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束の間の幸せが終わる時
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サイキックパワー使いはテレポートが使える。
仕事が多忙とはいえ、テレポート使えば一瞬で来れるから、私をさらうだけならいつでもできる。
賀茂蓮翔がいつ私の前に現れてもおかしくなかった。
7月の終わり。
心臓手術を行った患者が胸の痛みを看護師に訴え、超音波検査機器を持って、病室に向かった。
翔琉さんは手術前説明で予定オペする患者さんの病室を巡回しないといけなく、私1人で駆けつけ、心臓エコー検査を行う。
心臓は全く問題ない。
傷口も丁寧に縫われ、こまめに消毒しているから膿んでない。
ストレスによるものと思われるから、軽い精神安定剤を出した。
重たい超音波検査を医療機器管理室に戻しにいく。
医療機器管理室から出ようとした時、背後から誰かが覆い被さってきて、私の口を手で塞ぎ、テレポートをした。
連れてこられたのは、地下室の部屋。
壁全面に厚い水晶プレートが張られてたバスルームとトイレと洗面所がある1Kの部屋に押し込まれた。
リビングにはベッドだけ置かれ、壁一周には巨大な水晶の原石が並べられてる。
「……ここはどこ?」
「賀茂商社ビルディング地下3階、隠れ部屋」
私を拉致したのは、賀茂蓮翔。
代表取締役社長を務める会社の本社ビルの地下に、私を監禁する部屋を作ってた。
部屋に入ってから、身体に力が入らない。
水晶が私のサイキックパワーを吸収しているからかもしれない。
立ってられないぐらい私はぐったりしているのに、賀茂蓮翔は平然としてる。
「水晶は闇の力は吸収しない。だから、俺のサイキックパワーは吸収されない」
地べたに座り込む私を抱き上げ、ベッドに下ろす。
「この部屋の存在が公になったらまずいからな。お前に世話係をつける事はできない。」
白衣とスクラブを脱がされ、下着まで脱がされ、左脚にまた鎖がついた足環を嵌められ、繋がれた。
「一生死ねまでここで生活を送って貰う。貴方の光のサイキックパワーを賀茂財閥繁栄のために使わせて貰う」
そう言い残し、賀茂蓮翔は私が身につけていた服を手に持ち、テレポートで出て行った。
キッチンには大きな冷蔵庫と食料庫があり、1週間ぐらい生活ができる食材が用意されていた。
食事をとる気にもなれず、ひたすらベッドに横になっていた。
光のサイキックパワーは無限の力があるからか、飲まず食わずでも死なない。
水晶にサイキックパワーを吸収されるのに身体が慣れ、疲労感もすぐに無くなった。
自力で逃げ出す方法を考える。
私の力では世界で1番硬い物質カルビンで作られた足環と鎖を切る事はできない。
水晶がサイキックパワーを吸収するから、この部屋で力を使えない。
絶望的だった。
週に2度、賀茂蓮翔がゴミの回収と食料補充でこの部屋にくる。
「……メシ、喰えよ」
お風呂には入っても、食事は一切とってない。
監禁されてから、どれくらい時間がた立ったのだろう。
カレンダーもないから、曜日感覚もなく、スマホやパソコンどころかテレビも無いから、外の情報が一切入ってこない。
「光のサイキックパワーも無限とはいえ、枯れるだろう。死なれたら困る。メシ喰え!!」
賀茂蓮翔が布団にくるまってる私のところにきて、最高級食パン、ノアレザムの生食パン蜂蜜クリーム2斤を突き出してきた。
前の日の夜から並ばないと買う事ができない大人気の生食パンだけど、食べる気にならない。
「喰えと言ってるだろうが!!」
くるまっている掛け布団を賀茂蓮翔に剥ぎ取られた。
「……布団、返して」
上半身を起こし、右腕で胸を足の付け根を、左手で脚の付け根を隠す。
こんな辱めを受け、辛くてならない。
賀茂蓮翔は私を犯す事はない。
万が一私に子供ができたりしたら、光のサイキックパワーの力が無くなって役に立たなくなるから。
だけど、来るたびに私の身体を押し倒し、手を這わせ唇で舐め回してくる。そして、欲望で滾った雄を私の口の中に挿れ、穢れた毒を放出し無理やり飲ませた。
