2 / 84
2
しおりを挟む
夕食後、結衣は自分の部屋で宿題をしていた。でも、昼間の佳織との会話や、母親との話が頭から離れない。
自分が病気をしたことがない。怪我もしにくい。体力も同級生より優れている。そして、父親も同じような体質らしい。
一つ一つは些細なことかもしれないが、全部合わせて考えると、やはり普通ではないような気がする。でも、それが一体何を意味するのかはわからなかった。
机の上には、祖父からもらった考古学の本が積んである。古代文明や遺跡の写真が載った本で、時々パラパラとめくって眺めている。今夜も、宿題に飽きて手に取ってみた。
ページをめくっていると、古代ギリシャの神話についての章が目に留まった。神々や英雄たちの物語が、美しい挿絵と共に紹介されている。
アキレス腱で有名なアキレスは、母親の女神テティスに冥界の河スティクスに浸けられたため、踵以外は不死身の体を持っていた。ヘラクレスは半神半人で、常人を超えた力を持っていた。
「神話の世界の話よね……」
結衣は苦笑いしながら本を閉じた。自分の状況と神話の英雄を重ね合わせるなんて、ばかばかしいと思う。でも、どこか心の奥で、完全に否定できない自分がいることも確かだった。
窓の外では、夏の虫たちが鳴いている。もうすぐ夏休み。今年の夏は、何か特別なことが起こるのだろうか。
そんなことを考えながら、結衣は再び宿題に向かった。数学の問題を解きながら、頭の片隅では様々な疑問がぐるぐると回り続けている。
翌朝、結衣は いつものように早起きして学校に向かった。昨夜の疑問は相変わらず解決していないが、日常の忙しさに紛れて少しずつ薄れていく。
教室に着くと、佳織がもう席についていた。昨日よりも顔色がよく、完全に回復したようだ。
「おはよう、結衣ちゃん! もう大丈夫よ」
「おはよう。よかった、元気になったのね」
「ありがとう。昨日はちゃんと薬を飲んで、早く寝たの。やっぱり健康管理って大切よね」
佳織は元気よく笑った。その笑顔を見ていると、昨日の疑問が少しばかばかしく感じられてくる。
「そうね。私も気をつけなきゃ」
「結衣ちゃんは大丈夫でしょ。病気知らずなんだから」
「そんなことないよ。誰だって病気になるときはなるもの」
そう言いながら、結衣は自分でも信じていない言葉を口にしていることに気づいた。本当に自分も他の人と同じように病気になることがあるのだろうか。
朝のホームルームが始まると、担任の田中先生が夏休みの課題について説明を始めた。
「夏休みまであと一週間ですが、課題の確認をします。まず、国語の読書感想文……」
先生の説明を聞きながら、結衣は窓の外を眺めた。青い空には白い雲が浮かんでいる。平和な日常の一コマだ。
でも、心の奥では昨日から続く疑問が静かに渦巻いている。自分は本当に普通の女子高生なのだろうか。それとも、何か特別な……。
「太田さん、聞いてますか?」
田中先生の声で、結衣は現実に引き戻された。
「は、はい! すみません」
クラスメイトたちがくすくすと笑っている。佳織も心配そうな顔でこちらを見ていた。
「夏休みの課題についてもう一度確認してください。特に、歴史のレポートは重要ですからね」
「はい、わかりました」
結衣は慌てて返事をした。歴史のレポート。あまり得意ではない分野だが、祖父に相談すれば何かアドバイスをもらえるかもしれない。
そんなことを考えながら、結衣は再び授業に集中しようと努めた。でも、心の奥の疑問は消えることがなかった。
昼休みになると、結衣と佳織は再び机を向かい合わせにしてお弁当を食べた。
「昨日の夜、お母さんと話したんだけど……」
結衣は昨日の会話の内容を佳織に話した。父親も同じような体質だったこと、家族みんな病気知らずだったこと。
「へえ、やっぱり遺伝なのかもね。でも、それってすごいことよ。病院代もかからないし、薬代も節約できるし」
佳織は相変わらず明るく受け取ってくれる。その反応に、結衣は少し安心した。
「でも、ちょっと不思議よね。普通の人とは違うっていうか……」
「みんな何かしら普通じゃないところがあるものよ。私だって、妙に記憶力がいいし、結衣ちゃんだって運動神経がいいじゃない」
「そうかな……」
「そうよ! それに、健康なのは本当にいいことよ。私なんて、風邪ひくたびに辛い思いするんだから」
佳織の言葉には説得力があった。確かに、病気をしないというのは恵まれたことなのかもしれない。
「ありがとう、佳織。なんかすっきりした」
「どういたしまして。でも、もしも本当に特別な体質だったとしても、結衣ちゃんは結衣ちゃんよ。私の大切な友達に変わりはないから」
佳織のその言葉に、結衣は心の底から救われたような気がした。そうだ、たとえ自分が他の人と違っていたとしても、それで自分の本質が変わるわけではない。
「佳織って、本当に優しいのね」
「えへへ、照れちゃう」
二人は顔を見合わせて笑った。教室には他のクラスメイトたちの賑やかな声が響いている。何気ない日常の一コマだが、結衣にとっては大切な時間だった。
午後の授業が始まる前に、結衣は携帯電話を確認した。父親からメールが来ているかもしれないと思ったのだ。でも、新着メッセージはなかった。
時差の関係で、父親からの連絡は夜になることが多い。今夜こそは、父親に直接聞いてみようと結衣は心に決めた。自分たち家族の体質について、もっと詳しく知りたかったのだ。
その日の夕方、結衣は陸上部の練習に参加した。短距離走のタイムを測る練習で、結衣はいつものように好記録を出した。
「太田、今日も絶好調だな」
顧問の山田先生が満足そうに頷いている。結衣はいつものことだと思っていたが、改めて考えると、確かに自分の記録は安定している。体調の波がほとんどないのだ。
練習後、更衣室で着替えながら、同級生たちの会話が聞こえてきた。
「最近疲れやすくて……」
「私も。夏バテかな?」
「結衣ちゃんは元気よね。羨ましい」
みんな何かしら体調の不調を抱えている。それに比べて、自分は確かに恵まれているのかもしれない。
家に帰ると、母親が心配そうな顔でテレビを見ていた。
「どうしたの?」
「C国の調査船の件よ。また新しい動きがあったみたい」
テレビでは、昨日と同じような調査船のニュースが流れている。でも今度は、複数の船が確認されたという内容だった。
「大丈夫かしら、お父さん……」
母親の不安そうな表情を見て、結衣も心配になった。父親の出張先は直接関係ないとはいえ、世界情勢が不安定になっているのは確かだった。
その夜、結衣は父親からの電話を待った。でも、いつまで経っても電話は鳴らない。時差を考えると、もう少し遅い時間になるかもしれなかった。
窓の外では、相変わらず夏の虫たちが鳴いている。平和な夜の音だが、どこか不安を感じさせるものがあった。
結衣は自分の手のひらを見つめた。今まで大きな怪我をしたことがない手。病気で震えたことも、熱で火照ったこともない手。
本当に普通の人と同じなのだろうか。そして、もしも違うとしたら、それは一体何を意味するのだろうか。
夏休みまであと一週間。きっと何かが変わる予感がしていた。でも、それが良い変化なのか、それとも……。
結衣は深いため息をついて、ベッドに横になった。明日もまた学校がある。普通の日常が続いている。でも、心の奥底では、何かが静かに動き始めていることを感じていた。
外では相変わらず虫の声が響いている。そして、遠い海の向こうでは、灰色の調査船が静かに波を切って進んでいるのかもしれなかった。
自分が病気をしたことがない。怪我もしにくい。体力も同級生より優れている。そして、父親も同じような体質らしい。
一つ一つは些細なことかもしれないが、全部合わせて考えると、やはり普通ではないような気がする。でも、それが一体何を意味するのかはわからなかった。
