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ミレーヌの一計
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――場面は替わり、ワールアークの街並みを背にゆっくりとその街中を進む、先日までのモノからはうって替わって、豪奢な造りをした二人掛け仕様の馬車の荷台の中。
その座席には、コータとミレーヌが対面に座っている。
「ふ~ん……皇籍から外されてるから、"プリナラ"じゃなくて"ホルラナラ"――訳して『医女』をしてる、ミレーヌちゃんのお姉さんってワケかぁ」
「ええ、異界の方に聞かせるのは、実に恥ずかしい理由ですがね……」
その道すがら、ミレーヌから出発前の言い淀みの理由を聞いたコータは、それを噛み締める様に反復して腕を組み、彼女はその様から目を背ける様に俯き、悔し気に唇を噛み締めた。
「ただ単に、エルフィには極度に珍しい――"天然の銀髪"というだけで、姉様は女王位の継承権と、王族という身分と暮らし……そして、赤子の内に、唯一無二の存在であられる、父上殿までをもが処刑されてしまうという、言い様の無い……過酷な憂き目に遭われたのですから……っ!」
ミレーヌは嗚咽も交えながらその理由を語り、彼女は沸いて来る、悲しみと怒りを抑えようと強く拳を握る。
ココで少し――ミレーヌの憤りの理由である姉、クレアが抱える事情について、コータがここまでに聞かされた分と、物語の把握のために必要な補足の分も混ぜながら語って行く事としよう。
まず――ミレーヌには父違いの姉、クレアが居て……彼女は、実に不条理な理由で皇籍からは外され、今は難民キャンプで医女の仕事をしているという事は、理解いただけたかと思う。
そのクレアが、エルフィ王室から廃位された理由とは『――呪われし銀髪の血脈を、清き血筋たる王家へともたらした罪』であった。
総じて、"横向きに尖った形の耳に金髪"というのが、エルフィ族の外見的特徴だが――極々稀に、1000万人に一人の割合ではあるが、天然の銀髪で生まれて来る事象がある。
エルフィ族の総人口が、サラキオスの蹂躙前でも、5000万人に至っていないそうなので、それがどれだけ珍しい事柄であるかは伝わるはずだ。
その銀髪に生まれたエルフィの赤子は――いつの頃からか、”呪われし子”、”忌むべき子”、”災いをもたらす子”として疎まれ、蔑まれる存在として扱われていた。
その理由には諸説あるが……最も根拠が明確とされているのが、かのヒュマドの暴君――サンペリエ帝が、銀髪のエルフィ女性を妻として寵愛していた事に由来するというモノである。
(――確かに、彼奴には銀髪エルフィの妻がおった……我が封じられて直ぐに、処刑されたそうだがな。
あの高慢ちきで阿呆な、当時のエルフィどもならば、その様な風説を流布したとしても驚けんわい)
――と、サラキオスが精神世界でご意見番的に語っているので、これは定説と思って良いだろう。
さて、その呪われた子が王家の中で……しかも、女王――いや、当時はまだ、女王位継承権第一位だったミーシャから、その子が生まれたという事で、エルフィ王家には激震が奔った!
