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第8話 告白……? いいえ、業務連絡です
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城の広大な庭園、その中央に鎮座する大噴水の前。
私は今、かつてないほどの緊張感を持って、黄金色に輝く婚約者アルフォンスと向き合っていた。
(……キタわ。ついにキタ。このシチュエーション、この王子の真剣な眼差し)
私の脳内インジケーターが、激しくアラートを鳴らしている。 前世で言えば、社長室に呼び出されて「今後の君のキャリアについてだが」と切り出された時のあの感覚だ。
(期待値計算を開始。マリアちゃんとのフラグは折れたっぽいけど、王妃様や国王陛下からの重圧に耐えかねた王子が、『やっぱり君とは価値観が合わない』と三行半を突きつけてくる確率……三〇%!)
確率は低い。だが、ゼロではない。 投資家たるもの、わずかな希望(エグジットの可能性)に全てを賭けるべき時がある。
「リゼット。急に呼び出して済まない。……君に、どうしても伝えておかなければならない『大切な話』があるんだ」
アルフォンスの声は低く、どこか湿り気を帯びている。
(……さあ、言いなさい! 『婚約を解消したい』でも『好きな人ができた』でもいいわ! 慰謝料の額なら、既にお得なスワップ金利で計算済みよ!)
私は「表の顔」で不安げに眉を寄せ、潤んだ瞳で王子を見つめた。
「殿下……。そのような真剣なお顔をなさって、一体何事ですの? 私、怖くなってしまいますわ」
(……嘘よ。早く言え、この黄金の置物(無能)が。私の自由時間を奪う契約を今すぐ解除しろ)
アルフォンスは一度目を閉じ、覚悟を決めたように目を見開いた。
「リゼット。単刀直入に言うよ」
「はい……」
「君に、次期王妃教育を『正式に』受けてほしいんだ。成人の儀を待たず、明日からでも」
「……は?」
私の脳内計算機が、物理的な異音を立ててフリーズした。
(……ちょっと待って。今、なんて言った? 契約解除(アンヌルメント)じゃなくて、業務拡大(アップグレード)?)
「私は今まで、君に甘えていた。君のその類まれなる知略、慈悲深い心……。それを私一人のものにしておくのは、王国にとっての損失だと気づいたんだ」
アルフォンスが私の両手をがっしりと掴む。 その手は熱く、逃げ場を塞ぐように力強い。
「父上も母上も、そして何より我が妹シャルロットも、君を熱望している。……リゼット。私と共に、この国を導いてほしい。正式な、次期王妃として」
(……〇ね。いや、一回〇んでから出直してこい、このポジティブモンスター!)
「お断りしますわ!!」
私は、自分でも驚くほどのボリュームで叫んでいた。
周囲に控えていた侍従たちが、一斉に肩を震わせてこちらを見る。 アルフォンスも、鳩が豆鉄砲を食ったような顔で固まっている。
(……しまった、取り乱した。でも、ここは絶対に引けない。ここで頷いたら、私の人生は一生『国家という名のブラック企業』の取締役として消費されてしまう!)
「り、リゼット……? なぜ、そんなに激しく拒絶するんだい? 君なら、王妃の職務など容易くこなせるはずだ」
「殿下、とんでもございません! 私などは……私などは、ただの怠け者なんです! 王妃の重責に耐えられるような、立派な人間ではありませんわ!」
(……これ、真実。マジでダラダラして魔法通信(ネット)見てたいだけ!)
「むしろ! むしろマリア様こそがふさわしいかと! 彼女は明るく、民の目を引く華やかさがありますわ。彼女のような『インフルエンサー気質』な方こそ、新時代の王妃にふさわしいのです!」
私は必死に、マリアの株価を吊り上げようと粉骨砕身した。 自分を売り、マリアを推す。捨て身の損切りだ。
だが、アルフォンスの瞳に宿ったのは、軽蔑ではなく、深い、深すぎるほどの「感動」だった。
「……そうか。リゼット、君は……」
「え?」
「君はそれほどまでに、王妃という地位の『重さ』を理解しているんだね。……その重圧に震え、自分を律し、他者を推すその謙虚さ。君が自分を『怠け者』だと言うのは、慢心を戒めるための高度な自省なのだろう」
(……はあああああああ!? なんでそうなるのよ! お前の脳、どういうロジックで動いてるの!? デバッグさせて!)
「マリア嬢を引き合いに出したのも、多様な意見を取り入れようとする君の広大な視野の表れだ。……ああ、リゼット。やはり君しかいない。君以外の王妃など、私には考えられないよ」
アルフォンスは私の手を口元に寄せ、恭しく指先にキスを落とした。
「無理強いはしない。だが、君の心が整うのを、私はいつまでも待っているよ」
(……待たなくていい。今すぐ忘れて。私の存在を記憶から抹消して)
アルフォンスは満足げな笑顔を残し、颯爽と立ち去っていった。
◇
その夜、エルデンバッハ公爵邸の自室。
私はベッドの上で、抜け殻のようになって天井を仰いでいた。
「……ソフィ」
「はい、お嬢様! またしても素晴らしい伝説が誕生しましたね! 王子殿下からの正式な要請を、謙虚さゆえに一度辞退されるなんて。学園中の令嬢たちが、お嬢様の高潔さに涙しておりますわ!」
「…………もう、一言も喋らないで」
私の脳内ポートフォリオは、今や「王家からの期待」という名の含み損で埋め尽くされている。 何をやってもプラス(好感度上昇)に変換されてしまう、この地獄のような「勘違いバブル」をどうにかしなければならない。
(……攻めてダメなら、守る。……いや、閉じるのよ)
私はムクリと起き上がり、翡翠色の瞳を据わらせた。
「ソフィ、新作戦よ。……今日から私は、『引きこもり』になるわ」
「……はい?」
「いい? 公務は全てキャンセル。学園も休み。お茶会も拒否。一日中、部屋に篭ってダラダラしてやるの。これで『次期王妃失格』という評価(レーティング)を勝ち取るわ」
(……そうだ。有能だと思われるから仕事が来る。徹底的な『無能』、それも『怠惰なダメ人間』だと思わせれば、王家も流石に愛想を尽かすはず!)
「お嬢様、それは……流石に陛下たちが心配されるのでは……」
「いいのよ。心配されるのが目的じゃない。呆れられるのが目的なんだから。……ふふ、ふふふふ。これでやっと、魔法通信の研究に没頭できるわ。不労所得への道、再始動よ!」
翌日から、私は宣言通り部屋に鍵をかけた。
一日目。 「お嬢様、お茶会のお誘いが……」 「体調不良。あと一週間は寝てるわ(嘘)」
二日目。 「お嬢様、王子様がお見舞いに……」 「会いたくない。顔を見るだけで熱が上がるの(別の意味で)」
三日目。 (……よし、順調ね。これで私の評価はストップ安……)
ガチャン!!
鍵をかけていたはずの扉が、凄まじい勢いで開放された。
「リゼット嬢! 話を聞かせてもらおうか!」
そこに立っていたのは、見舞い品を手にした王子……ではなく。 王冠を被り、覇気を纏ったこの国のトップ――国王陛下その人だった。
(……は? 国王? CEO直々に現場突撃……!?)
私は、パジャマ姿で魔法陣の計算式を書いていた手を止め、戦慄した。
【解析:リゼットの現状】
・引きこもり作戦:開始三日で強制終了の危機
・国王の介入:想定外のシステム障害
・絶望度:カンスト
(……やばい。これ、詰んでる……!?)
次回予告
「リゼット嬢、君の苦しみは分かっている。重圧に耐えかねていたのだな」
「(……いや、ただダラダラしたいだけなんですけど)」
「正直に本音を話してくれた君の勇気、称えよう! 週一の登城で構わない!」 「(……なんで!? ホワイト勤務に改善されただけで、解雇(クビ)にならないの!?)」
次回、第9話「国王陛下との危険な密談」
福利厚生を充実させるんじゃなくて、私をリストラしてください!
