ハイスペック上司からのドSな溺愛

鳴宮鶉子

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この関係はなんなのか

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「……莉愛、早く寝たいでしょ?」

「……そっちの寝たいじゃなくて、sleepの方の寝たいです!!」

ブラック企業だけど、社員の過労死と鬱病はまずいから、徹夜明けの次の日は22時までしか残業できない事になっている。

昨日、須藤さんと徹夜でバンダンナミコエンターテイメントの新作ゲームアプリのプログラムを書き換えたをしていた私。
ギリギリまで残業をし、須藤さんとオフィスビルを出た。

そして、当たり前のように連れてこられたのは、須藤さんが住んでいるオフィスビルから徒歩5分の所にあるグランドパーク赤坂ザ・タワーの最上階。

ベランダ部分がサンルームになっていて、ダイニングリビングが広い4LDKの間取りの高級マンション。

ブラック企業勤務だから残業代は一律5万円しかでない。
専門職だから給料は気持ち貰ってる方だけど、激務な業務を考えると割に合わない。

初めて須藤さんのマンションにきた時に、PMになると給料がグッと上がるんだと思った。
実際はそんなわけなく、デイトレードで貯蓄を増やし、このマンションをキャッシュで購入し、現在も月に100万円以上株で儲けてると聞いた。

ブラック企業だから低賃金で社畜として一生働かされ続ける。
遣り甲斐のある仕事だからなんとか続けられてる。
でも、徹夜や深夜勤務当たり前で女性だからといって残業は間逃れない仕事柄、徒歩圏内にあるおんぼろアパートを借りて生活をしてたけど、家賃だけで給料日の半分が飛んでしまい、かなり厳しい生活を強いられた。


「……さっさと愉しんで、一緒にsleepしよう」

玄関に入るなり須藤さんに抱きしめられ、耳元で囁かれる。
パンプスを脱いで部屋に上がると、私は須藤さんに手を引かれて寝室に連れていかれる。

半年前に深夜時間帯の夜道を1人歩いて帰っていた時に変質者に襲われ、間一髪の所を須藤さんに助けられた。

あの事件が起きた以降、私はアパートを解約して須藤さんと同棲してる。
そして、人通りが少ない時間帯に出歩く時は、私の隣には常に須藤さんがいる。

「……莉愛、すぐに気を失わせてあげるから」

耳たぶを悪戯っぽく食されながら低い声で囁かれ、耳が弱い私はそれだけで、身体が熱く疼きだす。

寝室な入るとすぐに立ったままワンピースを脱がされ、そして、ベッドに組み敷くとストッキングと下着もすぐに剥ぎ取る。

私が着ている服は、全て須藤さんが選び買い与えられてる。
背中にあるファスナーを下げたらストッと脱げる、脱がせやすいワンピースをほぼ毎日着せられてる。

せっかちな須藤さんだから、私だけ脱がせて、自分はスラックスのジッパーを下げるだけの事が多い。

徹夜明けで睡眠時間を確保したいためか、たんに私にむしゃぶりつきたいためなのか、ジャケットを脱いでネクタイを外し、1番上のボタンだけ外して、私を抱く。

多忙極まる日時を過ごしてるから致し方がない事かもしれないけど、私だけ翻弄されて、いつも意識をなくして寝落ちしてる。

私は須藤さんに快楽を与えて貰ってるだけで、私から彼に気持ちよくなって貰おうと奉仕する事はない。

「あっ……、ひぁあんっ!?」

胸の先端をいきなりきゅっと摘まれ、ビクンと跳ねた。
指の腹でクリクリと捏ね回され、立ち上がった中心の実を味わうように舌でペロッと舐めたと思ったら唇で吸いあげられ、あまりの気持ちよさに甲高い喘ぎ声をあげてしまう。

「……ここ、もうできあがってる」

大きな手が身体を這いながら脚の付け根へ降り、長くて指が秘裂をなぞると私の愛壷から溢れ出ている愛蜜が纏わりつき、クチュクチュと卑猥な音をたてる。

「……やっ、ぁ……あんっ」

硬くなってる芽の周りをくすぐるように円を描くよう弄られ、はしたないぐらい蜜が溢れてる蜜口に舌を入れられ蜜を啜られ、たまらない愉悦に身体を震わせる。

親指ですっかり膨らんだ芽を弄られ、中指を蜜口に差し込まれ、感じるところをグリグリ攻撃され、快感が迫り上がり、あっけなく中身へ昇りつめた。

下肢の奥がジンと痺れ、ピクピクと収斂を繰り返す隘路から指を引き抜くと、須藤さんはせわしくスーツを脱ぎ捨て、太く硬く勃ちあがった雄にゴムをつけて割り入ってきた。

最奥まで貫かれ、腰をグリグリ押し付けられると頭の中が真っ白になるぐらいの強烈な愉悦に襲われ、全身がピクピクと跳ね、意識を飛ばしてしまう。

私は毎日、須藤さんに、こんな感じで寝かしつかされてる。
薄い膜越しに出されたものの熱さと、ピクピクと痙攣する雄を感じ、私は眠りにつく。


私と須藤さんの関係はなんなのか。
上司と部下で、一緒に暮らしていて肉体関係がある。

でも、恋人ではない。
告白された事はないし、私からもしてない。

ブラック企業に勤めてるから、基本的に休みなどない。
サービス残業は当たり前な会社だから、週末に休めるのは特別な予定がある日だけ。

GW、お盆に年始年末休暇もない年もあった。

高専卒だから、いくら難関国家資格を何個か取得していたとしても就職は不利で辞めずに勤めてた。

でも、5年間勤めたら実務経験としてプラスに転じ、国家資格のPMも取得した今、転職は可能だと思う。

須藤さんの右腕を勤めたいという気持ちはあるけれど、仕事を辞めて、別の地に移り住みたいという想いが芽生えてた。



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