33 / 43
オトナの時間
しおりを挟む
真司達がゲートを後にし、残っていたのは第一ダンジョン学園の教師12名と、陸上自衛隊第4ダンジョン特科の20数名。
ダンジョン特科の隊員達は半数ほどが負傷し、そのうち4名はかなりの深手を負っていた。
ここから急いで病院へ向かっても助からない可能性の高い4名のため、笹田三等陸尉はある決断を下した。
そして笹田は近くにいる朱夏の元へ歩み寄り、朱夏と視線が合わさった瞬間深々と頭を下げた。
「このままでは4名の隊員は助からないかもしれない。それに情けないことですが、半数もそれなりの負傷をしている。重症の4名はこちらのヒーラーで回復しつつ、動けるものでゲートの死守をする予定です。本来は我々の任務なのですが、ゲート死守にどうかお力をお貸し頂けませんか」
笹田が下げている額からはポタポタと血が流れ土を湿らせ、それでも笹田は頭を下げたまま朱夏の言葉を待つ。
しかし笹田の待ち望んだ答えは返って来なかった。
「すまんが、邪魔だ。巻き込む恐れがあるから生徒達を返したんだ、貴様らもさっさとそこのゲートを潜って帰れ」
ゲートは守るが隊員達の事など知らない。怪我をして死ぬのが怖いならダンジョンに関わるな。
朱夏の冷徹な言葉は笹田の中でそう解釈される。
その瞬間勢いよくあげた頭から血が振り撒かれ、力んだせいで酷く痛む頭にはみるみるうちに血が上っていくのがわかった。
大切なものを守るため、アビリティが劣るから攻略者は無理だと言われても、自衛隊に入りそれこそ血の滲む努力をしてきた。
倒れている重症の4名もそう。
劣る力でも組織として戦う事で戦える力を手に入れたのだ。
それを邪魔だ、そんな風に切り捨てろと言われて黙る人間が、こんなところに立つはずがない。
笹田は目の前の赤髪の女性に迫り、食ってかかろうとするが、笹田の怒りは音もなく消える。
笹田の前にいたのは先程までいた、全身血のように赤で染められた凛々しい女性ではなく。
まるで血に染まった獣。
口角は不気味に釣り上がり、目は鋭く獲物を狙う猛禽類のようで、全身真っ赤のコーディネートは本物の血ではないかと疑わしき程。
大の大人でも震え上がるハンターがそこにはいたのだ。
笹田が思わず朱夏から視線を外すと、朱夏の後ろにいた他の教師陣も似たように不気味な笑みをこぼしている。
「……こ、こんな状況で何が面白いんだ、狂ってる」
言わんとしていた言葉とは違う言葉を漏らした笹田に対し、朱夏は先程よりも少し声量を抑え諭すように呟く。
「ここから先はお前の言う狂った人間しか立てない場所だ。生徒達を帰したのも|まだ(・・)見せられないってのが本音さ。あと、勘違いするな。隊員を見捨てろと言ったわけじゃない、攻略者だって味方の命を誰よりも大切にするもんさ。仲間を見捨てりゃ、そいつは一生攻略者の爪弾き、それが暗黙の了解って奴だ。うちの養護教諭が一瞬で全員回復してやるから、そしたら帰れってことさ。そんで元気な隊長さんは、他のお仲間があたしらの邪魔をしないよう入ってくるなとだけ伝えてくれればいい。わかったな」
笹田はただ静かに一度頷き、直後回復魔法が発動したのを確認すると、回復した隊員達を纏めゲートを通過し姿を消していく。
「さぁ、楽しい楽しい狩りの始まりだ。幽々子、斥候の方はどうだ?」
「数は多いですが大したことはなさそうですね。ゴブリン1000体、オーク300体、トロール300体、ミノタウロス100体、ケンタウロス100体、グリムリーパー30体。主なのはこんなところです。あと数分で来ます」
幽々子の出した斥候、それは先程召喚したファントム達である。
幽々子は自身の分身ともいえるファントム達で敵の本体の位置や数を探っていていた。
先程倒したモンスター達はそのついででしかない。
「なるほどなるほど、それだけいれば少しは暇潰しに丁度いい。しかし全員で行っても混乱しそうですし、攻めと守り、ジャンケンで決めるのは如何ですか?」
そう提案したのは羽切廉、そしてその顔には恐怖など微塵も感じさせることのない、薄い微笑が貼り付けられている。
「羽切先生の言うことも最も。しかし折角全員で来たわけだし、半分くらいで交代はしたいものですな。こう見えて私ジャンケン弱いもので」
「いやいや、見た目でジャンケンの強い弱いなんてわかりませんでしょう。まぁ、私はジャンケン鬼強ですがね、この人数でジャンケンではすぐ決まらないでしょうし、ここは私がバランスよく分けてもよろしいですか学園長」
一際体の大きい無数の傷を持つ男性、二年A組の担任である安藤|鋼(はがね)が言い、眼鏡をかけた細身の男性、三年A組の担任である黒田|官慈(かんじ)が言葉を帰す。
「そうだな、じゃあお前に任せよう。現代の孔明と言われたお前にな」
「私など諸葛孔明には及ばないと幾度も言ってはいたんですけどね。結局それで浸透してしまい不本意なのですが、この際それは置いておきましょう」
それでは、と黒田は眼鏡のブリッジ部分を右手中指で上げ、攻めと守りを半々に分け始める。
元々そう決めてたと言わんばかりに黒田はスラスラと名前を呼び、攻めと守りはすぐに決まる。
その班決めに文句が出なかったのは、黒田に対する信頼と、単にどう分けられようが問題ないという自信の表れでもある。
「それじゃあ行きましょうか」
「おい幽々子、ちゃんと私達の分も残しておけよ」
「わかってますよ」
「半分いったら交代だからな、交代って言われたら交代するんだぞ」
「わかってますって。朱夏さんじゃないんですから」
───なるほど、黒田先生が朱夏さんを最初守りに選んだのが疑問でしたが、朱夏さんを先頭にしたら途中で交代しないかもと思ったからかしら。
幽々子が黒田の班分けを感心している間にも、すでに森の奥からは大量のモンスターによる地鳴りで、まるで地震のように地は揺れている。
しかし当然のように誰一人としてその表情に不安の色はない。
元S級として名を日本中に轟かせている彼らは、それぞれ得意なアビリティを発動し狩られる側とはつゆ知らないモンスター達の先手を取った。
範囲魔法を得意とするものが、敵のど真ん中を吹き飛ばし、混乱するモンスターを召喚した自分の分身や、自身の力を数倍に強化し突撃、魔法の刃で的確に首だけを落としていく。
その光景は戦闘ではなく、一方的な惨殺であり、圧倒的強者による狩りであった。
そして20分も経たないうち交代という朱夏の声が響き、さらに15分後には教員12名を残して立っている者の姿はなく。
辺り一面に広がっていた森は見事なまでに更地になっていた。
ダンジョン特科の隊員達は半数ほどが負傷し、そのうち4名はかなりの深手を負っていた。
ここから急いで病院へ向かっても助からない可能性の高い4名のため、笹田三等陸尉はある決断を下した。
そして笹田は近くにいる朱夏の元へ歩み寄り、朱夏と視線が合わさった瞬間深々と頭を下げた。
「このままでは4名の隊員は助からないかもしれない。それに情けないことですが、半数もそれなりの負傷をしている。重症の4名はこちらのヒーラーで回復しつつ、動けるものでゲートの死守をする予定です。本来は我々の任務なのですが、ゲート死守にどうかお力をお貸し頂けませんか」
笹田が下げている額からはポタポタと血が流れ土を湿らせ、それでも笹田は頭を下げたまま朱夏の言葉を待つ。
しかし笹田の待ち望んだ答えは返って来なかった。
「すまんが、邪魔だ。巻き込む恐れがあるから生徒達を返したんだ、貴様らもさっさとそこのゲートを潜って帰れ」
ゲートは守るが隊員達の事など知らない。怪我をして死ぬのが怖いならダンジョンに関わるな。
朱夏の冷徹な言葉は笹田の中でそう解釈される。
その瞬間勢いよくあげた頭から血が振り撒かれ、力んだせいで酷く痛む頭にはみるみるうちに血が上っていくのがわかった。
大切なものを守るため、アビリティが劣るから攻略者は無理だと言われても、自衛隊に入りそれこそ血の滲む努力をしてきた。
倒れている重症の4名もそう。
劣る力でも組織として戦う事で戦える力を手に入れたのだ。
それを邪魔だ、そんな風に切り捨てろと言われて黙る人間が、こんなところに立つはずがない。
笹田は目の前の赤髪の女性に迫り、食ってかかろうとするが、笹田の怒りは音もなく消える。
笹田の前にいたのは先程までいた、全身血のように赤で染められた凛々しい女性ではなく。
まるで血に染まった獣。
口角は不気味に釣り上がり、目は鋭く獲物を狙う猛禽類のようで、全身真っ赤のコーディネートは本物の血ではないかと疑わしき程。
大の大人でも震え上がるハンターがそこにはいたのだ。
笹田が思わず朱夏から視線を外すと、朱夏の後ろにいた他の教師陣も似たように不気味な笑みをこぼしている。
「……こ、こんな状況で何が面白いんだ、狂ってる」
言わんとしていた言葉とは違う言葉を漏らした笹田に対し、朱夏は先程よりも少し声量を抑え諭すように呟く。
「ここから先はお前の言う狂った人間しか立てない場所だ。生徒達を帰したのも|まだ(・・)見せられないってのが本音さ。あと、勘違いするな。隊員を見捨てろと言ったわけじゃない、攻略者だって味方の命を誰よりも大切にするもんさ。仲間を見捨てりゃ、そいつは一生攻略者の爪弾き、それが暗黙の了解って奴だ。うちの養護教諭が一瞬で全員回復してやるから、そしたら帰れってことさ。そんで元気な隊長さんは、他のお仲間があたしらの邪魔をしないよう入ってくるなとだけ伝えてくれればいい。わかったな」
笹田はただ静かに一度頷き、直後回復魔法が発動したのを確認すると、回復した隊員達を纏めゲートを通過し姿を消していく。
「さぁ、楽しい楽しい狩りの始まりだ。幽々子、斥候の方はどうだ?」
「数は多いですが大したことはなさそうですね。ゴブリン1000体、オーク300体、トロール300体、ミノタウロス100体、ケンタウロス100体、グリムリーパー30体。主なのはこんなところです。あと数分で来ます」
幽々子の出した斥候、それは先程召喚したファントム達である。
幽々子は自身の分身ともいえるファントム達で敵の本体の位置や数を探っていていた。
先程倒したモンスター達はそのついででしかない。
「なるほどなるほど、それだけいれば少しは暇潰しに丁度いい。しかし全員で行っても混乱しそうですし、攻めと守り、ジャンケンで決めるのは如何ですか?」
そう提案したのは羽切廉、そしてその顔には恐怖など微塵も感じさせることのない、薄い微笑が貼り付けられている。
「羽切先生の言うことも最も。しかし折角全員で来たわけだし、半分くらいで交代はしたいものですな。こう見えて私ジャンケン弱いもので」
「いやいや、見た目でジャンケンの強い弱いなんてわかりませんでしょう。まぁ、私はジャンケン鬼強ですがね、この人数でジャンケンではすぐ決まらないでしょうし、ここは私がバランスよく分けてもよろしいですか学園長」
一際体の大きい無数の傷を持つ男性、二年A組の担任である安藤|鋼(はがね)が言い、眼鏡をかけた細身の男性、三年A組の担任である黒田|官慈(かんじ)が言葉を帰す。
「そうだな、じゃあお前に任せよう。現代の孔明と言われたお前にな」
「私など諸葛孔明には及ばないと幾度も言ってはいたんですけどね。結局それで浸透してしまい不本意なのですが、この際それは置いておきましょう」
それでは、と黒田は眼鏡のブリッジ部分を右手中指で上げ、攻めと守りを半々に分け始める。
元々そう決めてたと言わんばかりに黒田はスラスラと名前を呼び、攻めと守りはすぐに決まる。
その班決めに文句が出なかったのは、黒田に対する信頼と、単にどう分けられようが問題ないという自信の表れでもある。
「それじゃあ行きましょうか」
「おい幽々子、ちゃんと私達の分も残しておけよ」
「わかってますよ」
「半分いったら交代だからな、交代って言われたら交代するんだぞ」
「わかってますって。朱夏さんじゃないんですから」
───なるほど、黒田先生が朱夏さんを最初守りに選んだのが疑問でしたが、朱夏さんを先頭にしたら途中で交代しないかもと思ったからかしら。
幽々子が黒田の班分けを感心している間にも、すでに森の奥からは大量のモンスターによる地鳴りで、まるで地震のように地は揺れている。
しかし当然のように誰一人としてその表情に不安の色はない。
元S級として名を日本中に轟かせている彼らは、それぞれ得意なアビリティを発動し狩られる側とはつゆ知らないモンスター達の先手を取った。
範囲魔法を得意とするものが、敵のど真ん中を吹き飛ばし、混乱するモンスターを召喚した自分の分身や、自身の力を数倍に強化し突撃、魔法の刃で的確に首だけを落としていく。
その光景は戦闘ではなく、一方的な惨殺であり、圧倒的強者による狩りであった。
そして20分も経たないうち交代という朱夏の声が響き、さらに15分後には教員12名を残して立っている者の姿はなく。
辺り一面に広がっていた森は見事なまでに更地になっていた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
ホスト異世界へ行く
REON
ファンタジー
「勇者になってこの世界をお救いください」
え?勇者?
「なりたくない( ˙-˙ )スンッ」
☆★☆★☆
同伴する為に客と待ち合わせしていたら異世界へ!
国王のおっさんから「勇者になって魔王の討伐を」と、異世界系の王道展開だったけど……俺、勇者じゃないんですけど!?なに“うっかり”で召喚してくれちゃってんの!?
しかも元の世界へは帰れないと来た。
よし、分かった。
じゃあ俺はおっさんのヒモになる!
銀髪銀目の異世界ホスト。
勇者じゃないのに勇者よりも特殊な容姿と特殊恩恵を持つこの男。
この男が召喚されたのは本当に“うっかり”だったのか。
人誑しで情緒不安定。
モフモフ大好きで自由人で女子供にはちょっぴり弱い。
そんな特殊イケメンホストが巻きおこす、笑いあり(?)涙あり(?)の異世界ライフ!
※注意※
パンセクシャル(全性愛)ハーレムです。
可愛い女の子をはべらせる普通のハーレムストーリーと思って読むと痛い目をみますのでご注意ください。笑
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる