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警視庁特別捜査課の危険なお仕事
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「……わかった。今から向かう」
4月に入ってから、平和な日々を送っていた。
万引きや強盗、家族間や近所付き合い、仲間内でのいざこざからの殺人は個人的な事件として警視庁特別捜査課はタッチしない。
「昼間は辞めて欲しいよな、予定オペは全て片付けたけど。日造自動車本社ビル爆破、同時刻に栃木、横浜、湘南、九州の工事も爆破された。日造自動車に恨みがある連中がやらかしたな。須藤達を各工事に向かわせた。俺は横浜の本社ビルに行ってくる!!」
GW直前の金曜日に大企業同時多発テロが起きた。
起きたのは午後3時過ぎで予定オペは全て終わらせていて、しばしの休憩タイム。
私が朝買っておいたコンビニのサンドイッチとおにぎりを貪り食べていた神宮寺翔琉さんに須藤さんがLINE通話かけてきて、神宮寺翔琉さんは慌てて日造自動車本社にテレポートして行った。
追加でオペを行おうと準備していた外科部長達に、
「神宮寺さん、食べ過ぎて気持ちが悪いと家に帰りました」
と嘘をつく。
警視庁特別捜査課の仕事が本業。
残虐な事件が起きると多くの命が失われる。
日造自動車は横浜市のみなとみらい地区にあるから都内のウチの病院には患者さんは担ぎ込まれない。
だけど、救援要請で待機の救急科医と手の空いた外科医がドクターヘリに乗り現場に向かう事に。
私もヘルプで手をあげ、現地に向かう事にした。
「……幹部役員に重役、即死だな」
本社ビルの上層2階が爆破で崩れ落ちていた。
火災は消されていて、中にいる人の救助のため、ドクターヘリで崩れ落ちた上層階になんとか降り、瓦礫の下敷きになっている人や大火傷を負っている人を自衛官と協力して救助していく。
ちょうど最上階の会議室で幹部役員がミーティングを行っていたらしく、肉片が残らないぐらいの火薬量で爆破され、悲惨な状況になっていた。
日造自動車で大規模なリストラが行われた。
多くの従業員が路頭に回り、その恨みつらみから団結しなけなしのお金で海外から爆弾を購入し、テロを行なったのだろう。
遺体と思われる肉片を見つけるたびに現場の写真を撮り、わかるように回収していく。
上層階は爆破により即死で死者数は不明。
中層階と低層階は避難して助かっている人もいるが、178人もの人が重軽傷を負った。
本社工場も爆破されていて、機械化されているから工場内に従業員は32人しかいなかったが、その内18人が亡くなっていた。
「神宮寺先生がいないとキツイな。あの人、こういう場、慣れてるだろっ」
瓦礫で潰れた脚や腕を切断し、傷を焼き出血を止める。
ガラスの破片が刺さり裂けた内臓を縫い繋ぐ。
救助と出血を止めるための応急処置。
出血が止まれば救急車で病院に搬送できる。
自衛隊員と救急医達と被害者救助に奮闘する。
いつもなら救援救助に神宮寺翔琉さんも駆けつけてくれてる。
犯人グループを捜し出し倒し、身柄拘束するのに時間がかかってるようだった。
神宮寺翔琉さんや警視庁特別捜査課のみんなが無事か気になりつつも、目の前の被害者救済で手一杯。
「横浜港に泊まっている羽島クルーズが爆破された。乗客は居なかったみたいだが、他の客船利用客が巻き添いに合い怪我人が出ている。誰かすぐに駆けつけてくれ!!」
日造グローバル本社内の救援救助は無事に終わり、医師団が病院に戻ろうとしたタイミングで救済要請の連絡が入った。
「……天月、疲れていると思うがいけるか?もしかしたらまだ反抗グループがいるかもしれないから危険かもしれない」
「行きます。爆破に巻き込まれて怪我人が出てるんですよね?」
野嶋助教授とドクターカーで横浜港に向かう。
反抗グループと戦闘中だと思われる神宮寺翔琉さんの居場所を突き止めるため、千里眼クリアボヤンスを使う。
神宮寺翔琉さんは爆発物を作り出すサイキックパワーの使い手と船内で戦闘を繰り広げていた。
横浜港に着き、豪華客席羽島の爆破に巻き込まれ怪我を負った人達の応急処置をして回る。
両隣に泊まっていた小型船も火が燃え移り大破し、桟橋は燃やされ粉々になっていて、豪華客席羽島はいまだに燃え続けていて消防隊員が消火に当たってた。
船内が気になりつつも、トリアージに集中する。
「野嶋助教授、知り合いが現場に居合せてしまって精神的に不安定になっているので側にいてあげたいのでここで解散していいですか?」
救助活動が終わった。
他の病院からの応援救援医は帰っていいと言われ、現地解散に。
野嶋助教授を横浜港入り口まで見送り、人気《ひとけ》がない所へ隠れる。
クリアボヤンスで神宮寺翔琉さんの様子を見る。
爆破事件を起こした犯人を倒し気を失わせ、両手に手錠をかけていた。
だけど、犯人との戦闘で大怪我を負っていて立っているのがやっとな状態で、炎で燃えあがっている船内からテレポートで出る事が不可能なようだった。
「……私にできるかな。サイキックパワーがあればテレポートはできるって神宮寺さん言ってたし」
神宮寺さんを救い出すため、テレポートを試み、救援に向かう事にした。
4月に入ってから、平和な日々を送っていた。
万引きや強盗、家族間や近所付き合い、仲間内でのいざこざからの殺人は個人的な事件として警視庁特別捜査課はタッチしない。
「昼間は辞めて欲しいよな、予定オペは全て片付けたけど。日造自動車本社ビル爆破、同時刻に栃木、横浜、湘南、九州の工事も爆破された。日造自動車に恨みがある連中がやらかしたな。須藤達を各工事に向かわせた。俺は横浜の本社ビルに行ってくる!!」
GW直前の金曜日に大企業同時多発テロが起きた。
起きたのは午後3時過ぎで予定オペは全て終わらせていて、しばしの休憩タイム。
私が朝買っておいたコンビニのサンドイッチとおにぎりを貪り食べていた神宮寺翔琉さんに須藤さんがLINE通話かけてきて、神宮寺翔琉さんは慌てて日造自動車本社にテレポートして行った。
追加でオペを行おうと準備していた外科部長達に、
「神宮寺さん、食べ過ぎて気持ちが悪いと家に帰りました」
と嘘をつく。
警視庁特別捜査課の仕事が本業。
残虐な事件が起きると多くの命が失われる。
日造自動車は横浜市のみなとみらい地区にあるから都内のウチの病院には患者さんは担ぎ込まれない。
だけど、救援要請で待機の救急科医と手の空いた外科医がドクターヘリに乗り現場に向かう事に。
私もヘルプで手をあげ、現地に向かう事にした。
「……幹部役員に重役、即死だな」
本社ビルの上層2階が爆破で崩れ落ちていた。
火災は消されていて、中にいる人の救助のため、ドクターヘリで崩れ落ちた上層階になんとか降り、瓦礫の下敷きになっている人や大火傷を負っている人を自衛官と協力して救助していく。
ちょうど最上階の会議室で幹部役員がミーティングを行っていたらしく、肉片が残らないぐらいの火薬量で爆破され、悲惨な状況になっていた。
日造自動車で大規模なリストラが行われた。
多くの従業員が路頭に回り、その恨みつらみから団結しなけなしのお金で海外から爆弾を購入し、テロを行なったのだろう。
遺体と思われる肉片を見つけるたびに現場の写真を撮り、わかるように回収していく。
上層階は爆破により即死で死者数は不明。
中層階と低層階は避難して助かっている人もいるが、178人もの人が重軽傷を負った。
本社工場も爆破されていて、機械化されているから工場内に従業員は32人しかいなかったが、その内18人が亡くなっていた。
「神宮寺先生がいないとキツイな。あの人、こういう場、慣れてるだろっ」
瓦礫で潰れた脚や腕を切断し、傷を焼き出血を止める。
ガラスの破片が刺さり裂けた内臓を縫い繋ぐ。
救助と出血を止めるための応急処置。
出血が止まれば救急車で病院に搬送できる。
自衛隊員と救急医達と被害者救助に奮闘する。
いつもなら救援救助に神宮寺翔琉さんも駆けつけてくれてる。
犯人グループを捜し出し倒し、身柄拘束するのに時間がかかってるようだった。
神宮寺翔琉さんや警視庁特別捜査課のみんなが無事か気になりつつも、目の前の被害者救済で手一杯。
「横浜港に泊まっている羽島クルーズが爆破された。乗客は居なかったみたいだが、他の客船利用客が巻き添いに合い怪我人が出ている。誰かすぐに駆けつけてくれ!!」
日造グローバル本社内の救援救助は無事に終わり、医師団が病院に戻ろうとしたタイミングで救済要請の連絡が入った。
「……天月、疲れていると思うがいけるか?もしかしたらまだ反抗グループがいるかもしれないから危険かもしれない」
「行きます。爆破に巻き込まれて怪我人が出てるんですよね?」
野嶋助教授とドクターカーで横浜港に向かう。
反抗グループと戦闘中だと思われる神宮寺翔琉さんの居場所を突き止めるため、千里眼クリアボヤンスを使う。
神宮寺翔琉さんは爆発物を作り出すサイキックパワーの使い手と船内で戦闘を繰り広げていた。
横浜港に着き、豪華客席羽島の爆破に巻き込まれ怪我を負った人達の応急処置をして回る。
両隣に泊まっていた小型船も火が燃え移り大破し、桟橋は燃やされ粉々になっていて、豪華客席羽島はいまだに燃え続けていて消防隊員が消火に当たってた。
船内が気になりつつも、トリアージに集中する。
「野嶋助教授、知り合いが現場に居合せてしまって精神的に不安定になっているので側にいてあげたいのでここで解散していいですか?」
救助活動が終わった。
他の病院からの応援救援医は帰っていいと言われ、現地解散に。
野嶋助教授を横浜港入り口まで見送り、人気《ひとけ》がない所へ隠れる。
クリアボヤンスで神宮寺翔琉さんの様子を見る。
爆破事件を起こした犯人を倒し気を失わせ、両手に手錠をかけていた。
だけど、犯人との戦闘で大怪我を負っていて立っているのがやっとな状態で、炎で燃えあがっている船内からテレポートで出る事が不可能なようだった。
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