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第21話 成人の儀式が近づく
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目が覚めた時、視界に入ってきたのは、我が家の見慣れた天井……ではなく。
最高級のシルクで設えられた天蓋と、仄かに香る最高級のラベンダーのアロマだった。
(……あー。この、無駄にコストのかかった空間。……どうやら私は、強制シャットダウン(気絶)した後、公爵邸の自室という名の『高規格サーバー室』に運び込まれたみたいね)
私は重い体をゆっくりと起こした。 全身の筋肉が、まるで過負荷(オーバーロード)で焼き付いた基板のように悲鳴を上げている。
「……お嬢様! お目覚めになられましたか!」
サイドテーブルで控えていたソフィが、弾かれたように立ち上がった。 その目には、再び「感動」という名の得体の知れない熱が宿っている。
「……ソフィ。私、どれくらい寝ていたかしら」
「丸二日ですわ。陛下も殿下も、一時は国中の治癒術師を招集しようと大騒ぎで……。……お嬢様、やはり禁断の森での激闘は、あのように気高いお嬢様の精神をも摩耗させていたのですね」
(……いや、ただの寝不足。……三徹明けのエンジニアが、リリース後に力尽きるのと同じ原理よ)
私は差し出された冷たい水を飲み干し、ふぅ、と深い溜息をついた。
「……それで、マリア様はどうなったの?」
「マリア様は、あの日以来、毎日お嬢様のお見舞いに来られていますわ。……今は、シャルロット様と一緒に、階下で『成人の儀』の打ち合わせをなさっています」
(……成人の儀。……キタわね、この世界の『株式上場(IPO)』とも言うべき、人生最大のデッドラインが)
◇
この世界において、十七歳で行われる「成人の儀」は、単なる誕生日パーティーではない。
貴族としての地位を確立し、正式に社会(マーケット)へと放流されるための、巨大なプレゼンテーションの場だ。 そして私にとっては、アルフォンス王子との「婚約」が、正式な「結婚」へとアップグレードされるための、最終契約の調印式でもある。
(……まずいわ。……このまま成人の儀を迎えたら、私は『救国の聖女』『沈黙の賢者』という最高評価(ストップ高)の状態で、王家という超巨大企業に完全買収(M&A)されてしまう……!)
私はベッドの上で、青ざめた顔で計算機(魔導具)を叩いた。
【リスク分析:成人の儀の強行】
・メリット:なし。
・デメリット:自由の完全喪失、公務によるブラック労働の固定化、隠居権の消滅。
・打開策:成人の儀において、決定的な不祥事(システムエラー)を起こし、私の市場価値を一気に暴落させる。
(……そうよ。上場廃止よ。……ここで私が『実は性格が極悪非道で、魔法通信を使って不正送金(してないけど)を企んでいた』的な噂を流せば……!)
そこへ、控えめなノックの音と共に、二人の少女が入ってきた。
「お姉様! お加減はいかがですか!?」 「リゼット様! お目覚めになったと伺って!」
シャルロット王女と、そしてマリアちゃんだ。 ……かつては私を「悪役」として排除しようとしていたヒロインが、今や私の妹分(王女)と肩を並べて、キラキラとした瞳で私を見つめている。
(……この光景、バグかしら。……敵対勢力が合併して、私の包囲網(ホールド)を強めているようにしか見えないわ)
◇
「お姉様、安心してください。……成人の儀の準備は、私とマリア様で完璧に進めておりますわ!」
シャルロットが、自信満々に分厚い計画書(仕様書)を広げた。
「お姉様は森での疲れを癒すことだけに専念してください。……当日のドレス、演出、そして警備体制まで……。……リゼット様という『国の至宝』を傷つけないよう、私たちが全力でバックアップ(保守運用)いたします!」
「そうですよ、リゼット様!」
マリアちゃんが、私の手を握って身を乗り出してきた。
「私、攻略ノート……じゃなくて、私の知識を総動員して、世界で一番素晴らしい儀式にしてみせます! ……リゼット様が今まで隠してきた、その尊い美徳を、全方位からライトアップして、全校生徒……いえ、全国民に知らしめるんです!」
(……やめて。……それ、公開処刑って言うのよ。……私の『ステルス機能』を完全に無効化する気!?)
「マリア様、あなた……。……そんなことより、王子の隣を狙わなくていいの? ……ほら、あなたには『ヒロイン』としての高いポテンシャルがあるじゃない」
私は、最後の望みを託してマリアちゃんに水を向けた。 ……そうだ。彼女がここで「やっぱり私が王子の隣がいい!」と反旗を翻してくれれば、私の計画はまだ生きる。
だが、マリアちゃんは力強く首を振った。
「……いいえ! 私は悟りました。……私ごときが、リゼット様の隣に並ぼうなんて、一〇〇年早かったんです。……私は、リゼット様がアルフォンス殿下と幸せな家庭(という名の最強の政権)を築くのを、陰から支える『忠実な秘書』として生きていく決意をしました!」
(……秘書はいらない。……というか、幸せな家庭という名の『無期限残業地獄』に、私を閉じ込めないで……!)
