Break marriage

鳴宮鶉子

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やらかしてしまった?

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「よっ、ちゃんと来たな」

ドレスコードのある格式の高いレストランで、相馬先輩と、待ち合わせをしたわたし。

実家からマンションに帰宅後、それなりに着盛り、タクシーで待ち合わせをしてる高級ホテルへ向かった。

指定されたフレンチの店に着く。
ボーイに案内され席に向かうと、相馬先輩はもう着いていた。
白衣ではなく、スーツを着た相馬先輩。

大学時代の相馬先輩しか知らないから、大人な出で立ちの相馬先輩に、思わず、ときめく。

わたし、人妻なのに……。

ボーイに椅子を引いて貰い、席に着く。

前菜から、順に、見た目も美しい、味も頬っぺたが落ちるぐらい美味しい料理に、相馬先輩が頼んでくれたワインが進む。

和くんと結婚してから、がいしょくどころか、お酒も嗜めなくて、わたしは、羽目を外していた。

品数が多く、量も少しずつだけど多い、フレンチ料理を、見た目と味を満喫しながら、胃袋に入れていく。

結婚して、3年間、わたしは、こんなディナーを楽しんだ事がないと、気づく……。

わたしの前で、優しく笑みを浮かべる相馬先輩の笑顔に癒される。

コース料理が全て出され、全てを楽しんだ後、わたしは、ワインに良い、足取りが覚束ないぐらい、酔っていた。

相馬先輩が、そんな、わたしを、お姫様抱っこし、どこかに連れて行ったのは、覚えてる。

懐かしい相馬先輩の匂いに、ほっとした、わたしがいた。


意識があるか、ないから、わからないぐらい、ふんわりした意識の中、身につけていたファーマルなワンピースを脱がされる感覚がした。

そして、何も、身につけてないわたしを触れる、温かい、懐かしい、手の温もりを感じる。

和くんとは違う。

和くんは、わたしの身体を至る所を触るなんてしないから、カップラーメンと同じ感覚で、子作りと、わたしの体内に果てる事しかしないから……。

わたしの弱いところを知ってる、唇と手……。

8年前に、数えるぐらいしか、経験してない、相馬先輩との行為と、重なる……。

わたしの耳たぶの後ろを唇で刺激し、痙攣する身体を弄ぶよう、胸の頂を手で優しく、つねる。

長い時間、感覚部分を刺激され、わたしの恥部からは、滝のように愛液が、よだれのように垂れてるのがわかる……。

和くんとの行為では、こんなに感じた事がないし、恥部はいつもカラカラで痛いだけ。

わたしの恥部に指を入れ、潤いと感度を確かめた後に、わたしの恥部に、太い何かが挿入される。
それは、……和くんのものよりも大きく、しかも、カップラーメンができあがって冷めて伸びて汁が無くなるぐらいの長時間、わたしの体内で、わたしを刺激し続けた。

その行為は、たぶん、休憩が入りながら、5回ほど、行われた。

身体の至る所が痛い。そして、気怠い疲労感と、腰が何度も言えないぐらい重い。

でも、気持ちは幸せな爽快感がある。
目を覚まし、周りを見渡すと、わたしは、バスローブを着て布団の中で、1人、眠っていた。

昨日は、相馬先輩と、ホテルのフレンチのお店でコース料理をご馳走になり、久しぶりにワインを飲みすぎて、酔いが回って、意識を無くしたのは覚えてる。

そんな、わたしを、フレンチを食べたホテルの客室を相馬先輩がとってくれて、運んでくれたのかも……。

相馬先輩は、いない。

わたし、欲求不満なのかな。
だから、8年前の高校時代のいけない経験を思い出してしまった。

1人で泊まる高級ホテルの客室。
虚しさを感じた。

せっかくだから、ジャグジーに湯をはり、高級と思われる入浴剤を入れて、1人で入浴を楽しんだ。

そして、10時にフロントに鍵を持って行くと、支払いは相馬先輩がしてくれていて、支払い無しでホテルを後にした。

相馬先輩に、LINEで御礼メッセージを送ろうかと思ったけれど、辞めた。

相馬先輩とのひとときが楽しかった。

わたしは、和くんの奥さん……。
だから、相馬先輩にこれ以上近づいたらいけない。

帰宅して、フォーマルなワンピースから、普段使用の服に着替えようと脱いで気づく……。

首筋や胸、お腹などに、赤い痣がある。

わたし……、相馬先輩とやらかしたのかもしれないと、気づく。

酔った席での事で、意識は曖昧で無いに等しかった……。
相馬先輩は、産婦人科医。

だから、避妊は怠らないはず……。

目を覚ましたら隣にはもう相馬先輩はいなかったから、夢でのできごとだと思ってた。

1度だけの過ちと思い、気づかなかったふりをすることにした。


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