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ラストバトル 結末
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翔琉さんが選んでくれたクリスチャンディオールの総レースピンクグレージュワンピースドレスに身を包む。
美容院で髪をセットし、メイクも施して貰い、翔琉さんとパーティー会場の銀座帝王ホテルに向かう。
「闇の力を失っていれば危害は加えられない」
凛子様という高貴なお方と結婚するのだから、破談リスクを負ってまで私みたいなサイキックパワーしか利用価値の無い私に執着するしないだろう。
大ホールで行われた婚約披露パーティー。
コース料理とは別に、多種多様な豪華な料理がビュッフェ形式で用意されていた。
婚約の儀ではないから、自由な感じで、ただ、来場されてる方と食事を楽しむといった形で、豪華な料理に舌鼓をうつ。
「奏音さん、翔琉さん、出席して下さりありがとうございます」
凛子様が挨拶回りで忙しい中、私と翔琉さんのところに来てくださった。
賀茂蓮翔は賀茂財閥の御曹司。
婚約披露パーティーは当人主催だからお偉いさんはいない。
とはいえ、交友関係が広い賀茂蓮翔の招待客は500人以上いそうだった。
「奏音、このサーモンのマリネとローストビーフ、伊勢海老のタルタルソース、美味いぞ!!」
せっかくだからビュッフェメニューも楽しむ。
食べる事でサイキックパワーは多少なり作られる。
攻撃系サイキックパワーを酷使している翔琉さん達のブラックホールな胃袋は理にかなっていて、食べないと力がなくなる、私も太る事を気にせずなるべく食べるようにした。
「「「キャーー!!」」」
翔琉さんとビュッフェコーナーで料理をよそっていたら、外から悲鳴が聞こえた。
会場から出ると、廊下に招待客とホテルマン、警備隊が血まみれで何人も倒れていた。
「……賀茂蓮翔、殺す」
両手が血まみれで、服には返り血で赤く染まった目が座った挙動不審な男が立っていた。
「奏音、離れろっ!!」
無差別に人に危害を加えていく極悪人は1人ではなく7人もいた。
油断して会場から出て立ち止まっていたから、目の座った極悪人に一斉攻撃され、私を庇い、翔琉さんが背中に重傷の怪我を負ってしまった。
炎系のサイキックパワーの使い手がいたのかホテル内に火が放たれ、焼け野原になる。
「お、お前ら、サイキックパワーの使い手だったのか!!」
会場外に出てきた賀茂蓮翔が、反抗者7人の顔を見て固まる。
「これさえあれば、なんでもできる」
極悪人達が腕に着けていたのは、私のサイキックパワーを吸収した水晶で作ったブレスレットだった。
賀茂蓮翔が7人を始末しようと技を出そうとするも、闇系サイキックパワーは使えない。
婚約披露パーティーでタキシードを着用しているのもあり、サイキックパワー放出クリスタルを所持してないようだった。
私は攻撃系の力はない。
須藤さん達に助けを求めるテレパシーを送り、重傷を負った翔琉さんをキュアで回復させる事しかできない。
「お前を殺す。ジジーの妾の息子の癖に、優秀だからって賀茂財閥の総取になりやがって!!しかも、国のプリンセスと結婚か、赦せねぇーー!!」
主犯格は賀茂蓮翔の異母兄弟だった。
「奏音さん、お願い、蓮翔さんを助けて!!」
攻撃を受けそうな賀茂蓮翔を見て、凛子さんが叫んだ。
「ここにいる奴ら全員、俺が守る!!」
一斉攻撃を受け内臓まで損傷しているのに、翔琉さんは立ち上がり、反抗者の方に歩みよる。
「サイキックパワー世界大会で15回優勝している俺を、舐めるなよ!!」
7人にむかって、七色の光を放った。
「俺は攻撃系サイキックパワーを全て持ってる。未来予知とキュア以外は全て取得している!!」
頭に血が昇って暴走モードの翔琉さん。
ホテル内なのに反抗者達目掛けて攻撃系サイキック技を打ちまくり、7人は瀕死状態で倒れた。
「翔琉さん、もう辞めて!!」
攻撃を辞めない翔琉くんを背後から抱きしめる。
放出系サイキックパワークリスタルブレスレットでサイキックパワーを手に入れた7人は、もう攻撃する力も残ってなく、怪我を負い意識を失っている。
婚約披露パーティーはテロリストに襲われて中断し、犯人逮捕で事件的には無事解決となった。
警察が7人の犯人を連行し、消防隊と救急医が怪我人の治療と病院搬送をする。
「……神宮寺翔琉さん、天宮奏音さん、助けて下さりありがとうございます」
近づいてくる賀茂蓮翔に対して恐怖心から身体が震える。
「俺の闇のサイキックパワーは枯れたようだ」
反抗者に反撃を喰らわせられなかった事にショックを受けているようだった。
「サイキックパワーは偉大だ。クリスタルに貯めて利用してきたが、今日みたいに犯罪に使われるリスクがある。利用するのを辞める。天宮さん、君には酷い事をしたすまない。2度と君に危害は加えない」
賀茂蓮翔が私に頭を下げた。
財閥の総取。婚約披露パーティーでホテル側に損害を与え、招待客や従業員に怪我をさせてしまった事に対しての損害賠償と慰謝料の話をするため、彼はオーナー室へ向かった。
美容院で髪をセットし、メイクも施して貰い、翔琉さんとパーティー会場の銀座帝王ホテルに向かう。
「闇の力を失っていれば危害は加えられない」
凛子様という高貴なお方と結婚するのだから、破談リスクを負ってまで私みたいなサイキックパワーしか利用価値の無い私に執着するしないだろう。
大ホールで行われた婚約披露パーティー。
コース料理とは別に、多種多様な豪華な料理がビュッフェ形式で用意されていた。
婚約の儀ではないから、自由な感じで、ただ、来場されてる方と食事を楽しむといった形で、豪華な料理に舌鼓をうつ。
「奏音さん、翔琉さん、出席して下さりありがとうございます」
凛子様が挨拶回りで忙しい中、私と翔琉さんのところに来てくださった。
賀茂蓮翔は賀茂財閥の御曹司。
婚約披露パーティーは当人主催だからお偉いさんはいない。
とはいえ、交友関係が広い賀茂蓮翔の招待客は500人以上いそうだった。
「奏音、このサーモンのマリネとローストビーフ、伊勢海老のタルタルソース、美味いぞ!!」
せっかくだからビュッフェメニューも楽しむ。
食べる事でサイキックパワーは多少なり作られる。
攻撃系サイキックパワーを酷使している翔琉さん達のブラックホールな胃袋は理にかなっていて、食べないと力がなくなる、私も太る事を気にせずなるべく食べるようにした。
「「「キャーー!!」」」
翔琉さんとビュッフェコーナーで料理をよそっていたら、外から悲鳴が聞こえた。
会場から出ると、廊下に招待客とホテルマン、警備隊が血まみれで何人も倒れていた。
「……賀茂蓮翔、殺す」
両手が血まみれで、服には返り血で赤く染まった目が座った挙動不審な男が立っていた。
「奏音、離れろっ!!」
無差別に人に危害を加えていく極悪人は1人ではなく7人もいた。
油断して会場から出て立ち止まっていたから、目の座った極悪人に一斉攻撃され、私を庇い、翔琉さんが背中に重傷の怪我を負ってしまった。
炎系のサイキックパワーの使い手がいたのかホテル内に火が放たれ、焼け野原になる。
「お、お前ら、サイキックパワーの使い手だったのか!!」
会場外に出てきた賀茂蓮翔が、反抗者7人の顔を見て固まる。
「これさえあれば、なんでもできる」
極悪人達が腕に着けていたのは、私のサイキックパワーを吸収した水晶で作ったブレスレットだった。
賀茂蓮翔が7人を始末しようと技を出そうとするも、闇系サイキックパワーは使えない。
婚約披露パーティーでタキシードを着用しているのもあり、サイキックパワー放出クリスタルを所持してないようだった。
私は攻撃系の力はない。
須藤さん達に助けを求めるテレパシーを送り、重傷を負った翔琉さんをキュアで回復させる事しかできない。
「お前を殺す。ジジーの妾の息子の癖に、優秀だからって賀茂財閥の総取になりやがって!!しかも、国のプリンセスと結婚か、赦せねぇーー!!」
主犯格は賀茂蓮翔の異母兄弟だった。
「奏音さん、お願い、蓮翔さんを助けて!!」
攻撃を受けそうな賀茂蓮翔を見て、凛子さんが叫んだ。
「ここにいる奴ら全員、俺が守る!!」
一斉攻撃を受け内臓まで損傷しているのに、翔琉さんは立ち上がり、反抗者の方に歩みよる。
「サイキックパワー世界大会で15回優勝している俺を、舐めるなよ!!」
7人にむかって、七色の光を放った。
「俺は攻撃系サイキックパワーを全て持ってる。未来予知とキュア以外は全て取得している!!」
頭に血が昇って暴走モードの翔琉さん。
ホテル内なのに反抗者達目掛けて攻撃系サイキック技を打ちまくり、7人は瀕死状態で倒れた。
「翔琉さん、もう辞めて!!」
攻撃を辞めない翔琉くんを背後から抱きしめる。
放出系サイキックパワークリスタルブレスレットでサイキックパワーを手に入れた7人は、もう攻撃する力も残ってなく、怪我を負い意識を失っている。
婚約披露パーティーはテロリストに襲われて中断し、犯人逮捕で事件的には無事解決となった。
警察が7人の犯人を連行し、消防隊と救急医が怪我人の治療と病院搬送をする。
「……神宮寺翔琉さん、天宮奏音さん、助けて下さりありがとうございます」
近づいてくる賀茂蓮翔に対して恐怖心から身体が震える。
「俺の闇のサイキックパワーは枯れたようだ」
反抗者に反撃を喰らわせられなかった事にショックを受けているようだった。
「サイキックパワーは偉大だ。クリスタルに貯めて利用してきたが、今日みたいに犯罪に使われるリスクがある。利用するのを辞める。天宮さん、君には酷い事をしたすまない。2度と君に危害は加えない」
賀茂蓮翔が私に頭を下げた。
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