机の上には、祖父からもらった考古学の本が積んである。古代文明や遺跡の写真が載った本で、時々パラパラとめくって眺めている。今夜も、宿題に飽きて手に取ってみた。
ページをめくっていると、古代ギリシャの神話についての章が目に留まった。神々や英雄たちの物語が、美しい挿絵と共に紹介されている。
アキレス腱で有名なアキレスは、母親の女神テティスに冥界の河スティクスに浸けられたため、踵以外は不死身の体を持っていた。ヘラクレスは半神半人で、常人を超えた力を持っていた。
「神話の世界の話よね……」
結衣は苦笑いしながら本を閉じた。自分の状況と神話の英雄を重ね合わせるなんて、ばかばかしいと思う。でも、どこか心の奥で、完全に否定できない自分がいることも確かだった。
窓の外では、夏の虫たちが鳴いている。もうすぐ夏休み。今年の夏は、何か特別なことが起こるのだろうか。
そんなことを考えながら、結衣は再び宿題に向かった。数学の問題を解きながら、頭の片隅では様々な疑問がぐるぐると回り続けている。
翌朝、結衣は いつものように早起きして学校に向かった。昨夜の疑問は相変わらず解決していないが、日常の忙しさに紛れて少しずつ薄れていく。
教室に着くと、佳織がもう席についていた。昨日よりも顔色がよく、完全に回復したようだ。
「おはよう、結衣ちゃん! もう大丈夫よ」
「おはよう。よかった、元気になったのね」
「ありがとう。昨日はちゃんと薬を飲んで、早く寝たの。やっぱり健康管理って大切よね」
佳織は元気よく笑った。その笑顔を見ていると、昨日の疑問が少しばかばかしく感じられてくる。
「そうね。私も気をつけなきゃ」
「結衣ちゃんは大丈夫でしょ。病気知らずなんだから」
「そんなことないよ。誰だって病気になるときはなるもの」
そう言いながら、結衣は自分でも信じていない言葉を口にしていることに気づいた。本当に自分も他の人と同じように病気になることがあるのだろうか。
朝のホームルームが始まると、担任の田中先生が夏休みの課題について説明を始めた。
「夏休みまであと一週間ですが、課題の確認をします。まず、国語の読書感想文……」
先生の説明を聞きながら、結衣は窓の外を眺めた。青い空には白い雲が浮かんでいる。平和な日常の一コマだ。
でも、心の奥では昨日から続く疑問が静かに渦巻いている。自分は本当に普通の女子高生なのだろうか。それとも、何か特別な……。
「太田さん、聞いてますか?」
田中先生の声で、結衣は現実に引き戻された。
「は、はい! すみません」
クラスメイトたちがくすくすと笑っている。佳織も心配そうな顔でこちらを見ていた。
「夏休みの課題についてもう一度確認してください。特に、歴史のレポートは重要ですからね」
「はい、わかりました」
結衣は慌てて返事をした。歴史のレポート。あまり得意ではない分野だが、祖父に相談すれば何かアドバイスをもらえるかもしれない。
そんなことを考えながら、結衣は再び授業に集中しようと努めた。でも、心の奥の疑問は消えることがなかった。
昼休みになると、結衣と佳織は再び机を向かい合わせにしてお弁当を食べた。
「昨日の夜、お母さんと話したんだけど……」
結衣は昨日の会話の内容を佳織に話した。父親も同じような体質だったこと、家族みんな病気知らずだったこと。
「へえ、やっぱり遺伝なのかもね。でも、それってすごいことよ。病院代もかからないし、薬代も節約できるし」
佳織は相変わらず明るく受け取ってくれる。その反応に、結衣は少し安心した。
「でも、ちょっと不思議よね。普通の人とは違うっていうか……」
「みんな何かしら普通じゃないところがあるものよ。私だって、妙に記憶力がいいし、結衣ちゃんだって運動神経がいいじゃない」
「そうかな……」
「そうよ! それに、健康なのは本当にいいことよ。私なんて、風邪ひくたびに辛い思いするんだから」
佳織の言葉には説得力があった。確かに、病気をしないというのは恵まれたことなのかもしれない。
「ありがとう、佳織。なんかすっきりした」
