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新天地を! 184
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「エリーゼ様ありがとうございます!」
アニスが良い笑顔でなんちゃってジンジャーエールを受け取ってくれました。
ショウガ湯もゆず茶も前世では自作してました!ジンジャーエールも自分好みのを作って飲んでました!
でもね……アニス、ゴメンね。ショウガがふよふよしてるジンジャーエールで(笑)
飲んでる最中、ショウガの繊維が喉に引っかかるかも……その時は笑って許してね!
「スープに焼き野菜、カラアゲをお持ち致しましたよ!」
料理長が大声でお知らせしてくれます。カラアゲ……ハッ!照り焼きチキンのピザ食べたい……
フラフラと料理長へと近付いて行けばすぐに気が付いて私の方へと来てくれた。
「姫様、何かありましたか?」
話が早くて助かる!
「ジムに以前作った照り焼きソースをトマトソースの代わりに塗って焼いた鶏肉をスライスして乗せて貰いたいのよ」
「ほう……たまに食べる照り焼きをピザの具になさるんですね。分かりましたジムに伝えてきましょう」
そう言うと足早に厨房へと戻って行った……けど、ジョージがサカサカ両手にピザ持ってやって来ました。
ジョージ……製作スピード上げないとヤバイわよ……
「あっ!ピザが足りなくなるっ!」
ジョージが石窯の側に行った瞬間察知したリアル。
石窯近くに待機してるフレイの目がギラついててビクッともしてましたが、それは仕方ない事です。
「ハハハ……フレイ、カラアゲとか食べないのか?」
トールお兄様の朗らかな問いかけにブンブンと首を振るフレイ。
「ピザが食べたいんだ……」
「そうか」
そう言って焼き立てピザが何枚か取り出されると二枚はお父様達へと流れ、トールお兄様の元に一枚が渡される。
……五三位に分けるのかしら?
コクリとハイボールを飲みながら観察する。
……六二だった……しかも速度が全然違う……
焼き立てピザ熱いのに滅茶苦茶早い……いや、冷たいドリンクで流し込んでるから平気なの……か?……しら?いや、そんな訳ないわよね!
「エリーゼ……あれは尋常じゃない戦士だ……」
ルークまで世迷い言を言い出した!やめて!トールお兄様の側近は仕事も出来るし、戦いだって上手なのよ!決してただの大食い戦士じゃないのよ!
「失礼よ……フレイはれっきとしたトールお兄様の側近よ」
「分かってる。分かってるが……久し振りに目の当たりにすると内心引く」
「そうね……フフフ……」
つい力無く笑う。
うん……そうね、久し振りに見るわよね……ここまで執着してるフレイを見るのは。
昼間のフレイはここまでじゃなかったもんね……
アニスが良い笑顔でなんちゃってジンジャーエールを受け取ってくれました。
ショウガ湯もゆず茶も前世では自作してました!ジンジャーエールも自分好みのを作って飲んでました!
でもね……アニス、ゴメンね。ショウガがふよふよしてるジンジャーエールで(笑)
飲んでる最中、ショウガの繊維が喉に引っかかるかも……その時は笑って許してね!
「スープに焼き野菜、カラアゲをお持ち致しましたよ!」
料理長が大声でお知らせしてくれます。カラアゲ……ハッ!照り焼きチキンのピザ食べたい……
フラフラと料理長へと近付いて行けばすぐに気が付いて私の方へと来てくれた。
「姫様、何かありましたか?」
話が早くて助かる!
「ジムに以前作った照り焼きソースをトマトソースの代わりに塗って焼いた鶏肉をスライスして乗せて貰いたいのよ」
「ほう……たまに食べる照り焼きをピザの具になさるんですね。分かりましたジムに伝えてきましょう」
そう言うと足早に厨房へと戻って行った……けど、ジョージがサカサカ両手にピザ持ってやって来ました。
ジョージ……製作スピード上げないとヤバイわよ……
「あっ!ピザが足りなくなるっ!」
ジョージが石窯の側に行った瞬間察知したリアル。
石窯近くに待機してるフレイの目がギラついててビクッともしてましたが、それは仕方ない事です。
「ハハハ……フレイ、カラアゲとか食べないのか?」
トールお兄様の朗らかな問いかけにブンブンと首を振るフレイ。
「ピザが食べたいんだ……」
「そうか」
そう言って焼き立てピザが何枚か取り出されると二枚はお父様達へと流れ、トールお兄様の元に一枚が渡される。
……五三位に分けるのかしら?
コクリとハイボールを飲みながら観察する。
……六二だった……しかも速度が全然違う……
焼き立てピザ熱いのに滅茶苦茶早い……いや、冷たいドリンクで流し込んでるから平気なの……か?……しら?いや、そんな訳ないわよね!
「エリーゼ……あれは尋常じゃない戦士だ……」
ルークまで世迷い言を言い出した!やめて!トールお兄様の側近は仕事も出来るし、戦いだって上手なのよ!決してただの大食い戦士じゃないのよ!
「失礼よ……フレイはれっきとしたトールお兄様の側近よ」
「分かってる。分かってるが……久し振りに目の当たりにすると内心引く」
「そうね……フフフ……」
つい力無く笑う。
うん……そうね、久し振りに見るわよね……ここまで執着してるフレイを見るのは。
昼間のフレイはここまでじゃなかったもんね……
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