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青氷の薔薇 4 注意!このお話は過去のお話です!
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アーネストは皇帝に自分の娘とその侍女が王国に行きたいと申し出た事を告げた。皇帝は一つ頷き、後は興味がありそうならば誰でも良いと告げた。
必要な事は全てアーネストの娘が文なり伝言なりを飛ばしてくるだろうからだ。
そして月日は過ぎ、交換留学に出向く帝国の若者はフェリシアとエミリの他は下位貴族の男子学生二名だった。
夏が終わり四名の若者は大勢の帝国兵に守られ王国との国境、ゴル谷の関所へと向かう。昔、この谷が合戦場だった事が嘘のような平和さだった。
関所には多くの……帝国兵よりも多い数の王国兵と見受けられる兵士や騎士が出迎えの為にいた。
「アリエル、外の様子を聞いてきて頂戴。幾ら何でも兵士の数が多い。」
スイッと現れた水色の小型のハーピーはシルヴァニア山山頂付近にしか居ない特殊個体で、シルヴァニア一族の女性にしか契約出来ない特別なハーピーだ。
姿を消してるのか風に紛れているのか、普段はどこに居るのか分からない状態だが呼べば現れる。
私は水色の美しいハーピーにアリエルと名付、可愛がっている。
「主よ、姿は消していた方が良いか。」
アリエルは賢い。私の言わんとする事を聞いてくる。
「ええ、勿論よ。」
現れた時と同じようにスイッと消えて飛んで行った。どれ位待っていただろうか、やがてアリエルは帰って来た。
「主よ、この先はどうやら大きな魔物が出るらしい。その為に多くの兵士や騎士が護衛につくとの事だ。」
大きな魔物?
「何かしら、大きな魔物って。エミリ、分かる?」
今まで無言でいたエミリに聞いてみるけど、やはり無言で首を振る。うーん……帝国で大きいって言っても、兵士の皆さんが寄って集って倒すから分からないのよね。
まぁ、良いわ。何やら宜しくない事をしようとしたら返り討ちにすれば良いだけだわ。
兵士達の引き継ぎが済んだのか、王国の兵士達が護衛に付いて馬車が動き出した。
国境を越えたと思った瞬間、馬車の速度が上げられ街道をひた走る。
「なっ!こんな速度で何を考えているの!」
思わず叫んでしまう。エミリも険しい顔で耐えている。それは全速力と言っても良い程の速度で馬車が走らされていたからだ。
必要な事は全てアーネストの娘が文なり伝言なりを飛ばしてくるだろうからだ。
そして月日は過ぎ、交換留学に出向く帝国の若者はフェリシアとエミリの他は下位貴族の男子学生二名だった。
夏が終わり四名の若者は大勢の帝国兵に守られ王国との国境、ゴル谷の関所へと向かう。昔、この谷が合戦場だった事が嘘のような平和さだった。
関所には多くの……帝国兵よりも多い数の王国兵と見受けられる兵士や騎士が出迎えの為にいた。
「アリエル、外の様子を聞いてきて頂戴。幾ら何でも兵士の数が多い。」
スイッと現れた水色の小型のハーピーはシルヴァニア山山頂付近にしか居ない特殊個体で、シルヴァニア一族の女性にしか契約出来ない特別なハーピーだ。
姿を消してるのか風に紛れているのか、普段はどこに居るのか分からない状態だが呼べば現れる。
私は水色の美しいハーピーにアリエルと名付、可愛がっている。
「主よ、姿は消していた方が良いか。」
アリエルは賢い。私の言わんとする事を聞いてくる。
「ええ、勿論よ。」
現れた時と同じようにスイッと消えて飛んで行った。どれ位待っていただろうか、やがてアリエルは帰って来た。
「主よ、この先はどうやら大きな魔物が出るらしい。その為に多くの兵士や騎士が護衛につくとの事だ。」
大きな魔物?
「何かしら、大きな魔物って。エミリ、分かる?」
今まで無言でいたエミリに聞いてみるけど、やはり無言で首を振る。うーん……帝国で大きいって言っても、兵士の皆さんが寄って集って倒すから分からないのよね。
まぁ、良いわ。何やら宜しくない事をしようとしたら返り討ちにすれば良いだけだわ。
兵士達の引き継ぎが済んだのか、王国の兵士達が護衛に付いて馬車が動き出した。
国境を越えたと思った瞬間、馬車の速度が上げられ街道をひた走る。
「なっ!こんな速度で何を考えているの!」
思わず叫んでしまう。エミリも険しい顔で耐えている。それは全速力と言っても良い程の速度で馬車が走らされていたからだ。
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