ハイスペ男からの猛烈な求愛

鳴宮鶉子

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甘々な溺愛に困る

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「……愛菜、可愛い。もっと聞かせて、感じてる声」

週末の金曜日、激務過ぎる仕事で疲れ切ってるのに、帰ってきてシャワーを浴びた後、寝室に連れていかれ、ベッドに組み敷かれる。

平日も欠かさずに抱かれるけど、週末は歯止めがかからず、気づいたら夜が明けるまで抱かれてる。

「ーー翔琉、もう無理」

「まだ、満足してないだろっ……」

休日出勤の時間を短縮するために、多少は仕事をセーブし始めた須藤主任こと翔琉。
でも、営業が無茶振りな仕事を受けてくるから多忙すぎて、仕事だけでなく夜な夜な翔琉に抱かれ、体力的に限界はわたし。

毎月煩わしい月のものがきた日は、お腹の痛みはあってもすぐに寝かせて貰えるから安堵した。

「………中には出さないでよ」

初めて体を繋げ合わせた日。
高級ホテルに避妊具などなく、本能の
ままにわたしを抱いていた翔琉。

「子供ができたら責任はとるつもりだった。なんなら、今すぐに籍を入れてもいい」

わたしが妊娠して仕事を休んだら困るはずなのに、

「愛菜の代わりにサポートを5人ほどつけるか熟す仕事の量を調整すればいい」
と言われ、焦る。
薬局で恥ずかしいけど買ってきた避妊具はパッケージを開ける事なく放置されてる。

「俺、29歳だからな。30歳までには1人目欲しいな……」
デキ婚させられそうで、危機感を感じてる。


社内で結婚したい抱かれたい男No.1を誇る翔琉。

仕事ができて、出世街道真っしぐらで、容姿も極上級だから、モテないわけがない。

だから、翔琉と親しくなりたくて、近寄ってくる女性は後を絶たない。


ベテランの年上の先輩達は入社6年目の若手社員のサポートにはつきたがらず、後輩達も知識と能力が育ってなく、足手まといになるからと、3年目から、同期のわたしがサポート役に選ばれて仕事をしてきた。

システム開発部門第1課は過酷な部署で、難しいややこしい仕事をするスペシャリストが配属される部署で、SEとして配属された女性社員はみな、3ヶ月持たずに他の部署に異動してる。

情報システムの高専卒で学生時代に国家資格を取得したり、父と兄が勤めてる任天社でアルバイトをしていたからわたしは実務経験から、なんとかサポート役ができた。
でも、サポートについてからの半年間、わたしもペア解消もしくは他部署に異動したかった。

ペアを組んでから半年間、仕事はきついわ、翔琉の側にいる事で女性社員からの嫉妬され、部署内にはわたし以外の女性社員がいないから陰口や嫌がらせはされないけれど、食堂や他部署に行った際に嫌な思いをした。

ペアを組んで4年目。
わたしと翔琉が仕事だけの関係で、翔琉のサポート役ができる社員がわたししかいないとわかって貰えて、今は陰口は言われなくなったけれど、他部署の女性社員とは関わらないようにし、同期の子とは疎遠のままだった。

年末年始休暇明けから、翔琉が社内で、周りを気にせずにわたしの頭を撫でたりボディータッチや甘い言葉を囁いてくる。

自分の仕事で精一杯のSEの男性社員は気にする余裕もなく、部署内は嫉妬してきそうな女性社員の目がないから助かった。

でも、毎日、仕事から帰ってきてから、翔琉に注意する。

「翔琉、社内でわたしにベタベタしないで。他部署の女性社員から嫉妬されたら辞めて!!」

でも、翔琉は一向に辞めてくれないどころか、エスカレートしていった。

「お願いだから、仕事以外でちょっかい出さないで下さい」

部署でシステム設計の仕様書を作成していると、翔琉に後ろから抱きしめられたから、手の甲をつねった。

翔琉が痛がって顔をしかめて離れたのを無視して、パソコンのキーボードを叩く。

わたしと翔琉がペアを組んで4年目で、フレンドリーな関係になったと周りに思われてる事を願った。

会社でこれだから、家に帰ってからはわたしに抱きついて離れない。

わたしを抱くためか仕事を22時に切り上げて退社し、シャワーを浴びたら、ベッドに連れ込む。

「愛菜を抱いて満足しないと、会社で手が出てしまう」

当たり前のようにわたしのパジャマを脱がし、わたしの胸の谷間に顔を埋める。

「……明日も仕事なんだから、早く終わらせてよ。後、避妊して、わたし、まだ仕事辞めたくないから!!」

「 ………………」

冷めるような事をわたしが言っても、翔琉はわたしの胸の頂を口に含み、そして唇と舌で吸ったり転がしたり時に歯で甘噛みをし、わたしの体にスイッチを入れ、丁寧に愛撫でし、トロトロになったわたしの中に何もつけずに入ってくる。

仕事で疲れてる時は達さずに、繋がったまま眠りたいとわたしを抱きしめて寝ようとする。

翔琉の甘い溺愛にわたしは困り果ててた。




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