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婚姻式 8
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顔に微笑みを貼り付けて、やっとルークの所まで来ました!
ソッとアニスの手が離れた。
疲れた!でも、まだまだ婚姻式は始まったばっかりなのよね!頑張れ、私!
「エリーゼ。凄くキレイだ、こんなに美しいと誰にも見せたくないよ」
ギャーーッッ!歯が浮く様な事、サラッと言われたぁぁぁ!
「エリーゼ様、この良き日にここまでお送り出来る事、誠に幸せでございます。私、いついつまでもエリーゼ様にお仕え致します。ご婚姻おめでとうございます」
アニスの目が潤んで……深々とカーテシをした。
「ありがとうアニス、また後でね」
「はい」
静かにもと来た道を戻っていく後ろ姿は背筋を伸ばしてシャンとしていた。
私の大事なずっとずっと一緒に側にいてくれる唯一の侍女。妹の様に友達の様に、それ以上に色んな事を一緒に学んだ大切な人。
その人からの言祝ぎがこんなにも熱くて胸を打つなんて知らなかった。
「エリーゼ」
ルークの声に少しだけ慌てて顔わ向ける。
優雅な仕草で近付いて来て、私の手を……手を……手を取ったぁぁぁ!
あわわわわ……
そのまま手を持ち上げて指先にキスしたぁぁぁ!
何でぇ!何でキスしたのぉぉぉ!そういう仕様なの?皇子様だからなの?どうゆう事ぉぉぉ!
「エリーゼ、落ち着いて」
落ち着けるかぁぁぁ!何でキスしたぁぁぁ!
「ん……おほん……両者良く揃った」
お父様?イケない!婚姻式の最中だった!
慌ててルークの手をしっかり握り直し、ルークと共にお父様達の前に並んで立つ。
お母様の顔が少しだけ困った様に微笑んでる。
うぅ~色々あってパニクったわ……
「今日、この時。我が愛娘と婚姻し、我がシュバルツバルトの一門に新たなる息子が出来る事を喜ばしく思う。我が愛娘と共に末永くこの地にて我等と共にあることを強く願う」
お父様のルークへの圧が凄いです。でも、お母様はさも当然って顔だからこれが普通なの?お兄様達を差し置いて私が先頭きっての婚姻式だから分からないわ!
「エリーゼ、私……私達シュバルツバルト家の可愛い娘。此度の婚姻、好いた殿方との一緒になる事、本当に嬉しく思います。願うは貴女の幸せ、貴女の笑顔。母として、また領主夫人として祝い、幸せを願います」
やだ……無理……我慢とか無理……お母様……
耐えきれずに涙が溢れてくる。涙が止められない……
ソッとアニスの手が離れた。
疲れた!でも、まだまだ婚姻式は始まったばっかりなのよね!頑張れ、私!
「エリーゼ。凄くキレイだ、こんなに美しいと誰にも見せたくないよ」
ギャーーッッ!歯が浮く様な事、サラッと言われたぁぁぁ!
「エリーゼ様、この良き日にここまでお送り出来る事、誠に幸せでございます。私、いついつまでもエリーゼ様にお仕え致します。ご婚姻おめでとうございます」
アニスの目が潤んで……深々とカーテシをした。
「ありがとうアニス、また後でね」
「はい」
静かにもと来た道を戻っていく後ろ姿は背筋を伸ばしてシャンとしていた。
私の大事なずっとずっと一緒に側にいてくれる唯一の侍女。妹の様に友達の様に、それ以上に色んな事を一緒に学んだ大切な人。
その人からの言祝ぎがこんなにも熱くて胸を打つなんて知らなかった。
「エリーゼ」
ルークの声に少しだけ慌てて顔わ向ける。
優雅な仕草で近付いて来て、私の手を……手を……手を取ったぁぁぁ!
あわわわわ……
そのまま手を持ち上げて指先にキスしたぁぁぁ!
何でぇ!何でキスしたのぉぉぉ!そういう仕様なの?皇子様だからなの?どうゆう事ぉぉぉ!
「エリーゼ、落ち着いて」
落ち着けるかぁぁぁ!何でキスしたぁぁぁ!
「ん……おほん……両者良く揃った」
お父様?イケない!婚姻式の最中だった!
慌ててルークの手をしっかり握り直し、ルークと共にお父様達の前に並んで立つ。
お母様の顔が少しだけ困った様に微笑んでる。
うぅ~色々あってパニクったわ……
「今日、この時。我が愛娘と婚姻し、我がシュバルツバルトの一門に新たなる息子が出来る事を喜ばしく思う。我が愛娘と共に末永くこの地にて我等と共にあることを強く願う」
お父様のルークへの圧が凄いです。でも、お母様はさも当然って顔だからこれが普通なの?お兄様達を差し置いて私が先頭きっての婚姻式だから分からないわ!
「エリーゼ、私……私達シュバルツバルト家の可愛い娘。此度の婚姻、好いた殿方との一緒になる事、本当に嬉しく思います。願うは貴女の幸せ、貴女の笑顔。母として、また領主夫人として祝い、幸せを願います」
やだ……無理……我慢とか無理……お母様……
耐えきれずに涙が溢れてくる。涙が止められない……
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