185 / 207
一冬の閑話
本音
しおりを挟む
枯草が一面に広がり、端々には薄っすらと雪も積もった、冬枯れ坂道を、荷を満載した馬が手綱を引かれて登っている。
その背には、人も一人跨っていた――華奢な女性と思しき鞍上は、表情を引き攣らせ、緊張した面持ちで、目的地である丘上の小屋を見据えていた。
「レン――疲れてないか?」
鞍上の女性――レンは、手綱を引いている者からの声掛けにビクッと反応して、恐る恐ると言った態で、その声掛けの主へと顔を向ける。
「だっ!、大丈夫です……気にしないでください」
レンは、苦笑いを見せながらそう言って、恥ずかしそうに俯いてみせる。
「アヤコ様が、ヘンな事を頼んで悪かったな……俺は別に、一人で構わないと言ったんだが……」
声掛けの主――ソウタも、レンの身からは目を背け、淡々と歩を進めながらも、気恥ずかしそうにポリポリとこめかみを掻く。
二人が、連れ立って登っているのは、クバシ城から少し離れた場所にある丘――そう、ココは以前、ソウタが回想として触れていた、先世刀聖――リョウゴと共に暮らした、修行の日々を送った小屋へと至る坂道である。
士団2隊らを抱え込んだコトで、ある意味では急進的な人口増となったツツキの地は、同時に住居不足が発生――ソウタも、聖狭間を経て再びツツキへ戻ってからは、クバシ城内の片隅で雑魚寝、宛ら詰め込み宿の恰好で寝泊まりをしている程である。
兵舎完成の目処が立った事で、幾分かはソレも和らぎそうな雰囲気ではあるが……先日、半ば脅迫気味に決まった、ソウタの長期滞在――それに際し、彼は件の小屋での独居を希望。
愛着ある場所でもあるし、長く逗留するのならば、その方が暮らしやすい――というコトでもあったので、アヤコもそれを容認した。
そこで新たに沸き上がったのが、ソウタの身辺の世話……その役目に、アヤコが白羽の矢を発てたのが、レンであった。
「――ソッ!、ソウタさんと……」
「――同棲ぃ~~っ!?」
――時と場は転じて、先日の大浴場……アヤコの爆弾発言の後へと戻る。
半ば、とんでもない要請を請けてしまったレンは、アヤコが言った事を鸚鵡返しに返そうとしていたものの、驚きのあまり、絶句してソレは成せず、替わってその場の皆が、声を合わせてその最も衝撃的な一言を反復した。
「ええ♪、ソウタの身の周りの世話をお願いしたいのです――だけれど、城から通うのは少々困難な場所で、それはこれから冬と思えば尚更。
住み込む形となってしまうので……"同棲"と評しただけであって、他意は無いのですよ?、"他意は"♪」
――と、アヤコが楽し気な口調で、要請の意図を明かすと、真っ先に異議の主張と察する事が出来る勢いで、アオイが手を挙げる。
「それは――ヒカリが、拝命されるべき命に思いますが?」
「うん――それなら私に、お話が来るモノだと思っていました……」
アオイの主張へ被せる様に、ヒカリは困惑した様子で、アヤコの腹の内を探る様な目配せを交え、そう尋ね直す。
「――そうね、ヒカリには……件の小屋の管理を任せても居ましたからね。
この際、更に奥の考えも明かせば……何れ、ソウタが戻ったならば、件の小屋は貴女と所帯を持つべき場とさえ考えていました」
アヤコは幾度も頷いて、まずは二人の主張の正当性を認めた上で――
「――だけれど、彼が旅立ってからのこの三年で、貴女はクバシ城内の事に限らず、領地運営の事にも深く関わり、私にとって欠かす事が難しい人材へと成長してくれた……ソウタに、独り占めなどされては困る程に」
――と、彼女は最大限の賛辞を込めた文脈で、ヒカリの有能さを語ってみせる。
「それに……"ソウタとは、結婚したくない"と、当人が何度も語っているのですし」
「――っ!?、ええっ?!」
アヤコが、ぼそりと言った意外過ぎる指摘に受けて、皆が目線を集中させたのは、ヒカリの方だった。
「そう――アオイちゃんが、勝手に"祝言"とか、"夫婦同然"って言い触らすから、解かって貰い難いけど……私は常々、そう言い続けてるつもりだよ?
