187 / 207
一冬の閑話
謀議
しおりを挟む
「――っ!、うぬぁ……」
――ソウタは、驚きの余りに呼吸を止めてしまい、眼球が飛び出してしまいそうな程に、瞼を大きく見開いた。
彼は、気を取り直そうと、幾度も首を振るい、水を飲もうと杯へ手を伸ばすが、その中身は既に空――それを察して、アヤコが無言のまま水を酌してやると、それをゴクゴクと一気に飲み干した。
「……詳しく、事情を話して貰いましょうか?」
ソウタは、表情を険しいモノへと変え、目はまだ泳いだままではあったが、漏れた口元の水滴を拭いながら、そう問うてみせる。
「ふふ……♪、顔付き、変わりましたね。
この事実の"意味"に、その動揺した中でも気付くのは流石です」
「当たり前でしょ……特級戦犯の"名字持ち"が、蟄居幽閉の最中、"子孫"を残していた――っていうんですよ?
しかも、その因縁の相手は、コレから何かと揉めそうなハクキ――驚いている俺を、面白がってる場合なネタではないでしょうよ……」
『ドッキリ大成功!』なノリで、ほくそ笑んでみせるアヤコに、ソウタは呆れた素振りで、そんな苦言を呈する。
「――そうですね、このままハクキ宗家の血筋が途絶えてしまう事こそが、かの国の革新派の総意。
だから、終戦当時の連邦政府は、この果ての地へと私を封じ、それが成る時を待っているのですからね」
アヤコは、したり顔でそう言うと、彼女も卓上の杯へ手を伸ばし、これから説明のために働くコトとなるであろう、唇と喉を潤そうとする。
ココからしばらく、アヤコのモノローグとして、その説明を聞こう――
――私とリョウゴ様は、貴方が殊更冷やかしていたとおり、あの別れの時まで、延々と"清いカンケイ"を保っていたワケではありません……それなりに、"そーいうコト"だってありました。
そして、それは貴方とは出会う前――御傍頭領ムネヒラの孫であるアオイは、まだヨチヨチ歩きを始めたばかりの頃……孤児の一人として、乳飲み子の内に引き取っていたヒカリとて、離乳の最中という時分。
私は――リョウゴ様の御子を宿した様だと知りました。
その時の私は、自分の無思慮を呪いました――私は本来、愛に身を委ねてしまう事さえ、許されぬ身分であったというのに。
当初は、堕胎する他に道は無いと思っていたのですが……悲しみの感情を隠せぬ私を観かね、当時の侍女頭であったメグミが――
「――"宗家の御子"でなければ、何も言われる筋合いは無いはずです!
御産み下さい――そして、その御子を、私とスミノブの夫婦へと賜る事を願いたく……」
――そう言った事が、この盛大な謀議の始まりでした。
この謀議に加担したのは、私を含めても十人にも満たない、極々私の身の周りに近しい者だけ――それも、ムネヒラの様な高齢の者を中心とする事で、近しく"墓場まで持って行ける"者にあえて限らせた……この重大な機密が、出来るだけ早期に地の底へと埋まってしまう様に。
現在も存命して、この謀議の事を知っているのは……数少ない当時を知る若手、タマキとショウゾウだけ。
この事は、御傍頭領を継いだアオイにさえ、"申し送り成らず"を敷いた特殊事項――まあ、こうして貴方にも伝えると決したので、アオイには今頃、ショウゾウが伝えているはずでしょうけれど。
貴方が気付いたとおり、特級戦犯である私の懐妊は大問題。
特に、ハクキ革新派に知られては、私が労務不履行を疑われる上、産まれた子の処遇も危うい……故に、メグミが産んだ子として処理し、その養育をも委ねる手筈で、謀議は進んで行きました。
私は――重度の体調不良、メグミは――御傍の技術で懐妊を偽装し、悪阻の重さを理由にした産休として、共に一年以上も皆の目からは隠れ、私はあの子……レンを産みました。
その後、謀議の防備を更に確実とするため、メグミ夫婦はあの子を連れ、この地からも離れた……ヘタをすれば、謀議の堅牢さが綻び、ハクキ側に知られ、革新派があの子の命を狙う可能性が出て来る――故に、私はあの子の成長を観る事も、居住地の領主としてその暮らしを支えてやる事も諦め、全てをメグミたちに委ねたのです。
「――それが、私がこれまで、これからも秘匿して行くつもりの重大機密の真相……ちなみに、父であるリョウゴ様に伝えたのは、あの子がこの地から離れた後……件の謀議についても、事後承諾となりました。
何せ――懐妊が解かった時には、既に私の側には居られず、彼は旅暮らしの最中……再び訪ねて来たのも、その伝えた際でしたからねぇ」
アヤコは、話し終えると、徐に水を手酌して、もう一杯飲み干した。
「……あの、もしかして、俺にも実は"ヒカリとの隠し子"が居るとか……?」
「――真っ先に、その点に気付いた事は褒めてあげます……私も流石に、あの時はリョウゴ様と大喧嘩になりましたから。
安心なさい――もし、そうだったなら、最初に貴方がオリエさんの下を訪ねた時点で、急いで戻って責任を担いなさい!――と、烈火の如き怒気が満載の書状が届いていたはずですから♪」
ソウタが、身震いを催しながら尋ねた事柄に対し、アヤコはニヤりと笑って、得意気にそう言い含める。
「先の、ヤマカキ事変を報する占報を観た時には、愕然としました……
一応、年に一度は、近況を告げるという形で、夫妻との接点は維持していましたからね。
諦めていたトコロに、例の疎開の依頼――それも、あの子を救ったのが、貴方だと知った時ほど、運命の奇特さを感じた事はありませんでしたよ」
アヤコは、卓上に乗っていたソウタの手を握り、感謝の意が篭った眼差しを彼に向けた。
「――今、俺とアオイに明かそうとしたってコトは……"何かがあった"ってコトですよね?
単に、"実は師匠とアヤコ様の娘ぇ~!?、尚更、手を出し難いじゃねぇか!"――って、俺に思わせるだけだったら、アオイにまで明かす必要は無いはずでしょ?」
ソウタがそうして、アヤコのハナシに残る疑念の一つを尋ねると、彼女は小さく頷いて――
「ええ――どうにも、暗衆界隈に不穏な情報が流れている様なのです。
"ツツキへと逃れたヤマカキの生き残りは、事変で死んだ両親の実子ではないらしい"――という類のネタが」
――と、彼女は眉間にシワを寄せ、その真意を伝えてみせる。
「ショウゾウが、貴方に付いてイロイロと探っていた中で、聞き及んだモノだそうです。
恐らく、レンの身柄を追うスヨウの暗衆たちが辿り着いたモノで、"あまり両親とは似ていなかった"といった類の矮小なネタと計るのが妥当だと、ショウゾウは言っていましたが……同時に、万が一を思えば、アオイへの"申し送り成らず"を解除して欲しい旨と、貴方にならば、伝えておいても良いのではないか――という、進言も貰ったので。