「どういたしまして。でも、もしも本当に特別な体質だったとしても、結衣ちゃんは結衣ちゃんよ。私の大切な友達に変わりはないから」
佳織のその言葉に、結衣は心の底から救われたような気がした。そうだ、たとえ自分が他の人と違っていたとしても、それで自分の本質が変わるわけではない。
「佳織って、本当に優しいのね」
「えへへ、照れちゃう」
二人は顔を見合わせて笑った。教室には他のクラスメイトたちの賑やかな声が響いている。何気ない日常の一コマだが、結衣にとっては大切な時間だった。
午後の授業が始まる前に、結衣は携帯電話を確認した。父親からメールが来ているかもしれないと思ったのだ。でも、新着メッセージはなかった。
時差の関係で、父親からの連絡は夜になることが多い。今夜こそは、父親に直接聞いてみようと結衣は心に決めた。自分たち家族の体質について、もっと詳しく知りたかったのだ。
その日の夕方、結衣は陸上部の練習に参加した。短距離走のタイムを測る練習で、結衣はいつものように好記録を出した。
「太田、今日も絶好調だな」
顧問の山田先生が満足そうに頷いている。結衣はいつものことだと思っていたが、改めて考えると、確かに自分の記録は安定している。体調の波がほとんどないのだ。
練習後、更衣室で着替えながら、同級生たちの会話が聞こえてきた。
「最近疲れやすくて……」
「私も。夏バテかな?」
「結衣ちゃんは元気よね。羨ましい」
みんな何かしら体調の不調を抱えている。それに比べて、自分は確かに恵まれているのかもしれない。
家に帰ると、母親が心配そうな顔でテレビを見ていた。
「どうしたの?」
「C国の調査船の件よ。また新しい動きがあったみたい」
テレビでは、昨日と同じような調査船のニュースが流れている。でも今度は、複数の船が確認されたという内容だった。
「大丈夫かしら、お父さん……」
母親の不安そうな表情を見て、結衣も心配になった。父親の出張先は直接関係ないとはいえ、世界情勢が不安定になっているのは確かだった。
その夜、結衣は父親からの電話を待った。でも、いつまで経っても電話は鳴らない。時差を考えると、もう少し遅い時間になるかもしれなかった。
窓の外では、相変わらず夏の虫たちが鳴いている。平和な夜の音だが、どこか不安を感じさせるものがあった。
結衣は自分の手のひらを見つめた。今まで大きな怪我をしたことがない手。病気で震えたことも、熱で火照ったこともない手。
本当に普通の人と同じなのだろうか。そして、もしも違うとしたら、それは一体何を意味するのだろうか。
夏休みまであと一週間。きっと何かが変わる予感がしていた。でも、それが良い変化なのか、それとも……。
結衣は深いため息をついて、ベッドに横になった。明日もまた学校がある。普通の日常が続いている。でも、心の奥底では、何かが静かに動き始めていることを感じていた。
外では相変わらず虫の声が響いている。そして、遠い海の向こうでは、灰色の調査船が静かに波を切って進んでいるのかもしれなかった。
30
あなたにおすすめの小説
酒好きおじさんの異世界酒造スローライフ
天野 恵
ファンタジー
酒井健一(51歳)は大の酒好きで、酒類マスターの称号を持ち世界各国を飛び回っていたほどの実力だった。
ある日、深酒して帰宅途中に事故に遭い、気がついたら異世界に転生していた。転移した際に一つの“スキル”を授かった。
そのスキルというのは【酒聖(しゅせい)】という名のスキル。
よくわからないスキルのせいで見捨てられてしまう。
そんな時、修道院シスターのアリアと出会う。
こうして、2人は異世界で仲間と出会い、お酒作りや飲み歩きスローライフが始まる。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
異世界転生したおっさんが普通に生きる
カジキカジキ
ファンタジー
第18回 ファンタジー小説大賞 読者投票93位
応援頂きありがとうございました!
