婚約破棄されまして☆別冊!

竹本 芳生

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ドゥルテ家

パウル・フォン・ドゥルテ

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ドゥルテ男爵家 当主
マリアンヌの父親

176㎝/98~105㎏

ハニーブロンドの髪
ライトブルーの瞳

肥った体に脂ぎった顔、人品卑しい顔立ち。
考え方も浅く、面倒な事が嫌い。

貧乏子爵家三女を人買い同然に妻に迎え、男児を1人産ませたが産後の肥立ちも悪く病に伏せるようになる。結局、子供はこの男児1人のみで病没する。
多くの娼婦と肉体関係を持つが、子供はマリアンヌ達3人のみ。
独り身は良くないとマリアンヌ達の母親を妻に迎えるが、既に子供は3人いた為に怪しげな媚薬を試していた。薬の使いすぎでその妻もマリアンヌが14才の時に亡くなる。
(マリアンヌ達は知らないが、母親は娼婦だった。)
実は妻と言っても、正式な妻では無かった。
マリアンヌを正式に引き取り、男爵家令嬢としたが姉と弟は大人しく母親に似ていた為娼館に送り込んだ。
姉と弟にはマリアンヌの為に体を売って、金を稼がないとどんな目にあうか分からないぞ!と脅していた。
パウルには庶出の弟が1人いて、娼館経営をやらせたら上手くいった為この弟に幾つもの娼館経営をまかせている。
元々、領地は小麦と薬効成分のある花の生産で上手くいっていたのだがパウルの代になり農業よりも手っ取り早く金になる娼館経営に力を入れていった。
息子だった長男は学園卒業と同時に消息不明となる。
税も高く、農家は娘を娼館に売らざるを得なくなり農地は荒れていった。ここ数年は近隣の他領の貧しい家の娘を買ったり、攫ってくる等悪質になってきた。
また、質の悪い媚薬が蔓延っており中毒になって死ぬ者も沢山いる。
領地としては末期状態になっている。

金遣いは荒く、庶出の弟と共にギャンブルや酒などに使っている。
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