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第4話「国王の不安」
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王宮の私室。夜も更けた時刻に、健司は再び王に呼ばれた。
重厚な扉を開けると、部屋の中央にロドリック三世が一人、椅子に座っていた。テーブルの上には酒瓶と杯。王は酒を口に運びながら、健司を見た。
「来たか、健司」
「お呼びでございます、陛下」
「堅苦しい挨拶はいい。座れ」
王が指さした椅子に、健司は腰を下ろした。
王は健司に酒を注いだ。普段の謁見とは違う、砕けた雰囲気だ。しかし健司は警戒を解かなかった。王がこうして私的に呼び出す時は、本音を語る時だ。
「マサールについて、調べているそうだな」
「はい。陛下の命により」
「それで、何か分かったか」
健司は慎重に言葉を選んだ。
「マサール王国は、予想以上に強大です」
「やはりか」
王は杯を傾けた。
「どれほどだ」
「あらゆる面で、我が国を上回っています。人口、軍事力、経済力、教育水準――すべてです」
王の表情が曇った。
「つまり、戦えば負けると」
「正面から戦えば、勝ち目はありません」
王は舌打ちした。
「くそっ。分かってはいたが、改めて聞くと腹立たしい」
王は立ち上がり、窓辺に歩み寄った。月明かりが王の横顔を照らす。
「健司よ、私がどれほどマサールを恐れているか、分かるか」
「……」
「私の父が若かった頃、マサールは今ほど強くなかった。我が国と同程度の国力だった」
王は振り返った。
「しかしこの四十年で、マサールは急速に発展した。教育制度を整え、商業を奨励し、軍を近代化した。そして今、地域最強の国になった」
王は再び椅子に座った。
「一方、我が国はどうだ。四十年前と大して変わらない。いや、むしろ衰退していたかもしれない」
「陛下が即位されてからは、少しずつ改善されていましたが」
「お世辞はいい」
王は苦笑した。
「私が即位した時、この国は混乱していた。貴族たちは権力争いに明け暮れ、民は飢え、国庫は空だった」
王は杯を見つめた。
「私は必死だった。とにかく国を安定させることだけを考えた。反乱を鎮圧し、貴族たちをまとめ、最低限の統治を維持した」
「それは、立派なことです」
「いや、違う」
王は首を横に振った。
「私はただ、自分の地位を守りたかっただけだ。国のためではない。自分のためだ」
健司は黙って聞いていた。
「そして気づけば二十年が経ち、マサールはますます強くなり、我が国は取り残された」
王は健司を見た。
「そこにお前が現れた」
「……」
「三年間で、お前はこの国を変えた。農業を改革し、教育を整え、税制を変え、街道を整備した。私が二十年かけてできなかったことを、お前は三年でやってのけた」
王の声には、賞賛と同時に、わずかな嫉妬が混じっていた。
「おかげで、この国は少し希望が見えてきた。あと十年、いや二十年あれば、マサールに追いつけるかもしれない」
王は酒を飲み干した。
「しかし、それまで待ってくれるか?マサールは」
「……それは」
「待ってくれるわけがない」
王は吐き捨てるように言った。
「今のマサール王は若く、野心的だと聞く。先代の穏健な王とは違う。いずれ、領土拡大を考えるだろう」
王は立ち上がり、部屋を歩き回り始めた。
「そして、最初の標的は我が国だ。弱く、資源があり、征服しやすい。完璧な標的だ」
「陛下」
「何だ」
「マサールが我が国を攻める理由は、本当にあるのでしょうか」
王は立ち止まり、健司を見た。
「理由?強国が弱国を攻めるのに、理由など要らん」
「しかし、国際社会の目があります。正当な理由なしに侵攻すれば、周辺国から批判されます」
「だから、理由を作るのだ」
王は冷笑した。
「国境紛争でも、通商問題でも、何でもいい。口実さえあれば、強国は弱国を攻める」
健司は黙った。王の言葉は、残念ながら正しい。歴史がそれを証明している。
「だから、私は恐れている」
王は再び椅子に座った。
「毎晩、悪夢を見る。マサールの軍勢が国境を越え、我が軍が蹴散らされ、王都が包囲され、私が捕らえられる夢を」
