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8.宿屋到着!
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さてと、宿屋はどこだろう。
とりあえず歩いてれば…ん?そういえばマップって使えるのかな?
マップ
おぉ!使えた!俺がここだな…宿屋を検索っと!結構沢山あるな…あ、店の人気度とか見れるかな?とか、人気度の上から表示してほしいと頭の中で念じると思った通りにマップが変化する。ここら辺はゲームと変わらないな…。
なになに…人気1位は『大空の雲』…バカエルフが止まってるところだな却下…2位は『花園の天使』…ここは女性限定宿屋か…。次!3位は『果物亭葡萄支部』…ここはいろんな街に宿屋があるチェーン店みたいなものかな?ここの街は葡萄らしいな…。風呂がないから却下しようと思ったけどどこにも風呂はないみたいだからここにすることにした。行くルートを確認しようとマップで調べるとゴールのマークがすぐ隣にあった…。
これはデカすぎだろ!もうちょっと小さいやつを想像してたんだけど!
ちょっと建物の大きさに圧倒されたけどとりあえず中に入るか…。
「いらっしゃーい!」
「どうも、1人なんですけど部屋空いていますか?」
「もちろんです!支部ではありますが大きさだけならこの街の宿には負けません!」
元気のいい人だな…。
「1泊いくらでしょうか」
「1泊素泊まりだと5000Yで2食付きだと7500Yです!」
(ミネルヴァ?)
(高くもなく安くもなくと言ったところでしょうか?少々食事が高すぎるように感じます)
(なら素泊まりでいいかな?)
(大丈夫かと思われます!一応食事を沢山作ってストックしてますので!)
(了解)
「食事は要らないから部屋に素泊まりでとりあえず7泊お願いするよ」
「ではえっと…」
指をおって確認ですか…。
大丈夫かな?この宿…。
「35000Yです!」
「はい」
「…ちょうどですね、ありがとうございます!これ鍵です!この番号の部屋があなたの部屋になります!」
うん…ちょうどじゃないと無駄な時間が増えそうだったからね…。
鍵の番号を確認して…ん?
進行方向に足を伸ばされてる…。
跨ぐか…。
「おいテメェ!今俺様の足を跨ぎやがったな!」
「いやいや、どう考えてもあれは跨ぐしかないと思うのですが…」
「うるせぇ!金だしな!」
めんどくさい。
金目当てかよ…。
金目当てでこういうことする人って絶対に許してくれないから嫌だなぁ…。
誰も助けてくれないってことはあれかな?グルかな?それとも…俺今実力を見ようとされてる?
「ふむ…」
「ふむ…じゃねーんだよ!さっさと寄越せや!」
「残念ながら今は持ち合わせがなくてね…」
「お前あの女の隊長に金貨たくさんもらってただろうが!」
なるほど…あの1件を見てたのか…。
「たしかに受け取りましたね」
「だからそれを寄越せって言ってんだよ!」
「残念ながら今宿代を払ったので無くなっちまったよ、俺は少々金遣いが荒くてね…」
「おぃおぃ…嘘言ってんじゃねーよ!」
「調べはついてんだよ!」
ん?オッサンたちの頭から角が生えた?
(やっと発動しましたか?)
(ミネルヴァ?これが嘘をついた時の合図なのか?)
(はい!悪意のある嘘をつくと悪魔のような角が生えます!ちなみに相手を気遣ってついた嘘には天使の羽がはえるような設定です)
「いいえ?使いましたよ?ちゃんと調べたんですか?残念でしたね…もう少し早ければ残っていたのですが」
「チッ!もういい!さっさと消えろ!」
「へいへい」
はぁ…疲れた。
(部屋に来ていまさらではあるのですが反撃なされないでよろしかったのでしょうか?)
(良いんだよ…目立ちたくないしね)
(そうですか…分かりました…呪いでもかけときますか?)
(怖いな!?必要ないって、どうせ弱いんだからさ)
(そうですね、あいつらが束になっても秒殺できますもんね!)
(あ~…まぁ、そういうことだ)
今日は色々あったな…ボス戦終わったらいきなり600年後に転移。そして俺の拠点にエルフがいてアテナかと思ったら違うし…。その後ポルさんたちが来て街に行った。その街でお金のことを少し学んで今に至ると…。
「今日は色々あったな…寝るか…」
その日の俺はデスゲームの時とは違いすぐに寝ることは出来たが癖は抜けないのかPK対策用とPPK対策用の結界を張って寝ていた。
とりあえず歩いてれば…ん?そういえばマップって使えるのかな?
