程言い忘れたのですがアテナに主様が帰ってきましたよって連絡した時にアテナの部屋の中にある金庫の中身は全部持っていっていいって言われたのでお金だけで小銅貨864273枚、銅貨646437枚、大銅貨431279枚、小銀貨159433枚、銀貨567319枚、大銀貨364885枚、小金貨185433枚、金貨504563枚、大金貨438946枚、白金貨380646枚、王金貨261083枚を持ってきていますので正直に言うと主様は働かなくてもどの国の王族にも負けないほど裕福な生活はおくれますよ?それにお金以外にも色々と食料品なども入ってましたし小麦や米などの穀物類や塩、胡椒、味噌、醤油などの調味料も大量…と言うべきなのでしょうか、国が100年使っても1割も消費できない量があります。正直お城を買って執事やメイドを雇って一生外に出ない選択もできますよ?)
(え?マジ?)
(マジです…どうします?お城…買います?少し離れたところに旧王都があったはずですが…?)
(買いません!お城なんて買って何するんだよ!必要の無いモノは絶対に買いません!)
(そうですか…では豪邸を!)
(要らんわ!とりあえずこの話は終わり!宿屋に泊まるからね!)
(わかりました)
…さぁ…冷静になれ…よし落ち着いてきた。あれ?冷静になったからこそ逆に今持ってる金額にビビってる俺がいる…。ダメだ…今日寝れなさそう…。早く宿屋で風呂はいろ…。
(ミネルヴァ…お金って金貨以外に何があるの?)
(説明し忘れてましたね…申し訳ありません…お金の価値が小さい方から順に小銅貨、銅貨、大銅貨、小銀貨、銀貨、大銀貨、小金貨、金貨、大金貨、白金貨、王金貨です!大と小は同じ価値で白金貨と王金貨は価値が高くほとんど使われないので大や小はありません!10枚で上の貨幣1つになります!例外として白金貨から王金貨は白金貨100枚で王金貨1つです!)
(ふ~ん…でもあんまり価値がわからないな…)
(う~ん…説明するのが難しいですね…でも生活していればなれると思いますのでそこまで気にする必要はないかと思われます!)
(そうだな!ならその時は色々教えてくれ!)
(はい!)
「ジン殿~!!」
「ジン殿…ハァハァ…これ…を…ポーションの…ゴホッゴホッ…代金…です…」
すごい疲れてる…。
申し訳ない気持ちになってきた…。
「あ~…ども、ありがとう」
「はい!…泊まる宿はお決まりでしょうか?良ければご案内させてもらいます!」
「いえいえ、疲れてるでしょうし、ちょっと街を歩いてみたいので案内は結構ですよ」
「そうですか?わかりました…あ!ではこちらを持っていってください!通行証です!これがあれば優先的に門を出入りすることができますので!」
「それは嬉しいですね!ありがとうございます!では、また!」
「はい!この度はありがとうございました!」
門から少し歩くと屋根がテントになってる露店がたくさん見えてきた。
その数ある露店の中に俺の大好きな焼き鳥?が売っている店があったのでそこでお金の価値を勉強することにする。
(ミネルヴァ…頼むぞ!)
(主様!ファイトです!)
気分はまるでお小遣いを握って駄菓子屋にお菓子を買いに行ったときのようだ。
「おっちゃん!その肉美味そうだな!」
「お!わかるか?これはな~レッサーコカトリスって鳥の肉なんだ!美味いぞ~!」
「よし!いくらだ?買わせてもらう!」
「よっしゃ!1本200Yだ!」
(200Y?ミネルヴァ!ヘルプ!)
(あ!200Yっていうのはですね!値段で1Yが小銅貨1枚なので大銅貨もしくは小銀貨2枚を支払えばいいわけです!)
(なるほど…了解!)
「なら10本頼む!」
「10本かい?了解だ!」
「おっちゃん!今でかいのしかないがいいか?」
「ん?あぁ、大丈夫だぞ!」
「じゃあ…はい」
「俺はこんな小さな焼き鳥屋で金貨出すやつ初めて見たよ…」
失敗したか?えぇい!こうなりゃなんか言うしかないだろ!
「申し訳ない…先程まで無一文でな…持っていたものを売って手に入れたからでかいのしかないんだよ…」
「あんた…盗賊にでも襲われたのかい?」
「まぁ…そんな感じだな…略奪しようとするものに遭遇したよ…」
馬鹿エルフだけどな…。
「そうかい…大変だったな…サービスだ!1本プラスしといてやるよ!ほらよ!それとお釣りの大銀貨9枚と銀貨8枚な!」
「お!ありがと!美味そうだな~!」
ガブッ!
「うまっ!おっちゃん!これ美味いよ!」
「そうかい?ありがとよ!また来てくれ!」
口の中に肉を頬張ったので返事ができなくて手をあげて返事をすると突然ミネルヴァから念話がきた。
(主様…先程言い忘れたのですがアテナに主様が帰ってきましたよって連絡した時にアテナの部屋の中にある金庫の中身は全部持っていっていいって言われたのでお金だけで小銅貨864273枚、銅貨646437枚、大銅貨431279枚、小銀貨159433枚、銀貨567319枚、大銀貨364885枚、小金貨185433枚、金貨504563枚、大金貨438946枚、白金貨380646枚、王金貨261083枚を持ってきていますので正直に言うと主様は働かなくてもどの国の王族にも負けないほど裕福な生活はおくれますよ?それにお金以外にも色々と食料品なども入ってましたし小麦や米などの穀物類や塩、胡椒、味噌、醤油などの調味料も大量…と言うべきなのでしょうか、国が100年使っても1割も消費できない量があります。正直お城を買って執事やメイドを雇って一生外に出ない選択もできますよ?)
(え?マジ?)
(マジです…どうします?お城…買います?少し離れたところに旧王都があったはずですが…?)
(買いません!お城なんて買って何するんだよ!必要の無いモノは絶対に買いません!)
(そうですか…では豪邸を!)
(要らんわ!とりあえずこの話は終わり!宿屋に泊まるからね!)
(わかりました)
…さぁ…冷静になれ…よし落ち着いてきた。あれ?冷静になったからこそ逆に今持ってる金額にビビってる俺がいる…。ダメだ…今日寝れなさそう…。早く宿屋で風呂はいろ…。
0
あなたにおすすめの小説
魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。
カモミール
ファンタジー
勇者ロキは長い冒険の末魔王を討伐する。
だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、
ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。
国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。
そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
竹井ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
一級魔法使いになれなかったので特級厨師になりました
しおしお
恋愛
魔法学院次席卒業のシャーリー・ドットは、
「一級魔法使いになれなかった」という理由だけで婚約破棄された。
――だが本当の理由は、ただの“うっかり”。
試験会場を間違え、隣の建物で行われていた
特級厨師試験に合格してしまったのだ。
気づけばシャーリーは、王宮からスカウトされるほどの
“超一流料理人”となり、国王の胃袋をがっちり掴む存在に。
一方、学院首席で一級魔法使いとなった
ナターシャ・キンスキーは、大活躍しているはずなのに――
「なんで料理で一番になってるのよ!?
あの女、魔法より料理の方が強くない!?」
すれ違い、逃げ回り、勘違いし続けるナターシャと、
天然すぎて誤解が絶えないシャーリー。
そんな二人が、魔王軍の襲撃、国家危機、王宮騒動を通じて、
少しずつ距離を縮めていく。
魔法で国を守る最強魔術師。
料理で国を救う特級厨師。
――これは、“敵でもライバルでもない二人”が、
ようやく互いを認め、本当の友情を築いていく物語。
すれ違いコメディ×料理魔法×ダブルヒロイン友情譚!
笑って、癒されて、最後は心が温かくなる王宮ラノベ、開幕です。
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる