32 / 43
デスイーター その2
しおりを挟む
黒い瘴気を人の胴体や手の形に模して、漆黒のローブを深々被った死神。
その死神の人間で言うところの顔にある、二つの赤く光る目らしきものと視線がぶつかる。
それは恐怖よりも先に、人間の持つ嫌悪という感情を根元から引き上げるようだった。
(さっき吐いといて良かった)
口には出さないが、この至近距離でこれを見ていたならば、嫌悪で胃の中のものをぶちまけていたかもしれない。
それで敵が怯んでくれたなら良しとするが、こいつらモンスターに限ってそれは無いだろう。そもそもモンスターに感情などあるはずもない。
数メートル左では俺達の存在に気付かなかった自衛隊の隊長やら隊員らが、何かを叫んでいるが今はその言葉をいちいち理解する暇さえ惜しい。
「もらった」
死神の振り下ろした1メートルは軽く越す長い刃の大鎌を、俺が剣の柄と刃の腹を持ち受け止めた隙に、柳生が荒武者と命名された長刀で首の辺りを横に一閃する。
奇襲のタイミングとしては文句なし。
しかし、柳生の舌打ちは奇襲が失敗に終わったと告げるには十分だった。
「何故だ?刃は届いていたはず」
「そうだな、俺にもそう見えた」
だが実際に死神は擦り傷一つなく、ローブに少し切れ目が入っているだけ。
(つまり物理攻撃が効かないモンスター?もしくは本当に避けていたとか?)
柳生の鋭い一振りを躱し、死神はほんの少し間合いを取る。
そこに慶瞬と蘭丸がすかさず遠距離の攻撃アビリティを文字通り矢のように浴びせる。
そしてついでに2回ほど俺に回復魔法が掛かる。
先程、攻撃を受けそうになったらすぐ回復してくれと言ったからだろう。
実際に怪我はしていないがタイミングとしては悪くない。
「さて……どうしたもんか」
ゴブリンやオーク、まだ会ったことはないがミノタウロスや小型の飛竜の倒し方は授業で習ったが、こいつはよく知らない。
あの左腕だって5年前どうやって切ったのか、前後の記憶が少し飛んでるのでなんとも言えない状況だ。
最悪時間を稼いで先生達が来るのを待つことも視野に入れる必要が出てくる。
「君はあれをどうやって切った?」
涼しげというか冷やかさすら感じる視線を、一瞬こちらに送った柳生の額で一筋の汗が滴る。
「……すまん、よく覚えていない。あの時はただただ無我夢中だった」
「ではもう一度切ってみよう。こいつと私なら殺れるはずだ」
今度は前を向いたまま柳生はカチリと刀を鳴らす。どうやら俺のアビリティで具現化した刀を相当気に入ってくれたようだ。
わかった、そう返そうとした瞬間。死神が鎌で矢を弾いた、それも慶瞬の放った光の矢を。
「なんだなんだ、そういうことか。あぁいや、俺が切る。あいつの攻撃を一回防いでくれるか。その隙に俺が切る」
「……何かわかった……のだろうな」
「あぁ、多分な」
慶瞬の放ったアビリティで作り出された矢だけを弾き、死神が再び距離を詰めてくる。
死神の鎌は柳生が絶対防いでくれる……はず。俺は攻撃だけに専念すればいい。
俺の考えが正しければこの一撃で倒せるかもしれない。
柳生が一歩踏み出し前に出る、死神は鎌を振り上げるも刃ではなく、持ち手の先端を柳生の整った顔目掛け突き出す。
しかし柳生はそれを見切り冷静に刀の腹の部分で左に受け流してみせる。
(俺だったらもろに喰らってたな)
そう考えるだけで首筋に寒いものが走り、足は止まりそうになる。しかしそれを意思の力で捩じ伏せ右足で地面を強く踏み締める。
「エクスカリバーー!」
薩摩示現流のチェストのように気合いを込め叫び、柳生の体の右をすり抜けるように剣を突き出す。
幸い持ち手の先端で突きを繰り出し、見事に受け流された死神の体は先程よりもだいぶ前のめりになっている。
これで躱せる筈がない。
剣は死神の体の中央を貫通し、俺は念のためそこからさらに上に振り抜く。
ただし感触はほぼ無く、まるで霧を払うかのようだった。
だが、攻撃は成功したようだ。
死神は呻き声をあげることこそしないものの、体を構成していた瘴気のようなものが霧散し原型を失っていく。
「ふぅ、案外上手くいくもんだな」
たった一突きしかしてないにも関わらず、全身から冷や汗なのか何なのかわからないような汗がドッと吹き出す。
しかしそれで終わってくれないのが、ダンジョンのつれないところだ。
折角トラウマを断ち切ったというのだから、今日くらいは大人しくしてくれても誰も文句は言わない筈。
「て、て、敵影多数っ!!死神5体にゴブリンとオーク、ミノタウロスにトロールの軍勢です」
自衛隊の一人、確かさっき索敵系のアビリティを使っていた太田とかいう隊員が再び叫ぶ。
敵が軍勢だと確かにそう聞こえた。
俺は一体どうすればいいのか。
ほとんどないに等しい時間の中でほぼ同時に判断と決断を下す。
「慶瞬っ!目の前の森を焼き払え。その間に逃げる」
英断ではないかもしれない、だが無謀の何百倍もマシ。
自衛隊員が指差した森の奥を見たままだが、俺の背後で強い熱風が発生する。
返事はないが無言の了承ということだろう。
その直後だった。
半径5mはあろうかという超特大の火の玉が俺の頭上を飛び越し、何本もの太い木を軽々となぎ倒し炸裂する。
数十メートルは離れている筈なのにあまりの強烈な熱気は目を焼こうかというほど。
咄嗟に目を瞑り、慶瞬にそんなよう隠し球あるなら先に使えと、文句の一つでも言ってやろうかと思ったその時。
背後から凛と張りのある、そこまで大きくないがどこまでも響きそうな女性の声が耳に届く。
「待たせたな少年少女たち。ここからは大人の時間だ、そこに体育座りでもしているといい」
声のする方へ振り向けば、そこには先程目の前で炸裂した巨大火の玉よりも赤い長髪をたなびかせ、10人ほどの大人を引き連れて歩いて来る赤土朱夏の姿。
俺達の通うダンジョン学園の学園長であり、その背後には何人か見覚えのある教師達がいた。
ダンジョン特科の笹田三等陸尉を笑うわけではないが、ここからは大人の時間だという同じセリフとは思えない強烈な安心感がそこにはあった。
自衛隊の隊列と俺達の隙間を不安のカケラも感じさせない教師達が進み、途中何やら言いたげな俺達の担任幽々子先生と目が合う。
しかしそれも一瞬のことで、すぐさま戦闘が開始された。
───のだが、その戦闘も一瞬で終わることになる。
小声で何か呟いた幽々子先生の周りの地面から音もなく影が現れ、平面から立体へと無いはずの体を構成していく。
その数総勢30は越しているだろう。
行きなさいファントム。小さく呟くようにそう言葉が聞こえたと思った時には、既に影から生まれた兵士たちは駆け出していた。
そしてしばらく沈黙が続いた、というかその光景に言葉が出なかった。
「終わりましたよ朱夏さー……学園長」
前進を止め数秒後、突然そう言った幽々子の言葉の意味がよくわからない。
終わった?まだ始まったばかりじゃないのか?
「そうか、大したモンスターはいなかったか。外にいたのはゴブリンにオークばかりだし、期待外れもいいとこだな。あとその朱夏さー……学園長という間の抜けた呼び方はやめろ、朱夏でいい。」
しかしその言葉に疑問の余地すら見せず学園長が答える。
「すいません。そうですね、精々10階層後半程度しかいませんでしたね」
ただ、漠然とだがその言葉の意味がわかった気がする。
なんせこの森の中は木が燃える音以外全て消え、先程まであった首筋に張り付くような緊迫感までもが感じられなくなっていたからだ。
「えーっと、全部のモンスターを倒したってことですか?」
「えぇ、近くの敵は全て片付けておいたわ」
幽々子のその言葉を聞いたほとんど、と言っても教師達を除くが、俺を含めほとんどがただポカンと口を開け呆然とする。
まだほんの1分ちょいくらいしか経っていないはず。
あれだけ苦労した死神が何体もいて、さらに他の下層モンスターを瞬殺だと。
「……そうですか。お疲れ様でした、それじゃあ俺達はそろそろ帰ります。行こっか」
拍子抜けというか、小さくないショックを受け力が抜けたのでさっさと帰って寝ることに決めた。
そうして歩き出す俺に、幽々子先生が労わるように優しい声で語りかけた。
「よかったわみんな無事で。これでお説教できるもの。それじゃあ明日学校で会いましょう」
振り返るとそこには声音通りの優しげな微笑を浮かべた幽々子先生と、慌てて目を逸らした学園長がいた。
「……あぁ、さいですか」
疲れたような声で呟いた俺の声が響き、こうして波乱の日曜日の幕が降りた。
きっと今日というこの日にも、15年前の終わりのクリスマスと同じように、何かしらの名前がつけられることだろう。そんなことを思いつつ、ダンジョンを後にした。
その死神の人間で言うところの顔にある、二つの赤く光る目らしきものと視線がぶつかる。
それは恐怖よりも先に、人間の持つ嫌悪という感情を根元から引き上げるようだった。
(さっき吐いといて良かった)
口には出さないが、この至近距離でこれを見ていたならば、嫌悪で胃の中のものをぶちまけていたかもしれない。
それで敵が怯んでくれたなら良しとするが、こいつらモンスターに限ってそれは無いだろう。そもそもモンスターに感情などあるはずもない。
数メートル左では俺達の存在に気付かなかった自衛隊の隊長やら隊員らが、何かを叫んでいるが今はその言葉をいちいち理解する暇さえ惜しい。
「もらった」
死神の振り下ろした1メートルは軽く越す長い刃の大鎌を、俺が剣の柄と刃の腹を持ち受け止めた隙に、柳生が荒武者と命名された長刀で首の辺りを横に一閃する。
奇襲のタイミングとしては文句なし。
しかし、柳生の舌打ちは奇襲が失敗に終わったと告げるには十分だった。
「何故だ?刃は届いていたはず」
「そうだな、俺にもそう見えた」
だが実際に死神は擦り傷一つなく、ローブに少し切れ目が入っているだけ。
(つまり物理攻撃が効かないモンスター?もしくは本当に避けていたとか?)
