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春が来た! 181
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「それは一体何なのだ?」
不意に聞こえた声の主はルークパパの皇太子殿下でした。
「はい!俺の好物です」
「……ルークだけではなく、我が帝国令嬢と婚約者であるエリーゼ嬢も頼んでおったが」
「エリーゼが好物なのは知っていましたが……いずれ義姉上となられるディモス侯爵令嬢ですが……」
何か言いたげに私を見てますね。言いたい……彼女も転生者ですよって言いたいけど、この場ではちょっと言えないな……
仕方ない誤魔化すか。
「私とラーラルーナ様はとても気が合いまして、我が領の食事に大変共感して頂き……色々話した結果同じ物を……」
「その割には率先してネギがどうとか言っていたが?」
やっべぇ!鋭いわ!さすが強国である帝国皇太子殿下だわ!人の話しを良く聞いてるわ!
「偉大なる我が帝国皇太子殿下、発言をお許し頂けますでしょうか?」
お!帝国令嬢らしい言い回し聞いたわ!
「良い」
「実は私は辛みのある物が好きでして、このラーメンなる物にラー油なる物をあえた白髪ネギと良く合うと聞いて覚えていたのです。なので是非とも載せたいと急ぎ発言致しました」
「そうなのか?」
チラと私を見る皇太子殿下の目が鋭い。話しを合わせねば!
「はい!ラー油だけでなく、様々な乾燥させた木の実や草の種などを合わせたカレーなる物やワサビ……シルヴァニアの大婆様の舟盛りの端に乗ってる緑色の物ですが、辛みのある物が幾つもあります。我が領は甘味、辛み、酸味等様々な味を纏った食事があります。可能な限り賞味して頂きたいです」
「素晴らしいな!帝国よりも遥に進んだ食事は賞賛に値する。我が帝国にもこの素晴らしい食事の数々を伝授して頂きたい」
「勿論ですわ!我が領だけでなく、ルークの故郷にもこの味を伝えれればと思っておりましたの!」
「そうか」
ニコリと笑った皇太子殿下の笑顔はどこかルークに似ていて、好感度が上がります。
「お待たせ致しました」
ルークと私とラーラルーナ様の前に見慣れた(笑)白濁色のスープのラーメンが置かれていく。勿論、私とラーラルーナ様のラーメンめに橙色に艶めく白髪ネギがドサッと乗ってます。
めちゃくちゃ美味しそう!
ルークは置かれるなりラーメンコショウをぶっ掛けてます。
そんなルークを見る皇太子殿下の目はちょっと引いてました。
殿下の息子さん、ラーメン好きなんですよ。
この場では言いませんけど(笑)
不意に聞こえた声の主はルークパパの皇太子殿下でした。
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何か言いたげに私を見てますね。言いたい……彼女も転生者ですよって言いたいけど、この場ではちょっと言えないな……
仕方ない誤魔化すか。
「私とラーラルーナ様はとても気が合いまして、我が領の食事に大変共感して頂き……色々話した結果同じ物を……」
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やっべぇ!鋭いわ!さすが強国である帝国皇太子殿下だわ!人の話しを良く聞いてるわ!
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お!帝国令嬢らしい言い回し聞いたわ!
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「そうなのか?」
チラと私を見る皇太子殿下の目が鋭い。話しを合わせねば!
「はい!ラー油だけでなく、様々な乾燥させた木の実や草の種などを合わせたカレーなる物やワサビ……シルヴァニアの大婆様の舟盛りの端に乗ってる緑色の物ですが、辛みのある物が幾つもあります。我が領は甘味、辛み、酸味等様々な味を纏った食事があります。可能な限り賞味して頂きたいです」
「素晴らしいな!帝国よりも遥に進んだ食事は賞賛に値する。我が帝国にもこの素晴らしい食事の数々を伝授して頂きたい」
「勿論ですわ!我が領だけでなく、ルークの故郷にもこの味を伝えれればと思っておりましたの!」
「そうか」
ニコリと笑った皇太子殿下の笑顔はどこかルークに似ていて、好感度が上がります。
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めちゃくちゃ美味しそう!
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この場では言いませんけど(笑)
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