私は今、かつてないほどの緊張感を持って、黄金色に輝く婚約者アルフォンスと向き合っていた。
(……キタわ。ついにキタ。このシチュエーション、この王子の真剣な眼差し)
私の脳内インジケーターが、激しくアラートを鳴らしている。 前世で言えば、社長室に呼び出されて「今後の君のキャリアについてだが」と切り出された時のあの感覚だ。
(期待値計算を開始。マリアちゃんとのフラグは折れたっぽいけど、王妃様や国王陛下からの重圧に耐えかねた王子が、『やっぱり君とは価値観が合わない』と三行半を突きつけてくる確率……三〇%!)
確率は低い。だが、ゼロではない。 投資家たるもの、わずかな希望(エグジットの可能性)に全てを賭けるべき時がある。
「リゼット。急に呼び出して済まない。……君に、どうしても伝えておかなければならない『大切な話』があるんだ」
アルフォンスの声は低く、どこか湿り気を帯びている。
(……さあ、言いなさい! 『婚約を解消したい』でも『好きな人ができた』でもいいわ! 慰謝料の額なら、既にお得なスワップ金利で計算済みよ!)
私は「表の顔」で不安げに眉を寄せ、潤んだ瞳で王子を見つめた。
「殿下……。そのような真剣なお顔をなさって、一体何事ですの? 私、怖くなってしまいますわ」
(……嘘よ。早く言え、この黄金の置物(無能)が。私の自由時間を奪う契約を今すぐ解除しろ)
アルフォンスは一度目を閉じ、覚悟を決めたように目を見開いた。
「リゼット。単刀直入に言うよ」
「はい……」
「君に、次期王妃教育を『正式に』受けてほしいんだ。成人の儀を待たず、明日からでも」
「……は?」
私の脳内計算機が、物理的な異音を立ててフリーズした。
(……ちょっと待って。今、なんて言った? 契約解除(アンヌルメント)じゃなくて、業務拡大(アップグレード)?)
「私は今まで、君に甘えていた。君のその類まれなる知略、慈悲深い心……。それを私一人のものにしておくのは、王国にとっての損失だと気づいたんだ」
アルフォンスが私の両手をがっしりと掴む。 その手は熱く、逃げ場を塞ぐように力強い。
「父上も母上も、そして何より我が妹シャルロットも、君を熱望している。……リゼット。私と共に、この国を導いてほしい。正式な、次期王妃として」
(……〇ね。いや、一回〇んでから出直してこい、このポジティブモンスター!)
「お断りしますわ!!」
私は、自分でも驚くほどのボリュームで叫んでいた。
周囲に控えていた侍従たちが、一斉に肩を震わせてこちらを見る。 アルフォンスも、鳩が豆鉄砲を食ったような顔で固まっている。
(……しまった、取り乱した。でも、ここは絶対に引けない。ここで頷いたら、私の人生は一生『国家という名のブラック企業』の取締役として消費されてしまう!)
「り、リゼット……? なぜ、そんなに激しく拒絶するんだい? 君なら、王妃の職務など容易くこなせるはずだ」
「殿下、とんでもございません! 私などは……私などは、ただの怠け者なんです! 王妃の重責に耐えられるような、立派な人間ではありませんわ!」
(……これ、真実。マジでダラダラして魔法通信(ネット)見てたいだけ!)
「むしろ! むしろマリア様こそがふさわしいかと! 彼女は明るく、民の目を引く華やかさがありますわ。彼女のような『インフルエンサー気質』な方こそ、新時代の王妃にふさわしいのです!」
私は必死に、マリアの株価を吊り上げようと粉骨砕身した。 自分を売り、マリアを推す。捨て身の損切りだ。
だが、アルフォンスの瞳に宿ったのは、軽蔑ではなく、深い、深すぎるほどの「感動」だった。
「……そうか。リゼット、君は……」
「え?」
「君はそれほどまでに、王妃という地位の『重さ』を理解しているんだね。……その重圧に震え、自分を律し、他者を推すその謙虚さ。君が自分を『怠け者』だと言うのは、慢心を戒めるための高度な自省なのだろう」
(……はあああああああ!? なんでそうなるのよ! お前の脳、どういうロジックで動いてるの!? デバッグさせて!)