ソウちゃんの事は、"そーいうコト"になってもイイって思える程に好きだけど……刀聖様になって、こうして側に居て貰えない日々が多いのなら、"妻"になった場合の私は、きっと寂しくて辛くて、耐えられない気がする。
何より、あの優しいソウちゃんなら、私がそんな風に思ってると解っちゃったなら……きっと、刀聖様としてすべきコトなんて、かなぐり捨ててまで私の側に居ようとしてしまう――それは、この世界のためには、良くない事だと思うから……」
ヒカリの、苦笑を湛えた胸中の吐露に、場の皆は唖然となり、一部からは溜息まで漏らす。
(かなわない――愛情の深さというモノが、根底から一段違う……)
(内に秘めた淡い寂しげな光を、包み込む様な暖かな輝きで覆っている……そんな、言い様を得ない不思議な界気の色を持った女性……)
シオリは口元を抑えながら、ヒカリの言葉から滲んだ荘厳さを、心中でそう評し、ユキは"界気眼"から感じた、ヒカリの愛情の奇特さを、そんな言葉で表現していた。
「ヒカリ!、それでは彼奴にとって、都合が良いだけの……」
「――"それが"、良いんだよ……私は」
戒めさせようと、声を幾分荒げたアオイに、ヒカリは大きな微笑みを向けて、その表情の意味で黙らせてみせる。
「――あっ、あのぉ……それで、どうして私に、そのお役目を?」
――と、幾分我に返ったレンが口を開き、アヤコへ当初の事の意図を尋ねる。
「それは、貴女が"最下位"――最も"浅い仲"であるコトが、確認出来たからです。
正直に言えば、最も知りたかったのは、貴女とソウタの仲の深さ――ただ単に尋ねたのでは、ホンネは訊き出せないと思い、この無粋な問いをあえて皆の前でして、本当のトコロを明かす様に仕向けたのですよ」
アヤコは、人差し指を立てて得々とそう説明し、その立てた指をレンの顔へと突き付け――
「――あまり"深い仲"であったならば、この役目には適さないと思っていますしね……それこそ、雪解けが始まるまでの小見三カ月の間、一緒に過ごすコトとなるのです。
より離れ難くなり、ソウタは"腑抜け"と化して、刀聖としての役目に支障が出られては困ります――まだ二十歳、血気盛んな刀聖ゆえに」
――と、そんな持論も展開して、その思慮に自信を覗かせた。
「御家方様……それこそ、浅い仲であったモノが、その三ヶ月の間に……」
「――そう、考えてしまうのは当然ですが、ソウタは、有数の娼街に及んでも、求めらぬ内は殆ど手を出さず、三年ぶりに再会した"本妻に等しき者"にすら、一切"ナニもしない"程の身の堅さを誇る男ですよ?
結局、ナニも無く冬を終えてしまう方が、可能性は高いと思いますけどね……些か、情けなくも思いますが」
アヤコが、そう言ってアオイからの指摘を受け流すと、皆が一様に苦笑を称え、うんうんと強く頷いた。
(――まあ、"尚更、手を出し難くなる事実"も、これからソウタへ伝えるつもりですしね♪)
この時――アヤコが、心中でそんな"含みある思い"も抱いていた事は……無論、場の皆は知る由も無い。
「……わっ、わかりました。
ソウタさんに、何時かお礼がしたい――そう思って、再会を願っていたワケですし、このお役目の中で、その一端を果たせたなら、それは行幸とも思いますので……」
――と、レンはそう決心して、この要請を受諾したのだった。
その背には、人も一人跨っていた――華奢な女性と思しき鞍上は、表情を引き攣らせ、緊張した面持ちで、目的地である丘上の小屋を見据えていた。
「レン――疲れてないか?」
鞍上の女性――レンは、手綱を引いている者からの声掛けにビクッと反応して、恐る恐ると言った態で、その声掛けの主へと顔を向ける。
「だっ!、大丈夫です……気にしないでください」
レンは、苦笑いを見せながらそう言って、恥ずかしそうに俯いてみせる。
「アヤコ様が、ヘンな事を頼んで悪かったな……俺は別に、一人で構わないと言ったんだが……」
声掛けの主――ソウタも、レンの身からは目を背け、淡々と歩を進めながらも、気恥ずかしそうにポリポリとこめかみを掻く。
二人が、連れ立って登っているのは、クバシ城から少し離れた場所にある丘――そう、ココは以前、ソウタが回想として触れていた、先世刀聖――リョウゴと共に暮らした、修行の日々を送った小屋へと至る坂道である。
士団2隊らを抱え込んだコトで、ある意味では急進的な人口増となったツツキの地は、同時に住居不足が発生――ソウタも、聖狭間を経て再びツツキへ戻ってからは、クバシ城内の片隅で雑魚寝、宛ら詰め込み宿の恰好で寝泊まりをしている程である。
兵舎完成の目処が立った事で、幾分かはソレも和らぎそうな雰囲気ではあるが……先日、半ば脅迫気味に決まった、ソウタの長期滞在――それに際し、彼は件の小屋での独居を希望。
愛着ある場所でもあるし、長く逗留するのならば、その方が暮らしやすい――というコトでもあったので、アヤコもそれを容認した。
