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部長が元カレなんて有り得ない!!
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日曜日のお昼時。
大学時代の親友 佐倉 花音(さくら かのん)を誘って京都駅側にあるイタリアン sorrisoにやってきた。
ランチで混み合う時間を避けるために2時に待ち合わせをして、海の幸のトマトクリームパスタとピンクグレープフルーツジュースを注文した。
「飲み過ぎて一夜限りの情事、3割の女性が経験してるし、仕事のパートナーとやらかしたのは気まずいかもしれないけど結衣がその人の事が好きじゃないなら毅然とした態度で断り続けるしかなくない」
ITベンチャー企業 クエッションで、ブログと女性のための掲示板、小説投稿サイトなどの広報部に勤務してる 花音。
「一夜限りの情事、男性の7割がタイプの女性と酒席と同席すると企むみたいよ」
スマホで検索して書いてある事を読み上げる。
「生理的に受け付けないようなブサメンにやられたとか?」
「嫌、見た目はパーフェクトだよ。有名人でいうと東大生IQクイズの藤丸くんに似た感じの愛くるしい顔したイケメン。背も高くて身体も引き締まってる」
「ーーいいなぁ!!わたしなら絶対に付き合うわ!!」
イケメン好きの理想が高い花音。大学時代からカッコいい男性と付き合い、捨てられるを繰り返していた。
今は仕事が多忙で誰とも付き合ってないらしいけれど、大学時代の友人のつてでコンパを企画し、有能でカッコいい男と知り合うための努力をしてる。
「うちら、今年で28歳だよ。大学時代の友人も同期も今、結婚ラッシュじゃん。毎週のように結婚式に呼ばれてて虚しくなるよ」
花音が半熟卵とベーコンのカルボナーラをホースに巻きつけながらため息をつく。
「……確かに、最近『結婚しました』って報告よく受けるね。仕事がら休みが不規則だから祝いだけ書留で送ってるけど、月に5人ずつぐらい連絡受けてる気がする」
「今月は6月だから職場の子をいれたら8人も結婚して、御祝儀貧乏になってるよ、わたし……」
女友達が多い花音。理由をつけて結婚式を欠席するわたしと違って予定が空いてると出席している。
「……結婚したいな。せめて、恋人が欲しい!!」
同い年の女の子達の結婚ラッシュを目の当たりにし、親友の焦りが伝わり、わたしもそろそろ恋人を作り結婚を考えないといけないなと思ってしまった。
任天社の新作ゲーム機 スピッチの広告宣伝の進行確認を行いつつ、新作ゲームソフトのマリジなどの広告制作に入りつつ、ニッポン新薬の花粉市販薬とオモロンの血圧計の広告制作を進めるてる。
繁忙期の山は越えたけれどやらないといけない仕事は多く、仕事に追われてた。
支社は地元企業とのヒアリングのために営業と制作クリエィティブの戦略プランナーはいても、マーケティングや「TV担当プランナー」「雑誌担当プランナー」「デジタルメディア担当プランナー」「イベント担当プランナー」は本社東京のみにあり、広告案が完成したら広告制作会社に広告を受注し、東京の各プランナーに広告宣伝を委ねる。
クライアントの重役がテレビ取材で東京へ行く際は、支社の営業と戦略プランナーも付き添わないといけなくて、その時に東京本部の担当をしてるプランナーが計画をしてくれて親交を深めるための飲み会が東京駅付近で開いてくれる。
「京都支社の営業成績、今、好調ですねーー。特に倉木さんが担当してる任天社とオモロン、ニッポン新薬、ワコーンからの仕事の収益が全国で3位で、凄いですよ!!」
雑誌プランナーの新人ちゃんがわたしにお酌をしてくれた。
12人が集まり、しゃぶしゃぶと創作料理のお店で食べるのが中心の飲み会をする。
任天社の人気ゲームプロデューサー 柳原幹太のテレビ取材で永瀬と6時の新幹線で東京入りし、柳原幹太ゲームプロデューサーを9時に駅まで迎えに行き、各局を回り、18時に駅に送り届けプランナーの皆さんと食事をして21時の新幹線で京都に帰る予定にしてる。
「そうそう、来月から関西支社の制作クリエィティブ部広告制作部に配属される部長も呼んでるの」
本社でデジタルメディアプランナーをしてる大学時代の先輩の馬場楓(ばばかえで)さんが意味深な笑みを浮かべていう。
今いる部長が東京本部の戦略本部部長に赴任し、新しく本社から課長がくる事は噂で聞いてた。
名前を見ても東京本社にいる社員のことは知らないから気にしてなかった。
戦略プランに関して博識な人が部長として赴任してきたらいいなと思いながらローストビーフと真鯛のカルパッチョを摘みながら梅酒を飲んでいたら、飲み会会場に……見知ってる人が入ってきた。
「きゃー、須賀課長!!」
顔が思わず引き攣る。
わたしが大学時代から就職してすれ違い生活から別れた元カレ。
わたしの初カレで唯一付き合った男が入ってきた。
「須賀、こっち!!」
楓が入ってきた須賀大輝を手招きし、わたしの横に座らせた。
「結衣、明日は土曜日で仕事休みでしょ?新幹線の特急券の時間を明日に変更してさ、この後、慎介呼んで4人で飲もうよ。報告したい事あるし」
楓に誘われて困る。楓と2人でなら考えるけど、大輝も一緒となると話は別だ。
楓の大学時代から続いてるソミーのパソコンのソフト開発をしてる慎介も呼ぶとは言っても、楓と慎介はかなり熱々のカップルでそれを見せつけられながらと元カレと一緒にお酒を飲むなんてたまったもんじゃない。
「倉木さんと佐倉さんと須賀さんってどういう関係なんですか?」
わたしの隣を大輝に取られた永瀬が聞いてきた。
「大学時代のサークル繋がり。わたし達、京都大学クイズ研究会、初代京大王だったの。最近は東京大学に押され気味だけどね」
「須賀さんが高校生クイズで3年連続優勝して、大学時代もテレビ番組にもひっぱりだこだったのは知ってたけど、佐倉さんと倉木さんもクイズ研究会繋がりで出てたりしてたの?」
「そうそう、そのおかげで学卒で深報堂に入社できた気がする」
楓、今日はお酒を飲むスピードが速くかなり酔っていて、大学時代のクイズ研究会の時のエピソードを熱く語り始めた。
「楓、そろそろお酒を飲むのを辞めたら?」
「結衣は全然飲んでないじゃん。結衣、今日は朝まで付き合ってね」
飲み放題プランで調子に乗ってビールを5杯飲んでからの梅酒、日本酒、ワインとちゃんぽんもしていてわたしがやらかした時以上に泥酔した。
「慎介のやつ、今日は8時半に東京駅に来いって言ってたのに」
飲み会がお開きになった後、新幹線に乗って帰ろうと思ってたけど楓を大輝に預けて帰るのが心配だから新幹線の特急指定券を明日の午後の便に変更した。
「慎介、残業で22時過ぎるって。この様子だと23時過ぎだな」
大輝が慎介にLINEメッセージを送ったらすぐ返信がきて、慎介が約束したのに仕事が終わらなくて遅れると聞き、不機嫌になった楓。
泥酔した楓はBARに行きたいと騒いでたけれど、さすがにこれ以上飲ますのは身体に悪いからなだめて駅横のドトーロでコーヒーを頼み時間を潰しをする事にした。
「楓、今日は家に帰ろう。送って行くから」
「嫌、帰らない。久しぶりに4人で飲みたい!!」
そう言いながら、ドトーロの机に伏せて眠りだした。
「……慎介来ないね。楓、熟睡してるし近くのビジネスホテルに連れて行って一緒に泊まるわ」
24時前になって慎介は現れず、ドトーロも閉店し終電も無くなるからiPhoneのSafariで東京駅側のビジネスホテルを検索する事にした。
「ゴメン、遅くなった……。結衣、久しぶり。大輝、楓がまたやらかして迷惑かけてごめんな」
疲れた顔をした慎介がドトーロの閉店間際に入ってきた。
「結衣、明日も東京にいるだろ?お昼に集まろう。終電なくなるし、解散で!!」
慎介が楓をおんぶし、ドトーロを出て行った。
「慎介の家、品川駅側だから。結衣、これからどうする?」
「……どうするも駅近のビジネスホテルを探してなかったらネットカフェに泊まるよ」
「……危ないからビジネスホテルまで送る」
元カレ新部長の大輝と2人きりになり、かなり気まずかった。
大学時代の親友 佐倉 花音(さくら かのん)を誘って京都駅側にあるイタリアン sorrisoにやってきた。
ランチで混み合う時間を避けるために2時に待ち合わせをして、海の幸のトマトクリームパスタとピンクグレープフルーツジュースを注文した。
「飲み過ぎて一夜限りの情事、3割の女性が経験してるし、仕事のパートナーとやらかしたのは気まずいかもしれないけど結衣がその人の事が好きじゃないなら毅然とした態度で断り続けるしかなくない」
ITベンチャー企業 クエッションで、ブログと女性のための掲示板、小説投稿サイトなどの広報部に勤務してる 花音。
「一夜限りの情事、男性の7割がタイプの女性と酒席と同席すると企むみたいよ」
スマホで検索して書いてある事を読み上げる。
「生理的に受け付けないようなブサメンにやられたとか?」
「嫌、見た目はパーフェクトだよ。有名人でいうと東大生IQクイズの藤丸くんに似た感じの愛くるしい顔したイケメン。背も高くて身体も引き締まってる」
「ーーいいなぁ!!わたしなら絶対に付き合うわ!!」
イケメン好きの理想が高い花音。大学時代からカッコいい男性と付き合い、捨てられるを繰り返していた。
今は仕事が多忙で誰とも付き合ってないらしいけれど、大学時代の友人のつてでコンパを企画し、有能でカッコいい男と知り合うための努力をしてる。
「うちら、今年で28歳だよ。大学時代の友人も同期も今、結婚ラッシュじゃん。毎週のように結婚式に呼ばれてて虚しくなるよ」
花音が半熟卵とベーコンのカルボナーラをホースに巻きつけながらため息をつく。
「……確かに、最近『結婚しました』って報告よく受けるね。仕事がら休みが不規則だから祝いだけ書留で送ってるけど、月に5人ずつぐらい連絡受けてる気がする」
「今月は6月だから職場の子をいれたら8人も結婚して、御祝儀貧乏になってるよ、わたし……」
女友達が多い花音。理由をつけて結婚式を欠席するわたしと違って予定が空いてると出席している。
「……結婚したいな。せめて、恋人が欲しい!!」
同い年の女の子達の結婚ラッシュを目の当たりにし、親友の焦りが伝わり、わたしもそろそろ恋人を作り結婚を考えないといけないなと思ってしまった。
任天社の新作ゲーム機 スピッチの広告宣伝の進行確認を行いつつ、新作ゲームソフトのマリジなどの広告制作に入りつつ、ニッポン新薬の花粉市販薬とオモロンの血圧計の広告制作を進めるてる。
繁忙期の山は越えたけれどやらないといけない仕事は多く、仕事に追われてた。
支社は地元企業とのヒアリングのために営業と制作クリエィティブの戦略プランナーはいても、マーケティングや「TV担当プランナー」「雑誌担当プランナー」「デジタルメディア担当プランナー」「イベント担当プランナー」は本社東京のみにあり、広告案が完成したら広告制作会社に広告を受注し、東京の各プランナーに広告宣伝を委ねる。
クライアントの重役がテレビ取材で東京へ行く際は、支社の営業と戦略プランナーも付き添わないといけなくて、その時に東京本部の担当をしてるプランナーが計画をしてくれて親交を深めるための飲み会が東京駅付近で開いてくれる。
「京都支社の営業成績、今、好調ですねーー。特に倉木さんが担当してる任天社とオモロン、ニッポン新薬、ワコーンからの仕事の収益が全国で3位で、凄いですよ!!」
雑誌プランナーの新人ちゃんがわたしにお酌をしてくれた。
12人が集まり、しゃぶしゃぶと創作料理のお店で食べるのが中心の飲み会をする。
任天社の人気ゲームプロデューサー 柳原幹太のテレビ取材で永瀬と6時の新幹線で東京入りし、柳原幹太ゲームプロデューサーを9時に駅まで迎えに行き、各局を回り、18時に駅に送り届けプランナーの皆さんと食事をして21時の新幹線で京都に帰る予定にしてる。
「そうそう、来月から関西支社の制作クリエィティブ部広告制作部に配属される部長も呼んでるの」
本社でデジタルメディアプランナーをしてる大学時代の先輩の馬場楓(ばばかえで)さんが意味深な笑みを浮かべていう。
今いる部長が東京本部の戦略本部部長に赴任し、新しく本社から課長がくる事は噂で聞いてた。
名前を見ても東京本社にいる社員のことは知らないから気にしてなかった。
戦略プランに関して博識な人が部長として赴任してきたらいいなと思いながらローストビーフと真鯛のカルパッチョを摘みながら梅酒を飲んでいたら、飲み会会場に……見知ってる人が入ってきた。
「きゃー、須賀課長!!」
顔が思わず引き攣る。
わたしが大学時代から就職してすれ違い生活から別れた元カレ。
わたしの初カレで唯一付き合った男が入ってきた。
「須賀、こっち!!」
楓が入ってきた須賀大輝を手招きし、わたしの横に座らせた。
「結衣、明日は土曜日で仕事休みでしょ?新幹線の特急券の時間を明日に変更してさ、この後、慎介呼んで4人で飲もうよ。報告したい事あるし」
楓に誘われて困る。楓と2人でなら考えるけど、大輝も一緒となると話は別だ。
楓の大学時代から続いてるソミーのパソコンのソフト開発をしてる慎介も呼ぶとは言っても、楓と慎介はかなり熱々のカップルでそれを見せつけられながらと元カレと一緒にお酒を飲むなんてたまったもんじゃない。
「倉木さんと佐倉さんと須賀さんってどういう関係なんですか?」
わたしの隣を大輝に取られた永瀬が聞いてきた。
「大学時代のサークル繋がり。わたし達、京都大学クイズ研究会、初代京大王だったの。最近は東京大学に押され気味だけどね」
「須賀さんが高校生クイズで3年連続優勝して、大学時代もテレビ番組にもひっぱりだこだったのは知ってたけど、佐倉さんと倉木さんもクイズ研究会繋がりで出てたりしてたの?」
「そうそう、そのおかげで学卒で深報堂に入社できた気がする」
楓、今日はお酒を飲むスピードが速くかなり酔っていて、大学時代のクイズ研究会の時のエピソードを熱く語り始めた。
「楓、そろそろお酒を飲むのを辞めたら?」
「結衣は全然飲んでないじゃん。結衣、今日は朝まで付き合ってね」
飲み放題プランで調子に乗ってビールを5杯飲んでからの梅酒、日本酒、ワインとちゃんぽんもしていてわたしがやらかした時以上に泥酔した。
「慎介のやつ、今日は8時半に東京駅に来いって言ってたのに」
飲み会がお開きになった後、新幹線に乗って帰ろうと思ってたけど楓を大輝に預けて帰るのが心配だから新幹線の特急指定券を明日の午後の便に変更した。
「慎介、残業で22時過ぎるって。この様子だと23時過ぎだな」
大輝が慎介にLINEメッセージを送ったらすぐ返信がきて、慎介が約束したのに仕事が終わらなくて遅れると聞き、不機嫌になった楓。
泥酔した楓はBARに行きたいと騒いでたけれど、さすがにこれ以上飲ますのは身体に悪いからなだめて駅横のドトーロでコーヒーを頼み時間を潰しをする事にした。
「楓、今日は家に帰ろう。送って行くから」
「嫌、帰らない。久しぶりに4人で飲みたい!!」
そう言いながら、ドトーロの机に伏せて眠りだした。
「……慎介来ないね。楓、熟睡してるし近くのビジネスホテルに連れて行って一緒に泊まるわ」
24時前になって慎介は現れず、ドトーロも閉店し終電も無くなるからiPhoneのSafariで東京駅側のビジネスホテルを検索する事にした。
「ゴメン、遅くなった……。結衣、久しぶり。大輝、楓がまたやらかして迷惑かけてごめんな」
疲れた顔をした慎介がドトーロの閉店間際に入ってきた。
「結衣、明日も東京にいるだろ?お昼に集まろう。終電なくなるし、解散で!!」
慎介が楓をおんぶし、ドトーロを出て行った。
「慎介の家、品川駅側だから。結衣、これからどうする?」
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