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蜜水⑥ BL風味注意
2人は厨房の片隅で届いた品を見ていた。
1人は嬉しそうに、もう1人は困惑気味に
。
エリーゼは厨房に向かう途中、執事に桃の葉を籠いっぱい取って厨房に持って来て欲しいと伝えた。勿論、使用人にだ。
さて、エリーゼは届いた海草の内の小さな一切れをレイに渡し細かく刻んで欲しいと頼むと料理人に蜂蜜を出して貰う。
刻み終わる前に桃の葉が届けられると、早速桃の葉を洗って貰い煮て欲しいと頼む。
エリーゼは細かい指示を出していた、レイは刻みながらもその姿をしっかり見ていた。
やがて煮出された汁の小分けした鍋を持って来て、刻んだ物を入れた。
レイにそれを火に掛けて貰うと、汁はとろみが出てきてどろりとしてきた。
使用人に指示を出していたのか、さらの木綿の袋をボウルの中で口を開けて鍋の中身を注ぐように言われる。
袋に注ぐと、どろりとした液体が出てくる。
そこに蜂蜜を少し足して、カチャカチャとかき混ぜると甘い香りが漂う。
エリーゼは木綿の袋と一緒に持って来て貰った、小さな瓶の蓋を空けると小さな手を差し出しました。
「さっきん・めっきん・こうきんしよう!ピッカピカのキレイキレイ!」
不思議な呪文を唱えました。
でも呪文が終わるとピカッと光り、瓶と蓋はとても綺麗になりました。
ですがこの場にいる誰も、呪文の意味が分かりません。
エリーゼはレイに、その液体を瓶に入れるよう指示します。
レイは黙々とエリーゼの指示に従って、液体を瓶に注ぎます。
瓶の8分目まで、液体で満たされているのを確認するとまた小さな手を差し出しました。
「むしょくとうめい・ぼうふしょり!ざっきんはいじょ!」
謎の呪文を唱えると、瓶の中身が真水のように透き通った液体になりました。
差し出した手はそのままに、更に唱えます。
「しょうひきげんはせいぞうびからいちねんかん!いちねんたったらへんしょくしてかたまるよ!」
不思議な呪文は誰もやっぱり、意味が分かりませんでした。
ニコニコと上機嫌で、その瓶をレイに差し出します。
「レイ、さっそくキャス兄さまとつかいごこちをためしてくれる?いますぐ。」
驚くような事をサラリと告げ、早く瓶を受け取れとアピールしてくる。
レイは丁寧に受け取り、まじまじとエリーゼを見つめます。
「さあ!はやく!ぜんはいそげよ!そして、ほうこくをはよ!」
レイは何となく慌てているのだな?と察すると美しい礼をしてキャスバルの元へと早足で戻った。
エリーゼは匙で鍋のとろみを確認してから、ブツブツ呟いてます。
何か納得がいかないのか?その考えは誰にも分かりませんでした。
1人は嬉しそうに、もう1人は困惑気味に
。
エリーゼは厨房に向かう途中、執事に桃の葉を籠いっぱい取って厨房に持って来て欲しいと伝えた。勿論、使用人にだ。
さて、エリーゼは届いた海草の内の小さな一切れをレイに渡し細かく刻んで欲しいと頼むと料理人に蜂蜜を出して貰う。
刻み終わる前に桃の葉が届けられると、早速桃の葉を洗って貰い煮て欲しいと頼む。
エリーゼは細かい指示を出していた、レイは刻みながらもその姿をしっかり見ていた。
やがて煮出された汁の小分けした鍋を持って来て、刻んだ物を入れた。
レイにそれを火に掛けて貰うと、汁はとろみが出てきてどろりとしてきた。
使用人に指示を出していたのか、さらの木綿の袋をボウルの中で口を開けて鍋の中身を注ぐように言われる。
袋に注ぐと、どろりとした液体が出てくる。
そこに蜂蜜を少し足して、カチャカチャとかき混ぜると甘い香りが漂う。
エリーゼは木綿の袋と一緒に持って来て貰った、小さな瓶の蓋を空けると小さな手を差し出しました。
「さっきん・めっきん・こうきんしよう!ピッカピカのキレイキレイ!」
不思議な呪文を唱えました。
でも呪文が終わるとピカッと光り、瓶と蓋はとても綺麗になりました。
ですがこの場にいる誰も、呪文の意味が分かりません。
エリーゼはレイに、その液体を瓶に入れるよう指示します。
レイは黙々とエリーゼの指示に従って、液体を瓶に注ぎます。
瓶の8分目まで、液体で満たされているのを確認するとまた小さな手を差し出しました。
「むしょくとうめい・ぼうふしょり!ざっきんはいじょ!」
謎の呪文を唱えると、瓶の中身が真水のように透き通った液体になりました。
差し出した手はそのままに、更に唱えます。
「しょうひきげんはせいぞうびからいちねんかん!いちねんたったらへんしょくしてかたまるよ!」
不思議な呪文は誰もやっぱり、意味が分かりませんでした。
ニコニコと上機嫌で、その瓶をレイに差し出します。
「レイ、さっそくキャス兄さまとつかいごこちをためしてくれる?いますぐ。」
驚くような事をサラリと告げ、早く瓶を受け取れとアピールしてくる。
レイは丁寧に受け取り、まじまじとエリーゼを見つめます。
「さあ!はやく!ぜんはいそげよ!そして、ほうこくをはよ!」
レイは何となく慌てているのだな?と察すると美しい礼をしてキャスバルの元へと早足で戻った。
エリーゼは匙で鍋のとろみを確認してから、ブツブツ呟いてます。
何か納得がいかないのか?その考えは誰にも分かりませんでした。
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