出産に立ち会った者は総じて絶句――母親であるミーシャは、その姿を見て悲壮にも泣き崩れたという。
その戦慄も冷めやらぬ中、女王ミーシャの前夫――キルラントという男には、先に挙げた罪状で即刻に極刑が言い渡され、即日にそれは執行された。
ミーシャはその決定を知ると、産後だというのに半ば錯乱して大きく体調を崩し、数日間寝込んだらしい。
その状況を請け、当のクレア本人に極刑を下す事までは、流石に憚られ――とりあえずは、女王位継承権の剥奪と皇籍の簒奪にまでで留められ、ミーシャの母としての思いを尊重する形で、5歳までは、王室の中で育む事が認められた。
5歳の誕生日の後には、呪われているとされるその身に秘める負の魔力を封じるという名目で、エルフィの……このクートフィリアの、聖職の最高位である"教母"、”ティアナ・エルフィ・セドラムナラ”の下へ預けられ、クレアはその生育の過程で、医療魔法を学び現在に至っている。
「――肌の色だぁ、髪の色だぁってのは、違う世界に来ても変わらねぇってぇ事か」
憤るミレーヌに同調する体で、コータはそれを現世で見聞きする事に準え、彼もそれに憤りを覚えた。
「私と、弟の"スティラン"、それと妹の"ルーシア"に、姉様の存在が初めて知らされたのは、つい最近の事――サラキオスの蹂躙でユルランディアを追われ、このワールアークへと亡れる道中の事でした。
母様が、姉様の無事を知らされている時に、偶然私が居合わせて……私がその事を問い詰めると、母様は快く、私たち3人に父違いの姉の存在を教えてくれました。
そして同時に、今、同行している難民のために、医療魔法士に従事している事も教えられたのです。
しかし、姉様との面会を望む私たちに、重臣たちはそれを強く反対……紆余曲折を経てココ、ワールアークに入ってから、どうにか会えた姉様は見目麗しく、側で苦しむ民たちを優しく気遣うお姿は、本来の次期女王に相応しい気品の持ち主で……」
ミレーヌは、その時の驚きと喜びを思い出してか、小さな笑みも見せて更に語り始める。
「――私が生まれたのは、姉様が母様の下を去ってから3年後……先の女王であられる、御婆様に替わって即位した母様が、後の世のために再婚に応じてからですから、望まれずに生まれたのは、むしろ私たちの方……だから姉様には、何としても幸せになって欲しいのです」
「……ちょっと待って、確か、そのお姉さんに――俺の身体を診てもらうってハナシだったよね?
何か……そうじゃなくて、俺をそのお姉さんとの"お見合い"にでも、連れて行く様な言い草に聞こえるんだけど?」
熱っぽく語る末に、ミレーヌが漏らした言葉に、主題が脱線し始めた気配を感じたコータは一旦、ハナシの腰を折ってみる。
それを言われたミレーヌは、少し表情を強張らせ……
(すっ……鋭いっ!
私の綿密に、そして周到に仕組んだこの企みを、モノの見事に看破されるなんてぇ……)
――と、ミレーヌは心中ではそんな事を呟いていた。
そう――ミレーヌの企みとは、コータとクレアの縁談だった。
(――半ば無理矢理に、このクートフィリアにお連れしたコータさんが、これからこの見ず知らずな異界で暮らして行く上で、真に必要なのは……”心を許せる存在”っ!
だからといって、シンジ様や他族が発想した……せっ、性の対象としての慰みではなく、大事なのは、健康とは言い難いお身体のケアや、側でその御身を優しく見守る事が出来る者――それに、姉様はピッタリっ!)
――というのが、ミレーヌがワールアークまでの道中で辿り着いた結論で、彼女は到着早々、この旨をエルフィ陣営の各位に伝え、先遣隊出立式に兼ねて、二人を引き合わせる手筈を整えていたのだ。
「――おっ、お身体の事を『任せる者』……と、いっ、言ったでしょう?
それは、別に此度のみというワケではなく……ご領地となるランジュルデにも、姉様を我らエルフィの代表として、臣下の末席に派遣……」
「――要するに、また美女を寄越してくれるワケね……この俺に」
困り気味に、言葉を選んで意図を告げるミレーヌに、コータは溜息混じりにそう返した。
「ちっ!、違いますよぉ~っ!、コータさんに『そーいうつもり』が無い事は重々解っていますから、とにかくコータさんのお身体の事をですねぇ……」
(――の事を託し、託されながら……後に、互いの気持ちが通じ始め、ゆくゆくは夫婦にぃ……というのが、私の一計であり、願いなのですっ!)
ミレーヌは、後者の部分は心中に留めながら、そう言ってコータを諭す。
「まっ、そういうコトにしておきますかぁ……」
コータは、薄々ミレーヌの真の意図にも気付きながら、そう言って道行きの会話を締め括った。
その座席には、コータとミレーヌが対面に座っている。
「ふ~ん……皇籍から外されてるから、"プリナラ"じゃなくて"ホルラナラ"――訳して『医女』をしてる、ミレーヌちゃんのお姉さんってワケかぁ」
「ええ、異界の方に聞かせるのは、実に恥ずかしい理由ですがね……」
その道すがら、ミレーヌから出発前の言い淀みの理由を聞いたコータは、それを噛み締める様に反復して腕を組み、彼女はその様から目を背ける様に俯き、悔し気に唇を噛み締めた。
「ただ単に、エルフィには極度に珍しい――"天然の銀髪"というだけで、姉様は女王位の継承権と、王族という身分と暮らし……そして、赤子の内に、唯一無二の存在であられる、父上殿までをもが処刑されてしまうという、言い様の無い……過酷な憂き目に遭われたのですから……っ!」
ミレーヌは嗚咽も交えながらその理由を語り、彼女は沸いて来る、悲しみと怒りを抑えようと強く拳を握る。
ココで少し――ミレーヌの憤りの理由である姉、クレアが抱える事情について、コータがここまでに聞かされた分と、物語の把握のために必要な補足の分も混ぜながら語って行く事としよう。
まず――ミレーヌには父違いの姉、クレアが居て……彼女は、実に不条理な理由で皇籍からは外され、今は難民キャンプで医女の仕事をしているという事は、理解いただけたかと思う。
そのクレアが、エルフィ王室から廃位された理由とは『――呪われし銀髪の血脈を、清き血筋たる王家へともたらした罪』であった。
総じて、"横向きに尖った形の耳に金髪"というのが、エルフィ族の外見的特徴だが――極々稀に、1000万人に一人の割合ではあるが、天然の銀髪で生まれて来る事象がある。
エルフィ族の総人口が、サラキオスの蹂躙前でも、5000万人に至っていないそうなので、それがどれだけ珍しい事柄であるかは伝わるはずだ。
その銀髪に生まれたエルフィの赤子は――いつの頃からか、”呪われし子”、”忌むべき子”、”災いをもたらす子”として疎まれ、蔑まれる存在として扱われていた。
その理由には諸説あるが……最も根拠が明確とされているのが、かのヒュマドの暴君――サンペリエ帝が、銀髪のエルフィ女性を妻として寵愛していた事に由来するというモノである。
(――確かに、彼奴には銀髪エルフィの妻がおった……我が封じられて直ぐに、処刑されたそうだがな。
あの高慢ちきで阿呆な、当時のエルフィどもならば、その様な風説を流布したとしても驚けんわい)
――と、サラキオスが精神世界でご意見番的に語っているので、これは定説と思って良いだろう。
さて、その呪われた子が王家の中で……しかも、女王――いや、当時はまだ、女王位継承権第一位だったミーシャから、その子が生まれたという事で、エルフィ王家には激震が奔った!
出産に立ち会った者は総じて絶句――母親であるミーシャは、その姿を見て悲壮にも泣き崩れたという。
その戦慄も冷めやらぬ中、女王ミーシャの前夫――キルラントという男には、先に挙げた罪状で即刻に極刑が言い渡され、即日にそれは執行された。
ミーシャはその決定を知ると、産後だというのに半ば錯乱して大きく体調を崩し、数日間寝込んだらしい。
その状況を請け、当のクレア本人に極刑を下す事までは、流石に憚られ――とりあえずは、女王位継承権の剥奪と皇籍の簒奪にまでで留められ、ミーシャの母としての思いを尊重する形で、5歳までは、王室の中で育む事が認められた。
5歳の誕生日の後には、呪われているとされるその身に秘める負の魔力を封じるという名目で、エルフィの……このクートフィリアの、聖職の最高位である"教母"、”ティアナ・エルフィ・セドラムナラ”の下へ預けられ、クレアはその生育の過程で、医療魔法を学び現在に至っている。
「――肌の色だぁ、髪の色だぁってのは、違う世界に来ても変わらねぇってぇ事か」
憤るミレーヌに同調する体で、コータはそれを現世で見聞きする事に準え、彼もそれに憤りを覚えた。
「私と、弟の"スティラン"、それと妹の"ルーシア"に、姉様の存在が初めて知らされたのは、つい最近の事――サラキオスの蹂躙でユルランディアを追われ、このワールアークへと亡れる道中の事でした。
母様が、姉様の無事を知らされている時に、偶然私が居合わせて……私がその事を問い詰めると、母様は快く、私たち3人に父違いの姉の存在を教えてくれました。
そして同時に、今、同行している難民のために、医療魔法士に従事している事も教えられたのです。
しかし、姉様との面会を望む私たちに、重臣たちはそれを強く反対……紆余曲折を経てココ、ワールアークに入ってから、どうにか会えた姉様は見目麗しく、側で苦しむ民たちを優しく気遣うお姿は、本来の次期女王に相応しい気品の持ち主で……」
ミレーヌは、その時の驚きと喜びを思い出してか、小さな笑みも見せて更に語り始める。
「――私が生まれたのは、姉様が母様の下を去ってから3年後……先の女王であられる、御婆様に替わって即位した母様が、後の世のために再婚に応じてからですから、望まれずに生まれたのは、むしろ私たちの方……だから姉様には、何としても幸せになって欲しいのです」
「……ちょっと待って、確か、そのお姉さんに――俺の身体を診てもらうってハナシだったよね?
何か……そうじゃなくて、俺をそのお姉さんとの"お見合い"にでも、連れて行く様な言い草に聞こえるんだけど?」
熱っぽく語る末に、ミレーヌが漏らした言葉に、主題が脱線し始めた気配を感じたコータは一旦、ハナシの腰を折ってみる。
それを言われたミレーヌは、少し表情を強張らせ……
(すっ……鋭いっ!
私の綿密に、そして周到に仕組んだこの企みを、モノの見事に看破されるなんてぇ……)
――と、ミレーヌは心中ではそんな事を呟いていた。
そう――ミレーヌの企みとは、コータとクレアの縁談だった。
(――半ば無理矢理に、このクートフィリアにお連れしたコータさんが、これからこの見ず知らずな異界で暮らして行く上で、真に必要なのは……”心を許せる存在”っ!
だからといって、シンジ様や他族が発想した……せっ、性の対象としての慰みではなく、大事なのは、健康とは言い難いお身体のケアや、側でその御身を優しく見守る事が出来る者――それに、姉様はピッタリっ!)
――というのが、ミレーヌがワールアークまでの道中で辿り着いた結論で、彼女は到着早々、この旨をエルフィ陣営の各位に伝え、先遣隊出立式に兼ねて、二人を引き合わせる手筈を整えていたのだ。
「――おっ、お身体の事を『任せる者』……と、いっ、言ったでしょう?
それは、別に此度のみというワケではなく……ご領地となるランジュルデにも、姉様を我らエルフィの代表として、臣下の末席に派遣……」
「――要するに、また美女を寄越してくれるワケね……この俺に」
困り気味に、言葉を選んで意図を告げるミレーヌに、コータは溜息混じりにそう返した。
「ちっ!、違いますよぉ~っ!、コータさんに『そーいうつもり』が無い事は重々解っていますから、とにかくコータさんのお身体の事をですねぇ……」
(――の事を託し、託されながら……後に、互いの気持ちが通じ始め、ゆくゆくは夫婦にぃ……というのが、私の一計であり、願いなのですっ!)
ミレーヌは、後者の部分は心中に留めながら、そう言ってコータを諭す。
「まっ、そういうコトにしておきますかぁ……」
コータは、薄々ミレーヌの真の意図にも気付きながら、そう言って道行きの会話を締め括った。
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