そこで新たに沸き上がったのが、ソウタの身辺の世話……その役目に、アヤコが白羽の矢を発てたのが、レンであった。
「――ソッ!、ソウタさんと……」
「――同棲ぃ~~っ!?」
――時と場は転じて、先日の大浴場……アヤコの爆弾発言の後へと戻る。
半ば、とんでもない要請を請けてしまったレンは、アヤコが言った事を鸚鵡返しに返そうとしていたものの、驚きのあまり、絶句してソレは成せず、替わってその場の皆が、声を合わせてその最も衝撃的な一言を反復した。
「ええ♪、ソウタの身の周りの世話をお願いしたいのです――だけれど、城から通うのは少々困難な場所で、それはこれから冬と思えば尚更。
住み込む形となってしまうので……"同棲"と評しただけであって、他意は無いのですよ?、"他意は"♪」
――と、アヤコが楽し気な口調で、要請の意図を明かすと、真っ先に異議の主張と察する事が出来る勢いで、アオイが手を挙げる。
「それは――ヒカリが、拝命されるべき命に思いますが?」
「うん――それなら私に、お話が来るモノだと思っていました……」
アオイの主張へ被せる様に、ヒカリは困惑した様子で、アヤコの腹の内を探る様な目配せを交え、そう尋ね直す。
「――そうね、ヒカリには……件の小屋の管理を任せても居ましたからね。
この際、更に奥の考えも明かせば……何れ、ソウタが戻ったならば、件の小屋は貴女と所帯を持つべき場とさえ考えていました」
アヤコは幾度も頷いて、まずは二人の主張の正当性を認めた上で――
「――だけれど、彼が旅立ってからのこの三年で、貴女はクバシ城内の事に限らず、領地運営の事にも深く関わり、私にとって欠かす事が難しい人材へと成長してくれた……ソウタに、独り占めなどされては困る程に」
――と、彼女は最大限の賛辞を込めた文脈で、ヒカリの有能さを語ってみせる。
「それに……"ソウタとは、結婚したくない"と、当人が何度も語っているのですし」
「――っ!?、ええっ?!」
アヤコが、ぼそりと言った意外過ぎる指摘に受けて、皆が目線を集中させたのは、ヒカリの方だった。
「そう――アオイちゃんが、勝手に"祝言"とか、"夫婦同然"って言い触らすから、解かって貰い難いけど……私は常々、そう言い続けてるつもりだよ?
ソウちゃんの事は、"そーいうコト"になってもイイって思える程に好きだけど……刀聖様になって、こうして側に居て貰えない日々が多いのなら、"妻"になった場合の私は、きっと寂しくて辛くて、耐えられない気がする。
何より、あの優しいソウちゃんなら、私がそんな風に思ってると解っちゃったなら……きっと、刀聖様としてすべきコトなんて、かなぐり捨ててまで私の側に居ようとしてしまう――それは、この世界のためには、良くない事だと思うから……」
ヒカリの、苦笑を湛えた胸中の吐露に、場の皆は唖然となり、一部からは溜息まで漏らす。
(かなわない――愛情の深さというモノが、根底から一段違う……)
(内に秘めた淡い寂しげな光を、包み込む様な暖かな輝きで覆っている……そんな、言い様を得ない不思議な界気の色を持った女性……)
シオリは口元を抑えながら、ヒカリの言葉から滲んだ荘厳さを、心中でそう評し、ユキは"界気眼"から感じた、ヒカリの愛情の奇特さを、そんな言葉で表現していた。
「ヒカリ!、それでは彼奴にとって、都合が良いだけの……」
「――"それが"、良いんだよ……私は」
戒めさせようと、声を幾分荒げたアオイに、ヒカリは大きな微笑みを向けて、その表情の意味で黙らせてみせる。
「――あっ、あのぉ……それで、どうして私に、そのお役目を?」
――と、幾分我に返ったレンが口を開き、アヤコへ当初の事の意図を尋ねる。
「それは、貴女が"最下位"――最も"浅い仲"であるコトが、確認出来たからです。
正直に言えば、最も知りたかったのは、貴女とソウタの仲の深さ――ただ単に尋ねたのでは、ホンネは訊き出せないと思い、この無粋な問いをあえて皆の前でして、本当のトコロを明かす様に仕向けたのですよ」
アヤコは、人差し指を立てて得々とそう説明し、その立てた指をレンの顔へと突き付け――
「――あまり"深い仲"であったならば、この役目には適さないと思っていますしね……それこそ、雪解けが始まるまでの小見三カ月の間、一緒に過ごすコトとなるのです。
より離れ難くなり、ソウタは"腑抜け"と化して、刀聖としての役目に支障が出られては困ります――まだ二十歳、血気盛んな刀聖ゆえに」
――と、そんな持論も展開して、その思慮に自信を覗かせた。
「御家方様……それこそ、浅い仲であったモノが、その三ヶ月の間に……」
「――そう、考えてしまうのは当然ですが、ソウタは、有数の娼街に及んでも、求めらぬ内は殆ど手を出さず、三年ぶりに再会した"本妻に等しき者"にすら、一切"ナニもしない"程の身の堅さを誇る男ですよ?