王の手が、わずかに震えていた。
「私は、負けたくない」
王は健司を真っ直ぐ見た。
「王位を失いたくない。この国を失いたくない。そして何より、屈辱を味わいたくない」
健司は理解した。
ロドリック三世は、見栄っ張りで負けず嫌いだ。しかし同時に、臆病で保身的だ。プライドと恐怖が、複雑に絡み合っている。
「私には息子がいる。アレクサンデルだ。しかし、あいつは軟弱だ。私の後を継ぐには、力が足りない」
「だから、お前に頼んでいるんだ」
王は身を乗り出した。
「何か方法はないのか。マサールに攻め込まれない方法が」
「陛下」
健司は慎重に言葉を選んだ。
「いくつかの選択肢があります」
「言ってみろ」
「一つは、防衛力を強化することです。軍を増強し、要塞を築き、同盟国を探す」
「それには時間がかかる。そして、その間にマサールはどうする?」
「もう一つは、外交です。マサールとの友好関係を深め、相互依存を作る。攻める理由をなくすのです」
王は鼻で笑った。
「友好?そんなものは、相手の都合で簡単に壊れる」
「では」
健司は一呼吸置いた。
「第三の選択肢です」
「何だ」
「マサールを、内側から弱体化させるのです」
王の目が、鋭く光った。
「どういうことだ」
「詳細はまだ詰めている段階ですが」
健司は言葉を慎重に選んだ。
「マサールの国力を削ぐ方法があります。武力を使わず、経済制裁もせず、友好的な顔を保ちながら」
王は身を乗り出した。
「続けろ」
「人材交流、文化交流、思想の浸透――様々な手段を使い、長期的にマサールの国家機能を低下させていくのです」
「具体的には?」
「まだ構想段階です。しかし、実現可能だと考えています」
王は椅子に背を預けた。
「面白い。もっと詳しく聞きたいが、今日はいい」
王は酒を注ぎ直した。
「時間をやる。完璧な計画を作れ。そして、必ず成功させろ」
「承知しました」
「ただし」
王の声が低くなった。
「これは極秘だ。誰にも漏らすな。貴族たちにも、官僚たちにも」
「もちろんです」
「いいか、健司」
王は健司を見据えた。
「お前の改革のおかげで、私はお前を信頼している。しかし、それは結果を出し続ける限りだ」
暗黙の脅しだった。
「もしお前が私を裏切れば、あるいは失敗すれば――」
王は言葉を続けなかった。しかし意味は明白だった。
「ご安心ください、陛下。私は陛下に仕えることを誓います」
健司は深く頭を下げた。
王は満足そうに頷いた。
「よし。期待しているぞ」
健司は辞去を許され、部屋を出た。
廊下に出ると、健司は深く息を吐いた。
王の本性が、今夜はっきりと見えた。
ロドリック三世は、国のために戦うつもりはない。自分の地位を守るために戦うのだ。
マサールへの恐怖も、プライドの問題だ。負けたくない、屈服したくない、王としての威厳を保ちたい――それが王の動機だ。
健司は廊下を歩きながら考えた。
こんな王のために、自分は策を練るのか。
しかし同時に、別の思考も浮かんだ。
王個人の問題ではない。エルスール王国全体の問題だ。王が保身的であろうとなかろうと、この国がマサールの脅威に晒されている事実は変わらない。
そして、この国には健司が改革に協力してくれた人々がいる。農民たち、若い官僚たち、商人たち、子供たち――彼らを守らなければならない。
健司は自室に戻った。
机の引き出しから、昨夜書いた草案を取り出した。
「マサール王国長期弱体化計画――草案」
これを、完成させなければならない。
王のためではない。エルスールの人々のために。
健司はそう自分に言い聞かせた。
しかし心の奥底で、小さな疑問が囁いた。
「本当にそうか?王の保身のために、マサールの人々を犠牲にするのではないか?」
健司はその声を振り払い、ペンを取った。
窓の外では、月が煌々と輝いていた。
その月は、エルスールもマサールも等しく照らしている。
しかし健司は、一方を守るために、もう一方を犠牲にしようとしている。
ペンを走らせながら、健司は呟いた。
「これが、為政者の業なのか」
答えは出なかった。
ただ、計画書は着実に形になっていった。
夜が更けていく。
王宮の灯りが一つ、また一つと消えていく中、健司の部屋だけは明かりが灯り続けた。
策士の夜は、まだ終わらない。
そして数日後、健司は完成した計画書を、限られた側近だけの極秘会議で発表することになる。
それが、すべての始まりだった。
重厚な扉を開けると、部屋の中央にロドリック三世が一人、椅子に座っていた。テーブルの上には酒瓶と杯。王は酒を口に運びながら、健司を見た。
「来たか、健司」
「お呼びでございます、陛下」
「堅苦しい挨拶はいい。座れ」
王が指さした椅子に、健司は腰を下ろした。
王は健司に酒を注いだ。普段の謁見とは違う、砕けた雰囲気だ。しかし健司は警戒を解かなかった。王がこうして私的に呼び出す時は、本音を語る時だ。
「マサールについて、調べているそうだな」
「はい。陛下の命により」
「それで、何か分かったか」
健司は慎重に言葉を選んだ。
「マサール王国は、予想以上に強大です」
「やはりか」
王は杯を傾けた。
「どれほどだ」
「あらゆる面で、我が国を上回っています。人口、軍事力、経済力、教育水準――すべてです」
王の表情が曇った。
「つまり、戦えば負けると」
「正面から戦えば、勝ち目はありません」
王は舌打ちした。
「くそっ。分かってはいたが、改めて聞くと腹立たしい」
王は立ち上がり、窓辺に歩み寄った。月明かりが王の横顔を照らす。
「健司よ、私がどれほどマサールを恐れているか、分かるか」
「……」
「私の父が若かった頃、マサールは今ほど強くなかった。我が国と同程度の国力だった」
王は振り返った。
「しかしこの四十年で、マサールは急速に発展した。教育制度を整え、商業を奨励し、軍を近代化した。そして今、地域最強の国になった」
王は再び椅子に座った。
「一方、我が国はどうだ。四十年前と大して変わらない。いや、むしろ衰退していたかもしれない」
「陛下が即位されてからは、少しずつ改善されていましたが」
「お世辞はいい」
王は苦笑した。
「私が即位した時、この国は混乱していた。貴族たちは権力争いに明け暮れ、民は飢え、国庫は空だった」
王は杯を見つめた。
「私は必死だった。とにかく国を安定させることだけを考えた。反乱を鎮圧し、貴族たちをまとめ、最低限の統治を維持した」
「それは、立派なことです」
「いや、違う」
王は首を横に振った。
「私はただ、自分の地位を守りたかっただけだ。国のためではない。自分のためだ」
健司は黙って聞いていた。
「そして気づけば二十年が経ち、マサールはますます強くなり、我が国は取り残された」
王は健司を見た。
「そこにお前が現れた」
「……」
「三年間で、お前はこの国を変えた。農業を改革し、教育を整え、税制を変え、街道を整備した。私が二十年かけてできなかったことを、お前は三年でやってのけた」
王の声には、賞賛と同時に、わずかな嫉妬が混じっていた。
「おかげで、この国は少し希望が見えてきた。あと十年、いや二十年あれば、マサールに追いつけるかもしれない」
王は酒を飲み干した。
「しかし、それまで待ってくれるか?マサールは」
「……それは」
「待ってくれるわけがない」
王は吐き捨てるように言った。
「今のマサール王は若く、野心的だと聞く。先代の穏健な王とは違う。いずれ、領土拡大を考えるだろう」
王は立ち上がり、部屋を歩き回り始めた。
「そして、最初の標的は我が国だ。弱く、資源があり、征服しやすい。完璧な標的だ」
「陛下」
「何だ」
「マサールが我が国を攻める理由は、本当にあるのでしょうか」
王は立ち止まり、健司を見た。
「理由?強国が弱国を攻めるのに、理由など要らん」
「しかし、国際社会の目があります。正当な理由なしに侵攻すれば、周辺国から批判されます」
「だから、理由を作るのだ」
王は冷笑した。
「国境紛争でも、通商問題でも、何でもいい。口実さえあれば、強国は弱国を攻める」
健司は黙った。王の言葉は、残念ながら正しい。歴史がそれを証明している。
「だから、私は恐れている」
王は再び椅子に座った。
「毎晩、悪夢を見る。マサールの軍勢が国境を越え、我が軍が蹴散らされ、王都が包囲され、私が捕らえられる夢を」
王の手が、わずかに震えていた。
「私は、負けたくない」
王は健司を真っ直ぐ見た。
「王位を失いたくない。この国を失いたくない。そして何より、屈辱を味わいたくない」
健司は理解した。
ロドリック三世は、見栄っ張りで負けず嫌いだ。しかし同時に、臆病で保身的だ。プライドと恐怖が、複雑に絡み合っている。
「私には息子がいる。アレクサンデルだ。しかし、あいつは軟弱だ。私の後を継ぐには、力が足りない」
「だから、お前に頼んでいるんだ」
王は身を乗り出した。
「何か方法はないのか。マサールに攻め込まれない方法が」
「陛下」
健司は慎重に言葉を選んだ。
「いくつかの選択肢があります」
「言ってみろ」
「一つは、防衛力を強化することです。軍を増強し、要塞を築き、同盟国を探す」
「それには時間がかかる。そして、その間にマサールはどうする?」
「もう一つは、外交です。マサールとの友好関係を深め、相互依存を作る。攻める理由をなくすのです」
王は鼻で笑った。
「友好?そんなものは、相手の都合で簡単に壊れる」
「では」
健司は一呼吸置いた。
「第三の選択肢です」
「何だ」
「マサールを、内側から弱体化させるのです」
王の目が、鋭く光った。
「どういうことだ」
「詳細はまだ詰めている段階ですが」
健司は言葉を慎重に選んだ。
「マサールの国力を削ぐ方法があります。武力を使わず、経済制裁もせず、友好的な顔を保ちながら」
王は身を乗り出した。
「続けろ」
「人材交流、文化交流、思想の浸透――様々な手段を使い、長期的にマサールの国家機能を低下させていくのです」
「具体的には?」
「まだ構想段階です。しかし、実現可能だと考えています」
王は椅子に背を預けた。
「面白い。もっと詳しく聞きたいが、今日はいい」
王は酒を注ぎ直した。
「時間をやる。完璧な計画を作れ。そして、必ず成功させろ」
「承知しました」
「ただし」
王の声が低くなった。
「これは極秘だ。誰にも漏らすな。貴族たちにも、官僚たちにも」
「もちろんです」
「いいか、健司」
王は健司を見据えた。
「お前の改革のおかげで、私はお前を信頼している。しかし、それは結果を出し続ける限りだ」
暗黙の脅しだった。
「もしお前が私を裏切れば、あるいは失敗すれば――」
王は言葉を続けなかった。しかし意味は明白だった。
「ご安心ください、陛下。私は陛下に仕えることを誓います」
健司は深く頭を下げた。
王は満足そうに頷いた。
「よし。期待しているぞ」
健司は辞去を許され、部屋を出た。
廊下に出ると、健司は深く息を吐いた。
王の本性が、今夜はっきりと見えた。
ロドリック三世は、国のために戦うつもりはない。自分の地位を守るために戦うのだ。
マサールへの恐怖も、プライドの問題だ。負けたくない、屈服したくない、王としての威厳を保ちたい――それが王の動機だ。
健司は廊下を歩きながら考えた。
こんな王のために、自分は策を練るのか。
しかし同時に、別の思考も浮かんだ。
王個人の問題ではない。エルスール王国全体の問題だ。王が保身的であろうとなかろうと、この国がマサールの脅威に晒されている事実は変わらない。
そして、この国には健司が改革に協力してくれた人々がいる。農民たち、若い官僚たち、商人たち、子供たち――彼らを守らなければならない。
健司は自室に戻った。
机の引き出しから、昨夜書いた草案を取り出した。
「マサール王国長期弱体化計画――草案」
これを、完成させなければならない。
王のためではない。エルスールの人々のために。
健司はそう自分に言い聞かせた。
しかし心の奥底で、小さな疑問が囁いた。
「本当にそうか?王の保身のために、マサールの人々を犠牲にするのではないか?」
健司はその声を振り払い、ペンを取った。
窓の外では、月が煌々と輝いていた。
その月は、エルスールもマサールも等しく照らしている。
しかし健司は、一方を守るために、もう一方を犠牲にしようとしている。
ペンを走らせながら、健司は呟いた。
「これが、為政者の業なのか」
答えは出なかった。
ただ、計画書は着実に形になっていった。
夜が更けていく。
王宮の灯りが一つ、また一つと消えていく中、健司の部屋だけは明かりが灯り続けた。
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