地獄のような日々に、毎日枕を濡らす。
翔琉さんが必ず助けに来てくれると信じ、なんとか生きながらえてた。
仕事が多忙とはいえ、テレポート使えば一瞬で来れるから、私をさらうだけならいつでもできる。
賀茂蓮翔がいつ私の前に現れてもおかしくなかった。
7月の終わり。
心臓手術を行った患者が胸の痛みを看護師に訴え、超音波検査機器を持って、病室に向かった。
翔琉さんは手術前説明で予定オペする患者さんの病室を巡回しないといけなく、私1人で駆けつけ、心臓エコー検査を行う。
心臓は全く問題ない。
傷口も丁寧に縫われ、こまめに消毒しているから膿んでない。
ストレスによるものと思われるから、軽い精神安定剤を出した。
重たい超音波検査を医療機器管理室に戻しにいく。
医療機器管理室から出ようとした時、背後から誰かが覆い被さってきて、私の口を手で塞ぎ、テレポートをした。
連れてこられたのは、地下室の部屋。
壁全面に厚い水晶プレートが張られてたバスルームとトイレと洗面所がある1Kの部屋に押し込まれた。
リビングにはベッドだけ置かれ、壁一周には巨大な水晶の原石が並べられてる。
「……ここはどこ?」
「賀茂商社ビルディング地下3階、隠れ部屋」
私を拉致したのは、賀茂蓮翔。
代表取締役社長を務める会社の本社ビルの地下に、私を監禁する部屋を作ってた。
部屋に入ってから、身体に力が入らない。
水晶が私のサイキックパワーを吸収しているからかもしれない。
立ってられないぐらい私はぐったりしているのに、賀茂蓮翔は平然としてる。
「水晶は闇の力は吸収しない。だから、俺のサイキックパワーは吸収されない」
地べたに座り込む私を抱き上げ、ベッドに下ろす。
「この部屋の存在が公になったらまずいからな。お前に世話係をつける事はできない。」
白衣とスクラブを脱がされ、下着まで脱がされ、左脚にまた鎖がついた足環を嵌められ、繋がれた。
「一生死ねまでここで生活を送って貰う。貴方の光のサイキックパワーを賀茂財閥繁栄のために使わせて貰う」
そう言い残し、賀茂蓮翔は私が身につけていた服を手に持ち、テレポートで出て行った。
キッチンには大きな冷蔵庫と食料庫があり、1週間ぐらい生活ができる食材が用意されていた。
食事をとる気にもなれず、ひたすらベッドに横になっていた。
光のサイキックパワーは無限の力があるからか、飲まず食わずでも死なない。
水晶にサイキックパワーを吸収されるのに身体が慣れ、疲労感もすぐに無くなった。
自力で逃げ出す方法を考える。
私の力では世界で1番硬い物質カルビンで作られた足環と鎖を切る事はできない。
水晶がサイキックパワーを吸収するから、この部屋で力を使えない。
絶望的だった。
週に2度、賀茂蓮翔がゴミの回収と食料補充でこの部屋にくる。
「……メシ、喰えよ」
お風呂には入っても、食事は一切とってない。
監禁されてから、どれくらい時間がた立ったのだろう。
カレンダーもないから、曜日感覚もなく、スマホやパソコンどころかテレビも無いから、外の情報が一切入ってこない。
「光のサイキックパワーも無限とはいえ、枯れるだろう。死なれたら困る。メシ喰え!!」
賀茂蓮翔が布団にくるまってる私のところにきて、最高級食パン、ノアレザムの生食パン蜂蜜クリーム2斤を突き出してきた。
前の日の夜から並ばないと買う事ができない大人気の生食パンだけど、食べる気にならない。
「喰えと言ってるだろうが!!」
くるまっている掛け布団を賀茂蓮翔に剥ぎ取られた。
「……布団、返して」
上半身を起こし、右腕で胸を足の付け根を、左手で脚の付け根を隠す。
こんな辱めを受け、辛くてならない。
賀茂蓮翔は私を犯す事はない。
万が一私に子供ができたりしたら、光のサイキックパワーの力が無くなって役に立たなくなるから。
だけど、来るたびに私の身体を押し倒し、手を這わせ唇で舐め回してくる。そして、欲望で滾った雄を私の口の中に挿れ、穢れた毒を放出し無理やり飲ませた。
地獄のような日々に、毎日枕を濡らす。
翔琉さんが必ず助けに来てくれると信じ、なんとか生きながらえてた。
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