「マリア嬢を引き合いに出したのも、多様な意見を取り入れようとする君の広大な視野の表れだ。……ああ、リゼット。やはり君しかいない。君以外の王妃など、私には考えられないよ」
アルフォンスは私の手を口元に寄せ、恭しく指先にキスを落とした。
「無理強いはしない。だが、君の心が整うのを、私はいつまでも待っているよ」
(……待たなくていい。今すぐ忘れて。私の存在を記憶から抹消して)
アルフォンスは満足げな笑顔を残し、颯爽と立ち去っていった。
◇
その夜、エルデンバッハ公爵邸の自室。
私はベッドの上で、抜け殻のようになって天井を仰いでいた。
「……ソフィ」
「はい、お嬢様! またしても素晴らしい伝説が誕生しましたね! 王子殿下からの正式な要請を、謙虚さゆえに一度辞退されるなんて。学園中の令嬢たちが、お嬢様の高潔さに涙しておりますわ!」
「…………もう、一言も喋らないで」
私の脳内ポートフォリオは、今や「王家からの期待」という名の含み損で埋め尽くされている。 何をやってもプラス(好感度上昇)に変換されてしまう、この地獄のような「勘違いバブル」をどうにかしなければならない。
(……攻めてダメなら、守る。……いや、閉じるのよ)
私はムクリと起き上がり、翡翠色の瞳を据わらせた。
「ソフィ、新作戦よ。……今日から私は、『引きこもり』になるわ」
「……はい?」
「いい? 公務は全てキャンセル。学園も休み。お茶会も拒否。一日中、部屋に篭ってダラダラしてやるの。これで『次期王妃失格』という評価(レーティング)を勝ち取るわ」
(……そうだ。有能だと思われるから仕事が来る。徹底的な『無能』、それも『怠惰なダメ人間』だと思わせれば、王家も流石に愛想を尽かすはず!)
「お嬢様、それは……流石に陛下たちが心配されるのでは……」
「いいのよ。心配されるのが目的じゃない。呆れられるのが目的なんだから。……ふふ、ふふふふ。これでやっと、魔法通信の研究に没頭できるわ。不労所得への道、再始動よ!」
翌日から、私は宣言通り部屋に鍵をかけた。
一日目。 「お嬢様、お茶会のお誘いが……」 「体調不良。あと一週間は寝てるわ(嘘)」
二日目。 「お嬢様、王子様がお見舞いに……」 「会いたくない。顔を見るだけで熱が上がるの(別の意味で)」
三日目。 (……よし、順調ね。これで私の評価はストップ安……)
ガチャン!!
鍵をかけていたはずの扉が、凄まじい勢いで開放された。
「リゼット嬢! 話を聞かせてもらおうか!」
そこに立っていたのは、見舞い品を手にした王子……ではなく。 王冠を被り、覇気を纏ったこの国のトップ――国王陛下その人だった。
(……は? 国王? CEO直々に現場突撃……!?)
私は、パジャマ姿で魔法陣の計算式を書いていた手を止め、戦慄した。
【解析:リゼットの現状】
・引きこもり作戦:開始三日で強制終了の危機
・国王の介入:想定外のシステム障害
・絶望度:カンスト
(……やばい。これ、詰んでる……!?)
次回予告
「リゼット嬢、君の苦しみは分かっている。重圧に耐えかねていたのだな」
「(……いや、ただダラダラしたいだけなんですけど)」
「正直に本音を話してくれた君の勇気、称えよう! 週一の登城で構わない!」 「(……なんで!? ホワイト勤務に改善されただけで、解雇(クビ)にならないの!?)」
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