マップ
おぉ!使えた!俺がここだな…宿屋を検索っと!結構沢山あるな…あ、店の人気度とか見れるかな?とか、人気度の上から表示してほしいと頭の中で念じると思った通りにマップが変化する。ここら辺はゲームと変わらないな…。
なになに…人気1位は『大空の雲』…バカエルフが止まってるところだな却下…2位は『花園の天使』…ここは女性限定宿屋か…。次!3位は『果物亭葡萄支部』…ここはいろんな街に宿屋があるチェーン店みたいなものかな?ここの街は葡萄らしいな…。風呂がないから却下しようと思ったけどどこにも風呂はないみたいだからここにすることにした。行くルートを確認しようとマップで調べるとゴールのマークがすぐ隣にあった…。
これはデカすぎだろ!もうちょっと小さいやつを想像してたんだけど!
ちょっと建物の大きさに圧倒されたけどとりあえず中に入るか…。
「いらっしゃーい!」
「どうも、1人なんですけど部屋空いていますか?」
「もちろんです!支部ではありますが大きさだけならこの街の宿には負けません!」
元気のいい人だな…。
「1泊いくらでしょうか」
「1泊素泊まりだと5000Yで2食付きだと7500Yです!」
(ミネルヴァ?)
(高くもなく安くもなくと言ったところでしょうか?少々食事が高すぎるように感じます)
(なら素泊まりでいいかな?)
(大丈夫かと思われます!一応食事を沢山作ってストックしてますので!)
(了解)
「食事は要らないから部屋に素泊まりでとりあえず7泊お願いするよ」
「ではえっと…」
指をおって確認ですか…。
大丈夫かな?この宿…。
「35000Yです!」
「はい」
「…ちょうどですね、ありがとうございます!これ鍵です!この番号の部屋があなたの部屋になります!」
うん…ちょうどじゃないと無駄な時間が増えそうだったからね…。
鍵の番号を確認して…ん?
進行方向に足を伸ばされてる…。
跨ぐか…。
「おいテメェ!今俺様の足を跨ぎやがったな!」
「いやいや、どう考えてもあれは跨ぐしかないと思うのですが…」
「うるせぇ!金だしな!」
めんどくさい。
金目当てかよ…。
金目当てでこういうことする人って絶対に許してくれないから嫌だなぁ…。
誰も助けてくれないってことはあれかな?グルかな?それとも…俺今実力を見ようとされてる?
「ふむ…」
「ふむ…じゃねーんだよ!さっさと寄越せや!」
「残念ながら今は持ち合わせがなくてね…」
「お前あの女の隊長に金貨たくさんもらってただろうが!」
なるほど…あの1件を見てたのか…。
「たしかに受け取りましたね」
「だからそれを寄越せって言ってんだよ!」
「残念ながら今宿代を払ったので無くなっちまったよ、俺は少々金遣いが荒くてね…」
「おぃおぃ…嘘言ってんじゃねーよ!」
「調べはついてんだよ!」
ん?オッサンたちの頭から角が生えた?
(やっと発動しましたか?)
(ミネルヴァ?これが嘘をついた時の合図なのか?)
(はい!悪意のある嘘をつくと悪魔のような角が生えます!ちなみに相手を気遣ってついた嘘には天使の羽がはえるような設定です)
「いいえ?使いましたよ?ちゃんと調べたんですか?残念でしたね…もう少し早ければ残っていたのですが」
「チッ!もういい!さっさと消えろ!」
「へいへい」
はぁ…疲れた。
(部屋に来ていまさらではあるのですが反撃なされないでよろしかったのでしょうか?)
(良いんだよ…目立ちたくないしね)
(そうですか…分かりました…呪いでもかけときますか?)
(怖いな!?必要ないって、どうせ弱いんだからさ)
(そうですね、あいつらが束になっても秒殺できますもんね!)
(あ~…まぁ、そういうことだ)
今日は色々あったな…ボス戦終わったらいきなり600年後に転移。そして俺の拠点にエルフがいてアテナかと思ったら違うし…。その後ポルさんたちが来て街に行った。その街でお金のことを少し学んで今に至ると…。
「今日は色々あったな…寝るか…」
その日の俺はデスゲームの時とは違いすぐに寝ることは出来たが癖は抜けないのかPK対策用とPPK対策用の結界を張って寝ていた。
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