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連載
毎日が忙しい! 13
わちゃわちゃとアレコレやって本日も忙しい一日の幕開けです。
愛しの夫ルークは既に執務室(自分のかもしれないし、誰かのかもしれない)でお仕事やってる筈。
私も仕事……事業広げすぎたので自業自得なのだけどがんばらんば!なのです。
とりあえず朝ご飯をアイリと済ませた後、自分の執務室(ちゃんとありますよ!)の扉を開いて机の上を見て一瞬だけガックリする。
うん。相変わらず多い。手紙も書類もモリモリです。
嫌なモリモリです。区分けしてくれてるので、そこは助かってるんですけどね。
「机、大きいのにねぇ……書類と手紙で小さく見えるわぁ……」
いや、マジで。とりあえず手紙から片付けていこ。
…………今、届いた分は終わりました。
ざっと一時間です。問題は書類です……こっちは内容確認して、指示書だったり解答書だったり差し戻しだったり色々せんとアカンのです。
前世よりも仕事してる……
「エリーゼ様、お待たせ致しました。本日は確認要項も多くて時間がかかりました」
「確認要項が多かった……ですって?」
「はい。帝国からお客様が急遽いらっしゃる事と成りまして、客室をどこにするのかとか、そういった申し送り等もありまして」
「お客様って……ギリギリ過ぎるでしょ。大丈夫なの?」
「はい。問題ありません。里からの来訪なので移動時間は通常よりも少ない見込みですので間に合うとの事です」
「ん?ひょっとして騎乗して来るとか?」
「はい。奥様の姉上に当たるシルヴィア様とその長子であらせられますチェルシー様が来られます」
「二人……?って事?え?違うわよね?」
「いえ。お二人です」
「え?侍女とかお連れ様いないの?」
「おりません。お二人だけで、騎乗して来られます。なのでお部屋は一つでと」
マジかぁ……貴族女性にあるまじき騎乗で国境越え……さすがお母様のお姉様と言うべきか……
「お二人とも、シルヴァニアの馬をお持ちですので道中楽しみにしてるとも言伝もあずかったとか母さまが笑ってました」
「あー……そうなのね。さすがお母様のお姉様ね……」
うん。考えたら負けだ。これはそのまま受け止めて笑っておこう。
「お部屋一つって……それも良いのかしら?」
「はい。ご希望ですので!なんでも久方ぶりに母娘でゆっくり過ごしたいとの事ですので」
……あ……お母様のお姉様って事は年齢的に一緒に旅をするとかも限られてるって事?
こっちの平均年齢ってどうなんだっけ……
愛しの夫ルークは既に執務室(自分のかもしれないし、誰かのかもしれない)でお仕事やってる筈。
私も仕事……事業広げすぎたので自業自得なのだけどがんばらんば!なのです。
とりあえず朝ご飯をアイリと済ませた後、自分の執務室(ちゃんとありますよ!)の扉を開いて机の上を見て一瞬だけガックリする。
うん。相変わらず多い。手紙も書類もモリモリです。
嫌なモリモリです。区分けしてくれてるので、そこは助かってるんですけどね。
「机、大きいのにねぇ……書類と手紙で小さく見えるわぁ……」
いや、マジで。とりあえず手紙から片付けていこ。
…………今、届いた分は終わりました。
ざっと一時間です。問題は書類です……こっちは内容確認して、指示書だったり解答書だったり差し戻しだったり色々せんとアカンのです。
前世よりも仕事してる……
「エリーゼ様、お待たせ致しました。本日は確認要項も多くて時間がかかりました」
「確認要項が多かった……ですって?」
「はい。帝国からお客様が急遽いらっしゃる事と成りまして、客室をどこにするのかとか、そういった申し送り等もありまして」
「お客様って……ギリギリ過ぎるでしょ。大丈夫なの?」
「はい。問題ありません。里からの来訪なので移動時間は通常よりも少ない見込みですので間に合うとの事です」
「ん?ひょっとして騎乗して来るとか?」
「はい。奥様の姉上に当たるシルヴィア様とその長子であらせられますチェルシー様が来られます」
「二人……?って事?え?違うわよね?」
「いえ。お二人です」
「え?侍女とかお連れ様いないの?」
「おりません。お二人だけで、騎乗して来られます。なのでお部屋は一つでと」
マジかぁ……貴族女性にあるまじき騎乗で国境越え……さすがお母様のお姉様と言うべきか……
「お二人とも、シルヴァニアの馬をお持ちですので道中楽しみにしてるとも言伝もあずかったとか母さまが笑ってました」
「あー……そうなのね。さすがお母様のお姉様ね……」
うん。考えたら負けだ。これはそのまま受け止めて笑っておこう。
「お部屋一つって……それも良いのかしら?」
「はい。ご希望ですので!なんでも久方ぶりに母娘でゆっくり過ごしたいとの事ですので」
……あ……お母様のお姉様って事は年齢的に一緒に旅をするとかも限られてるって事?
こっちの平均年齢ってどうなんだっけ……
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