勇者は兄妹でした

葉柚風雅

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第12話 魔力属性は大切でした

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リイ「そういえば 有真って適正属性はなんなの?」
有真「確かめた事ないから分からねぇ」
 バマーは確認するが適正の属性を測った記録もない そうしてたら校舎から校庭に繋がる扉が開き
ターニャ「何事結界が破壊されるなんて」
 バマーが事情を説明する ターニャは頭を抱え
ターニャ「ギダズの手紙にも書いてあったけど本当だったなんて有真くん適正属性を確かめましょう」
有真「分かった そんな簡単に確かめられるもんなのか?」
 首を傾げながら疑問を伝える
ターニャ「できますよ 魔力を全身に回るイメージをして見てください」
 有真は言われた通り目を閉じ集中して全身に魔力が回るように意識する
有真「魔力を血液と同じように体内で回るように意識する」

 有真はゆっくりと目を開けさらに深く集中する すると体が漏れていた魔力が黒くなっていく
ターニャ「有真くんもう大丈夫よ」
 有真にはその声も聞こえないくらいに集中していた さらに深く集中しようとした時
優奈「お兄ちゃん」
 優奈は腰からぶら下げていた刀を抜き有真の首に当たるように刀を真横に振る 有真はそれを避け集中をやめる
有真「優奈その止め方やめてくれよ」
 笑いながら言う有真を見ながら優奈は刀を鞘にしまいながら微笑み

優奈「お兄ちゃんなら必ず避けるって信じてるから」
 ターニャはもう一度有真に
ターニャ「有真くんもう大丈夫よ 適正属性わかったから 有真くんの適正属性は闇属性よ」
 そこに居た一同は驚く
ガヴル「闇属性だと魔族しか使えないはずでは」
ターニャ「少し違うわ魔族は闇属性が得意よ でもね人間でも闇属性が使える人は少ないけど居るわ」
 ターニャはそれより恐ろしい考えが浮かんでしまっていた

ターニャ「1番問題なのは有真くんの魔力量です 適正じゃない属性を使ったらどうなると思いますか?」
バマー「適正じゃない属性は魔力制御も難しく威力も落ちます しかし有真くんのさっきの威力は本気ではなかったですし適正属性でもなかった」
ガヴル「そうか それで適正属性を使ったら」
リイ「本気でそんなもん打ってみなさい 街が消し飛ぶわよ」
 そう適正じゃない属性はどんなに魔力を込めようと威力が半分程度まで落ちて魔力制御も難しくなる 弱すぎるから難しくなる威力をあげるのが困難と言われるレベルであった

ダムル「それで戦ってた有真って」
ターニャ「天才ね あの人達以外に見た事無いわ」
 そう言った時ターニャの背後からとある声が聞こえた 気配も無かった誰も気づけなかった2人を覗いては
アルバンダ「結界を壊すなんて中々だね あの子」
 その声にターニャは驚きながら振り向くがそこには誰も居なかった 有真達の方を向くとそこには青髪で肩まで髪の毛がある青年が有真の前に居た
ターニャ「アルバンダなぜ貴方がここに」
アルバンダ「面白い気配を感じてね気になって来たのさ 因みにあの方も来てるよ」

 アルバンダは微笑みながらターニャに伝える
ターニャ「あの人まで」
有真「この人は誰?」
ターニャ「この人はパーティ鏡花水月(きょうかすいげつ)のメンバーアルバンダたった6人しか居ないSSランクの1人よ」
有真「なるほどな だから気配が違うのか俺じゃ勝てん」
 ガヴル達は驚く
ガヴル(有真が勝てないと認めた 初めてだ)
リイ「有真は冷静過ぎるわ」

 会話を聞きアルバンダは声に出し笑い出す
アルバンダ「ハー 面白いな それにお前の魔力は面白い 底が見えない」
有真「格上だとしても底を見せたら1%の可能性も捨てる事になる」
アルバンダ「その通りだ 底を見せたら強かろうと負ける 読みやすいからね」
優奈「お兄ちゃんから離れて貰えますか?」
 優奈は殺気を放ちながらアルバンダに言う
アルバンダ「ごめんごめん なるほどね だからか」

 アルバンダは何かに気づき
アルバンダ「妹ちゃんは有真の鍵になってるのか」
 誰にも聞こえない小さい声が漏れる しかしその声はターニャには聞こえていた
ターニャ「それはどういう事?」
 アルバンダの方を見ながら問い詰める
アルバンダ「あらら 聞こえちゃったか妹ちゃんと有真に魔力共有して貰ったら分かるよ」
 微笑みながら言うと一瞬でその場から消えた 土埃をたてて

優奈「魔力共有マギヤリーチサってなんですか?校長先生」
ターニャ「はぁ 危険な魔法ですが使い方次第では最強の魔法です」
リイ「私も知らないはそんな魔法」
バマー「それはそうですよ あれは超級魔法魔力共有(マギヤリーチサ)魔力共有してる人同士でお互いの技が全て使える魔法で魔力量も共有されます」
ターニャ「だが失敗すれば命にも関わるお互い全く同じ魔力量に調整しないといけない」
 有真と優奈はその言葉を聞きお互いの顔を見て微笑む

有真「優奈いけるな」
 有真と優奈は近ずき手を繋ぐ
優奈「いけるよ お兄ちゃん合わせてね」
有真「合わせるのなんていつもの事だ」
 詠唱をしようとすると
ターニャ「危険過ぎる今すぐ」
 遮るように止める
ガヴル「あの2人なら大丈夫ですよターニャ校長先生」
リイ「えぇそうね 合わせてない時を見た事が無いもの」
 ガヴルとリイは微笑みながら見守る 有真と優奈は詠唱を始める

有真「我が魔力を共有し力の限界を」
優奈「我が魔力を共有し魔法の限界を」
 有真と優奈は魔力量を全く一緒にし声を揃え詠唱を続ける
有真・優奈「越え新しい道を指し示せ魔法共有(マギヤリーサチ)」
 詠唱し終えると有真と優奈が光り出す 有真の中に居た何かが喋り出す
ザーガン「我の眠りを覚ました者達よ」
 有真から何かが飛び出てくる 不死鳥フェニックスのような姿をした真っ白い姿を見せる
ザーガン「我が名はザーガン 汝らの名は」

有真「俺は有真」
優奈「私は優奈です」
 ザーガンと名乗った真っ白いフェニックスは有真と優奈を見つめる
バマー「あれは」
ターニャ「神獣のフェニックス ザーガン神の使いよ」
 ターニャ達は驚きながらザーガンを見る
ザーガン「汝らは何を求める 力か地位か」
 ザーガンの問いに迷いも無く答える
有真「俺達が求めるのは仲間が幸せに暮らせる世界」

ザーガン「良い答えだ ならば我の力を授けよう」
 ザーガンはそう言うと光り輝き有真と優奈を覆うそして消えた
有真「なんだったんだ今の」
ターニャ「2人とも大丈夫?」
 ターニャは走り有真達に駆け寄る
優奈「大丈夫ですよ あれはなんだったんでしょう」
ターニャ「あれはフェニックスのザーガン 世界に3匹しか居ない神獣よ ザーガンは空の神獣と言われてるわ」
優奈「なぜお兄ちゃんの中に居たんですかね」

ターニャ「それが分かりそうなのは1人しか知らないわね 鏡花水月パーティのリーダーSSランクのゴーザン世界最強と言われてる人物よ」
 ターニャは空を見上げながら言う
ターニャ(ゴーザン貴方は今どこに居るの この2人を助けられるのは貴方だけよ)
 と心の中で思うのだった
ターニャ「有真くん闇魔法使えるかしら」
有真「あぁ 暗黒の矢(ダークアロー)」
 そう言うと空中に真っ黒い矢が作られていき校舎を囲っている城壁(じょうへき)まで飛んで行き壁にぶつかると爆発した

ターニャ「詠唱無しで使えるなんて」
優奈「これがザーガンから貰った力でもありますね 詠唱無しで魔法が使えるそんな力です」
ガヴル「また距離が離れたが俺達もまだまだ伸びしろがあるって事だ無詠唱魔法は強いが当たらなければ意味が無い」
有真「その通りだ 当たらなければ、どうってことはない それに詠唱する時よりも威力が落ちるデメリット付きだ」
ターニャ「無詠唱魔法は滅んだ技術と言われていたけど滅んだんじゃなくて忘れられた技術だったのかもしれないわね」
 そんな話をし授業の続きをするのだった
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