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シンデレラを手中に納める side理人

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俺がITに興味を持ったきっかけは自作ゲームアプリ開発と動画投稿を売りにしてる瀬川真彦社長が手がけてる【マリンラボ】というサイトだった。

俺は小学校4年生の時にそのサイトを知り、のめり込み、子供ながら独学でプログラミングを学んだ。
そして、瀬川真彦社長に弟子入りしたくて東京に早期に出るために親が条件にした東大理Ⅰに進学した。

【マリンラボ】でアプリゲームも動画投稿も常にベスト3にいる俺はそれをネタにし、瀬戸真彦社長に会い交渉し、バイトとして雇って貰い、しかも自宅に住まわせて貰って仕事をさせて貰った。

真彦社長の自宅に招かれて、俺は運命的な出会いをする。

『理人くん、うちの娘、真凛だ。中学1年生だけど私が3歳の時からプログラムスキルを教えてきた。だから、今、ここで私の片腕として新システム開発とトラブル対応をさせてる』

小さくて細く雪のように色が白いあどけない笑顔が天使のようだった真凛。
あまりの可愛さに俺は胸が高まった。
ひと目で俺は少女だった真凛に、恋をしてしまった。

『初めまして、瀬川真凛です。理人さん、これからよろしくお願いします』

俺は自分にロリコンじゃないと自制を効かせ、この日から毎日、早朝と夕方から深夜まで真凛と2人で真彦社長に任された新システムの開発と現システムの改善とトラブル対応をした。
そしてその合間に、マリンラボでクリエとしてゲームアプリと動画を作成し投稿した。
俺はランキング上位は当たり前で、俺の投稿作品が人寄せになって。
真凛が俺が作成したアプリゲームで遊んで動画を見て楽しんでくれる姿を見るのが楽しみだった。
だから、創作に力を入れて作品を投稿し続けた。

真凛と真彦社長の仕事部屋で2人でパソコンに向かっている時間が、俺にとってなによりも幸せだった。

ただ、少女だった真凛が大人に成長する姿を側で見ていて、絶対に手を出したらいけない社長令嬢にいかがわしい事をしでかそうとしてる雄の本能を抑える事が難しくなった。

大学修士で卒業するまで真彦社長の家でお世話になったけど、就職して会社に勤め出してからは1人暮らしを始めた。
女の体に成長した真凛に手を出しそうになる自分を抑えられなくなってた。
でも、土日は真彦社長の家を訪ね、真凛とこれまで通りと同じように過ごした。

真凛が愛しくてたまらなかった。

真凛が大学を卒業したら交際を申し込み、真凛を奥さんに貰えるよう、がむしゃらに仕事をし、新システム開発や大ヒットをあげるゲームアプリを開発した。
真彦社長に真凛への想いを伝え、真凛が俺を受け入れるなら結婚をしてもいいと承諾して貰った。

なのに、マリンラボ創業当時から働いていた幹部社員に裏切られ、同業会社にマリンラボは乗っ取られて、真彦社長は会社から追い出されてしまい、マリンラボが全てだった真彦社長はそれを苦に奥さんと自殺し、真凛はかなり憔悴してしまった。
乗っ取った同業会社と手筈をした幹部社員を今度は俺が追い出し、2度とIT企業で働けないようにしてやると復讐する事を決めた俺。
会社に居座り、デイトレで稼いだお金でマインラボと協力会社の株を着々と買いしめ、そして、仕事でも成果をあげ続けた。

だが、俺が仕事を辞めずに働いてるのが真凛に裏切り行為と思われたのか、真彦社長夫妻が亡くなって半年後、真凛は居なくなった。

俺は、真彦社長を自殺に追い込んだ幹部社員と協力会社を3月の株式総会で引きづりおろした。
そして、協力会社は倒産させ、マリンラボにビックデータ検索やオークションやショッピングサイト、ブログにネット証券などあらゆる機能を追加し、日本で3本の指に入るIT企業にした。

動力は復讐といつか真凛を手に入れるという執着心だった。

ショッピングサイトに出店してくれてる会社の御曹司をないがしろにできないから、頼まれたら、合コンに顔だけは出す。
ポータルサイトの運営は常にサイバーテロに晒されたり不具合が起きて、社員には任せられないから俺が常に目を光らせてた。

対応できる社員が育ってないのもある。
合コンに出向かないといけないのにサイバーテロにやられ修復を最優先にパソコンの画面に目をやる。
さすがにボイコットはまずいから合コンが終わる直前にタクシーで会場へ向かった。

そこで、俺はずっと求めていた真凛に再会した。
このチャンスを逃さない。『仕事を手伝って』と真凛の手を引き、タクシーに乗せて連れ出した。
そして、アルコールで透けるような雪のようなほっぺたを赤くした真凛に面倒くさいサイバーテロで壊されたデータの修復をさせた。
真凛は修復を終え、倒れこむように眠り込んだ。

眠りについた真凛に、俺は今までなんとか抑えこんでた雄の本能をぶつけた。
卑劣なのはわかってる。

合コンに参加してたから真凛はもう過去に他の男に抱かれたのではと思った。
だが、寝てる真凛の中に差し込むも痛がり出血し、真凛が誰にも抱かれて無いと知る。
それが嬉しくて、真凛の美しい体にむしゃぶりつき、意識がない事をいい事に猛獣のように抱き潰した。

孤独な真凛に家族を作ってやりたくて、避妊などせずに、中に精を出す。

真凛を手放すつもりはない。真凛を常に俺の側に置くつもりで、孕ませようとした。

さすがに俺も30歳になると体力は衰える。
真凛を孕ませようと中にま12回、精を放出した。
遊びで抱いた相手だと1回で終わるのあに、真凛に対しては執着心が強いから歯止めが効かなかった。
意識がない人形のような真凛。
痛みで悲痛な表情を浮かべてたから、罪悪感を感じ、辞めた。

冷静になるためにシャワーを浴びて、そして仕事をする。
真凛に再会し、興奮して眠ることができなかった。

俺は今、かなり異常だと思う。

目覚めた真凛を組み敷き、また抱く。

俺は真凛が足腰が立たないほどに抱き潰してしまっていた。
真凛がトイレに行きたいのに歩けなくて泣き出したけど、卑劣な行為をした俺から逃げれない状況になり、俺は安心した。
だが、さすがにこれ以上は抱かなかった。
でも隣に置き、キスをし、身体を触わった。

ずっと手を出したくても出せなかった愛しい真凛。

真凛が逃げ出さないよう、鞄と服は隠した。

真凛が歩けなくて無抵抗な事に安心し、真凛とお風呂に入った後に酒とつまみを買いに地下の食品スーパーに出た。

そして戻ると、真凛は居なくなっていた。

真凛の鞄の中に、今住んでいるところと勤めてる会社がわかるものはなく、スマホはパスワードがわからず役に立たない。
でも、スマホは俺がズボンのポケットに入れてたから真凛は今頃無くて困ってるだろう。

勤め先を合コンの幹事を通して真凛の友人から聞き出した。

ソミーでAIエンジニアをしてる真凛。

真凛を見つけ出したからにはもう逃がさない。


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