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13.1級商人
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はぁ…ルミナさんが1級なんていうからザワザワなっちゃったんだよ…。
いや、仕方ないか…ここでは1級商人になるっていうのは日本だと司法試験に受かるってことと同じくらい凄いことになるのかな?確かに俺も少しの時間で司法試験受かったので手続きお願いします…って言われたら驚いて声がでかくなりそうだもんなぁ…。
「出来ました!こちらが1級商人のギルドカードです!ジン様はなにを売られる予定ですか?」
「え?俺、商人の資格は貰いましたけど商売はほとんどしませんよ?というかこのまま冒険者ギルドに行ってギルド管理人の試験を受ける予定ですし…」
「1級なのにギルド管理人…いやいや、ギルドの管理人なんて給料そんなに良くないですよ!?どう考えても商売した方が儲けられますよ!?」
「そ、そうですね…まぁ、お金は別に今は必要ないですし…商人としての資格があればギルド管理人になりやすいって聞いただけなので…」
「たかが冒険者ギルドの管理人になるために1級商人になるなんて…」
「それじゃ!カードありがとね!」
さーてと…資格も取ったし、冒険者ギルドに行くか!
いつも通りマップを開いてルート検索して最短距離で…。
ここが冒険者ギルドか…うーん、なんていうか…普通?もっと荒っぽいものだと思ってたから少し安心するわぁ…。
受付に行ってギルド管理人になりたいと話をする。
「ぎ、ギルド管理人ですか?…しょ、少々お待ちください!私では対応出来ないので上司を読んできます!」
「あ、はい」
椅子に座って待っとくか。
「失礼…君がギルド管理人になりたい人かい?私はパルケスよろしくね」
「あ、そうです。ジンといいます。こちらこそよろしくお願いします」
そういって立とうとすると…
「あぁ、そのままでいいよ」
と静止がかかったので立つのはやめた…。
「それで?君はどうしてギルド管理人を希望するんだい?」
「いや、普通に面白そうだなぁ…やってみたいなぁ…と」
「なるほど…でも、計算が必要なのはわかるかい?」
「えぇ…ギルド管理人の試験は商人の資格を有していたのなら簡単であると聞いています」
「ん?もしかして…持っているのかい?」
「えぇ…先ほど試験が終わりまして…あ、それとこれを、商業ギルド長から推薦状です」
「見させてもらうね?」
「どうぞ」
「だいたい話の内容は理解したよ…。でも、君はギルド管理人には向かないんじゃないかな?」
「はぁ…なぜそう思われるのでしょうか?」
角が出てきているんだけど…。
「この手紙の内容によるとタスマーさんなどと話してギルド管理人を面白そうだなぁ…と思ったみたいだけど…理由としてはまだまだだね…僕には特別な能力があってね、人の才能を少しだけ感じることが出来るんだ。君は管理とかをするよりもどちらかというと冒険したりする方が楽しく暮らせると思うよ?冒険者は危険だからあまりオススメはしないけど…商人として世界を旅してみると面白いんじゃないかな?君は時間なんてまだ全然あるし商売をやってみてダメだったらギルド管理人を目指してみたらどうかな?」
なるほど…俺にギルド管理人を目指して欲しくないみたいだね…。
「確かにパルケスさんの言う通りなのかも知れません。少し旅をしてみてそれから考えてみようと思います!」
「そっか、もしなりたくなった時には私に言いなさい!できる限りの手助けはするから!」
「その時はお願いします」
(主様…本当によろしかったのですか?)
(ん?あ、もしかしてギルド管理人のこと?)
(はい…)
(うん、大丈夫だよ?流石に面倒くさそうだったし…。商人として少し活躍してから考えてもいいかな…と思ってね)
(嘘をついていたことには気づいていたんですね…)
(うん…ミネルヴァの作ってくれたメガネのおかげでね!メガネがなければ本当に人生相談を受けているかのような気持ちになってたと思うよ…)
旅か…してみようかな…。
ピコンッ!
ん?今音がした?カードからかな?LINEのような音だったな…。
緊急!
1級商人全員へ連絡!
最上級ポーションを1本持っているものがいれば直ちに支部でも本部でもいいので連絡をしてほしい!高値で買い取りたい!値段は白金貨10枚!
依頼受領者 0名/1名
おぉ…こんな機能があるなんて聞いてないんだけど…。てかさ、緊急ならさもう少しピー!とかブー!ブー!みたいにさ強めでもいいんじゃないかな…?なんだよ…この音は…地球が恋しくなるだろうが!
いや、仕方ないか…ここでは1級商人になるっていうのは日本だと司法試験に受かるってことと同じくらい凄いことになるのかな?確かに俺も少しの時間で司法試験受かったので手続きお願いします…って言われたら驚いて声がでかくなりそうだもんなぁ…。
「出来ました!こちらが1級商人のギルドカードです!ジン様はなにを売られる予定ですか?」
「え?俺、商人の資格は貰いましたけど商売はほとんどしませんよ?というかこのまま冒険者ギルドに行ってギルド管理人の試験を受ける予定ですし…」
「1級なのにギルド管理人…いやいや、ギルドの管理人なんて給料そんなに良くないですよ!?どう考えても商売した方が儲けられますよ!?」
「そ、そうですね…まぁ、お金は別に今は必要ないですし…商人としての資格があればギルド管理人になりやすいって聞いただけなので…」
「たかが冒険者ギルドの管理人になるために1級商人になるなんて…」
「それじゃ!カードありがとね!」
さーてと…資格も取ったし、冒険者ギルドに行くか!
いつも通りマップを開いてルート検索して最短距離で…。
ここが冒険者ギルドか…うーん、なんていうか…普通?もっと荒っぽいものだと思ってたから少し安心するわぁ…。
受付に行ってギルド管理人になりたいと話をする。
「ぎ、ギルド管理人ですか?…しょ、少々お待ちください!私では対応出来ないので上司を読んできます!」
「あ、はい」
椅子に座って待っとくか。
「失礼…君がギルド管理人になりたい人かい?私はパルケスよろしくね」
「あ、そうです。ジンといいます。こちらこそよろしくお願いします」
そういって立とうとすると…
「あぁ、そのままでいいよ」
と静止がかかったので立つのはやめた…。
「それで?君はどうしてギルド管理人を希望するんだい?」
「いや、普通に面白そうだなぁ…やってみたいなぁ…と」
「なるほど…でも、計算が必要なのはわかるかい?」
「えぇ…ギルド管理人の試験は商人の資格を有していたのなら簡単であると聞いています」
「ん?もしかして…持っているのかい?」
「えぇ…先ほど試験が終わりまして…あ、それとこれを、商業ギルド長から推薦状です」
「見させてもらうね?」
「どうぞ」
「だいたい話の内容は理解したよ…。でも、君はギルド管理人には向かないんじゃないかな?」
「はぁ…なぜそう思われるのでしょうか?」
角が出てきているんだけど…。
「この手紙の内容によるとタスマーさんなどと話してギルド管理人を面白そうだなぁ…と思ったみたいだけど…理由としてはまだまだだね…僕には特別な能力があってね、人の才能を少しだけ感じることが出来るんだ。君は管理とかをするよりもどちらかというと冒険したりする方が楽しく暮らせると思うよ?冒険者は危険だからあまりオススメはしないけど…商人として世界を旅してみると面白いんじゃないかな?君は時間なんてまだ全然あるし商売をやってみてダメだったらギルド管理人を目指してみたらどうかな?」
なるほど…俺にギルド管理人を目指して欲しくないみたいだね…。
「確かにパルケスさんの言う通りなのかも知れません。少し旅をしてみてそれから考えてみようと思います!」
「そっか、もしなりたくなった時には私に言いなさい!できる限りの手助けはするから!」
「その時はお願いします」
(主様…本当によろしかったのですか?)
(ん?あ、もしかしてギルド管理人のこと?)
(はい…)
(うん、大丈夫だよ?流石に面倒くさそうだったし…。商人として少し活躍してから考えてもいいかな…と思ってね)
(嘘をついていたことには気づいていたんですね…)
(うん…ミネルヴァの作ってくれたメガネのおかげでね!メガネがなければ本当に人生相談を受けているかのような気持ちになってたと思うよ…)
旅か…してみようかな…。
ピコンッ!
ん?今音がした?カードからかな?LINEのような音だったな…。
緊急!
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