婚約破棄されまして(笑)

竹本 芳生

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春が来た! 65

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「ふ……ふ~ん……よく分からない人達だけど、何かしら思う所はあるのね」

「まぁな。特にシルヴァニア公爵家は多大な影響を受けた一族で、考え方とか一族のあり方も全部変わったって事らしい」

「凄いのね……」

「所で、造っただけなのか?」

「そうよ。どうして?」

「そうか……先祖にいるのかと思ったが……いや、義母上がいるから良いのか?ん?」

「変なルーク。どうしたって言うの?」

ホント、変なルーク。でも何かあるのかしら?気になるじゃない!

「いや。造った家にシルヴァニア公爵家の人間が来て、何か変わったのかな?とかおもったんだが違うみたいだな……と」

「私の記憶では特に何か変わったとは思えないのだけど?」

うん。私の記憶が確かならば変わってない。でも、私が生まれる前は?

「ただ今戻りました」

アニスが戻って来ました。ちょっと今は、考えを置いといてっと。

「どうだったの?」

真剣な顔のアニス。何かあったの?

「はい。皆様、料理人達が作る新作料理や甘味に喜んでおりました。既に大旦那様も旦那様もご機嫌で大奥様と奥様も上機嫌でいらっしゃいました」

お祖父さまとお父様はヨイヨイでお祖母さまとお母様は良い感じなのね……

「分かったわ、アニス。ご苦労様」

「はっ」

頭を下げた後、そここそが自分の定位置であると言わんばかりにキースの隣に行ったアニス。
率直過ぎて、私感動すら致しますわ!

「それにしても新作……一体どんな新作なのかしら……」

ちょっと興味あるけどさすがにルークを振り切って食堂に行けないわ。

「そうだな。気になるが……エリーゼはどうする?」

「どうするって……」

「食堂……行ってみたくないか?」

「良いわね!行きましょう!」

ルークが立ち上がり、次に私もスッと立ち上がりましたの!勿論、一人でですわよ。
フフフ……いかに優雅に美しく立ち居振る舞い出来るかにかかってる高位貴族。
腹筋も背筋は勿論、大臀筋も大腿四頭筋もバッチリ鍛えておりますわ!
本当ね、貴族令嬢って筋肉とは縁遠いと思っていましたよ。前世ですけど。
実際な貴族令嬢に生まれ、高位貴族令嬢とは!みたいな教えとか何とか実践したら筋肉無くては暮らせないって言う現実。
むしろ、下位貴族令嬢の方が筋肉少なくてもしのげる現実。
泣けるわよ……
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