結局、ナニも無く冬を終えてしまう方が、可能性は高いと思いますけどね……些か、情けなくも思いますが」
アヤコが、そう言ってアオイからの指摘を受け流すと、皆が一様に苦笑を称え、うんうんと強く頷いた。
(――まあ、"尚更、手を出し難くなる事実"も、これからソウタへ伝えるつもりですしね♪)
この時――アヤコが、心中でそんな"含みある思い"も抱いていた事は……無論、場の皆は知る由も無い。
「……わっ、わかりました。
ソウタさんに、何時かお礼がしたい――そう思って、再会を願っていたワケですし、このお役目の中で、その一端を果たせたなら、それは行幸とも思いますので……」
――と、レンはそう決心して、この要請を受諾したのだった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
罰ゲームから始まった、五人のヒロインと僕の隣の物語
ノン・タロー
恋愛
高校2年の夏……友達同士で行った小テストの点を競う勝負に負けた僕、御堂 彼方(みどう かなた)は、罰ゲームとしてクラスで人気のある女子・風原 亜希(かざはら あき)に告白する。
だが亜希は、彼方が特に好みでもなく、それをあっさりと振る。
それで終わるはずだった――なのに。
ひょんな事情で、彼方は亜希と共に"同居”することに。
さらに新しく出来た、甘えん坊な義妹・由奈(ゆな)。
そして教室では静かに恋を仕掛けてくる寡黙なクラス委員長の柊 澪(ひいらぎ みお)、特に接点の無かった早乙女 瀬玲奈(さおとめ せれな)、おまけに生徒会長の如月(きさらぎ)先輩まで現れて、彼方の周囲は急速に騒がしくなっていく。
由奈は「お兄ちゃん!」と懐き、澪は「一緒に帰らない……?」と静かに距離を詰める。
一方の瀬玲奈は友達感覚で、如月先輩は不器用ながらも接してくる。
そんな中、亜希は「別に好きじゃないし」と言いながら、彼方が誰かと仲良くするたびに心がざわついていく。
罰ゲームから始まった関係は、日常の中で少しずつ形を変えていく。
ツンデレな同居人、甘えたがりな義妹、寡黙な同クラ女子、恋愛に不器用な生徒会長、ギャル気質な同クラ女子……。
そして、無自覚に優しい彼方が、彼女たちの心を少しずつほどいていく。
これは、恋と居場所と感情の距離をめぐる、ちょっと不器用で、でも確かな青春の物語。
嵌められたオッサン冒険者、Sランクモンスター(幼体)に懐かれたので、その力で復讐しようと思います
ゆさま
ファンタジー
ベテランオッサン冒険者が、美少女パーティーにオヤジ狩りの標的にされてしまった。生死の境をさまよっていたら、Sランクモンスターに懐かれて……。
懐いたモンスターが成長し、美女に擬態できるようになって迫ってきます。どうするオッサン!?
【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~
ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。
王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。
15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。
国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。
これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。
冤罪をかけられた上に婚約破棄されたので、こんな国出て行ってやります
真理亜
恋愛
「そうですか。では出て行きます」
婚約者である王太子のイーサンから謝罪を要求され、従わないなら国外追放だと脅された公爵令嬢のアイリスは、平然とこう言い放った。
そもそもが冤罪を着せられた上、婚約破棄までされた相手に敬意を表す必要など無いし、そんな王太子が治める国に未練などなかったからだ。
脅しが空振りに終わったイーサンは狼狽えるが、最早後の祭りだった。なんと娘可愛さに公爵自身もまた爵位を返上して国を出ると言い出したのだ。
王国のTOPに位置する公爵家が無くなるなどあってはならないことだ。イーサンは慌てて引き止めるがもう遅かった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる