社畜、やり手CEOから溺愛されちゃいました

鳴宮鶉子

文字の大きさ
15 / 16

まさかの交際申し込み

しおりを挟む
月額300円でノベマガBOX内の連載小説と漫画が読み放題。
クリエイターさんと漫画家さんに対して高額な原稿料は出せないけど、広告料を分配して支払う事で同意して頂いた。

“らぶあげいん”の実写映画が大ヒットしたのもあり、恋愛ジャンルの作品が次々と実写映画化され、人気クリエイターさんがノベルスターに戻ってきてくれた。

「久遠寺まりん先生、今作、面白いです!!こうくるかって、感動しました!!」

『そう。杉瀬さんにそう言って貰えると嬉しいわ。ありがとう』

「“交際ゼロ日、離婚前提契約結婚”もうちでコミカライズして頂けますか?」

『お願いします!!』

ノベルスターに戻ってきて下さったクリエイターさんに、今現在投稿して下さってる作品についてで感想を伝え、コミカライズ化をお願いしたところ引き受けて下さり、ホッとする。

「ネット広告掲載頻度あげて下さい」

ヒットしそうな作品をネット広告で宣伝する事で、コミックサイトのランキングの上位になり、ノベルスターの作品の知名度があがった。

「ノベルスター、絶世期に戻ったな」

利用ユーザーが減り作品投稿してくれるクリエイターがいなくなり利用ユーザーが減っていたノベルスターは、サイバープロジェクトの子会社になり、無事に経営回復できた。


「“バトル探偵”の連載漫画のおかげです。神崎CEO、ありがとうございます」

トップシークレットな誰も知る人がいない神崎CEOが神坂一輝だという事。

それを私は知ってる。
偶然という必然か、神崎CEOとBARで会って、秘密を知ってしまったから。

「……杉瀬さんにBARで会ってなかったらノベルスターをM&Aで買収しなかったし、“バトル探偵”の続編を執筆するつもりなかった」

「……」

水、金曜日の午前中は、サイバープロジェクト本社の社長室に出勤で、神崎CEOと2人きりでミーティングをしてる。

執務机につきパソコンのキーボードを見事なブラインドタッチで叩いて仕事をしていた神崎CEOが手を止め、目の前に立ってる私の方を見つめてそんな事を言い出すから、慌てふためく。

「杉瀬理音さん、俺と結婚前提で付き合ってくれますか?」

神崎CEOとノベルスターで再会して、1年が経った。
私と一夜限りの関係を持った事なんて覚えてないような態度をとっていたけど、覚えていてくれて、ノベリスタ買収して経営立ち直しをしてくれて、“バトル探偵”の続編を執筆してコミカライズで勝負かけてくれた。

「私でいいんですか?神崎CEOには私より相応しい人がいると思いますが……」

「杉瀬さんがいい。“バトル探偵”の大ファンでいてくれて、真面目に仕事に取り組んでる姿勢もいい」

執務机から立ち上がり、私の側に歩み寄ってきた神崎CEOに左手を持たれ、キスを落とされた。

「理音、俺のパートナーになって。大切にするから」

「よろしくお願いします」

「やっと理音に気持ちを伝えられた」

私の体を抱き寄せ、両腕でぎゅっとしっかり抱きしめ神崎CEOが私の耳元で囁く。

「神崎CEO?」

「2人きりの時は遥輝って呼んで!!」

「遥輝さん?」

「何?理音」

一面ガラス張りの社長室。
隣のオフィスに勤めてる人に見られたら恥ずかしいと思いつつ、遥輝さんと唇を重ねた。


しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

諦めて身を引いたのに、エリート外交官にお腹の子ごと溺愛で包まれました

桜井 響華
恋愛
旧題:自分から身を引いたはずなのに、見つかってしまいました!~外交官のパパは大好きなママと娘を愛し尽くす ꒰ঌシークレットベビー婚໒꒱ 外交官×傷心ヒロイン 海外雑貨店のバイヤーをしている明莉は、いつものようにフィンランドに買い付けに出かける。 買い付けの直前、長年付き合っていて結婚秒読みだと思われていた、彼氏に振られてしまう。 明莉は飛行機の中でも、振られた彼氏のことばかり考えてしまっていた。 目的地の空港に着き、フラフラと歩いていると……急ぎ足の知らない誰かが明莉にぶつかってきた。 明莉はよろめいてしまい、キャリーケースにぶつかって転んでしまう。そして、手提げのバッグの中身が出てしまい、フロアに散らばる。そんな時、高身長のイケメンが「大丈夫ですか?」と声をかけてくれたのだが── 2025/02/06始まり~04/28完結

ヤンデレエリートの執愛婚で懐妊させられます

沖田弥子
恋愛
職場の後輩に恋人を略奪された澪。終業後に堪えきれず泣いていたところを、営業部のエリート社員、天王寺明夜に見つかってしまう。彼に優しく慰められながら居酒屋で事の顛末を話していたが、なぜか明夜と一夜を過ごすことに――!? 明夜は傷心した自分を慰めてくれただけだ、と考える澪だったが、翌朝「責任をとってほしい」と明夜に迫られ、婚姻届にサインしてしまった。突如始まった新婚生活。明夜は澪の心と身体を幸せで満たしてくれていたが、徐々に明夜のヤンデレな一面が見えてきて――執着強めな旦那様との極上溺愛ラブストーリー!

手のかかる社長から狂愛されちゃいました

鳴宮鶉子
恋愛
手のかかる社長から狂愛されちゃいました

結婚式に代理出席したら花嫁になっちゃいました

ゆきりん(安室 雪)
恋愛
美希は平日派遣の事務仕事をしているが、暇な土日に便利屋のバイトをしている。ある日、結婚式の友人の代理出席をする予定で式場にいたのに!? 本編は完結してますが、色々描き足りなかったので、第2章も書いています。

サイコパス社長の執着溺愛は異常です

鳴宮鶉子
恋愛
サイコパス社長の執着溺愛は異常です

スパダリな義理兄と❤︎♡甘い恋物語♡❤︎

鳴宮鶉子
恋愛
IT関係の会社を起業しているエリートで見た目も極上にカッコイイ母の再婚相手の息子に恋をした。妹でなくわたしを女として見て

イケメン社長からの猛烈求愛

鳴宮鶉子
恋愛
イケメン社長からの猛烈求愛

あなたがいなくなった後 〜シングルマザーになった途端、義弟から愛され始めました〜

瀬崎由美
恋愛
石橋優香は夫大輝との子供を出産したばかりの二十七歳の専業主婦。三歳歳上の大輝とは大学時代のサークルの先輩後輩で、卒業後に再会したのがキッカケで付き合い始めて結婚した。 まだ生後一か月の息子を手探りで育てて、寝不足の日々。朝、いつもと同じように仕事へと送り出した夫は職場での事故で帰らぬ人となる。乳児を抱えシングルマザーとなってしまった優香のことを支えてくれたのは、夫の弟である宏樹だった。二歳年上で公認会計士である宏樹は優香に変わって葬儀やその他を取り仕切ってくれ、事あるごとに家の様子を見にきて、二人のことを気に掛けてくれていた。 息子の為にと自立を考えた優香は、働きに出ることを考える。それを知った宏樹は自分の経営する会計事務所に勤めることを勧めてくれる。陽太が保育園に入れることができる月齢になって義弟のオフィスで働き始めてしばらく、宏樹の不在時に彼の元カノだと名乗る女性が訪れて来、宏樹へと復縁を迫ってくる。宏樹から断られて逆切れした元カノによって、彼が優香のことをずっと想い続けていたことを暴露されてしまう。 あっさりと認めた宏樹は、「今は兄貴の代役でもいい」そういって、優香の傍にいたいと願った。 夫とは真逆のタイプの宏樹だったが、優しく支えてくれるところは同じで…… 夫のことを想い続けるも、義弟のことも完全には拒絶することができない優香。

処理中です...