◇
「お姉様。……成人の儀では、アルフォンス兄様が、とっておきのサプライズを用意しているみたいですわよ」
シャルロットが、クスクスと笑いながら耳打ちしてくる。
「……サプライズ?」
(……嫌な予感しかしないわね。……あのアホポジティブ王子が考えるサプライズなんて、時価総額を無理やり釣り上げるための空虚なIR(投資家向け広報)みたいなもんでしょ)
「リゼット様の名前を冠した、新しい『国立魔法通信学院』の設立発表……。……あるいは、君を『終身名誉聖女』に任命する宣言、とかかしら……?」
(……〇ね。……いや、私が〇にたい。……それ、隠居どころか、一生『教育』と『広報』のタスクでスケジュールが埋まるやつじゃない……!)
私は、窓の外に広がる王都の景色を見つめた。
平和になった国。 活気に満ちた市場。 そして、私を熱烈に支持する国民たち。
……皮肉なものだ。 私が自分の資産(自由)を守るために、システムの脆弱性(戦争や反乱)をデバッグして回った結果、この世界はかつてないほど「リゼット・フォン・エルデンバッハ」という一人の女性に依存するようになってしまった。
(……ダメよ。……このままじゃ、私は『中央集権型システム』の核(コア)として、一生止まれないサーバーになっちゃうわ)
【決意:リゼットの最終戦略】
・成人の儀、当日。
・全ての注目が集まるその瞬間に、私は『魔法通信』の本当の力を使い、誰も予想しなかった『エグジット(脱出)』を敢行する。
(……見ていなさい。……私は、この『聖女』という名のブラックな役職を、必ず損切り(ロスカット)してみせるわ!)
不労所得で隠居したいネットワーカー、リゼット。 成人の儀という名の「人生最終契約」を前に、彼女は前世の全知識を動員した、史上最大の「契約破棄」を企て始める。
次回予告
「リゼット、君を愛している。……さあ、この誓いの指輪(という名の終身雇用契約)を受け取ってくれ」 「(……フフ。……残念だけど殿下、その指輪、私の認証コード(指紋)には反応しないわよ)」 「な、なんだって!? リゼットが……消えた!? 魔法通信のノイズの中に!?」 「(……さらば王宮! 私はビットの海へ旅立つのよ!!)」
次回、第22話「成人の儀、決行」
私の自由は、誰にもハックさせませんわ!!
最高級のシルクで設えられた天蓋と、仄かに香る最高級のラベンダーのアロマだった。
(……あー。この、無駄にコストのかかった空間。……どうやら私は、強制シャットダウン(気絶)した後、公爵邸の自室という名の『高規格サーバー室』に運び込まれたみたいね)
私は重い体をゆっくりと起こした。 全身の筋肉が、まるで過負荷(オーバーロード)で焼き付いた基板のように悲鳴を上げている。
「……お嬢様! お目覚めになられましたか!」
サイドテーブルで控えていたソフィが、弾かれたように立ち上がった。 その目には、再び「感動」という名の得体の知れない熱が宿っている。
「……ソフィ。私、どれくらい寝ていたかしら」
「丸二日ですわ。陛下も殿下も、一時は国中の治癒術師を招集しようと大騒ぎで……。……お嬢様、やはり禁断の森での激闘は、あのように気高いお嬢様の精神をも摩耗させていたのですね」
(……いや、ただの寝不足。……三徹明けのエンジニアが、リリース後に力尽きるのと同じ原理よ)
私は差し出された冷たい水を飲み干し、ふぅ、と深い溜息をついた。
「……それで、マリア様はどうなったの?」
「マリア様は、あの日以来、毎日お嬢様のお見舞いに来られていますわ。……今は、シャルロット様と一緒に、階下で『成人の儀』の打ち合わせをなさっています」
(……成人の儀。……キタわね、この世界の『株式上場(IPO)』とも言うべき、人生最大のデッドラインが)
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この世界において、十七歳で行われる「成人の儀」は、単なる誕生日パーティーではない。
貴族としての地位を確立し、正式に社会(マーケット)へと放流されるための、巨大なプレゼンテーションの場だ。 そして私にとっては、アルフォンス王子との「婚約」が、正式な「結婚」へとアップグレードされるための、最終契約の調印式でもある。
(……まずいわ。……このまま成人の儀を迎えたら、私は『救国の聖女』『沈黙の賢者』という最高評価(ストップ高)の状態で、王家という超巨大企業に完全買収(M&A)されてしまう……!)
私はベッドの上で、青ざめた顔で計算機(魔導具)を叩いた。
【リスク分析:成人の儀の強行】
・メリット:なし。
・デメリット:自由の完全喪失、公務によるブラック労働の固定化、隠居権の消滅。
・打開策:成人の儀において、決定的な不祥事(システムエラー)を起こし、私の市場価値を一気に暴落させる。
(……そうよ。上場廃止よ。……ここで私が『実は性格が極悪非道で、魔法通信を使って不正送金(してないけど)を企んでいた』的な噂を流せば……!)
そこへ、控えめなノックの音と共に、二人の少女が入ってきた。
「お姉様! お加減はいかがですか!?」 「リゼット様! お目覚めになったと伺って!」
シャルロット王女と、そしてマリアちゃんだ。 ……かつては私を「悪役」として排除しようとしていたヒロインが、今や私の妹分(王女)と肩を並べて、キラキラとした瞳で私を見つめている。
(……この光景、バグかしら。……敵対勢力が合併して、私の包囲網(ホールド)を強めているようにしか見えないわ)
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「お姉様、安心してください。……成人の儀の準備は、私とマリア様で完璧に進めておりますわ!」
シャルロットが、自信満々に分厚い計画書(仕様書)を広げた。
「お姉様は森での疲れを癒すことだけに専念してください。……当日のドレス、演出、そして警備体制まで……。……リゼット様という『国の至宝』を傷つけないよう、私たちが全力でバックアップ(保守運用)いたします!」
「そうですよ、リゼット様!」
マリアちゃんが、私の手を握って身を乗り出してきた。
「私、攻略ノート……じゃなくて、私の知識を総動員して、世界で一番素晴らしい儀式にしてみせます! ……リゼット様が今まで隠してきた、その尊い美徳を、全方位からライトアップして、全校生徒……いえ、全国民に知らしめるんです!」
(……やめて。……それ、公開処刑って言うのよ。……私の『ステルス機能』を完全に無効化する気!?)
「マリア様、あなた……。……そんなことより、王子の隣を狙わなくていいの? ……ほら、あなたには『ヒロイン』としての高いポテンシャルがあるじゃない」
私は、最後の望みを託してマリアちゃんに水を向けた。 ……そうだ。彼女がここで「やっぱり私が王子の隣がいい!」と反旗を翻してくれれば、私の計画はまだ生きる。
だが、マリアちゃんは力強く首を振った。
「……いいえ! 私は悟りました。……私ごときが、リゼット様の隣に並ぼうなんて、一〇〇年早かったんです。……私は、リゼット様がアルフォンス殿下と幸せな家庭(という名の最強の政権)を築くのを、陰から支える『忠実な秘書』として生きていく決意をしました!」
(……秘書はいらない。……というか、幸せな家庭という名の『無期限残業地獄』に、私を閉じ込めないで……!)
◇
「お姉様。……成人の儀では、アルフォンス兄様が、とっておきのサプライズを用意しているみたいですわよ」
シャルロットが、クスクスと笑いながら耳打ちしてくる。
「……サプライズ?」
(……嫌な予感しかしないわね。……あのアホポジティブ王子が考えるサプライズなんて、時価総額を無理やり釣り上げるための空虚なIR(投資家向け広報)みたいなもんでしょ)
「リゼット様の名前を冠した、新しい『国立魔法通信学院』の設立発表……。……あるいは、君を『終身名誉聖女』に任命する宣言、とかかしら……?」
(……〇ね。……いや、私が〇にたい。……それ、隠居どころか、一生『教育』と『広報』のタスクでスケジュールが埋まるやつじゃない……!)
私は、窓の外に広がる王都の景色を見つめた。
平和になった国。 活気に満ちた市場。 そして、私を熱烈に支持する国民たち。
……皮肉なものだ。 私が自分の資産(自由)を守るために、システムの脆弱性(戦争や反乱)をデバッグして回った結果、この世界はかつてないほど「リゼット・フォン・エルデンバッハ」という一人の女性に依存するようになってしまった。
(……ダメよ。……このままじゃ、私は『中央集権型システム』の核(コア)として、一生止まれないサーバーになっちゃうわ)
【決意:リゼットの最終戦略】
・成人の儀、当日。
・全ての注目が集まるその瞬間に、私は『魔法通信』の本当の力を使い、誰も予想しなかった『エグジット(脱出)』を敢行する。
(……見ていなさい。……私は、この『聖女』という名のブラックな役職を、必ず損切り(ロスカット)してみせるわ!)
不労所得で隠居したいネットワーカー、リゼット。 成人の儀という名の「人生最終契約」を前に、彼女は前世の全知識を動員した、史上最大の「契約破棄」を企て始める。
次回予告
「リゼット、君を愛している。……さあ、この誓いの指輪(という名の終身雇用契約)を受け取ってくれ」 「(……フフ。……残念だけど殿下、その指輪、私の認証コード(指紋)には反応しないわよ)」 「な、なんだって!? リゼットが……消えた!? 魔法通信のノイズの中に!?」 「(……さらば王宮! 私はビットの海へ旅立つのよ!!)」
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