婚約破棄されまして(笑)

竹本 芳生

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連載

アイリ一歳の春となりました! 14

ゆったりとした時間を家族皆と専属侍女や側近達と過ごす。
家族同然な彼等彼女等とのんびりした時間は久しぶりの休暇に等しく、皆楽しそうにしてる。
当然ながら私達や彼等彼女等のお世話の為にそれなりの数のメイドや護衛達もいて、結構な人数が白桃園にいるけど……安心して下さい!
お花見をやるのは年中行事の一つなので、それ用の場所が最初から計画され、荷馬車も置ける位広いんです。
勿論、桃の木の根を傷めない用にされてます。
私達が使う通路や広場は木材で床や通路が作られており、荷馬車はその先の待機所に置かれてます。
白桃園の下には柔らかい草が生えており、馬達はのんびり草を食んでます。
……一人で乗らずに夫達と二人乗りで来てます。仲良しアピールです。おかげで国民から温かい眼差しをいただきました。
専属侍女で独身の者がいますが、彼女等は荷馬車にて移動です。後は夫婦なので馬で一緒に移動しました。
アイリを抱っこしてルークと一緒にクワイに乗るとか、ちょっとロマンチックですわ~♡
見るのもときめきますけど、自分もやるとときめきが半端ないです♡
でも、そんな時間も午後の三時には終わりです。風が少し冷たくなりますからね、風邪を引いたりしたらいけませんから!いや、私もルークも風邪なんてひきませんけどね!アイリやローリエちゃんに何かあったら良くないので!
さて、私達は一足先に撤退です。だって一緒にいたらお片付け出来ないので……絶賛アイリを抱っこして、ルークにバックハグ(強制みたいになってますけど、安全のためです。だって私横乗りしてますから)されてます。

「エリーゼ様!たまにはこんなのも良いですね!」

並走してるキースの馬上からアニスが楽しそうに言ってます。うん、こんな事やった事無かったもんね……

「そうね。たまにはね」

私はチョロギーに跨りたかったです!でもダメって……家族中から反対されましたから……皆、二人乗りするからって……
楽と言えば楽なんですけど……うーん……なんだろう?車も助手席よりも運転する方が好きだったからかな?
信じてない訳じゃなくて、多分、純粋に自分でやりたい派なのかも。
うーん……淑女なら多分今みたいに横乗りが正解だと思うんてすけどね。
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