柳生の鋭い一振りを躱し、死神はほんの少し間合いを取る。
そこに慶瞬と蘭丸がすかさず遠距離の攻撃アビリティを文字通り矢のように浴びせる。
そしてついでに2回ほど俺に回復魔法が掛かる。
先程、攻撃を受けそうになったらすぐ回復してくれと言ったからだろう。
実際に怪我はしていないがタイミングとしては悪くない。
「さて……どうしたもんか」
ゴブリンやオーク、まだ会ったことはないがミノタウロスや小型の飛竜の倒し方は授業で習ったが、こいつはよく知らない。
あの左腕だって5年前どうやって切ったのか、前後の記憶が少し飛んでるのでなんとも言えない状況だ。
最悪時間を稼いで先生達が来るのを待つことも視野に入れる必要が出てくる。
「君はあれをどうやって切った?」
涼しげというか冷やかさすら感じる視線を、一瞬こちらに送った柳生の額で一筋の汗が滴る。
「……すまん、よく覚えていない。あの時はただただ無我夢中だった」
「ではもう一度切ってみよう。こいつと私なら殺れるはずだ」
今度は前を向いたまま柳生はカチリと刀を鳴らす。どうやら俺のアビリティで具現化した刀を相当気に入ってくれたようだ。
わかった、そう返そうとした瞬間。死神が鎌で矢を弾いた、それも慶瞬の放った光の矢を。
「なんだなんだ、そういうことか。あぁいや、俺が切る。あいつの攻撃を一回防いでくれるか。その隙に俺が切る」
「……何かわかった……のだろうな」
「あぁ、多分な」
慶瞬の放ったアビリティで作り出された矢だけを弾き、死神が再び距離を詰めてくる。
死神の鎌は柳生が絶対防いでくれる……はず。俺は攻撃だけに専念すればいい。
俺の考えが正しければこの一撃で倒せるかもしれない。
柳生が一歩踏み出し前に出る、死神は鎌を振り上げるも刃ではなく、持ち手の先端を柳生の整った顔目掛け突き出す。
しかし柳生はそれを見切り冷静に刀の腹の部分で左に受け流してみせる。
(俺だったらもろに喰らってたな)
そう考えるだけで首筋に寒いものが走り、足は止まりそうになる。しかしそれを意思の力で捩じ伏せ右足で地面を強く踏み締める。
「エクスカリバーー!」
薩摩示現流のチェストのように気合いを込め叫び、柳生の体の右をすり抜けるように剣を突き出す。
幸い持ち手の先端で突きを繰り出し、見事に受け流された死神の体は先程よりもだいぶ前のめりになっている。
これで躱せる筈がない。
剣は死神の体の中央を貫通し、俺は念のためそこからさらに上に振り抜く。
ただし感触はほぼ無く、まるで霧を払うかのようだった。
だが、攻撃は成功したようだ。
死神は呻き声をあげることこそしないものの、体を構成していた瘴気のようなものが霧散し原型を失っていく。
「ふぅ、案外上手くいくもんだな」
たった一突きしかしてないにも関わらず、全身から冷や汗なのか何なのかわからないような汗がドッと吹き出す。
しかしそれで終わってくれないのが、ダンジョンのつれないところだ。
折角トラウマを断ち切ったというのだから、今日くらいは大人しくしてくれても誰も文句は言わない筈。
「て、て、敵影多数っ!!死神5体にゴブリンとオーク、ミノタウロスにトロールの軍勢です」
自衛隊の一人、確かさっき索敵系のアビリティを使っていた太田とかいう隊員が再び叫ぶ。
敵が軍勢だと確かにそう聞こえた。
俺は一体どうすればいいのか。
ほとんどないに等しい時間の中でほぼ同時に判断と決断を下す。
「慶瞬っ!目の前の森を焼き払え。その間に逃げる」
英断ではないかもしれない、だが無謀の何百倍もマシ。
自衛隊員が指差した森の奥を見たままだが、俺の背後で強い熱風が発生する。
返事はないが無言の了承ということだろう。
その直後だった。
半径5mはあろうかという超特大の火の玉が俺の頭上を飛び越し、何本もの太い木を軽々となぎ倒し炸裂する。
数十メートルは離れている筈なのにあまりの強烈な熱気は目を焼こうかというほど。
咄嗟に目を瞑り、慶瞬にそんなよう隠し球あるなら先に使えと、文句の一つでも言ってやろうかと思ったその時。
背後から凛と張りのある、そこまで大きくないがどこまでも響きそうな女性の声が耳に届く。
「待たせたな少年少女たち。ここからは大人の時間だ、そこに体育座りでもしているといい」
声のする方へ振り向けば、そこには先程目の前で炸裂した巨大火の玉よりも赤い長髪をたなびかせ、10人ほどの大人を引き連れて歩いて来る赤土朱夏の姿。
俺達の通うダンジョン学園の学園長であり、その背後には何人か見覚えのある教師達がいた。
ダンジョン特科の笹田三等陸尉を笑うわけではないが、ここからは大人の時間だという同じセリフとは思えない強烈な安心感がそこにはあった。
自衛隊の隊列と俺達の隙間を不安のカケラも感じさせない教師達が進み、途中何やら言いたげな俺達の担任幽々子先生と目が合う。
しかしそれも一瞬のことで、すぐさま戦闘が開始された。
───のだが、その戦闘も一瞬で終わることになる。
小声で何か呟いた幽々子先生の周りの地面から音もなく影が現れ、平面から立体へと無いはずの体を構成していく。
その数総勢30は越しているだろう。
行きなさいファントム。小さく呟くようにそう言葉が聞こえたと思った時には、既に影から生まれた兵士たちは駆け出していた。
そしてしばらく沈黙が続いた、というかその光景に言葉が出なかった。
「終わりましたよ朱夏さー……学園長」
前進を止め数秒後、突然そう言った幽々子の言葉の意味がよくわからない。
終わった?まだ始まったばかりじゃないのか?
「そうか、大したモンスターはいなかったか。外にいたのはゴブリンにオークばかりだし、期待外れもいいとこだな。あとその朱夏さー……学園長という間の抜けた呼び方はやめろ、朱夏でいい。」
しかしその言葉に疑問の余地すら見せず学園長が答える。
「すいません。そうですね、精々10階層後半程度しかいませんでしたね」
ただ、漠然とだがその言葉の意味がわかった気がする。
なんせこの森の中は木が燃える音以外全て消え、先程まであった首筋に張り付くような緊迫感までもが感じられなくなっていたからだ。
「えーっと、全部のモンスターを倒したってことですか?」
「えぇ、近くの敵は全て片付けておいたわ」
幽々子のその言葉を聞いたほとんど、と言っても教師達を除くが、俺を含めほとんどがただポカンと口を開け呆然とする。
まだほんの1分ちょいくらいしか経っていないはず。
あれだけ苦労した死神が何体もいて、さらに他の下層モンスターを瞬殺だと。
「……そうですか。お疲れ様でした、それじゃあ俺達はそろそろ帰ります。行こっか」
拍子抜けというか、小さくないショックを受け力が抜けたのでさっさと帰って寝ることに決めた。
そうして歩き出す俺に、幽々子先生が労わるように優しい声で語りかけた。
「よかったわみんな無事で。これでお説教できるもの。それじゃあ明日学校で会いましょう」
振り返るとそこには声音通りの優しげな微笑を浮かべた幽々子先生と、慌てて目を逸らした学園長がいた。
「……あぁ、さいですか」
疲れたような声で呟いた俺の声が響き、こうして波乱の日曜日の幕が降りた。
きっと今日というこの日にも、15年前の終わりのクリスマスと同じように、何かしらの名前がつけられることだろう。そんなことを思いつつ、ダンジョンを後にした。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
ホスト異世界へ行く
REON
ファンタジー
「勇者になってこの世界をお救いください」
え?勇者?
「なりたくない( ˙-˙ )スンッ」
☆★☆★☆
同伴する為に客と待ち合わせしていたら異世界へ!
国王のおっさんから「勇者になって魔王の討伐を」と、異世界系の王道展開だったけど……俺、勇者じゃないんですけど!?なに“うっかり”で召喚してくれちゃってんの!?
しかも元の世界へは帰れないと来た。
よし、分かった。
じゃあ俺はおっさんのヒモになる!
銀髪銀目の異世界ホスト。
勇者じゃないのに勇者よりも特殊な容姿と特殊恩恵を持つこの男。
この男が召喚されたのは本当に“うっかり”だったのか。
人誑しで情緒不安定。
モフモフ大好きで自由人で女子供にはちょっぴり弱い。
そんな特殊イケメンホストが巻きおこす、笑いあり(?)涙あり(?)の異世界ライフ!
※注意※
パンセクシャル(全性愛)ハーレムです。
可愛い女の子をはべらせる普通のハーレムストーリーと思って読むと痛い目をみますのでご注意ください。笑
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる