119 / 310
第四章 竜騎士編
第118話 淫魔撃退
しおりを挟む
それは、コウが蛮族討伐に向かっている最中の事だった。
その日、とある一家に激震が走っていた。
「な、なにい!? アサギリ卿に胸をまさぐられた、だと!?」
父親は抑揚の無い顔で精一杯驚愕していた。
「……はい、お父様。ナタリーは……ナタリーは、もうお嫁にいけませんわ」
咽び泣くのは、7番目の娘だ。
「なんということだ……。とにかくでかしたぞ、ナタリー!」
父親は娘の肩をポンと叩く。
「……え? お父様?」
「アサギリ卿が帰ってきたら、責任を取ってもらおうな」
「……私、アサギリ様の妻になれるのですか? 嬉しい……」
娘は胸に手を当てて、頬を染める。
「ふふふ、これで我が一族も晴れて貴族の身内に……」
父は悪い顔でほくそ笑んだ。
「これで、借金取りから追われることもなくなるね、父ちゃん!」
長男がそう言ったのを皮切りに14人の大家族で万歳三唱が沸き起こる。
奇妙な事に大家族は皆、同じ顔をしていた。
「――そういう事でして、アサギリ卿には是非、うちのナタリーを側室に迎えて頂きたいのです」
突然やってきたラッセルが意味不明な事を言っている。
そして、その横では同じくラッセルが頬を赤らめてモジモジしていた。
え、なにこの状況。
「念の為、申し上げておきますが、私がラッセルの父親ダウニー、こっちが7女のナタリーです。お間違えにならないように」
「お、おう」
似ているという自覚があるのか、ダウニーさんがちゃんと紹介してくれた。
というか、父と娘を間違えないようにって初めて聞いた。
うーん、ナタリーか。
確かに以前、乳を揉んだような気がする。
ボストロールを抱いた俺ですら、封印したくなる黒歴史だ。
そんなものの責任を取れって言われても……。
「おい、あの娘の乳を揉んだのか?」
耳元で怒りの滲んだルーナの声が聞こえた。
横を向くと、すぐそばにルーナの顔がある。
近い近い。
ルーナの目にはじわじわと涙が浮かんでくる。
ちょっと胸が痛んだ。
「いや、その、揉んだというか、触れたというか、掠ったに近いかな?」
「……私が夜のお相手を申し出たら、獣のような目をなさったアサギリ様がガシッと」
「おい、脚色すんな!!」
獣のような目なんてしてないから。
獣(ラッセル)を見るような目はしたかもしれないが。
「ううー! ちょっと、夫婦で話し合う事がある。悪いけどお前たちは外してくれ」
ルーナがそう言うと、ダウニーさんとナタリーはそそくさと退出していく。
あのラクガキ一家め……。
というか、これはアレだろうか。
ルーナに説教される流れだろうか。
え、凄く遺憾。
そんなわけで俺は床に正座をさせられていた。
目の前ではルーナがしくしく泣いている。
「うう、ぐすっ、な、なんで私以外のおっぱいを揉むの? 前、私のが一番好きだって言ったのに! ばかばか!」
それにしても、こいつ説教下手くそだな。
カンナさんみたいにエロく出来ないものか。
というか、ナタリーの乳を揉んでルーナが泣くというのは理不尽すぎるというか、納得出来ないというか。
ミレイやメグにキスして怒られるならまだ納得するが、今回は俺に何のメリットもない。
なので、言い訳することにした。
「ルーナ。よく聞けよ?」
「……うん」
「実は、俺の右手はな……呪われているんだ!」
言いながら、往年の厨二病ポーズを見せる。
右手を左手で押さえ込むような恥ずかしいアレである。
「俺だって、お前以外の乳を揉むつもりなんてない! でも、この呪われた右手が、勝手に他の女の乳をっ、ぐむぅ!」
右手を抑えてのたうち回ってみた。
まあ、先日カレリアさんにやったら無視されたばかりだ。
こんなので言い訳にならないのは判っているのだが。
「そ、そうだったのか」
信じたっ!?
「もー! なんでそういう事を妻に黙っているんだ!? お前の苦しみは、私の苦しみなんだぞ! すぐに退魔師(エクソシスト)を連れてきてやるからな!」
ルーナはたったと家から飛び出していった。
うーん。
やっぱりあいつのチョロさは不安になるな。
俺に出会わなかったら今頃ソープに沈んでたんじゃないだろうか。
しばらくすると困惑顔のミレイがルーナに連れられてやってきた。
まあ、ミレイが来るんだろうなとは思っていたが。
「右手にだけ憑依する淫魔ですか? ……あまり聞いたことないですけど」
「頼む! 祓ってやってくれ」
「とりあえず、憑依した淫魔を滅する呪文を唱えてみますが……」
ミレイはブツブツ言いながらも、俺を訝しんだ目で見る。
その目は語っている。
――ホントに憑いているんですか?
まあ、憑いてませんが。
とりあえず、ルーナを納得させるためのポーズだ。
多分、何も憑いていない俺には何の影響もないだろう。
厄年になったら、とりあえず厄払いしてもらうようなもんだ。
おまじないみたいなものだろう。
というか。
「淫魔ってなんだ?」
「淫らで邪なる者の総称ですね。有名所ですと、インキュバスとかサキュバスとか」
おお。
インキュバスはともかくサキュバスはいつか会ってみたい。
俺の本気をぶつけられるかもしれない。
「じゃあ、いきますよ?」
ミレイはそう言うと、両手を俺に向けて魔力を集中していく。
ミレイが魔法を使っている所久しぶりに見た。
「反色欲(アンチ・アスモデウス)!」
そして、俺を神聖な光が包み――。
「ひぎぃいいいいい!」
全身に激しい痛みが走った。
痛覚耐性カンストの俺が痛みを感じるだと!?
「なんでコウさんに効いてるんですか!?」
慌てて魔法を中断したミレイがツッコミを入れる。
そんなの俺が聞きたい。
「こ、この呪文は淫らで邪なる者にしか……はっ!」
はっ! じゃねえから。
物凄く失礼だ。
だって。
「まるで、俺が淫らで邪なる者みたいじゃねえか」
ミレイとルーナがさっと顔を反らす。
おい。
「……大丈夫。大丈夫だぞ。私が全て受け止めてやる」
慈悲深い表情をしたルーナに優しく抱きしめられた。
その背後では、ミレイが同じような顔でうんうん頷いている。
な、なんと失礼な……。
ちょっとイラッとした。
なら、受け止めてもらおうじゃないか!
そんなわけで、ルーナをばすばすと犯してやった。
不平等は良くないので、その後ミレイにもばすばすした。
一体、俺のどこが淫らだっていうんだ!?
それから、しばらくして。
「――あのう、アサギリ卿。それでいつうちのナタリーを貰って頂けるんで?」
「はあ? そんなもんいらねえから」
「ひどい!」
こうしてラッセル一家の企みは露と消えた。
その日、とある一家に激震が走っていた。
「な、なにい!? アサギリ卿に胸をまさぐられた、だと!?」
父親は抑揚の無い顔で精一杯驚愕していた。
「……はい、お父様。ナタリーは……ナタリーは、もうお嫁にいけませんわ」
咽び泣くのは、7番目の娘だ。
「なんということだ……。とにかくでかしたぞ、ナタリー!」
父親は娘の肩をポンと叩く。
「……え? お父様?」
「アサギリ卿が帰ってきたら、責任を取ってもらおうな」
「……私、アサギリ様の妻になれるのですか? 嬉しい……」
娘は胸に手を当てて、頬を染める。
「ふふふ、これで我が一族も晴れて貴族の身内に……」
父は悪い顔でほくそ笑んだ。
「これで、借金取りから追われることもなくなるね、父ちゃん!」
長男がそう言ったのを皮切りに14人の大家族で万歳三唱が沸き起こる。
奇妙な事に大家族は皆、同じ顔をしていた。
「――そういう事でして、アサギリ卿には是非、うちのナタリーを側室に迎えて頂きたいのです」
突然やってきたラッセルが意味不明な事を言っている。
そして、その横では同じくラッセルが頬を赤らめてモジモジしていた。
え、なにこの状況。
「念の為、申し上げておきますが、私がラッセルの父親ダウニー、こっちが7女のナタリーです。お間違えにならないように」
「お、おう」
似ているという自覚があるのか、ダウニーさんがちゃんと紹介してくれた。
というか、父と娘を間違えないようにって初めて聞いた。
うーん、ナタリーか。
確かに以前、乳を揉んだような気がする。
ボストロールを抱いた俺ですら、封印したくなる黒歴史だ。
そんなものの責任を取れって言われても……。
「おい、あの娘の乳を揉んだのか?」
耳元で怒りの滲んだルーナの声が聞こえた。
横を向くと、すぐそばにルーナの顔がある。
近い近い。
ルーナの目にはじわじわと涙が浮かんでくる。
ちょっと胸が痛んだ。
「いや、その、揉んだというか、触れたというか、掠ったに近いかな?」
「……私が夜のお相手を申し出たら、獣のような目をなさったアサギリ様がガシッと」
「おい、脚色すんな!!」
獣のような目なんてしてないから。
獣(ラッセル)を見るような目はしたかもしれないが。
「ううー! ちょっと、夫婦で話し合う事がある。悪いけどお前たちは外してくれ」
ルーナがそう言うと、ダウニーさんとナタリーはそそくさと退出していく。
あのラクガキ一家め……。
というか、これはアレだろうか。
ルーナに説教される流れだろうか。
え、凄く遺憾。
そんなわけで俺は床に正座をさせられていた。
目の前ではルーナがしくしく泣いている。
「うう、ぐすっ、な、なんで私以外のおっぱいを揉むの? 前、私のが一番好きだって言ったのに! ばかばか!」
それにしても、こいつ説教下手くそだな。
カンナさんみたいにエロく出来ないものか。
というか、ナタリーの乳を揉んでルーナが泣くというのは理不尽すぎるというか、納得出来ないというか。
ミレイやメグにキスして怒られるならまだ納得するが、今回は俺に何のメリットもない。
なので、言い訳することにした。
「ルーナ。よく聞けよ?」
「……うん」
「実は、俺の右手はな……呪われているんだ!」
言いながら、往年の厨二病ポーズを見せる。
右手を左手で押さえ込むような恥ずかしいアレである。
「俺だって、お前以外の乳を揉むつもりなんてない! でも、この呪われた右手が、勝手に他の女の乳をっ、ぐむぅ!」
右手を抑えてのたうち回ってみた。
まあ、先日カレリアさんにやったら無視されたばかりだ。
こんなので言い訳にならないのは判っているのだが。
「そ、そうだったのか」
信じたっ!?
「もー! なんでそういう事を妻に黙っているんだ!? お前の苦しみは、私の苦しみなんだぞ! すぐに退魔師(エクソシスト)を連れてきてやるからな!」
ルーナはたったと家から飛び出していった。
うーん。
やっぱりあいつのチョロさは不安になるな。
俺に出会わなかったら今頃ソープに沈んでたんじゃないだろうか。
しばらくすると困惑顔のミレイがルーナに連れられてやってきた。
まあ、ミレイが来るんだろうなとは思っていたが。
「右手にだけ憑依する淫魔ですか? ……あまり聞いたことないですけど」
「頼む! 祓ってやってくれ」
「とりあえず、憑依した淫魔を滅する呪文を唱えてみますが……」
ミレイはブツブツ言いながらも、俺を訝しんだ目で見る。
その目は語っている。
――ホントに憑いているんですか?
まあ、憑いてませんが。
とりあえず、ルーナを納得させるためのポーズだ。
多分、何も憑いていない俺には何の影響もないだろう。
厄年になったら、とりあえず厄払いしてもらうようなもんだ。
おまじないみたいなものだろう。
というか。
「淫魔ってなんだ?」
「淫らで邪なる者の総称ですね。有名所ですと、インキュバスとかサキュバスとか」
おお。
インキュバスはともかくサキュバスはいつか会ってみたい。
俺の本気をぶつけられるかもしれない。
「じゃあ、いきますよ?」
ミレイはそう言うと、両手を俺に向けて魔力を集中していく。
ミレイが魔法を使っている所久しぶりに見た。
「反色欲(アンチ・アスモデウス)!」
そして、俺を神聖な光が包み――。
「ひぎぃいいいいい!」
全身に激しい痛みが走った。
痛覚耐性カンストの俺が痛みを感じるだと!?
「なんでコウさんに効いてるんですか!?」
慌てて魔法を中断したミレイがツッコミを入れる。
そんなの俺が聞きたい。
「こ、この呪文は淫らで邪なる者にしか……はっ!」
はっ! じゃねえから。
物凄く失礼だ。
だって。
「まるで、俺が淫らで邪なる者みたいじゃねえか」
ミレイとルーナがさっと顔を反らす。
おい。
「……大丈夫。大丈夫だぞ。私が全て受け止めてやる」
慈悲深い表情をしたルーナに優しく抱きしめられた。
その背後では、ミレイが同じような顔でうんうん頷いている。
な、なんと失礼な……。
ちょっとイラッとした。
なら、受け止めてもらおうじゃないか!
そんなわけで、ルーナをばすばすと犯してやった。
不平等は良くないので、その後ミレイにもばすばすした。
一体、俺のどこが淫らだっていうんだ!?
それから、しばらくして。
「――あのう、アサギリ卿。それでいつうちのナタリーを貰って頂けるんで?」
「はあ? そんなもんいらねえから」
「ひどい!」
こうしてラッセル一家の企みは露と消えた。
1
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
貞操逆転世界に転生したのに…男女比一対一って…
美鈴
ファンタジー
俺は隼 豊和(はやぶさ とよかず)。年齢は15歳。今年から高校生になるんだけど、何を隠そう俺には前世の記憶があるんだ。前世の記憶があるということは亡くなって生まれ変わったという事なんだろうけど、生まれ変わった世界はなんと貞操逆転世界だった。これはモテると喜んだのも束の間…その世界の男女比の差は全く無く、男性が優遇される世界ではなかった…寧ろ…。とにかく他にも色々とおかしい、そんな世界で俺にどうしろと!?また誰とも付き合えないのかっ!?そんなお話です…。
※カクヨム様にも投稿しております。内容は異なります。
※イラストはAI生成です
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
Re:Monster(リモンスター)――怪物転生鬼――
金斬 児狐
ファンタジー
ある日、優秀だけど肝心な所が抜けている主人公は同僚と飲みに行った。酔っぱらった同僚を仕方無く家に運び、自分は飲みたらない酒を買い求めに行ったその帰り道、街灯の下に静かに佇む妹的存在兼ストーカーな少女と出逢い、そして、満月の夜に主人公は殺される事となった。どうしようもないバッド・エンドだ。
しかしこの話はそこから始まりを告げる。殺された主人公がなんと、ゴブリンに転生してしまったのだ。普通ならパニックになる所だろうがしかし切り替えが非常に早い主人公はそれでも生きていく事を決意。そして何故か持ち越してしまった能力と知識を駆使し、弱肉強食な世界で力強く生きていくのであった。
しかし彼はまだ知らない。全てはとある存在によって監視されているという事を……。
◆ ◆ ◆
今回は召喚から転生モノに挑戦。普通とはちょっと違った物語を目指します。主人公の能力は基本チート性能ですが、前作程では無いと思われます。
あと日記帳風? で気楽に書かせてもらうので、説明不足な所も多々あるでしょうが納得して下さい。
不定期更新、更新遅進です。
話数は少ないですが、その割には文量が多いので暇なら読んでやって下さい。
※ダイジェ禁止に伴いなろうでは本編を削除し、外伝を掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる