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アイリ一歳の春となりました! 9
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さて!あれから日数は経ちました!ぬいぐるみ産業は最初からかなり大きな工房……?どっちかというと工場に近い規模で稼働し始めました!
公都の端っこにドーン!と建てられた工房は正門にヒルダの紋章が彫られた青銅の盾が飾られてます。
直営の証ですので、工房建築に携わってる大工さん達も誇らしげです。
……私は……私の直営工房は無いのでちょっと寂しいです……
いや!新しいお邸が出来たら直営工房とか建てますから!
それにしても大きいなぁ……体育館位あるかな?二階建てだし、何人位で動かすのかしら?馬車道がグルっと伸びてる所を見ると建物を回るような設計で一方通行にするのかしら?
「エリーゼ様、気になるのは分かりますがわざわざ見に来るのはどうかと思います」
「ん、知ってる。でも初の個人直営工房だから、どうしても気になっちゃって……」
そうなのよっ!初の個人直営工房なのよ!今まで無かったのは侯爵家がやってる工房とかもあったのだけど、家族経営的な工房だったので個人の紋章は掲げずシュバルツバルト家の紋章が掲げてあったのよ。
なので隙を見て見に来ました!楽しい!早く私も作りたい!
「まぁ、分かりますけどね。個人での工房はヒルダ様が初めてになりましたか……残念です……エリーゼ様が初めてになって欲しかったです」
「そこは仕方ないでしょ。他にやる事沢山あるんだから、個人の直営工房はまだまだよ」
「ですね」
そう……なんかやる事沢山あるんですよ。自分が言い出しっぺってのもあるけど、思いついたらバンバン片付けないと溜まってくから頑張るんですけど……片付いた端から思いついたりするから結局片付いてない状態なのよね……貧乏性よね……
「さ、そろそろ帰りましょう!」
「ええ。帰って仕事しないとね」
「そうですよ。お手紙もずいぶん増えて来ましたからね」
手紙かぁ……確かに溜まって来た気がする。毎日毎日、あちこちから来るわよね。
毎日ちゃんと見て、適切な処理をしてるけど……それでも日々増えてく手紙は普通のお便りから報告書に陳情書とファンレターと様々。
普通のお便りとファンレターは特に対応に時間はかからないけど、報告書と陳情書は時間がかかるものが多く集中力も必要……なのでそれが増えてきた最近はちょっと疲れるのよね……
公都の端っこにドーン!と建てられた工房は正門にヒルダの紋章が彫られた青銅の盾が飾られてます。
直営の証ですので、工房建築に携わってる大工さん達も誇らしげです。
……私は……私の直営工房は無いのでちょっと寂しいです……
いや!新しいお邸が出来たら直営工房とか建てますから!
それにしても大きいなぁ……体育館位あるかな?二階建てだし、何人位で動かすのかしら?馬車道がグルっと伸びてる所を見ると建物を回るような設計で一方通行にするのかしら?
「エリーゼ様、気になるのは分かりますがわざわざ見に来るのはどうかと思います」
「ん、知ってる。でも初の個人直営工房だから、どうしても気になっちゃって……」
そうなのよっ!初の個人直営工房なのよ!今まで無かったのは侯爵家がやってる工房とかもあったのだけど、家族経営的な工房だったので個人の紋章は掲げずシュバルツバルト家の紋章が掲げてあったのよ。
なので隙を見て見に来ました!楽しい!早く私も作りたい!
「まぁ、分かりますけどね。個人での工房はヒルダ様が初めてになりましたか……残念です……エリーゼ様が初めてになって欲しかったです」
「そこは仕方ないでしょ。他にやる事沢山あるんだから、個人の直営工房はまだまだよ」
「ですね」
そう……なんかやる事沢山あるんですよ。自分が言い出しっぺってのもあるけど、思いついたらバンバン片付けないと溜まってくから頑張るんですけど……片付いた端から思いついたりするから結局片付いてない状態なのよね……貧乏性よね……
「さ、そろそろ帰りましょう!」
「ええ。帰って仕事しないとね」
「そうですよ。お手紙もずいぶん増えて来ましたからね」
手紙かぁ……確かに溜まって来た気がする。毎日毎日、あちこちから来るわよね。
毎日ちゃんと見て、適切な処理をしてるけど……それでも日々増えてく手紙は普通のお便りから報告書に陳情書とファンレターと様々。
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