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婚約者との一夜 【回想】 side 神崎拓海
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俺には親が決めた許嫁がいる。
5歳年下の永倉凛子。
TATAの創業者一族の末裔で俺と同じ立場の子。
歳の差が離れているのもあり、彼女が高校を卒業するまでは恋愛対象には思えなかった。
幼児の頃から物静かで人生を諦めたような表情を浮かべていた凛子。
庇護欲から彼女を幸せにしてあげたいという想いに駆られた。
だから、凛子との婚姻に俺は不満はなかった。
私立中高一貫男子校での寮生活。
習い事先に女の子はいたけど、付き合いたいと思える子はいなかった。
大学生になってからはそれなりにモテたのもあり、その場限りの関係で付き合った子は某アイドルグループと同じ数、いや、それ以上いた。
5年で4ダースぐらいだから、手当たり次第に付き合ったわけではない。
束の間の交際になるから、本気になれないし、本気になられても困る。
婚約者の凛子が高校卒業するまで、割り切って女の子と遊んでいた。
『拓海、結婚するまではお互い自由恋愛しよう。結婚後も跡取りできたらそれ以降は仮面夫婦になろう』
高校卒業した凛子と初のデート。
婚約者だからこれから関係性を深めていこうとする日に、俺はとんでもない提案をされた。
凛子が通う女子校まで俺のプレイボーイという噂が広まってるのかと焦る。
だけど、俺は凛子と結婚すると心に決めている。
『俺は凛子と愛情がある夫婦になりたい』
遊んだ女の子達との関係はきれいに精算してる。
これからは凛子だけを大切に愛していく。
『……結婚は逃れられないからするしかないけど、自分から好きになった人と束の間の恋愛をしたい』
私立中高一貫女子校を卒業したばかりの凛子。
他の男を知らないまま、親が決めた相手と結婚するのが嫌だった。
凛子の気持ちは分からないわけじゃない。
不誠実だが性欲を満たすために何人もの女の子と付き合っていた。
盛りのつく年頃だから致し方がない事。
付き合った女の子の中に本気に好きになった子はいない。
『ねぇ、私の初めて拓海にあげるから、だから、結婚するまでは自由にさせて』
女子高を卒業したばかりの凛子。
もちろん男を知らない体。
将来結婚して夫婦になる凛子。
俺だけしか知らないのは可哀想な気はする。
だけど、将来を共にしない束の間の恋人に凛子の初瓜を奪われたくない。
『わかった。大学卒業するまでだからな』
凛子を俺の部屋に連れていき、他の男に奪われる前に純潔を頂く事にした。
男を知らない無垢な体。
今まで抱いた女の子とは違う。
細い白い手足の割に、胸とお尻には女性らしい柔らかい丸みがある。
ベッドに押し倒して、ワンピースを脱がせ、キャミソールと下着だけの姿にし、恥ずかしさに顔を赤める凛子の姿に欲情する。
キャミソールの肩紐を降ろし、ブラジャーから膨らみを掴み出し、ピンクな蕾と見事な谷間にむしゃぶりつく。
こんな見事な体に育ってるとは思いにもよらなかった。
夢中で頂を舐めてしゃぶって、空いてる方の蕾も指で捏ね回す。
「んっ……ふ……」
「……初めてのはずなのに感じてるの?可愛い」
甘い喘ぎ声に興奮する。
形のいい唇に舌を割入れ、深い口づけをする。
彼女の唾液が甘く感じる。
手の中で形を変える胸のふくらみをやわやわと弄びながら、耳裏、首筋、胸元に唇を這わせ、一気にキャミソールを脱がせた。
「美しい」
見事なくびれに無駄に肉がついてなく縦線が見えるお腹に手が伸びる。
脇腹……腰……背中……と掌を這わせ、お腹にキス痕をつける。
「ここを可愛がらせて」
ショーツを一気に剥ぎ取る。
感じたのか湿っていた。
「い、……いやっ!!」
両脚を持ち広げ、彼女の足の付け根に顔を埋め、甘い香りがする濡れた秘裂を舌で舐め回す。
「んんっ」
とろりと蜜を零す入り口を両手で開き、蜜口の上にある敏感な花芽を優しく指で撫でる。
「ひゃあん」
花芽を撫でて刺激すると凛子の体は震え、蜜が溢れ出る。
ゆっくりと開く蜜口に少しずつ指を押し込み、熱く締め付ける内側をこすり上げ、硬く閉ざされた入り口を、根気よく柔らかく溶かす。
蜜壺を攻め立てると、やがて、彼女の奥が収縮し始め、その震えが指を締め付けた。
「もう限界。……挿れさせて」
ベッドのヘッドボードの引き出しに入った避妊具を取り出し、服を全て脱ぎ捨て、装着し、彼女の温かい秘部に挿入する。
鋭い痛みが走ったのか、体を強張らせる凛子。
悲痛な表情を浮かべる彼女を抱きしめ、体を押し開いて行く。
感じやすい体だけど、紛れなく処女だった。
痛みをぎゅっと唇を噛んでこらえている凛子に申し訳ないが、欲情が治らず、何度も抱いた。
このまま結婚するのもいいかと、避妊具は最初しか使わなかった。
大学卒業まで凛子を自由にすると言った事を俺は絶望するほどに後悔した。
5歳年下の永倉凛子。
TATAの創業者一族の末裔で俺と同じ立場の子。
歳の差が離れているのもあり、彼女が高校を卒業するまでは恋愛対象には思えなかった。
幼児の頃から物静かで人生を諦めたような表情を浮かべていた凛子。
庇護欲から彼女を幸せにしてあげたいという想いに駆られた。
だから、凛子との婚姻に俺は不満はなかった。
私立中高一貫男子校での寮生活。
習い事先に女の子はいたけど、付き合いたいと思える子はいなかった。
大学生になってからはそれなりにモテたのもあり、その場限りの関係で付き合った子は某アイドルグループと同じ数、いや、それ以上いた。
5年で4ダースぐらいだから、手当たり次第に付き合ったわけではない。
束の間の交際になるから、本気になれないし、本気になられても困る。
婚約者の凛子が高校卒業するまで、割り切って女の子と遊んでいた。
『拓海、結婚するまではお互い自由恋愛しよう。結婚後も跡取りできたらそれ以降は仮面夫婦になろう』
高校卒業した凛子と初のデート。
婚約者だからこれから関係性を深めていこうとする日に、俺はとんでもない提案をされた。
凛子が通う女子校まで俺のプレイボーイという噂が広まってるのかと焦る。
だけど、俺は凛子と結婚すると心に決めている。
『俺は凛子と愛情がある夫婦になりたい』
遊んだ女の子達との関係はきれいに精算してる。
これからは凛子だけを大切に愛していく。
『……結婚は逃れられないからするしかないけど、自分から好きになった人と束の間の恋愛をしたい』
私立中高一貫女子校を卒業したばかりの凛子。
他の男を知らないまま、親が決めた相手と結婚するのが嫌だった。
凛子の気持ちは分からないわけじゃない。
不誠実だが性欲を満たすために何人もの女の子と付き合っていた。
盛りのつく年頃だから致し方がない事。
付き合った女の子の中に本気に好きになった子はいない。
『ねぇ、私の初めて拓海にあげるから、だから、結婚するまでは自由にさせて』
女子高を卒業したばかりの凛子。
もちろん男を知らない体。
将来結婚して夫婦になる凛子。
俺だけしか知らないのは可哀想な気はする。
だけど、将来を共にしない束の間の恋人に凛子の初瓜を奪われたくない。
『わかった。大学卒業するまでだからな』
凛子を俺の部屋に連れていき、他の男に奪われる前に純潔を頂く事にした。
男を知らない無垢な体。
今まで抱いた女の子とは違う。
細い白い手足の割に、胸とお尻には女性らしい柔らかい丸みがある。
ベッドに押し倒して、ワンピースを脱がせ、キャミソールと下着だけの姿にし、恥ずかしさに顔を赤める凛子の姿に欲情する。
キャミソールの肩紐を降ろし、ブラジャーから膨らみを掴み出し、ピンクな蕾と見事な谷間にむしゃぶりつく。
こんな見事な体に育ってるとは思いにもよらなかった。
夢中で頂を舐めてしゃぶって、空いてる方の蕾も指で捏ね回す。
「んっ……ふ……」
「……初めてのはずなのに感じてるの?可愛い」
甘い喘ぎ声に興奮する。
形のいい唇に舌を割入れ、深い口づけをする。
彼女の唾液が甘く感じる。
手の中で形を変える胸のふくらみをやわやわと弄びながら、耳裏、首筋、胸元に唇を這わせ、一気にキャミソールを脱がせた。
「美しい」
見事なくびれに無駄に肉がついてなく縦線が見えるお腹に手が伸びる。
脇腹……腰……背中……と掌を這わせ、お腹にキス痕をつける。
「ここを可愛がらせて」
ショーツを一気に剥ぎ取る。
感じたのか湿っていた。
「い、……いやっ!!」
両脚を持ち広げ、彼女の足の付け根に顔を埋め、甘い香りがする濡れた秘裂を舌で舐め回す。
「んんっ」
とろりと蜜を零す入り口を両手で開き、蜜口の上にある敏感な花芽を優しく指で撫でる。
「ひゃあん」
花芽を撫でて刺激すると凛子の体は震え、蜜が溢れ出る。
ゆっくりと開く蜜口に少しずつ指を押し込み、熱く締め付ける内側をこすり上げ、硬く閉ざされた入り口を、根気よく柔らかく溶かす。
蜜壺を攻め立てると、やがて、彼女の奥が収縮し始め、その震えが指を締め付けた。
「もう限界。……挿れさせて」
ベッドのヘッドボードの引き出しに入った避妊具を取り出し、服を全て脱ぎ捨て、装着し、彼女の温かい秘部に挿入する。
鋭い痛みが走ったのか、体を強張らせる凛子。
悲痛な表情を浮かべる彼女を抱きしめ、体を押し開いて行く。
感じやすい体だけど、紛れなく処女だった。
痛みをぎゅっと唇を噛んでこらえている凛子に申し訳ないが、欲情が治らず、何度も抱いた。
このまま結婚するのもいいかと、避妊具は最初しか使わなかった。
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