異世界転生したおっさんが唯一のチートだけで生き抜く世界
主人公のゴウは異世界転生した元冒険者
引退して狩をして過ごしていたが、ある日、ギルドで雇った子どもに出会い思い出す。
知識チートで町の食と環境を改善します!! ユルくのんびり過ごしたいのに、何故にこんなに忙しい!?
生きるために逃げだした。幸せになりたい。
白水緑
ファンタジー
屋敷内に軟禁状態だったリリアは、宝物を取り戻したことをきっかけに屋敷から逃げ出した。幸せになるために。体力も力もない。成り行きに身を任せる結果になっても、自分の道は自分で選びたい。
2020/9/19 第一章終了
続きが書け次第また連載再開します。
2021/2/14 第二章開幕
2021/2/28 完結
日本の運命を変えた天才少年-日本が世界一の帝国になる日-
ましゅまろ
歴史・時代
――もしも、日本の運命を変える“少年”が現れたなら。
1941年、戦争の影が世界を覆うなか、日本に突如として現れた一人の少年――蒼月レイ。
わずか13歳の彼は、天才的な頭脳で、戦争そのものを再設計し、歴史を変え、英米独ソをも巻き込みながら、日本を敗戦の未来から救い出す。
だがその歩みは、同時に多くの敵を生み、命を狙われることも――。
これは、一人の少年の手で、世界一の帝国へと昇りつめた日本の物語。
希望と混乱の20世紀を超え、未来に語り継がれる“蒼き伝説”が、いま始まる。
※アルファポリス限定投稿
【第一部完結】科学で興す異世界国家
Lihito
ファンタジー
正しいデータを揃えた。論理も完璧だった。
それでも、組織の理不尽には勝てなかった。
——そして、使い潰されて死んだ。
目を覚ますとそこは、十年後に魔王軍による滅亡が確定している異世界。
強国の第三王子として転生した彼に与えられたのは、
因果をねじ曲げる有限の力——「運命点」だけ。
武力と経済を握る兄たちの陰で、継承権最下位。後ろ盾も発言力もない。
だが、邪魔する上司も腐った組織もない。
今度こそ証明する。科学と運命点を武器に、俺のやり方が正しいことを。
石炭と化学による国力強化。
情報と大義名分を積み重ねた対外戦略。
準備を重ね、機が熟した瞬間に運命点で押し切る。
これは、理不尽に敗れた科学者が、選択と代償を重ねる中で、
「正しさ」だけでは国は守れないと知りながら、
滅びの未来を書き換えようとする建国譚。
※1話から読んでも大丈夫。ただ、0話を読むと「あのシーン」の意味が変わります。
娘を返せ〜誘拐された娘を取り返すため、父は異世界に渡る
ほりとくち
ファンタジー
突然現れた魔法陣が、あの日娘を連れ去った。
異世界に誘拐されてしまったらしい娘を取り戻すため、父は自ら異世界へ渡ることを決意する。
一体誰が、何の目的で娘を連れ去ったのか。
娘とともに再び日本へ戻ることはできるのか。
そもそも父は、異世界へ足を運ぶことができるのか。
異世界召喚の秘密を知る謎多き少年。
娘を失ったショックで、精神が幼児化してしまった妻。
そして父にまったく懐かず、娘と母にだけ甘えるペットの黒猫。
3人と1匹の冒険が、今始まる。
※小説家になろうでも投稿しています
※フォロー・感想・いいね等頂けると歓喜します!
よろしくお願いします!
攻略. 解析. 分離. 制作. が出来る鑑定って何ですか?
mabu
ファンタジー
平民レベルの鑑定持ちと婚約破棄されたらスキルがチート化しました。
乙ゲー攻略?製産チートの成り上がり?いくらチートでもソレは無理なんじゃないでしょうか?
前世の記憶とかまで分かるって神スキルですか?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる