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突然な杉瀬先輩からのプロポーズに思考が止まる。
杉瀬先輩と私はそういう関係ではない。
私は杉瀬先輩の事が好きだけど、会社絡みの事でやりにくくなったらいけないから、気持ちに蓋をしていた。
「三谷の事、最初は金持ちなお嬢としか思ってなかったけど、お嬢なら工学系の大学院、しかもキツくて名高い松波ゼミに入らないよなって気づいて、デンタのために必死になってるの見て、健気だなって思った」
酔っ払っている杉瀬先輩はリビングルームのソファにどかっと座り、私への想いを話し出した。
「葛城や伽凛と比べたら、俺は大したことない男だ。じっちゃんの会社を再建したいがために今まで努力してきたが、あいつらがいなかったら、何も成果はあげられてないと思う」
葛城先輩と伽凛ちゃんに対し、杉瀬先輩は嫉妬していた。
杉瀬先輩に葛城先輩と伽凛ちゃんが振り回されているように思ってた。
杉瀬先輩はアイデアを出し、それを実現させるために葛城先輩と伽凛ちゃんが力を貸す。
杉瀬先輩はムードメーカー的なリーダーだと、私は思う。
「三谷、……俺を支えてくれないか?大切にする。俺には三谷が必要なんだ」
杉瀬先輩はかなり飲まされ、酔ってる。
「……杉瀬先輩の奥さんになります。杉瀬先輩の事が好きです。私では役不足かもしれませんが、全身全霊かけて、杉瀬先輩を支えます」
明日起きたら、このやりとりを杉瀬先輩は忘れてると思う。
もし、覚えていたら、結婚して、彼を愛し、支えていく。
デンタよりも杉瀬先輩のために、生きていきたい。
杉瀬先輩と私はそういう関係ではない。
私は杉瀬先輩の事が好きだけど、会社絡みの事でやりにくくなったらいけないから、気持ちに蓋をしていた。
「三谷の事、最初は金持ちなお嬢としか思ってなかったけど、お嬢なら工学系の大学院、しかもキツくて名高い松波ゼミに入らないよなって気づいて、デンタのために必死になってるの見て、健気だなって思った」
酔っ払っている杉瀬先輩はリビングルームのソファにどかっと座り、私への想いを話し出した。
「葛城や伽凛と比べたら、俺は大したことない男だ。じっちゃんの会社を再建したいがために今まで努力してきたが、あいつらがいなかったら、何も成果はあげられてないと思う」
葛城先輩と伽凛ちゃんに対し、杉瀬先輩は嫉妬していた。
杉瀬先輩に葛城先輩と伽凛ちゃんが振り回されているように思ってた。
杉瀬先輩はアイデアを出し、それを実現させるために葛城先輩と伽凛ちゃんが力を貸す。
杉瀬先輩はムードメーカー的なリーダーだと、私は思う。
「三谷、……俺を支えてくれないか?大切にする。俺には三谷が必要なんだ」
杉瀬先輩はかなり飲まされ、酔ってる。
「……杉瀬先輩の奥さんになります。杉瀬先輩の事が好きです。私では役不足かもしれませんが、全身全霊かけて、杉瀬先輩を支えます」
明日起きたら、このやりとりを杉瀬先輩は忘れてると思う。
もし、覚えていたら、結婚して、彼を愛し、支えていく。
デンタよりも杉瀬先輩のために、生きていきたい。
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