そして、皇様、次世大巫女様という二大重鎮が揃って、この地に鎮座している事を鑑みれば、人材量の面からも御傍の警護に綻びが生じかねない――故に、あの子……レンの身柄の事は、貴方に委ねたいと思ったのですよ」
アヤコは、真意をそう告げ終えると、今度はニタリとした粘着質な笑みを浮かべ――
「"手を出し難くさせる"――という、前口を先に打ちましたが……この際、貴方たちの間に"間違い"があったとしても、それは不問とします。
かつてのリョウゴ様、貴方のヒカリとの時の様な、無責任な行動にさえ及ばなければ♪」
――と、半ば楽し気にそう告げて、小さく身を捩る。
「あっ……結局、ソッチにハナシを向けるんですか……」
「ふふ♪、寧ろ"間違い"は推奨したいぐらいです♪
私とリョウゴ様が育んだ貴方と、その二人の生き別れの娘であるあの子が結ばれる――ある意味、"同じ思いが故に"をも凌ぐ、運命的な恋愛譚の様相ですもの!」
ソウタが、呆れ気味にアヤコの軽薄な発言を指摘するが、彼女は嬉々としてそう主張して、期待感満々な眼差しを彼に向けるのだった……
――ソウタは、驚きの余りに呼吸を止めてしまい、眼球が飛び出してしまいそうな程に、瞼を大きく見開いた。
彼は、気を取り直そうと、幾度も首を振るい、水を飲もうと杯へ手を伸ばすが、その中身は既に空――それを察して、アヤコが無言のまま水を酌してやると、それをゴクゴクと一気に飲み干した。
「……詳しく、事情を話して貰いましょうか?」
ソウタは、表情を険しいモノへと変え、目はまだ泳いだままではあったが、漏れた口元の水滴を拭いながら、そう問うてみせる。
「ふふ……♪、顔付き、変わりましたね。
この事実の"意味"に、その動揺した中でも気付くのは流石です」
「当たり前でしょ……特級戦犯の"名字持ち"が、蟄居幽閉の最中、"子孫"を残していた――っていうんですよ?
しかも、その因縁の相手は、コレから何かと揉めそうなハクキ――驚いている俺を、面白がってる場合なネタではないでしょうよ……」
『ドッキリ大成功!』なノリで、ほくそ笑んでみせるアヤコに、ソウタは呆れた素振りで、そんな苦言を呈する。
「――そうですね、このままハクキ宗家の血筋が途絶えてしまう事こそが、かの国の革新派の総意。
だから、終戦当時の連邦政府は、この果ての地へと私を封じ、それが成る時を待っているのですからね」
アヤコは、したり顔でそう言うと、彼女も卓上の杯へ手を伸ばし、これから説明のために働くコトとなるであろう、唇と喉を潤そうとする。
ココからしばらく、アヤコのモノローグとして、その説明を聞こう――
――私とリョウゴ様は、貴方が殊更冷やかしていたとおり、あの別れの時まで、延々と"清いカンケイ"を保っていたワケではありません……それなりに、"そーいうコト"だってありました。
そして、それは貴方とは出会う前――御傍頭領ムネヒラの孫であるアオイは、まだヨチヨチ歩きを始めたばかりの頃……孤児の一人として、乳飲み子の内に引き取っていたヒカリとて、離乳の最中という時分。
私は――リョウゴ様の御子を宿した様だと知りました。
その時の私は、自分の無思慮を呪いました――私は本来、愛に身を委ねてしまう事さえ、許されぬ身分であったというのに。
当初は、堕胎する他に道は無いと思っていたのですが……悲しみの感情を隠せぬ私を観かね、当時の侍女頭であったメグミが――
「――"宗家の御子"でなければ、何も言われる筋合いは無いはずです!
御産み下さい――そして、その御子を、私とスミノブの夫婦へと賜る事を願いたく……」
――そう言った事が、この盛大な謀議の始まりでした。
この謀議に加担したのは、私を含めても十人にも満たない、極々私の身の周りに近しい者だけ――それも、ムネヒラの様な高齢の者を中心とする事で、近しく"墓場まで持って行ける"者にあえて限らせた……この重大な機密が、出来るだけ早期に地の底へと埋まってしまう様に。
現在も存命して、この謀議の事を知っているのは……数少ない当時を知る若手、タマキとショウゾウだけ。
この事は、御傍頭領を継いだアオイにさえ、"申し送り成らず"を敷いた特殊事項――まあ、こうして貴方にも伝えると決したので、アオイには今頃、ショウゾウが伝えているはずでしょうけれど。
貴方が気付いたとおり、特級戦犯である私の懐妊は大問題。
特に、ハクキ革新派に知られては、私が労務不履行を疑われる上、産まれた子の処遇も危うい……故に、メグミが産んだ子として処理し、その養育をも委ねる手筈で、謀議は進んで行きました。
私は――重度の体調不良、メグミは――御傍の技術で懐妊を偽装し、悪阻の重さを理由にした産休として、共に一年以上も皆の目からは隠れ、私はあの子……レンを産みました。
その後、謀議の防備を更に確実とするため、メグミ夫婦はあの子を連れ、この地からも離れた……ヘタをすれば、謀議の堅牢さが綻び、ハクキ側に知られ、革新派があの子の命を狙う可能性が出て来る――故に、私はあの子の成長を観る事も、居住地の領主としてその暮らしを支えてやる事も諦め、全てをメグミたちに委ねたのです。
「――それが、私がこれまで、これからも秘匿して行くつもりの重大機密の真相……ちなみに、父であるリョウゴ様に伝えたのは、あの子がこの地から離れた後……件の謀議についても、事後承諾となりました。
何せ――懐妊が解かった時には、既に私の側には居られず、彼は旅暮らしの最中……再び訪ねて来たのも、その伝えた際でしたからねぇ」
アヤコは、話し終えると、徐に水を手酌して、もう一杯飲み干した。
「……あの、もしかして、俺にも実は"ヒカリとの隠し子"が居るとか……?」
「――真っ先に、その点に気付いた事は褒めてあげます……私も流石に、あの時はリョウゴ様と大喧嘩になりましたから。
安心なさい――もし、そうだったなら、最初に貴方がオリエさんの下を訪ねた時点で、急いで戻って責任を担いなさい!――と、烈火の如き怒気が満載の書状が届いていたはずですから♪」
ソウタが、身震いを催しながら尋ねた事柄に対し、アヤコはニヤりと笑って、得意気にそう言い含める。
「先の、ヤマカキ事変を報する占報を観た時には、愕然としました……
一応、年に一度は、近況を告げるという形で、夫妻との接点は維持していましたからね。
諦めていたトコロに、例の疎開の依頼――それも、あの子を救ったのが、貴方だと知った時ほど、運命の奇特さを感じた事はありませんでしたよ」
アヤコは、卓上に乗っていたソウタの手を握り、感謝の意が篭った眼差しを彼に向けた。
「――今、俺とアオイに明かそうとしたってコトは……"何かがあった"ってコトですよね?
単に、"実は師匠とアヤコ様の娘ぇ~!?、尚更、手を出し難いじゃねぇか!"――って、俺に思わせるだけだったら、アオイにまで明かす必要は無いはずでしょ?」
ソウタがそうして、アヤコのハナシに残る疑念の一つを尋ねると、彼女は小さく頷いて――
「ええ――どうにも、暗衆界隈に不穏な情報が流れている様なのです。
"ツツキへと逃れたヤマカキの生き残りは、事変で死んだ両親の実子ではないらしい"――という類のネタが」
――と、彼女は眉間にシワを寄せ、その真意を伝えてみせる。
「ショウゾウが、貴方に付いてイロイロと探っていた中で、聞き及んだモノだそうです。
恐らく、レンの身柄を追うスヨウの暗衆たちが辿り着いたモノで、"あまり両親とは似ていなかった"といった類の矮小なネタと計るのが妥当だと、ショウゾウは言っていましたが……同時に、万が一を思えば、アオイへの"申し送り成らず"を解除して欲しい旨と、貴方にならば、伝えておいても良いのではないか――という、進言も貰ったので。
そして、皇様、次世大巫女様という二大重鎮が揃って、この地に鎮座している事を鑑みれば、人材量の面からも御傍の警護に綻びが生じかねない――故に、あの子……レンの身柄の事は、貴方に委ねたいと思ったのですよ」
アヤコは、真意をそう告げ終えると、今度はニタリとした粘着質な笑みを浮かべ――
「"手を出し難くさせる"――という、前口を先に打ちましたが……この際、貴方たちの間に"間違い"があったとしても、それは不問とします。
かつてのリョウゴ様、貴方のヒカリとの時の様な、無責任な行動にさえ及ばなければ♪」
――と、半ば楽し気にそう告げて、小さく身を捩る。
「あっ……結局、ソッチにハナシを向けるんですか……」
「ふふ♪、寧ろ"間違い"は推奨したいぐらいです♪
私とリョウゴ様が育んだ貴方と、その二人の生き別れの娘であるあの子が結ばれる――ある意味、"同じ思いが故に"をも凌ぐ、運命的な恋愛譚の様相ですもの!」
ソウタが、呆れ気味にアヤコの軽薄な発言を指摘するが、彼女は嬉々としてそう主張して、期待感満々な眼差しを彼に向けるのだった……
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
罰ゲームから始まった、五人のヒロインと僕の隣の物語
ノン・タロー
恋愛
高校2年の夏……友達同士で行った小テストの点を競う勝負に負けた僕、御堂 彼方(みどう かなた)は、罰ゲームとしてクラスで人気のある女子・風原 亜希(かざはら あき)に告白する。
だが亜希は、彼方が特に好みでもなく、それをあっさりと振る。
それで終わるはずだった――なのに。
ひょんな事情で、彼方は亜希と共に"同居”することに。
さらに新しく出来た、甘えん坊な義妹・由奈(ゆな)。
そして教室では静かに恋を仕掛けてくる寡黙なクラス委員長の柊 澪(ひいらぎ みお)、特に接点の無かった早乙女 瀬玲奈(さおとめ せれな)、おまけに生徒会長の如月(きさらぎ)先輩まで現れて、彼方の周囲は急速に騒がしくなっていく。
由奈は「お兄ちゃん!」と懐き、澪は「一緒に帰らない……?」と静かに距離を詰める。
一方の瀬玲奈は友達感覚で、如月先輩は不器用ながらも接してくる。
そんな中、亜希は「別に好きじゃないし」と言いながら、彼方が誰かと仲良くするたびに心がざわついていく。
罰ゲームから始まった関係は、日常の中で少しずつ形を変えていく。
ツンデレな同居人、甘えたがりな義妹、寡黙な同クラ女子、恋愛に不器用な生徒会長、ギャル気質な同クラ女子……。
そして、無自覚に優しい彼方が、彼女たちの心を少しずつほどいていく。
これは、恋と居場所と感情の距離をめぐる、ちょっと不器用で、でも確かな青春の物語。
嵌められたオッサン冒険者、Sランクモンスター(幼体)に懐かれたので、その力で復讐しようと思います
ゆさま
ファンタジー
ベテランオッサン冒険者が、美少女パーティーにオヤジ狩りの標的にされてしまった。生死の境をさまよっていたら、Sランクモンスターに懐かれて……。
懐いたモンスターが成長し、美女に擬態できるようになって迫ってきます。どうするオッサン!?
【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~
ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。
王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。
15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。
国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。
これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。
冤罪をかけられた上に婚約破棄されたので、こんな国出て行ってやります
真理亜
恋愛
「そうですか。では出て行きます」
婚約者である王太子のイーサンから謝罪を要求され、従わないなら国外追放だと脅された公爵令嬢のアイリスは、平然とこう言い放った。
そもそもが冤罪を着せられた上、婚約破棄までされた相手に敬意を表す必要など無いし、そんな王太子が治める国に未練などなかったからだ。
脅しが空振りに終わったイーサンは狼狽えるが、最早後の祭りだった。なんと娘可愛さに公爵自身もまた爵位を返上して国を出ると言い出したのだ。
王国のTOPに位置する公爵家が無くなるなどあってはならないことだ。イーサンは慌てて引き止めるがもう遅かった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる